以前の点検で、ウォーターポンプの軸に少しガタがあったので、他の異常はないですが、製造から20年・10万kmと言うこともあり、予防整備として水周りの全交換をしました。
先ずは部品が全部揃っているか?、確認の為、装着位置に置いてみて不足がないことを確認。
大丈夫そうなので、アンダーカバーを外してクーラントを抜きます。
クーラントを抜いている間に邪魔な部品をじゃんじゃん外します。
外したラジエータにはファンがぶつかった痕が、、、

前オーナーの鈴鹿クラッシュの痕かな??
サーモスタットを外して、
ウォーターポンプを外します。



う~む、、、少し錆びているなぁ~。(ーー;)
放置期間が長かった車両なので、致し方無いか、、、
ガスケットが固着しているので、スクレーパで綺麗に剥がします。


ここで手抜きすると、水漏れしますよ~。^_^;
普段触ることが出来ない部分なので、ついでに掃除をして、、、、
新しいウォーターポンプを取り付けます。


勿論ですが、パッキンやOリングは全て新品です。
ポンプの後ろ側の短いホースも忘れずに交換。
新しいサーモを取り付けたら、新しいラジエータに温度センサとゴムマウントを移植して取り付け。

お次はバルクヘッド側のヒーターホースを交換します。
問題は、このホース、、、

純正品は上がりに上がって2万円オーバーだそうな、、、、(ーー;)
自分は汎用の耐圧ホースで自作に挑戦。
まぁ~上手く出来たかな??


2万円近くの節約にはなりましたが、ゴムホースの微妙な曲げが再現出来ない分をアルミパイプ側の角度を変えて調整したりしなくちゃならないので、めっちゃ面倒臭いです。
変な力を掛けると樹脂製のヒーター側ジョイントが折れちゃう場合もあるので、お勧めはしません。^_^;
他のホースは純正品で交換。
サブタンクのホースも純正品で交換。
ラジエータのアッパーホースとロアホースを付けて、よく折れるブリーザーパイプはSARDの耐圧シリコンホースに交換。
これで水を入れる準備が整ったので、いよいよクーラントを入れます。

補機類を組み付けて、やっとエンジン始動。
アイドリングで水漏れが無いか?確認して、試乗してもう一度確認。
問題が無ければ、作業終了です。
外した部品達、、、、

20年・10万km、お疲れ様でした。
Posted at 2017/01/29 21:07:07 | |
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