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2023年08月16日 イイね!

偽BOSEには気をつけろ!

偽BOSEには気をつけろ!
家電店で散々視聴して、買うのはネットの安い所っていうアナタ!

というかぼくですけど、今回は偽物には気をつけなはれや、という話です。

まずこちらの写真、左が偽物右が本物です。

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見た目はそっくりでも音はまったく、違います。

そしてこの偽物、今もヤフーショッピングとメルカリに大量出品されてます。


■BOSE Sound Link Flexヤバい!

発端は996のオーディオ。一言、寿命です。

そこでカーオーディオ替わりになるかと、評判の良い最新BOSE Bluetoothスピーカーをヤマダ電機で試し聴き。

ズシン!

え?

ズドォォォォン!

うそ? 

手に載るくらい小さな筐体から空間を震わす深い低音。

中高音もしっとり艶やか。

それを4cmフルレンジ一発にパッシブラジエータってどこの魔術よ

いくら? 

19,800円 安い!

でもネットでもっと安いとこ探そ。(ここが間違い)



■ほら安く売ってるじゃない♪

ネットじゃ概ね17,000円前後。このあたりかなと思ったら

ヤフーショッピングにて12,800円を発見!

さらにポイント還元も付いている。

ネット通販は価格攻めるショップがたまにあるよな~うんうん。

低い評価もチラホラ入っているけど、まあそんなもんでしょ。

ポチッとな。



違和感は数日後届いたそれの「梱包」から始まる。



■あれ、このタイプの梱包なの?

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中華ノーブランド品が本国から届くときのヤツ。

しかも送り主が未記載。

まあ、化粧箱は本物っぽいので開封を進行。


■ご対面

おーっ、ちゃんとBOSEだわ。よかった。
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電源ON 「Battery 70%」とアナウンス。 Bluetoothでスマホと接続。

いよいよ音だし…


なにこれ?


低音スッカスカで高音キンキン。

店で聴いたあの「しっとりズシン」はどこ?

設定メニューがあるのかと、アプリ「BOSE Connect」経由の接続にトライ。

しかし。

どう試してもアプリがスピーカー本体を認識しない。iOSでもAndroidでもダメ。

あれ。
もしかしてやられた?


■本物を購入

いやまて、あの素晴らしいデモ機がフェイクかも知れないと近所のヤマダ電機で購入。

化粧箱はまったく同じ (右が本物)
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製品も…ぱっと見はやっぱり同じ。(右が本物)
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音は…

ズウゥゥゥゥン!

これっ! これが欲しかった。

高域も艶やかでボリューム上げてもバランスが破綻しない。

アプリには問題なく接続できる。

よく見ると本体ディティールもずいぶん違う。

…最初から店舗で買っておけば良かった。


■ネットショップ、返品に応じる

返品を求めた際の理由は2点

1,アプリに接続されない
2,音が店舗購入品とまったく異なる

以上が「初期不良」なら返品か交換を求める。

ショップ側回答

・海外併行品だからアプリには接続されない
・返品には応じない

当方再質問

・お宅の説明サイトにはどこにも「海外併行」やアプリのくだりは無い
・スクショも取ってある
・ヤフーショッピングに通告する

結果、購入はキャンセル 全額返金

品物は処分してくださいとのことなので守夜会に持ち込んで比較試聴会。

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製造管理のプロ含むチェックは「ガワも音も、まったくの別物」で一致。

あと「本物、凄いなこれ!」の感想でも一致。



■偽物の見分け方 3つのポイント

冒頭にも記載のとおり、いまだにネットショップやオークションサイトでBose SoundLink Flexの偽物が販売されています。

もし買ってしまった場合、間違ってオークションに出品しないためにも簡単な見分け方を3つ紹介します。


1. 質量が違う

偽物はパッシブラジエーターが搭載されていない分、本物より軽い。
本物の質量は580gで、偽物は470g

化粧箱込みで本物は約780g、偽物は約632gです。
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2. 本体塗装が違う

本物(上)は梨地粉体塗装。パンチグリルの開口部も大きく、搭載ユニットが透けて見えます。
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偽物(下)は単なるつや消し塗装で、グリルの開口部も小さくてユニットが見えない。
あえて隠しているのでしょう。

ついでにロゴがゆがんでる。Eの上棒が右下がり。


3. アプリBOSE Connectで認識されない

単なるBluetooth接続は偽物でもできるのですが、アプリでは認証されません。
2台つないでステレオモードという楽しみ方は不可。



その他いくつか紹介すると

開封時のテープ 
左は普通のビニールテープですが、本物は簡単に引きちぎれるタブが付いています
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こんなやつ
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LEDランプの搭載方法も違う
本物はLEDが上の方に付いているので斜めからでも視認できます
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偽物は奥まった位置についており、上からのぞき込まないと分らない。
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付属マニュアルは本物からして安っぽい。コピー紙束ねて切った感じ。
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ただし付属のUSBケーブルが違う。こちらが本物。
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そして偽物。BOSEの文字間隔が異なります。なめとるな。
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背面はかなり厄介。技適マークの並びは適当ですがパンチグリルの開口は偽物の方が大きい。撮ったぼくでもどっちか分らなくなるくらいですが、上が本物です。
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■とほほな話

ヤフーショッピングにショップ名と製品状況を添えて申告してみました。

結果、返答無し。

2023年8月16日現在、同ショップにてさらに安く売られています。


■とほほな話2

BOSEの偽物報告サイトにも写真付きで送ってみました。
https://www.bose.co.jp/ja_jp/legal/be_aware_of_counterfeit_products.html

添えたのは化粧箱のシリアルコードと本体外観写真、さらに重量が470gの写真も追加

結果は以下返信のとおり。

Hello,

Thank you for your submission. Upon review, the product appears to be genuine. 

Kind Regards, 

BOSE Brand Protection Team


(;´Д`)
Posted at 2023/08/16 18:01:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | オーディオ | 音楽/映画/テレビ
2016年01月23日 イイね!

オーディオに200万円使ってきたぼくが薦める7,000円のスピーカー

オーディオに200万円使ってきたぼくが薦める7,000円のスピーカー
自分で稼ぐようになってかれこれ25年。
その間オーディオに費やした金額はざっと200万円。マニアとはいかないまでも普通のサラリーマンにしてはこだわってきたぼくですが、最近買ったスピーカーにすっかりやられてます。


それがこれ、JBL CLIP+


スマートフォンやタブレットPCと組み合わせて使うBluetoothスピーカーです。
40mmフルレンジ一発、出力3.2W 重量わずか150g

こんなポータブルラジオみたいなスピーカーの一体どこを気に入ったというのか?

ポイントは5つあります。



1,えらく本格的な中高音

このJBL CLIP+ 見かけにそぐわない厚い音をだすのです。


低音が出てるわけじゃ無いけどとにかく音の印象が厚い。その厚みが集中しているのは主にボーカル域。低音は欲張らず300~500Hz付近の能率を上げているようなのですが、これが大正解!
人間の耳はボーカル域に一番敏感ですからね。

そしてスーッと伸びる透明度の高い高域、これも見た目を良い意味で裏切ってくれます。下り2.1MbpsとなったBluetooth3.0対応ということもあるのでしょう、詰まりもひずみもなくチィーンと澄んだ柔らかな高域はとてもこんな安いスピーカーから出ていると思えないですよ。



2,最大ボリュームでも破綻しない力強さ

内蔵の3.2Wのアンプがまた強い。クリップでリュックなどに引っかけられる構造から屋外での使用も想定済み。ゆえにかなりの音量でも破綻しません。と、以上は電機屋さんであれこれ試して分かった点。
繰り返しになりますが中高域から低域までのバランスの良さで際立っていました。オーディオ評論家っぽく言うと「ウェルバランス」ってやつですね。


3,防水機構でお風呂でもOK!

そもそもBluetoothスピーカーを買わなきゃと思った一番の理由がこれ。お風呂での動画視聴!


ぼくはiPadを防水ケースにいれて使ってるのですがこれをやるともともと貧弱な音がますます聞きづらくなる。やはり外部スピーカーが要るよな~で探して、出会った次第。
実際置いてみると思った以上の効果でした。あるのと無いのでは楽しさが3倍は違いますね(*´ω`*)

お風呂はとくに音が響きますし、お風呂のふたに乗せておけばスピーカーの振動が湯船に伝わるからちょっとしたボディソニックにもなるわけです。
だから映画の爆発シーンや車の排気音のリアルなこと!画面の小ささを忘れて没頭できますよ(^.^)

ちなみに写真ではiPadの前に置いていますが後ろに置くのが一番バランスがよかったです。


4,軽い!気軽に持ち運べる



なにせ150gですからね。風呂から出たらポケットにいれてトイレで動画視聴の続きを楽しめます♪

音だけに注目したらもっと本格的なBluetoothスピーカーはいくらでもあります。しかしLRのスピーカーにパッシブラジエーターとやっていけば必然重くなる。実際1Kg以上なんてのもある。でもね、いつも身体の正面に置いて使えるわけじゃないからステレオである意味は薄い。この手合いは鞄にいれるのに迷うようなものじゃだめなんです。だからフルレンジ、モノラル一発でぜんぜんOK!


5,JBLブランド

そんでもってのJBLロゴですよ。



Bluetoothスピーカーは今や百花繚乱。
とりわけUEやJawboneなど新進ブランド、もしくはクリエティブやELECOMなどのPCブランドが幅を利かせています。そんな中600万円のスピーカーEVERESTをラインナップする老舗スピーカーブランドが同じ価格レンジにいて、しかも音が良いときたら買わない理由は無いのです。


古くはインフィニティ テシマル、そしてソナスファベールのミニマとエレクタアマトール。
見た目からそぐわぬ凄い音を出すスピーカーが大好きで結局手に入れてきたわけですが、それらへの出費からすると冗談のような値段で手に入れられたこいつは本当に有能ですよ(^.^)


「・・・褒めてばっかり? なんか悪い点はないの?」


うーん、それがですね。特に思い浮かばないのです(^_^; バッテリーも3時間以上は余裕だしなんといっても安い。7,000円切ってますからね。
デイジーチェーンで音圧がもっとあがるという話もあるので二台目を買おうかなと思ってるくらい。

カーナビをスマホで使ってる方はその音声用にも使えますし、本当このスピーカーはお奨めですよ!

「ソナスの長風呂が悪化したって奥さんぼやいてたよ」


あ、悪いことあった(^_^;


Posted at 2016/01/24 00:26:18 | コメント(6) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2015年06月28日 イイね!

この夏、PHA3ユーザーにお奨めのイヤホンとは?

この夏、PHA3ユーザーにお奨めのイヤホンとは?
物欲の夏。ニッポンの夏。
皆様いかがお過ごしでしょうか。


さて、昨年暮れにヘッドホンアンプPHA3を買って以来ずっと気になってたイヤホンがあります。それがソニーXBA-Z5 


こんなプロモーション動画が作られるくらい力の入った製品。


有楽町ビッグカメラにはこれとPHA3がバランス接続されたデモ機というものがありまして、仕事帰りにたまに立ち寄ってはいつも20分ほど占拠してました。


筐体がマグネシウムで、16mmのダイナミックドライバーをウーハーに、中高域専用BAドライバー2機のトリプル構成。イヤホンなのに3Wayですよ!


それだけ物量を投じた製品が悪いわけもなく。どこまでも続く澄み切った高音と、深く量感のある低音をゆったり聞かせてくるんです。ドンシャリではなく、上も下も上品に帯域を広げてある感じ。
問題はそのお値段。64,800円ですよ!

時計や鞄だと思えばなんてことのない値段なんですけど、いくら音が良いったって今使っている製品の5倍の値付けが妥当かと聞かれるとちと悩む。

聴いた瞬間は絶対手に入れるぞ!と思いつつ、改造XBA-H1を聴きながら帰る電車でまあこれも悪くないかな?なんてクールダウンしたりを繰り返していたのです。

XBA-H1ってのは9mmのダイナミックドライバーをウーハーに、BAドライバ1機をフルレンジで使うというソニーハイブリッドシリーズでは比較的シンプルな構成の品。こいつをPHA3でバランスドライブするってのはヤマハの10M弩弓セパレートアンプで駆動するような面白さがある。特にたっぷり濃厚な中域が絶品!
Z5は同じ小型でもJETドライバー(ハイルドライバー)を組み込んだELACなどのそれ。レンジが広くて迫力もある。でもZ5、この複雑構成ゆえかボーカルは少し引っ込む。そこが気になってはいたのです。


そんなモヤモヤを引きずったこの半年。
結論はあっけなく訪れました。


「あっ、ドングリ!
ソナスなんで耳にドングリ入れてんの?」




「ずるい!ちょうだいよドングリ!」



そう、耳にぴったりマッチするこのドングリが森の静けさやざわめきを程よく伝えて・・・ってドングリじゃねぇ!



JVC FX850 
日本ビクターが培ってきたスピーカー造りのノウハウを結集させた傑作イヤホンです!


って、ぼくもまったく眼中になった機種なのですが、日用品の買い出しついでに立ち寄った近所のケーズデンキでふと視聴してのが最後でした! もうね、始めてエレクタアマトール聴いたのと同じ衝撃を受けましたよ。

上下はZ5と同じくらい自然に伸びつつ、中域の厚みも凄い。まさにフラットサウンド。H1がヤマハ10MだとしたらFX850は・・
エレクタアマトールはさすがに言い過ぎですけどソナスファベールのミニマくらい、艶も迫力もあるのです。


そしてお値段3万円弱なにを悩む必要があるというのでしょうか!



WOODの記載の通り、木製の筐体がいかにもいい音を奏でそうです。
振動板も木なんだとか。ずっとウッドコーン、しかもフルレンジ一発にこだわってきたビクター。その技術が実を結ぶ場所はポータブルオーディオだったようてず。ウッド振動板を使う11mmダイナミックドライバーも1発勝負。この事実、音を聴いただけでは信じられませんでした。高域の伸び、余韻はよくできたBA型のそれ。本製品の解像度の高さやボーカルに付随する艶もそこから繋がっています。でも低音もそこそこあってキレが良い。

慣らしやすいダイナミックドライバー型ゆえアンプにも贅沢言わないのも可愛いところです。実際iPodTouch直差しでも十分満足できる音を出してくれます。



ああもっと早くにこの製品に出会っていれば10万もするPAH3なんて買わずに済んだのに(;´Д`)


正直、FX850付属のケーブルにてアンバランス接続した限りは大きな差が無かったのです。ほんとFX850は慣らしやすい。これのユーザーの多くがポータブルアンプを捨てたという書き込みもたまに目にします。

しかし。

PAH3の実力はバランス出力させてこそ!
FX850を即買いした理由のもう一つがmmcxというリケーブル規格に対応していたことなのです。

半田付けの苦労を伴わず、簡単にバランス出力用のケーブルに簡単に付け替えができる!


ということでソニー MUC-M20BL1も併行して入手。付属ケーブルに比べると編み上げコードのしっかりした作りが頼もしい。2Mという長さもアンプを鞄にいれて使うことを考えるとちょうど良いですね。


さて店頭では試せなかったFX850のバランス駆動、その結果は・・・・

まいりました。「上がり」 ですよこれは!
ポータブルオーディオはこれでストップです。十分です(*´ω`*)

一聴して分かるのが厚みを増した低音。耳でしか聞いていないのにボディソニックのシートに座っているかのように身体で音圧を感じる。耳にライブ会場レベルの低域が届いているためその時の「体に感じる低音」まで脳が思い出しているのでしょう。


不思議なもので下が伸びると自然と高域も伸びる。向上したセパレーションと相まって各パートの音も綺麗に分離。3人だと思っていたコーラスが実は5人だったりとか、聞き慣れたアルバムで衝撃を受けまくっているところです。

慣らしやすいダイナミックドライバーとはいえ、バランス駆動で注ぎ込まれたパワーはFX850の限界をもう一段階引き上げてくれたようです。


■余談

FX1100について

FX850の上位機種としてFX1100という製品があります。こちらは定価で5万円超え。
850ベースに主にケーブルに良い素材をつぎ込んでいるそう。でもこちとらケーブルはとっとと交換するつもりなので無駄になります。音は低域に力があり、というかありすぎて高域がすこし引っ込む印象。ただPHA3のバランスドライブで化けたかも知れません。そういう意味では少し気になっている機種ではありますが、FX850とPHA3のバランスは今のところ完璧なのでこれを崩す気はないのです。

その後のZX5
FX850とPAH3の組合せに満足して数週間、しばらくぶりにZX5を視聴してみました。結果は変わらず。やはりFX850の方が音に厚みがあります。これに慣れるとZX5はドンシャリ、中域がスカスカした印象。ただ、聴くジャンルによってはZX5の上品かつ繊細な高域が合う場合もあるかな。


「で、ドングリは!? まさかこんな長い話聞かされてご褒美もないとか?!」


なんだよ俺の話聴くのはご褒美居るのか! 俺はあれかホステスにくだ巻いてるおっさんか?!(←正解)

あとドングリってイヤホン本当にあるから程々にね。


さあ、物欲を抑える薬処方してもらってこなきゃ。

(おしまい)
Posted at 2015/06/28 15:12:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2015年02月21日 イイね!

バレンタインデーの思い出とその後のイヤホン

バレンタインデーの思い出とその後のイヤホン「朗報 バレンタインデー廃止閣議決定!」

なんてスレッドを立てる側の人間なのですが、義理堅いカミさんのおかげで今年も立てずに済みました。ありがてぇ・・ ありがてぇ・・



しかしなんだこいつは。オレンジショコラクッキーとアーモンドバター?
えらくしゃれた物買ってきたな。


こちとらカラムーチョやキャベツ太郎みたいなジャンクフードしか食べ付けないので食べ方がよく分からん。塗って食べるのかな。


うまい! こりゃうまいですぞ♪ 苦くてほのかに柑橘フレーバーの漂うチョコクッキーに、アーモンドバターのコッテリまろやかな甘みが合う。


「・・・なんか美味しそうなもの食べてますね。ぼくもオスなんですけど」



あ。ゴメンなこっちばっかり。でもおまえはチョコ食ったらダメだろ。

「べ、べつにチョコじゃなくたっていいじゃないか!こういうのは気持ちの問題で・・・もういいよっ!」


うそうそ、カミさんが用意してくれてるヨ! ほらハート型のニンジンだって


「わー、やったー! ぼくらって口元がまったく見えないから形の意味が分からないけどニンジンは嬉しい!」


「ところでソナス、前回からの続き書くんじゃ無いの?だめだよ逃避しちゃ」


う、ここで流れを戻されるのか・・・。
まあいいか。書きます。書きますよええ。



----前回までのあらすじ-----
バランス入力対応イヤホンがコードも含めると4万円以上することを知ったソナスは無謀にも自作を試みるのだった。
--------------------------


そして最初は余ってる方のイヤホンを加工しようと思ったのだが、どうせやるなら常用している方(XBA-H1)を使うことにしたのだった。

まあこれなら買い変えても1万円程度だしね。


・・・さあ、切るぞ。


本当に切るぞ。


うん、切ろう。


よし、俺は切れる。



(こんな葛藤を5分)


バチン。やっちゃった。あーあ。

やるしかないな。


今回の作業に際し用意した素材がこちら。


注目はライター。こんなものが必要になるんですよ奥さん。

まず延長コード側の配線をバラす。リッツ線が現れます。
黒いのがGroundで赤、透明がHot。


この線はポリエチレン皮膜で覆われているので、ペンチで挟んでからライターで皮膜を燃やします。その後紙やすりで燃えかすをこそげ取るとようやく半田付けできる状態になるという次第。

続いてイヤホン側のコードをY字接続された上の方でカット。
意外なことに4芯が出てきました。


動かないようにビニールテープで固定し、音出ししながらどの線が正解かを探る。結局イヤホン側のコードのうち使うのは2本でした。
ひとまず半田付けして確定。ああ、へたくそだ(;´Д`)


このリッツ線、半田がコロコロとこぼれ落ちてなかなか付かないのです。
こぼれ落ちる瞬間に固まるようタイミングを見ながらの結線。見た目とかこの際どうでも良い。明日からの電車で無音だけは嫌だ!という結果でした↑

左右で同じことをやり、逆位相になっていないかもチェック。

ここで残念な出来事。せっかく熱収縮チューブを買ってきてましたが、細いものを買いすぎて使い物にならず。思ったより太い物が必要になるようです。


しょうが無いのでビニールテープを幾重にも巻いて絶縁。あーみっともない。


しかし! このみっともない加工で得られた成果は大きいのでした!

さすがバランス駆動、1チャンネルにつき押すのと引っ張るので2台のアンプを使う、いわばハイパワー4WD。
低音のエネルギー感が半端じゃないです。


フルレンジBAユニット×1+
9mmのダイナミックドライバー(ウーハー)という簡素な構成のXBA-H1ですが、ライブステージのPAのようなズギュン!ドカン!とくる低音や、ギューン!とどこまでも延びるギター、冴え渡るボーカルを聴かせてくれるようになりました。

もうアンバランス出力には戻れませんね。

ちなみにこのPHA-3の発売から半年も経たずにSONYからは高級ウォークマンとしてZX2という製品も登場しました。お値段なんと12万円!ちょうどPHA-3とiPodTouchを組み合わせた程度。あちらはスタイリッシュで小さくて軽い。でもバランス出力には対応していない!

重かろうが、熱かろうが(この時期真面目にカイロの代わりになります。手を温められて便利)、やっぱりバランス駆動できるPHA-3は最高。
いやー、やって良かったよ自作バランス接続化!

「そのわりにソナス、ずっとXBA-A3の価格チェックしてるよねここ最近」


ま、まあまあ、それはそれということで(;´Д`)

(おしまい)

Posted at 2015/02/21 17:44:23 | コメント(6) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2015年02月14日 イイね!

PHA-3と私 -その1  ヨドバシの店員に無理言ってバランス接続を試してみた

PHA-3と私 -その1  ヨドバシの店員に無理言ってバランス接続を試してみたあー。寒いの飽きた。もう明日から春にならないかな。無理か。

まあ関東は雪がないだけマシですよね。
富山、これですもん。






まさに春は名のみの風の寒さよ♪ です。




この帰省の際も大活躍したのがこれ、SONYのヘッドホンアンプ PHA-3


もうどこ行くのも一緒。いまどうやったらカーオーディオにつなげられるか考えているところだったりします。

なのでホームオーディオにも当然のごとく接続されるわけで。


パソコンとUSB接続、ステレオアンプにはラインアウト用のステレオミニジャック→RCAプラグを用いて接続します。



スピーカーはいつものこれ、エレクタアマトール



この接続で最近困っているのが、、、まあ嬉しい悩みなのですけどこのPHA-3、どうもマランツ SA-11S2より音が良いようなのです!



DSEE HXのハイレゾアップデートの効果でしょうか、音が上も下もスーっと自然に延びていく。これの音になれてSA-11S2で再生すると音が詰まった印象に聞こえるのです。これ以上の音はないのではと思ってたCDプレーヤーですが、さすがに9年経って最新のDAC「ESS製 ES9018」には太刀打ちできなくなったのかな。

そんなわけで自室に籠もっている際はPCにしこたま貯め込んだロスレス音源をPHA3につないで流しっぱなしという日を送ってたわけですよ。

そんなときふと目にしたPHA3のレビューで、これのバランス出力を使わない奴はクソ馬鹿なる書き込みが。そう、確かに気になってたこの3つのヘッドホン端子。ぼくはまだ左端の1つしか使ったことが無い。


996のTipのマニュアル操作同様、このバランス駆動を使わないのは持ち腐れなのだとか。
ふむふむ。でも今も十分良い音だけどな。

そこであらためてヘッドホンのバランス駆動ってどういうこと?と調べてみる。絵にしてみるのが一番早いので描いてみた。

これが通常のアンバランス駆動。GroundをLRで共有するわけですね。



で、これがバランス駆動。なるほど、アンプ4つ使うってこういうことか!


クロストークを押さえる程度の物かと思っていたらBTLドライブ!なのにぼくはせっかくGround用として逆位相で搭載されたアンプ2つを使わずに聴いているわけです。自分で描いてて俄然興味が出てきましたよ。

ただし。この接続に対応したヘッドホンというのがまた高い。
評判が良いのはXBA-A3という機種ですが36,000円もしやがります。


しかもバランス接続用のケーブルは別売り! これが10,800円ですよ。


いきなり買ってあまり変わらなかったというオチもいやなのでヨドバシカメラ新宿西口まで視聴に出向く。


たいしたもので、こんなレアな製品も視聴機がちゃんと置いてあり自分のPHA-3とつながせてくれました。その結果は・・・

驚天動地!  

違いが分かるどころじゃない。かつてインナータイプのイヤホンで経験したことのない強烈な低域が体を揺すってきます。PHA-1と比べて各段の広がりを見せたセパレーションもより一層向上。音源はイヤホンから完全に離れ、目の前の空間から鳴りだす。ボーカルは厚く深く、高域は更に透明度を増し、音量を上げても破綻しない。

こんなに凄い物だったんですね。なるほど、PHA-3の10万の値付けは伊達じゃなかったわけだ。
しかしここまで持ってくるのに追い金46,000円か・・・。また微妙な値段ですよ。

そういえば絵を描いててふつふつと思ったことが。
これ、自分で作れるんじゃ?

ちょうど余ったイヤホン XBA-20なんてのがある。


こいつを切って加工しちまうか。それで化けてくれたら儲けものです。
そうと決まったらさっそく・・・


あ、そのまえにGT6やろ。ちっ、また更新かよ。



「さっさとやれ!」



さあ本当にソナスはそんな器用なことができるのでしょうか?
続く
Posted at 2015/02/14 13:55:10 | コメント(8) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記

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「[整備] #911クーペ 996C4S チャコールキャニスター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1792451/car/1327990/5323655/note.aspx
何シテル?   05/19 21:47
通信系会社勤務の50代。 庶民の味方こと中古996をまんまと掴んじゃったのが2011年。 沢山壊れて、沢山使いましたが、得がたい経験も沢山させてもらった...
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