けんちゃんきのブログ一覧

前回の続きです。

広島といえば、原子爆弾が投下され
未曽有の悲劇がもたらされた都市。

しかし一方で、当時、国際条約で
使用を禁じられていた化学兵器である毒ガス製造を行い

実際に使用した「加害の歴史」の側面があった事は
意外と知られていません。（知らなかった）

そして、その毒ガス製造の拠点だったのが

大久野島でした。

当時、島で暮らしていた3世帯を強制移住させ

島全体が毒ガス開発の工場と化した大久野島。

1929年～1945年の間、製造していたとされ
さらに、1944年から終戦までは、女学生はおろか
13～15歳の子どもたちまでも動員。
危険な作業に従事させられたといわれています。
彼らの中には毒ガスの被害を受け
終戦後も後遺症に苦しめられた方が大勢いたそうです。

この事実は軍事機密として、周辺の島々と共に

地図からも消され、戦後まで秘密裏に・・・。
（画像は全てWikipedia様より）

〝毒ガス製造〟や〝大久野島〟が悪いのではなく

〝戦争〟が悪いんです！（祈　世界平和）

現在でも、その〝残された爪痕〟を
いくつか、島内で見る事ができますが

うさぎも入ってしまいます。笑

そう考えると複雑な心情が、こみ上げつつも

現在では〝可愛い～〟と、うさぎを撫でることができる

平和へのありがたみを嬉しく思います。

島内には〝毒ガス資料館〟があり

詳しく学ぶことも出来ます。

約２時間の島内１周の散策を終え・・・

島内唯一の〝うさんちゅカフェ〟でランチタイム。

たこ天にビール、最高でした。

チェックイン後、エサを持参した物と

忠海港の売店で購入した物にチェンジ！（実験、実験）

ホテル前広場に出ると白い仔うさぎが。

立って〝カリカリ〟と。（可愛い～）

やがて日没が近付いてきました。

瀬戸内のサンセットからの

峠下牛（たおしたぎゅう）のしゃぶしゃぶ最高でした。
（竹原市の名物牛で、演歌を聞かせ育てているそうです。爆）

～③に続きます。

☆詳細情報です。
・毒ガス資料館　→　ホームページ