35GTR試乗車の用意が出来たとのことでディーラーから電話があり気に入ったらそく契約と思い懐に手付金をしのばせいそいそとパフォーマンスセンターへ行きました。
用意されたGTRはシルバーのプレミアムエディション、外見からもただ者でない雰囲気を漂わせています。
早速乗り込みセンターコンソールのスターターボタンを押すとあっさりとエンジンは目覚めました、しばらく2000PPMという高いアイドリング状態が続きます。
ギアをAモードへいれソロリと走りだしました、温まると1000PPMぐらいの回転で落ち着きますがやはりボボッ~と賑やかでハイチューンのエンジンであることを主張しています。
片側3車線の道に出たので噂の加速力はどんなものかとフル加速、アッと言う間に100㌔に達しました、この速度域ではパワーよりトルクで強引に引っ張っていく感じでした、そこからは急制動、ボディもサスもミシリとも言わずにあっと言うまに止まります、初めて体験する制動力でした。
ニュルでのトップタイムを出すためにあらゆる虚飾を排し日産がかなりの精力を傾け開発しただけあり、ハードの能力は一級品だと思います。
ただしかし、試乗が市街地だけと限られたのが大きな要因の1つであると思いますが、何かが足りません。
この車の良さが分かるのは当然もっと高いスピードレンジであることは当然予想してました、舞台が広めのワインディングならばもっと楽しく凄さも分かったのかもしれません。
自分としてはたとえそれが町中で普通に転がしタウンスピードで交差点を曲がるような時にも一瞬でもあ~良い車だな~と感じさせる繊細さもあって欲しかった気がします。
期待が大きかっただけに、GTRの良さ、凄さと自分の思う欲しい車との方向性のズレに多少ショックを受けました。
GTRショックという言葉が車雑誌で言われているようですが、違う形でショックを受けたようです。
Posted at 2008/01/12 20:01:26 | |
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