2023年07月31日
外に出るのも命がけとなった週末。
まずは、午前中にF20を洗車。
自宅で洗おうかと軒下に移動させたところ、グリドルのように熱されたアスファルトの輻射熱と、苛烈な紫外線に、調理器の中にいるかのごとく、頭から足の先までじっくりおいしく焼き上げられるところだったため、近所の洗車機にてプレミアムコート洗車を施行。

そして伝助スイカを取りに来いとのお達しが父から発令されたので、F80で高速を駆って実家へ。
RANDYが旅立ち、未だ、少し思い出すだけで即座に涙腺はぶっ壊れ、立ち直る気配すらないのは勿論、深刻なモフモフ不足に陥っていたことから、アメリカンコッカースパニエルのナナちゃんをこれでもかとモフりまくり、急速モフモフチャージが完了。

帰りの高速で、追い越し車線から走行車線へと、ノールック車線変更を掛けてきた、白のワンボックスに、私を挟んでの、ガードレースとの三角関係によって、人生終わらされそうになり、後続車との車間距離もなく、前がかなり開いていたため、フルブーストで危機回避することを反射的に選択。
アドレナリンが分泌され、心拍数とシンクロしてブースト計も140kPa付近まで針が跳ね上がり、あっという間に安全を担保する加速に、この時ばかりは、F80に乗っていて良かったと感じ入った次第でした。

※コンビニでピークホールド確認。最大ブースト圧の画像は当日の気温(36度)と併せてコンディション把握のための記録です。
良く冷やした伝助スイカは糖度も高く、子供たちも大喜び。
モフモフ不足は解消されるどころか、ますますRANDYへの愛しさと寂しさが募り、お盆前にお寺さんに迎えに行こうと現在、計画中。
そんなジャブジャブから、モフモフしまくって、ヒヤヒヤした週末。
書きたいことは他に山ほどあるものの、うっかりすると長文になるため、オチも特にない、猛暑の折の日常を切り取った雑記にて失礼します。
Posted at 2023/07/31 12:13:13 | |
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F80M3 | 日記
2023年07月24日
「フンフフーン♪フンフフーン♪オイル交換♪」
この日の最高気温36度。
屋外にある水まき用ホースの中の残水が、沸き立つほどの猛暑と化した日中。
この男の頭は、既に沸いていたのだった。
タール化した廃油にビビり散らかし、炭化したフィルターに仰け反らされた前回のオイル交換から3,000㎞。
洗浄効果の高いMobile1を入れたため、次は早めのオイル交換をしようと、Mobile1の4L缶を携え、ガレージに移動させておいたF20へと、冒頭の鼻歌を口ずさみながら足取り軽く向かう姿は、傍から見たら、オイル缶片手に青白いメタラーが、不気味なハミングと奇妙なスキップをしている、相当気味の悪い絵面に違いないが、そんなことは気にしない。
なぜなら、この男の頭は、とっくに沸いているのだから。
ボンネットを開け、自分で直したタービン冷却パイプを愛しげに見つめ、しばらく悦に入った後、男はふと気が付いた。
リザーバーの冷却水が少し減っていることに。
多分、作業中にパイプを引き抜いたせいで、エアが入ったに違いない。
そう思い、クーラント補充し、
「フンフフーン♪フンフフーン♪モービルワン♪」
再びご機嫌な鼻歌を奏でつつ、オイル交換に掛かろうかとオイルキャップに手を伸ばした時、何かが目に入ったのだった。
「フンフフーン、、、フフ、、、フ、フンンンンン!?」
男の頭は沸いていたが、この時だけは、危機察知能力というか、そういった勘はだけは冷静に働いた。
鼻歌を止め、スマホのライトをオンにし、目に入った何かを照らしてみると、、、、

「こ、こここここ、、、これはぁぁぁぁぁ、、、、漏れ、クーラン、、ト、、あばばばばばmgkiふじこl:.p[^-,mdsaxaa@:@:@:@:]
ミーン、ミンミンミンミンミン、、、
錯乱した男の頭上で、夏の盛りを謳歌するセミ達。
「一体、前世で俺が何をしたというんだぁぁぁぁ。」
空を見上げて、己のカルマに毒づいたお門違いの男の頭はすっかり冷めきり、作業をする気力も消え失せ、意気消沈のままMobile1やらフィルターやらレンチを片付けたのだった。
てなわけで、再び、緑の奈落へと突き落とされたこの日。
ベンチレーションパイプの取り外しは、かなり厄介につき、TKさんに早速連絡を入れ、部品の発注とピットの予約をした次第です。
水属性でもない上に、こうもドミノ式に水難に見舞われるF20。
もしかしたら、相性が良くないのではと思いつつ、その晩、こんな自分を慰めてくれるのはF80しかないと、ハンドルを握り気の向くままフラフラし、久々にピークホールドを確認したところ、

ノーマルが125kPaなのに、Stage1ならいざ知らず、ちょっと踏んだだけでStage0ってこんなに上がるの?大丈夫なん?
と、まあ、あれこれ考えたとしても、これも何かの因果律。
水漏れが止まり、緑の奈落から解放された暁には、F20にもbootmod3を施してあげようと考えている内に、
「フンフフーン♪フンフフーン♪Stage1♪」との鼻歌が始まり、再び、男の頭が沸き出したのでした。
Posted at 2023/07/24 12:31:07 | |
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F20 | 日記
2023年07月18日
「もう、いっつもいっつも、どうしてこんなにトランクに入れてるの!?」
歴代の愛車において、旅行や遠出をする前に、キャリケースなどをトランクに入れようとした際、漏れなく嫁の口からこぼれるクレームがこれ。
そして、
「どれか置いていけないの?」
「う~ん、全部要るものだから、ない。」
「もう!!ちょっと良く見せて。」
と頬を膨らませた嫁が、トランクの中のパーツやら何やらが入ったプラケースを引っ張り出し、ここから一つずつ仕分けが始まるり、
「これは?」
「いる。」
「ならこれは?」
「え~と、、、、た、多分、いるかも。。。」
「あ、ちょっと間があったってことは、すぐには要らないんだ。はい、これはお留守番。」
てな感じのやり取りが続き、ほぼトランク内の荷物が半分に減らされたところで、旅行用のバッグが積み込まれ、出発となるのでした。
何事も前もって準備しておかないと不安で仕方がなく、メタルバンドのギタリストとは到底思えないほど小心者でビビりな私は、車に何かあった時のための工具やパーツ、補修用品類、果ては何のために、いつ使うか分からないようなモノまでトランクに常備してしまっているのです。
いいんです、血糊や生きた鶏の首を掻っ切って祭壇に捧げる過激なステージパフォーマンスやジャケットで知られるW.A.S.Pのリーダー、ブラッキー・ローレンスも実は敬虔なクリスチャンで菜食主義者だそうですので。
思い起こせば、最初の愛車Z31は、自分の運転が未熟だったのに加え、溺愛すればするほど大小さまざまなトラブルに見舞われた虚弱体質で、タッチペンは使った傍から空っぽに、フロントスポイラーはパテだらけ、タービンチューンしたエンジンは油圧と水温管理がとにかくシビア、その他、ベルト類、バッテリー、タイヤ、スペーサー、マスターシリンダーなどなど、色々と不調をきたし、その度に、少なくとも応急処置ができるようにとトランク内に工具&パーツ類が増えていったのでした。
ま、エンジンブローをした時には、どれ一つ役には立ちませんでしたけど(男泣き)
そして、現在に至るまでに歴代の愛車で学習したトラブルシューティングと、根が貧乏性なことがさらに拍車をかけ、うちのM3のトランクにはいつ何時何が起きても、取り敢えずは対応できるようなモノがこってりと積載されております。
この前、ちょいと整理した際の画像がこちら。

ジャンプスターターはGWの反省の産物、補充用のエンジンオイルは直噴の宿命のため必需品、クーラントも勿論常備、水もあればとにかく便利、ペットボトル漏斗は言うまでもなく、割り箸は、え~、コンビニでお箸を入れ忘れたなんて時は勿論、何かとったり摘まんだりするのに使えるはず、多分。。。
ついでに言うと、この下と奥の、計3つあるプラケースには、工具の他、タッチペン、タイラップ、耐水ペーパー、ボルト&ナット、両面&マスキング&絶縁テープ、接着剤、うすめ液、ステッカーはがし、さび止め、呉556、規格の異なるいくつかのLED球とヒューズ類、コンパウンド、筆、ウェスなどなどが詰め込まれておりまして、決して狭くはないM3のトランクの半分程度を占拠してしまうほどに。
割とさっぱりした性格で、ミニマリスト寄りの嫁からすると、「気持ちは分かるけど、やり過ぎ。」だそうでして、彼女の言っていることは理解できるのですが、やはり、この厄介な性格上、前もって準備しておきたく、何かあった時に、それを想定していながら何もできないのは絶対に避けたい上に、その場で何とかしたいのです。
てなことを力説しつつ、この人生、振り返ってみれば、余分な心配ばかりで、役に立ったことのほうが圧倒的に少ない。
その極めつけが、大学1年、初めて合コンに行った時のこと。
ニヤリと笑うツレから「これさ、念のため財布に入れとけって。」と渡された0.02㎜のうすうすなアレ。
数年後、財布を買い替えた時にポロリと出て来た、とっくに使用期限が切れていた未使用のアレを、ゴミ箱に入れる間際、合コンの後に泌尿器科に通い抗生剤のお世話になったそのツレの情けなさそうな顔が重なり、上手いことやったにもかかわらず使うべくして使わなかったツレと、wktkしながら財布にしまいこみそのまま使う機会もなかったヘタレなメタラーとの、薄い樹脂の膜に隔てられた明暗と相違を思い浮かべてみたりしたものでした。
M3のトランク内のパーツ類も取り越し苦労になるといいんだろうけど、トラブルに見舞われた愛車にヒィヒィ言わされながらパーツをまさぐりたい、そんな狂気じみた性癖が今もちょいちょい顔を出すのでした。
Posted at 2023/07/18 18:37:48 | |
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F80M3 | 日記
2023年07月10日
コントロールパネルから突き出した敏感な突起。
そっと指先で触れ、時に乱暴に捻ったりすると、途端に、その強弱に応じて、正直な反応を示す。
ある時は嬌声を上げ、またある時は熱い吐息を吐きだし、「もうやめて。」とも「もっとして。」とも伝えてくる。
だが、いくら求められたとしても、それを決めるのは私なのだ。
「こうだろ?いや、こっちのほうが好きだったよな?」
抵抗できないのをいいことに、私は、その突起達を、思うがまま指先で弄んだのだ。
そして、今日も、こちらに向かって、今か今かと待ち望んでいるかのように屹立する突起を、やや焦らしながら触れたその時、あってはならない感覚が指先へと伝わって来たのだった。
ああ、月曜の朝からすいません、すいません💦
ちょっと寝る前に谷崎読んだ後でしたので、つい、こんな書き出しになってしまいましたm(__)m
過去、Z31から始まり、AlfaRomeGTV、そしてE36,46M3に至るまで、谷崎潤一郎もドン引きするレベルで偏執的に愛情を注いだ結果、いくつかの繊細なパーツが、その暑苦しさ故に局所的に溶解してしまったのは過去にご紹介済み。
E46M3はこちら、GTVはこちら。
プラやゴム部品が年次改良され、もはや現代車両と言っても過言ではないF80とF20においても、それが起きてしまったのでした。
その河合譲治ばりの私の愛撫に堪えられなくなったのが、エアコン&オーディオスイッチ。
F80に乗り込んだ際に、少し温度を下げようと右側のエアコンスイッチを摘まんだところ、指先に、ほどなくして形状を保っていられなくなるであろう軟化したゴムのベタリとした感覚。
実はF20では、梅雨入りした頃から、オーディオスイッチ含め、ベタベタとゴムが融解しており、このままだと不完全な巨神兵のごとく、ゴム部分が剥がれ落ち、中身が見えてしまうのは時間の問題。
これはいい加減何とかしないとと、南米の密林を徘徊していたところ、あるじゃないですか、いいのが!!

アルミの削り出しのオサレな意匠、ただ被せるだけのお気軽設計。
中華のインダストリーだけあって、円安にもかかわらず、お値段も良心的。
早速2セット購入し、取り付けると、あらピッタリ♪
タービン冷却パイプのOリングと違って、こちらのリングは、取り付け時間約30秒。
ただ、F20のオーディオのスイッチは先の部分までもが溶けてしまってましたので、カーボンフィルムを差し入れ、F80は予防として、Mマークの小っちゃいのを張り付けておきました。
【F80】

【F20】

これで、好きなだけ弄んでも大丈夫👍
まだまだ愛し足りないこの2台。
さて次は、どこが溶け落ちてしまうのか、エンジン、駆動系と電装系だけはやめてもらいたいと思いつつ、いつまでもこんなこと書いてウヒウヒ喜んでいる倒錯メタラーの情緒と良識が、とっくの昔にメルトダウンしていることは、今さら言うまでもないのでした。
Posted at 2023/07/10 10:34:12 | |
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F80M3 | 日記