2013年01月18日
アーカイブ(1) 変態仲間のご近所さん 【20バルブの師匠】思春期黎明編
今週末は、いよいよ大学受験の第一関門、センター試験。
ネタは溜まる一方なのに、みんカラへのログインもままならず、ましてやブログをしたためる余力すらない激務にはまり込んでしまい、お友達をはじめとした皆さんには大変な不義理をしてしまい心苦しいばかりでございます。
センター試験にちなんで、受験生応援ブログを書きたいと思いながらも、体一つでございます故、以前、みんカラを休止していた折に、退会するつもりで削除したいくつかのブログの下書テキストを奇跡的にサルベージしましたので、既読の方には失礼ながら、アーカイブとして掲載しておきます。
そのブログとは、極めて低俗な内容にもかかわらず、一部の好事家達から、ご好評をいただきました、『ご近所仲間の変態さん』シリーズの第4作 【20バルブの師匠】
なんと掲載は2006年と、みんカラを開始した頃のもの。それから今日まで7年、愛車はE36M3Limoから、E46M3へと変わり、よくぞここまで拙いブログを続けたものかと、読み返してみて自分でもあきれるほどでございます。
さて、前置きが長くなりましたが、本編の変態仲間たる主人公は、高校時代の同級生で親友のHこと、通称『師匠』について。
赤剥けたリビドーが詰襟を着ているような人物で、彼の残した数々の武勇伝は今も語り継がれ、社会人になってなお、さらなる高みを目指す姿は、誰の追随も許さない孤高の求道者。
その師匠の、『思春期黎明編』、『思春期覚醒編』、『変態受験編』の連作3本のアーカイブを受験生応援ブログとして連続UPしたく、横着の誹りを承知で、お目汚しさせていただきたく存じます。
----------------------------以下、アーカイブ----------------------------------
(2006年11月頃みんカラに投稿 20バルブの師匠 思春期黎明編)
いよいよ変態ご近所さんシリーズ、クライマックスを迎えようとしております。
今回の変態さん、今までの変態さんとは全く次元が違う人物。。。
これまでの方は、多少ベクトルと深度が違えど、それなりに家庭を持ち、社会生活を営んでこられた、ある部分さえ切り離せば、極めて全うな車好きの方たちばかり。
しかしながら今回の方は、ずばり「人間失格」
私にとって贖罪となるのか、それとも更なる業を背負うことになるのだろうか、書く前から底知れぬ恐ろしさが湧き上がってくる。。。
その人物とは、私に変態道の原体験と目覚めを賜れた、マスター・オブ・HENTAI
かなり長文となりますので、どうぞ心してお付き合いください。
彼が車を乗るようになってからの20バルブのエピソードを語る前に、まず、彼の思春期からたどりその人格形成を理解いただかなくてはなりません。
彼と知り合ったのは、私が紅顔の美少年?といわれた、穢れのない高校一年生の時で、同じクラスになったのがきっかけ。
高校(注:男女共学です)に入学し、違う中学のもの同士がまずやることといったら、卒業アルバムと文集の見せ合い。
いろいろな中学生時代の卒業アルバム&文集を見ながら、盛り上がる上に、女子とも仲良くなれる絶好のチャンス。
しかし、ここで、彼と同じ中学のクラスメートが持ってきた卒業文集に全員が度肝抜かれることに。
私の中学時代、髪を染めたいわゆるヤン○ーは、よく花壇の写真に入れ替わったりしていましたが、なんと、その卒業文集では、彼の作文になぜか花の絵が。
文集を書いていなかったのか?それとも別の理由があるのか?
5~6人で文集を見ながら、「なんで、文集に載ってないの?」と、尋ねてみると、
「ああ、それ?ちゃんと書いたんだけど、載せてくれなかったんだよ。」と飄々と答える彼。
「どうして?」
「最初、文集のテーマがフリーだったから、小説書いて持ってったんだよ。そしたらド叱られて、書き直せって。」
「小説ならいいんじゃない。どうせ出来の悪い推理小説だったんじゃないの?」
「いや、官能小説、団地妻のやつ」
「なにっ??そりゃ怒られるわ。で、書き直したんだろ?」
「うん、その官能小説の続編書いた。そうしたら、またド叱られて、ビンタ喰らったよ。フリーテーマなのに。そうこうしてる内に、印刷に間に合わなくて、花の絵が入っちゃった。」
お、恐るべし15歳!すでに官能小説を書くだけでなく、卒業文集に載せようと考えるとは。。。これ、読みましたが、とても中学生の作品ではありませんでした。
彼は、この時から、クラスの男子に一目置かれ「師匠」と呼ばれるようになったのです。
その師匠が次にやったこと。
それは、自分のロッカーを利用して、みんなで本を持ち寄り、図書館をつくろうというものでした。
名づけて「心の図書館」
なんと高校生らしい素晴らしく爽やかな発想ではありませんか!
まさに『天国の図書館』という感動小説のはしりのような美談。
しかし、実態は、師匠の要らなくなったエロ本がごっそりロッカーに入れられており、掛けられたB5サイズのノートに貸し出し記録がされている、男子にとっては額面通りの「心の図書館」が開設されていたのです。
みんなが使い古したエロ本を持ち寄り、ロッカーも一杯になってきた1学期の終わり、ついに別館までもがOPENし、利用者全員が捨てるに困ったエロ本を持ち寄って別の本でさらに楽しめる、究極の循環システムがここに誕生。
20代の物理の先生も愛用者だった、この図書館。
終業式と同時に閉館し、男子全員に「ありがとうな。」といって蔵書を無理やり押し付けていた師匠が印象的でした。ちなみに私も厳選した3冊を持ち帰ったのはここだけの秘密。
極めつけは、このエピソード
当然こんな師匠ですから、保健体育は大好物。
一学期の最初の保健体育のテストで、「満点だぜ!」と鼻息荒く豪語する師匠。
しかし、答案が帰ってきてびっくり。
師匠の答案用紙はほとんど正解の○がついているにもかかわらず、左上にはでっかく「0点」
これに憤慨した師匠は、保健体育の先生に噛み付き、
「先生、納得いかないんだけど。」
「お前は、とにかく0点だ。」
「全問正解なのに、どうしてですか。」
「答案、良く見ろっ!!」
言われて、テスト用紙を凝視する師匠。
「あ!先生、これ答えあっているのに×ついてるじゃん!」
「それで、お前は0点なんだよ!!!」
と、本気で怒り出す先生。
「だって、これって、、、」尚も納得いかない師匠は、
「おいっ止せ!読むんじゃない!」との先生の制止を振り切り、
「え~と、問題は、次の文章で間違っているところを訂正して、正しいものに書き直しなさいでしょ。設問の2 〔精子と卵子が結合することを射精という〕 この答えは・・・」
「もういい、やめろ~!!答えは、『射精』ではなく、『受精』だろうが!どうしてお前は射精の部分だけ残して、前全部を書き直してんだぁぁぁぁこのバカー!」
師匠、間違ったついでに大変なまなましく自分のお気に入りの方法を表現したため、先生の逆鱗に触れて0点でした。
こんな10代のうちから飛びぬけた変態の彼、思春期覚醒編へと続きます。
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Posted at
2013/01/18 18:49:55
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