今日はブレーキ関係のメンテナンスを行いました。
先ずはフロントのブレーキパッドの交換です。

ちなみに外したブレーキパッドですが、均等には減っていません。

この偏磨耗が原因で、サーキット走行後のブレーキタッチが悪く(ペダルが深く)なります。
元来、ディスクブレーキのパッドは回転しているローターに『喰い付く』ので、均等には減りません。
それを少しでも均等に減らす為に、対向4pod以上のキャリパーでは複数あるピストンの直径を変えて、パッドを押す圧力を調整しています。
ただ、ストリートからサーキットまで全てを満足できる調整なんてある訳ありませんから、ストリート寄りのキャリパーではサーキット走行で偏磨耗が発生する事になります。
逆にサーキット寄りのキャリパーではストリート走行で偏磨耗が発生する事になります。
対策は『サーキット走行の度に新品パッドを投入すること』しか無いです。
貧乏サラリーマンには無理な相談ですから、サーキット走行前、或いは走行後は十分に慣らし走行をして、パッドとローターのコンディションを調整して下さいね。^_^;
続いて、リアのブレーキローターを交換します。
外したローターの暑さを確認すると、、、

18.35mm、、、、磨耗限界は18.4mmですから、寿命ですね。
深澤自動車さんに取り寄せ・追加工をお願いしておいた新しいローターを装着して、サイドブレーキの引き代を調整をしたら、交換作業は完了です。
ブレーキのメンテが終了後、たまに出るエンジン異音の原因調査をしました。
音の周期から判断すると、音源はカムシャフト周り、2番辺りの排気側が怪しい、、、
と言うことで、取り敢えず簡単にチェック可能な部分を点検します。
先ずはプラグ周りをチェック。

念の為、1番~6番まで全部確認してみましたが、オイルリーク、プラグ緩み(圧縮漏れ)などの不具合は無し。
続いてエキマニをチェック。

ねじの緩みは無く、こちらも問題は無さそう、、、、
カム自体の不具合(虫食い)だと常に音が出る筈なので、取り敢えず可能性からは除外、、、
って事で、異音の原因は不明です。^_^;
原因不明で稀にしかでない症状は取り敢えず放っておいて、最後の仕上げ、確認試乗をしたところ、右コーナーで強めに横Gを掛けた際に左リアローターから『シャッシャッシャ』と干渉する音が発生。
直線や左コーナーでは音が出ませんから、原因はハブベアリングのガタ、、、って事でベアリングの寿命ですね、、、、(T-T)
走れない事は無いですが、サーキットはちょっと不安、、、かな。
これも近日中に修理する事にします。
Posted at 2017/03/05 18:48:54 | |
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