
相変わらず
毒舌を振りまく下宿のオバサンなのである。
彼女曰く、我が国には
「とんだ一杯食わせ者トリオ」が存在するのだという。
朝メシを作ってもらっているので仕方なく聞いていると、それは即ち、
猪ちゃん・ゴウチさん・オボちゃん・・・なのだと言って憚らない。
どうやら小生の
読み筋どおりである。
ワイドショーに毒された(ギリギリ)中年女性が如何にも言いそうなことだ。
一応、「なるほどね・・・」と相槌を打つふりをしたが、実は
異論がある。
猪ちゃんとゴウチさんは、誰がどう考えても
大ウ●つき決定だが、小保方博士の場合は未だ何も結論が出ていないじゃないか!
そのことはともかく、恥ずかしいから小さい声で言うのだが、小生は科学者という呼び名に
特別な感情を覚えるのだ。
マッド・サイエンティストなら、なおさらである。
それもこれも、小さい頃に観た映画の、この左側に映っている人の影響なのである。

唯一ゴジラを破壊したその人、天才科学者
芹沢博士だ。
芹沢博士は将来を嘱望された科学者で、生物学者山根博士(志村喬)の愛弟子である。
山根は芹沢の才能を早くから見抜き、娘恵美子(河内桃子)の
許婚として認めていた。
しかし恵美子は芹沢を
兄のように慕いこそすれ、恋愛感情はないようだ。
芹沢は恵美子を愛していたが、不幸にも太平洋戦争で右目を失い身体的なハンディキャップを負ったこともあり、他人を避け地下の研究室に
引きこもる毎日である。
一方、恵美子は南海サルベージの技師尾形(宝田明)に惹かれるようになる。
そのような中、大戸島に突如として
ゴジラが現れる。
調査に赴く山根博士、恵美子、尾形とその一行。
ゴジラ出現
悲鳴を上げる恵美子
危機一髪の場面で尾形が助ける
東京に帰った恵美子は芹沢博士の家を訪ねる
「今はどんな研究をしてらっしゃるの?」
「
命がけの研究だ。君だけに教えよう。絶対に
秘密だよ・・・」
地下の研究室に入る二人
芹沢博士は、酸素の実験中に
偶然発見した
オキシジェン・デストロイアの研究に没頭していたのだった。
オキシジェン・デストロイアとは
水中酸素破壊剤のことであり、ほんのわずかな量でも、研究室の水槽の魚を一瞬のうちに骨にしてしまう恐ろしい薬なのだ。
水槽の中にオキシジェン・デストロイアを投入
そして、スイッチ・オン
危ない! 下がって!
瞬く間に骨と化す水槽内の熱帯魚たち
信じられない光景に気を失いそうになる恵美子
「念を押すが、
絶対に秘密だよ」と芹沢博士
「はい。父にも申し上げませんことよ」と恵美子
その頃、ゴジラは品川駅辺りで山手線を咥えたり
人体に
直ちに影響のありそうな放射能を吐いたりと、やりたい放題
その被害はあまりにも甚大であり、ゴジラをやっつけるには
あの手しかないと考えた恵美子は、芹沢との約束を破って恋人の尾形にオキシジェン・デストロイアの存在を打ち明けてしまうのだった。
ゴジラを殺すことができるかもしれないと思った尾形は、恵美子とともに芹沢邸を訪ねオキシジェン・デストロイアの使用を頼み込む。
しかし芹沢博士は、
「オキシジェン・デストロイアがもし
為政者の手によって戦争に使用されたら、水爆以上の兵器になる。絶対に公表はできない」
と突っぱね、関係書類全てを焼き捨てようとし、尾形ともみ合いになる
不可抗力で頭部から出血した尾形を介抱する恵美子
その様子を見て
愕然とする芹沢博士
そのうえ、ゴジラによる惨状を映し出したテレビからは、乙女たちの聖歌隊による祈りの歌が流れてくるのだった
「僕の負けだよ、尾形君・・・」
芹沢はオキシジェン・デストロイアの使用を決意する
こうして芹沢博士は、ゴジラを葬るため、いや、自分自身を含めたオキシジェン・デストロイアの
全てを葬るために東京湾にやって来る
オキシジェン・デストロイアを抱え、尾形と二人で海底深く沈んでいく芹沢博士
かくして、芹沢の手によりオキシジェン・デストロイアの安全弁が外された
「上がって来てください! 芹沢さん! 芹沢さん!」
大声で叫ぶ尾形だが、最初からそんな気はさらさらない芹沢博士である
断末魔の叫び声をあげるゴジラ
「成功です。皆さんお元気で・・・」
そう言い残した芹沢博士は、自ら命綱を断つのだった
自分の気持ちを恵美子に告白しないまま・・・
船上の尾形たちは、芹沢の命綱が彼自身の手で断ち切られていることを知る。
取り残されたような表情でつぶやく山根博士
「芹沢・・・」

以上、ゴジラ
一巻の終わりでございます。
で、何を言いたいかというとですね・・・
芹沢博士と小保方博士には2つの
共通点が感じられるのである。
即ち、
①芹沢博士の黒い眼帯と小保方博士の割烹着は、紛れもなくマッドサイエンティストの
象徴である
②オキシジェン・デストロイアもSTAP細胞も、時の為政者や大資本家たちの格好
のメシの種になる
ということである。
いずれにせよ、小生の場合、STAP細胞を脳やら手足に移植してもらい自由に動かせるようにしてほしいのだが、実用化が一体いつになるのかわからないどころか、STAP細胞の存在自体が疑問視されているような状況なので、どうやら地道に身体を鍛えるしかなさそうである。
そこで、久しぶりにいろは坂で
リハビリしてみる。
9時15分自宅を出発。
いつもの日光口でトイレ休憩する。
黒髪平で一服
11時50分、明智平に
トウチャコ
13時から
G+で巨人の
2軍の試合を放送していたのだが、録画し忘れたのを思い出し、安全運転で急いで帰る。
13時45分帰宅する。
試合の進行が早く、テレビを付けたときは5回の裏だった。
今日も新人の
奥村選手が出場していた。
バッティングフォームが鳥谷に少し似ていて、センスを感じる。
3年後が楽しみな選手である。
Posted at 2014/04/03 01:17:42 | |
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