デフの油温問題の調査する為に、車両状態の正常化の一環として、念のために前のオーナーが使ってたまま弄ってないキャリパーのOHをしました。
先ずは交換部品の確認、、、


Performanceの6podキャリパーのOHキットって純正では設定が無いんですが(※最近になってメインシールだけは出るようになったらしい)、ブレンボ製キャリパーなのに何故かストップテックからOHキットが出ているので、それを使います。
リアは46キャリパーなので、純正OHキットでOK。
早速、勝手が判ってるリアから作業開始。
先ずはキャリパー外してピストンを抜きます。
抜いたピストンやキャリパーを掃除して、、、

新しいシールとダストプーツをセットしたら完成。
続いてフロントなんですが、、、
対向ピストンは両方を均等に出さないとピストンを抜くのが面倒、、、
しかもコイツはピストンが6個もあるので、全てを均等に出すにはどうするか、、、
色々考えた結果、パッドをセットしたままピストンコンプレッサーで押さえて、少しずつピストンを出してく事にしました。


ダストブーツは千切れちゃってますね、、、
この部品、純正はスペアが供給されてないんですが、他の人はどうしてるんだろう??^_^;
無事にピストンが出たらプライヤで掴んで抜き取ります。

セラミックとステン(?)の凝ったピストンなんですが、熱でボロボロになるし、スペアパーツは供給されないしと、正直言ってイマイチなので今回のOHでは再使用しません。
ダストシールは軽圧入されているので、マイナスドライバーでこじって外します。
新しいピストンとダストシール、メインシールはこちら、、、

コンベンショナル(ごく普通とも言う)な金属製のピストンです。
このピストン用のOHキットはシールキット単体で供給されますので、安心です。^_^;
ピストンにダストシールをセットして、、、
メインシールを組み込んだキャリパーに嵌めていきます。
ダストシールの軽圧入はプライヤーで押し込みました。
この作業×6回でキャリパーは完成です。
キャリパーOHが終わったら、ブレーキのエア抜きをして、、、



対向キャリパーってエアの抜けが悪いので、プラハンで叩いて振動を与えながらエア抜きします。
試乗して問題なければ、完成です。
それにしても、ピストンが14個もあると通常のE36×3.5台分の作業量になるので、大変ですわwww^_^;
Posted at 2017/01/21 22:53:26 | |
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