さて、通勤途中のトラブルで意図せず3連休となってしまった今週末ですが、修理が順調に終わり時間が余ったので、
先週のドライブ時に発生した不具合の対策をしました。
先ずは真夏に長時間走行してエンジンがアチチな状態で停車すると、エンジン発熱により燃料ラインでパーコレーション(ガソリンが沸騰して気泡が混じった状態)が発生し、エンジンが再始動できなくなる問題。
これは純正の燃料ポンプ制御に問題があると考えているんですが、純正ではイグニッションONで数秒間だけポンプがONして、その後はスタータが回っている時しかポンプが動いていません。
一度キーOFFしてからイグニションONし直しても、2回目からは数秒間のポンプONは無し。
最初の数秒間で燃圧を復活させて、スタータが回り始めたら改めてポンプONする事でインジェクターに燃料を供給している様です。
通常であれば上記で問題ないんですが、燃料ラインにパーコレーションが発生している場合、最初に数秒間ポンプを回した程度では気泡部分を押し出す事ができず、燃料がインジェクターから正常に噴射されません。
この為、かなり長い時間(体感的には10~20秒くらい)ポンプを回すためにスタータを回さないとエンジン始動できません。
対策としては、スタータを回す前に燃料ポンプを長く動かして、インジェクター部分から気泡を押し出してしまえば良いんじゃね??・・・って考えて、燃料ポンプを手動で動かせるスイッチを追加する事にします。
早速、コレタンの燃料ポンプの配線を改造して
手動スイッチは使っていないセンターコンソールのコインホルダーに設置

配線を接続して、完成♪


実際の効果の程は・・・
パーコレーション自体が意図して発生させられないので、おいおい確認という事で・・・(^^;
続いて、箱根まで足を延ばした際に発生したお漏らしの対策をしていきます。
最初はよくあるキャニスターからのお漏らしだと考えていたんですが、それにしてはやたらと上からガソリンが垂れているので、何か変だなぁ~??っという事で、バラして確認


なんか上のタンク部分にも滲んだ跡が付いていますね・・・
これは怪しい・・・という事で、タンクを外して確認すると


隠れた場所にあるホース接続部分が折れてました。(^^;
このタンクはエキスパンションタンクとか呼ばれていますが、部品リストではリザーバーと記載されています

燃料タンクやキャニスターでオーバーフローが発生した際に、溢れたガソリンを一時的に溜めておくものです。
取り合えず注文しましたが、珍しい部品(?)なので、国内に在庫があるかは不明っす。(^^;
Posted at 2023/08/27 20:21:02 | |
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