このスタイリングを見る限り、新型ジムニーにはまさにこの言葉がしっくりくると思います。
ここで、簡単に歴史を振り返ってみたいと思います。
ホープスターから引き継いで誕生した初代(LJ10)。
その後、空冷式から水冷式に変更されました(LJ20)。
その後、550㏄に拡大(SJ10)し、確実に時代の要請にこたえていきました。
2代目(SJ30)へとバトンタッチ。
「宇宙刑事ギャバン」で有名なのはこれですね。
2代目は色々と変化の多い代でした。
2ストを廃して4ストに変わり(JA71)、その後、660㏄枠に変更(JA11)されました。
最終のJA12になると、遂にリーフリジッドに別れを告げ、コイルリジッドへと変化。
1998年には現在の軽枠とデザインに呼応したものへと変化。
4型でボンネットとグリルが分割され
9型で「衝突時の歩行者衝撃緩和目的」のため、前部を新しく造り変え、その時足回りも造り変えるなど、実は結構大掛かりなことをしています。
こうして見ると、新型は歴代の特徴を積極的に採り入れているのがよくわかります。
フロントは初代へのオマージュ、サイドフォルムとリヤは2代目へのオマージュ、メカニズムと扱いやすさの思想は3代目から進化させたものであり、それらを巧みに融合させたのが4代目であると思います。
4代目にも遂に各装備がおごられ、遅れた分キッチリと取り戻した感があります。
パワーウインドーやエアコンは当然としても、SRSエアバッグは前席やサイドのみならず、カーテンまで全車が標準装備という徹底ぶりで、XCになるとLEDヘッドライトやデュアルセンサーブレーキサポートまでもが標準となります(他グレードもOPで装着可)。
キーレスプッシュスタート、扱いやすい位置のナビ画面など現代的な要素を盛り込む一方で、インテリアはSA30/JA10系を彷彿とさせる古めかしさを盛り込むなどして男心をくすぐる要素も持たせている点が◎。
エンジンはK6Aに別れを告げ、遂にR06Aが載ります(ジムニーの場合)。
が、ATはコストとマッチング、生産性を考慮してか4ATのままなのが惜しすぎます。。
秘かに5AGSや6ATを期待していた人が少なくなかっただろうと思うだけに、これは非常に惜しいです・・・。
とはいえ、20年ぶりのFMCでさらなる人気を獲得しそうな新型には嫌が応にも期待がかかります!!!
個人的には、生産がひと段落落ち着いたところで構わないので、こういうモデルを期待したいですね~。
三菱へはソリオ、キャリイ/エブリイ/エブリイワゴンの納入実績があるので、そう難しい話ではないと思うのですが・・・(笑
ブログ一覧 |
新車 | クルマ
Posted at
2018/06/19 11:58:07