今週は
前回のBlogで予告したCBCの取り付けを行いました。
クランクハブスピンはS55では有名なトラブルで、M社が組み立て性を優先した為に手を抜いた(っというか、標準モデルと同じ構造を採用した)ことが原因で発生する不具合です。
有名な不具合なだけに色々なメーカーから対策部品が出ていますが、自分はパワーアップまでする気は無いので、IRPのCBCを取り付ける事にしました。
※まぁ~自分の感覚としてはオマジナイですね。(^^;
先ずはフロントをジャッキアップして、アンダーカバーを外します。
続いて、FANシェラウドの導風ガイドを外して、オイルクーラーの配管を脇に避けると、クランクプーリーにアクセスできるようになります。
今回の作業では作業スペースが狭いので、道具が入る/入らないが重要になります。


なので、中途半端な長さのエクステンションをいくつか買い足しておきました。
早速、純正ボルトを外していきます。


E10のトルクスボルトですが、意外と弱いトルクで締まってました。
これらの作業は全て手探り&メクラ作業なので、都度スマホを突っ込んで撮影して、様子を確認しながら作業を進めます。
次にCBCを当てがってみます・・・
ラッキーな事に一発目でネジ締め可能な位置に嵌りました。

ただ、この位置だと緩む方向に長穴の余りがあり、最悪緩む可能性があるので、もっと良い位置が無いか?何度か角度を変えてみて・・・


緩む方向に長穴の余りが無い位置がありました♪
念の為、ボルトが全て入るか?確認・・・OK
ボルトをパーツクリーナーで脱脂して、ネジロックを塗ったら・・・

トルクレンチを使って締め付けていきます。


CBCに取説等が無くって締め付けトルクが不明だったので、YoutubeのDIY事例を参考にしたところ、見た動画全てで25フィートポンド(換算すると33.8Nm)って言ってます。
因みにM8ハイテンションボルトの一般的な締め付けトルクは22~29.5Nmらしいので、33.8Nmだとオーバートルクかなぁ??・・・とも思いましたが、今回は世界のお友達を信じて33.5Nmで締め付けてみました。
前述の通り作業は全て手探り&メクラ作業なので、慎重に作業を進めて、念の為トルクチェック×2回して、作業は完了。
後はカバー類を元に戻して、ネジロックが乾いたらエンジン始動確認・・・OK♪
これで安心してFSWで全開くれる事が出来る様になりました。
※まぁ~、一応対策してあるぞ・・・・っていう精神安定剤ですがね。(^^;
Posted at 2025/10/12 20:46:25 | |
トラックバック(0) |
車いじり | クルマ