先週末、徳島カートランドで行われた「アイランドシリーズ第5戦」に参加してきました。
今回は地元ライバルの「なむる君」も出場とあって、いつもながら気合いが入ります。
・・とは言っても、よくよく考えて見ると実はなむる君との過去数少ない遠征レースの中振り返って見ても今までに良い思い出ってないんだよねっ!実は・・(涙)
まだカートを初めて間もない頃既に地元でチャンピオンだった彼をいつか打ち負かしたいという自分の野心が逆に冷静さを失わさせるからなんだろう・・きっと!
そんな弱っちぃメンタル面が果たして少しでも進歩しているかそれを試す絶好の機会となりました。
さすがのなむる君も「徳島カートランド」は数年ぶりとあって仲良く前日入り。
お互いタイヤ等諸条件悪い中、何とかセットも決まり明日のレースに期待が持てる仕上がりとなりました(笑)
「レース当日。」
秋から冬の訪れを予感させる、まだ暗く肌寒い中トラックに乗り込みいざ徳島!道中、普段あまりコースでは触れられないカート話に花を咲かせる楽しい時間となりました。(少なからず僕は・・ねん♪)
そして徳島に到着するなり、先週SL全国大会を終えた「俊君と俊パパ、ママ」と約2ヶ月ぶり?の再会!?。(ちょっとオーバーだね~)
聞くと今回は「KTクラスへ出場」との事。残念!
「フリー走行。」
今日行われるレースが少ないことから「2回位は練習走行出来るかな」ってたかくっていたらレース用タイヤに交換するなむる君。
聞くと10分枠1回とのことで僕も急遽レース用タイヤに履き替え、いざコースイン!。
昨日の走行でだいたいセットも決まりタイヤで前日より0.3~4秒アップを目論んでいたのに超オーバーステアでまさかの前日から0.7秒落ち。
何度かセットを試みるも改善どころか余計に悪くなるありさま。
結局なすすべなくタイムアップ。
「タイトラ。」
時間的な事やらでセット変更なしでのタイムアタック。
超オーバーステアと格闘するも既に1コーナーからKO負け状態。最終コーナーも例外なく大ドリフト大会でアタック終了。
結果はラッキーの4番手。(因みに「なむる君」は5番手。聞くとキャブセットが決まらず散々だったらしい。)
超オーバーステアの改善策も思い付かないまま途方に暮れていると「俊君、俊パパ」がピットに。
現在のセットと挙動を聞かれ、伝えると改善どころか全くでたらめな方向に向かってたらしい(汗)
頼みの綱で俊君、俊パパ秘蔵!?のここじゃ・・恥ずかしくて言えないスペシャルセット完了!!!。
「予選1ヒート。」
あの超オーバーステアが本当に改善したのか若干の不安を感じながらローリング。
最終コーナーをぬける頃には・・鳴いてたカラスがもう笑ってました。
まずまずのスタートを切り3番手争い。何度か最終コーナーで仕掛けるも差しきり過ぎ、スピードを殺して立ち上がれば良いものを・・でクロスラインで差し替えされるという学習能力のなさ・・。
たまたま最終ラップ最終コーナーで立ち上がりスピードが死んだので首の差で3番手でゴール。
「予選2ヒート。」
「現在アイランドシリーズ首位でもある徳島のK君」キャブ不調でまさかのローリング中の失速。
1番手不在により2番手に主導権が移行するとはいえ・・どう考えても3番手スタートの前が完全に開けた状態の僕としては過去経験のないタイプのラッキー。(・・だよね!?)
いろいろ作戦を考えている矢先、改善されたのか「徳島K君」ポール復帰で仕切り直し。ただ「徳島k君」キャブ不調は明確でローリングはハイペースとの予想に間違いはなく、中々良いスタートを切り1コーナーへ。
イン側に若干の空きスペースがあり一瞬迷いつつも「多少接触のリスクがある事」、「1ヒートの中盤以降のペースが悪く無かった事」からポジションキープを選択。
前の二台は毎周回0.4秒位速いラップを刻んでいる以上、今日は最高に上手くいって3番手しかなく、是が非でもこのポジションを守りたいところ。
そんな願いも虚しく気がつけば5番手走行。それでも何とか一台をパスして4番手でゴール。
「決勝。」
2ヒートと同じく先ず先ずのスタートを切ることができ、とにかく3番手に引き離されないよう中盤まで付いていき後半勝負へ。
ところが予選ヒートの時に比べ前車のペースが落ちない。
「こりゃ、厳しいかな」って思い始めた矢先、なんと前車のチェーン切れ。
棚から落ちて来た夢の「アウェイ3位表彰台」。そして真後ろからブレーキング時に聞こえてくる、きっと「なむる君」のものであろうタイヤのスキール音。
今こそ冒頭に書いた進化を見せる時。
一周一周ミスをしないよう集中し遂に迎えたファイナルラップ。
そして2コーナーの侵入時、イン側に気配が・・!
その瞬間!「なむる君」にやられた!!!と思い目をやると見慣れないヘルメットカラー。あれ?「なむる君」じゃない・・・ってかヤバい展開。
こうなったら最終コーナーしかない。
そしてイン側を閉める前車。
心の中で「未だインが空いている!」と叫びながら気合い全開でインを刺すも、止まりきれずオーバーランでTheEND。結局4番手でゴール。
またしてもアウェイでの表彰台は夢に終わってしまいました。(だから夢の表彰台なんだけど・・ねん)
レースを終えて冷静に考えるとファイナルラップの最終コーナーは「イン」ではなく「アウト」だろって自分も思っています。
・・でもとっさ的に反応した自分の感覚。それがなんか自分らしかったなって何か後悔がないというか・・その部分については・・この感覚だけは・・大事にしていきたいなって妙!?に満足しています。(ゴメンなさい・・)
それより今回の反省点は「俊君」にも指摘されたようにそこそこ速さがありながらそんな最終コーナー勝負というギリギリの際どいレースになったこと事態だと思っています。
またチャンスがあれば徳島での「夢の表彰台」狙ってみたいです。
そんときは「KT」かな・・どっちにしても夢で終わるんだろうなぁ・・きっとねん(涙)