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野分の藤蔵のブログ一覧

2014年04月03日 イイね!

天才科学者の悲劇

天才科学者の悲劇相変わらず毒舌を振りまく下宿のオバサンなのである。
彼女曰く、我が国には「とんだ一杯食わせ者トリオ」が存在するのだという。
朝メシを作ってもらっているので仕方なく聞いていると、それは即ち、
猪ちゃん・ゴウチさん・オボちゃん・・・なのだと言って憚らない。

どうやら小生の読み筋どおりである。
ワイドショーに毒された(ギリギリ)中年女性が如何にも言いそうなことだ。
一応、「なるほどね・・・」と相槌を打つふりをしたが、実は異論がある。

猪ちゃんとゴウチさんは、誰がどう考えても大ウ●つき決定だが、小保方博士の場合は未だ何も結論が出ていないじゃないか!

そのことはともかく、恥ずかしいから小さい声で言うのだが、小生は科学者という呼び名に特別な感情を覚えるのだ。
マッド・サイエンティストなら、なおさらである。
それもこれも、小さい頃に観た映画の、この左側に映っている人の影響なのである。

唯一ゴジラを破壊したその人、天才科学者芹沢博士だ。

芹沢博士は将来を嘱望された科学者で、生物学者山根博士(志村喬)の愛弟子である。
山根は芹沢の才能を早くから見抜き、娘恵美子(河内桃子)の許婚として認めていた。
しかし恵美子は芹沢を兄のように慕いこそすれ、恋愛感情はないようだ。
芹沢は恵美子を愛していたが、不幸にも太平洋戦争で右目を失い身体的なハンディキャップを負ったこともあり、他人を避け地下の研究室に引きこもる毎日である。
一方、恵美子は南海サルベージの技師尾形(宝田明)に惹かれるようになる。

そのような中、大戸島に突如としてゴジラが現れる。
調査に赴く山根博士、恵美子、尾形とその一行。


ゴジラ出現


悲鳴を上げる恵美子


危機一髪の場面で尾形が助ける


東京に帰った恵美子は芹沢博士の家を訪ねる
「今はどんな研究をしてらっしゃるの?」


命がけの研究だ。君だけに教えよう。絶対に秘密だよ・・・」


地下の研究室に入る二人


芹沢博士は、酸素の実験中に偶然発見したオキシジェン・デストロイアの研究に没頭していたのだった。
オキシジェン・デストロイアとは水中酸素破壊剤のことであり、ほんのわずかな量でも、研究室の水槽の魚を一瞬のうちに骨にしてしまう恐ろしい薬なのだ。


水槽の中にオキシジェン・デストロイアを投入


そして、スイッチ・オン


危ない!  下がって!


瞬く間に骨と化す水槽内の熱帯魚たち


信じられない光景に気を失いそうになる恵美子


「念を押すが、絶対に秘密だよ」と芹沢博士
「はい。父にも申し上げませんことよ」と恵美子


その頃、ゴジラは品川駅辺りで山手線を咥えたり


人体に直ちに影響のありそうな放射能を吐いたりと、やりたい放題


その被害はあまりにも甚大であり、ゴジラをやっつけるにはあの手しかないと考えた恵美子は、芹沢との約束を破って恋人の尾形にオキシジェン・デストロイアの存在を打ち明けてしまうのだった。
ゴジラを殺すことができるかもしれないと思った尾形は、恵美子とともに芹沢邸を訪ねオキシジェン・デストロイアの使用を頼み込む。

しかし芹沢博士は、
「オキシジェン・デストロイアがもし為政者の手によって戦争に使用されたら、水爆以上の兵器になる。絶対に公表はできない」
と突っぱね、関係書類全てを焼き捨てようとし、尾形ともみ合いになる


不可抗力で頭部から出血した尾形を介抱する恵美子


その様子を見て愕然とする芹沢博士


そのうえ、ゴジラによる惨状を映し出したテレビからは、乙女たちの聖歌隊による祈りの歌が流れてくるのだった


「僕の負けだよ、尾形君・・・」
芹沢はオキシジェン・デストロイアの使用を決意する


こうして芹沢博士は、ゴジラを葬るため、いや、自分自身を含めたオキシジェン・デストロイアの全てを葬るため東京湾にやって来る


オキシジェン・デストロイアを抱え、尾形と二人で海底深く沈んでいく芹沢博士


かくして、芹沢の手によりオキシジェン・デストロイアの安全弁が外された


「上がって来てください! 芹沢さん! 芹沢さん!」
大声で叫ぶ尾形だが、最初からそんな気はさらさらない芹沢博士である
断末魔の叫び声をあげるゴジラ


「成功です。皆さんお元気で・・・」
そう言い残した芹沢博士は、自ら命綱を断つのだった
自分の気持ちを恵美子に告白しないまま・・・


船上の尾形たちは、芹沢の命綱が彼自身の手で断ち切られていることを知る。
取り残されたような表情でつぶやく山根博士
「芹沢・・・」

以上、ゴジラ一巻の終わりでございます。

で、何を言いたいかというとですね・・・
芹沢博士と小保方博士には2つの共通点が感じられるのである。
即ち、

①芹沢博士の黒い眼帯と小保方博士の割烹着は、紛れもなくマッドサイエンティストの象徴である
②オキシジェン・デストロイアもSTAP細胞も、時の為政者や大資本家たちの格好メシの種になる
ということである。

いずれにせよ、小生の場合、STAP細胞を脳やら手足に移植してもらい自由に動かせるようにしてほしいのだが、実用化が一体いつになるのかわからないどころか、STAP細胞の存在自体が疑問視されているような状況なので、どうやら地道に身体を鍛えるしかなさそうである。

そこで、久しぶりにいろは坂でリハビリしてみる。
9時15分自宅を出発。
いつもの日光口でトイレ休憩する。


黒髪平で一服


11時50分、明智平にトウチャコ








13時からG+で巨人の2軍の試合を放送していたのだが、録画し忘れたのを思い出し、安全運転で急いで帰る。

13時45分帰宅する。
試合の進行が早く、テレビを付けたときは5回の裏だった。
今日も新人の奥村選手が出場していた。
バッティングフォームが鳥谷に少し似ていて、センスを感じる。
3年後が楽しみな選手である。
Posted at 2014/04/03 01:17:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2014年04月01日 イイね!

人並みに花見に行ってみる

人並みに花見に行ってみるここ1週間ばかりどうにも体調がさえないのだが、ポカポカ陽気に浮かれて花見にでも行ってみようかという気分になる。

近くのコジマにて9800円で買ったNikon  COOLPIX-S3500を右ポケットに、ワンカップ大関と亀田の柿の種を左ポケットにそれぞれ忍ばせ、12時25分に自宅を出発。

お米のジュース持参なので、本日の相棒は電動車椅子Nutron-R51LXP号である。
12時55分、バスに乗車し目的地を目指す。


15分ほどで岩槻城址公園にトウチャコである。


必殺シリーズの中村主水が出てきそうな、比較的小ぶりの門


駐車場の脇を抜け、真っ直ぐ進むとこんな標識


さらに行くと、クレープ屋さんにプチ行列


右側では、お嬢さんがわた飴1丁お買い上げ


左奥に何やら赤い橋が見える


近づいてみる


橋の端のほうで恥をかかないように下手な写真を撮る


車椅子 ことしのに 逢ひにゆく


咲き満ちて こぼるるも なかりけり


ゆさゆさと 大枝ゆるる かな


ゆるびつつ 花の蕾の 口結び


生き生きとして だんだんに 夕桜


花の雲 くぐりて絶えぬ 人の波


さまざまな こと思ひ出す かな


知恵もなく 財力もなく みる


花酔ひ 身を夕風の 突き抜ける


デジカメを パチリと閉ざす 花疲れ


16時25分、ほろ酔い気分で帰宅する。

さて、桜から連想するものといえば恋愛・希望といった類いなのだろうが、それらは若い人達にお任せするとして、小生などの年齢や障害の程度からすれば、諸々の準備、そしてある種の覚悟ということに恐らくなるのだろう。

かの良寛和尚も、
散る桜 残る桜も 散る桜
辞世の句を詠んでいるらしい。

だが、そうはいっても所詮は凡夫の悲しさ。
結局来年もまた花見に行きたいのである。
Posted at 2014/04/01 21:10:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2014年03月25日 イイね!

火曜日なのに大黒に行ってみる

火曜日なのに大黒に行ってみるまさに春眠暁を覚えずなのだが、今朝のラジオの話では、還暦位の年齢の人は6時間程度の睡眠時間が適当なのだとか。
小生などは6時頃に決まってトイレのため目が覚めてしまうので、偶然にも、理想的な睡眠時間がとれているということになるらしい。

耳は遠くなったけど、おしっこは近くなったよ・・・」
という定番ギャグも、悪いことばかりではなかったようである。

一方、子どもなら8時間、20代でも7時間の睡眠が必要とのこと。
睡眠も体力のうち・・・とよく言うが、もうすぐ9歳になる我が家のタロウは、一体何時間寝れば気が済むのだろうという位寝っぱなし生活である。
とにかく、食っちゃ寝・食っちゃ寝・踊っちゃ寝の船橋ヘルスセンター状態なのだ。
即ち・・・

あ~、美味しかった!


そんじゃ、ひと寝入りすっか・・・


本格的に寝るからさ、起こさないでよネ


と、まぁこんな感じで、この後タロウは数時間置き物に変身するのである。

置き物で思い出したのだが、昭和63年の正月に、今は亡き父がどこかの古道具屋から大黒様の置き物を買ってきて、これをピカピカに磨き、玄関に飾ったことがあった。

するとどうだろう、それ以来小生の競馬は11週連続プラス。
加えて、バブル景気に乗り、株式投資も絶好調。
1年の有終の美を飾るべく、有馬記念でオグリキャップタマモクロスの連複に冬のボーナスを全額賭け、3.5倍ゲット・・・と昭和63年は夢のような一年であった。

結局これらのあぶく銭たちは、数年後フェアレディZの購入資金として文字通り泡の如く儚く消えていくのだが、さすがは財福を司る神。今でも大黒様がZをプレゼントして下さった・・・と結構本気で信じているのである。

話にはまだ続きがあって、その翌年、今度は仕事で大黒(オオグロ)さんという方と関わりを持つのだが、一年後に大黒さんが一身上の都合で退職することになった。
すると直後にバブルがはじけ、持っていた株が暴落。
競馬も以前のように勝てなくなり、それだけならまだしも、小生の母が5万人に一人という難病に罹患し、半年後に亡くなってしまう。

作ったような嘘話と思われるかもしれないが、例の作曲家例のリケジョと違い本当の話なので仕方ない。

ことほどさように小生と大黒様との因縁は浅からぬものがあり、したがって、みんカラで大黒パーキングエリアの話が出るたびに、気の弱い小生は少々ドキドキしながら皆さんのブログ等を拝見しているのだ。

しかしである。
いつまでも大黒様との宿縁にビクビクし、過去の嫌な思い出を引き摺っていては、みんカラのお友達の物笑いの種になるばかりである。
という訳で、思い切って大黒パーキングエリアに行ってみようと決心する。

いつもの上尾のGSでガソリンを満タンにし、洗車をお願いした後、13時5分に出発。
ノアの背後に迫る不気味な影・・・。


月末の給料日なので、首都高は大渋滞。
14時50分、目的地にトウチャコである。


身体障害者用駐車場に止めさせて頂く


平日だけに、漢気のあるクルマはこの方くらいである


漢の魅力がプンプン


水分補給及びトイレ休憩する。
障害者用トイレまでの地面の形状が、細かな石で凸凹しており、足の全く上がらない小生にはとても歩きづらい。
躓いて2回ほど転びそうになる。
が、転ばなかったところをみると、まだ大黒様から見放されてはいないのかしれない。

パチパチと下手な写真を撮って、15時30分帰途に就く。
17時15分、帰宅する。
タロウはまだ寝ていた。
Posted at 2014/03/25 23:43:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2014年03月23日 イイね!

提言書(案)ができあがる

提言書(案)ができあがる19日の水曜日、おらが町の区民会議に出席する。

平成25年度最後の区民会議である。

未だ米国より部品が入荷せず、座面・背もたれ・後輪ともボロボロ状態の電動車椅子Nutron  R51LXP号で13時40分に自宅を出発。


13時55分、区役所にトウチャコである。

以前にも書いたような気がするのだが、区民会議委員とは区長から委嘱された無給のボランティアのことである。
仕事の内容をスパイ大作戦風に言えば、

「お早うフェルプス君。さて君たちも知っているように、この町は高齢化率が25%をはるかに超え、いたるところにシャッター街が散見される。そこで君たちの使命だが、区長から提案された地域の様々な課題について協議し、一冊の提言書をつくりあげることにある。リーダーやメンバーが捕えられ、あるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで。なおこのテープは自動的に消滅する。」
(※毎度古ネタで恐縮。わかる方だけ笑ってやって下さい)

構成員は20名。地元の商工会議所、農業団体、自治会連合会、社会福祉協議会、民生委員協議会、中央青年会議所、PTA連合会など団体推薦の方々15名と、小生のような一般公募5名からなっている。
事務局は、市の職員さんたちである。

1月に実施した隣町の見学を含めると、今回の会議で計8回集まったことになる。

面白いもので、
「あーでもない、こーでもない」
と、他者の発言を遮るようにして活発な議論が展開される場合もあれば、
「それはそれでよろしいんじゃないですか・・・」
と、二日酔いの翌日の如く、全員うつむき加減で終始平穏無事なときもある。

また、喋り出したらどうにも止まらない上沼恵美子みたいな人がいるかと思えば、その昔、時間ですよ藤達也が演じていた風間さんのような無口な人もいたりする。
いずれにせよ、司会進行役である会長さんは胃の痛む思いだったろう。

会議が終了すると、ほぼその都度宿題が出され、事務局あてに提出することになる。
今般、その宿題の集合体を事務局が取りまとめて下さり、以下のような提言書(案)
が完成の運びとなった。


何にしても、ひとつの形あるものを作り上げるということは、それなりの労力がいるものだ。
しかし、恥ずかしいから小さい声で言うのだが、小生のようなどうしようもないダメ人間でも、微力ながら、地域の意思決定に関わりを持てたのは実に幸せなことだと思う。

区民会議委員の任期は2年。
残りの1年も健康に留意し、小生なりの責任を全うしたいものである。
Posted at 2014/03/23 22:42:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2014年03月18日 イイね!

アクア木更津に行く

アクア木更津に行く失われた感受性を取り戻し、足りないバランス感覚を養うため木更津に行く。

是非とも会いたい方が木更津におられるのである。

10時40分、自宅を出発。


陽気は暖かいのだが、風が思いのほかに強い。
強風のおかげで、アクアラインは通行止めのようだ。
首都高が大渋滞で、2時間以上経ったがまだスカイツリーである。


ハイエースの背後に迫る不気味な影・・・。


ユピテル君が、「カーロケ近接受信です!」と騒がしい。
おカミの旦那がたこんなにお出ましなんだから、当たり前である。


14時40分、やっと木更津駅にトウチャコ


真ん前の交番に断りを入れ、障害者用駐車スペースに止めさせて頂く


ロータリーを越え、アクア木更津という建物の1階に目指す場所はある。
こちらの「勝ち虫」という店である。


初対面である店主の安永さんにご挨拶する。
出掛けに電話を入れたのだが、小生の到着があまりに遅いので心配しておられたようだ。

安永さんは、トンボの形をしたやじろべい細工を作成しておられる。
1月にテレビ出演され、それを拝見した小生は、何としてもお会いしたいと思ったのだ。
店内はこんな感じである。






お忙しい中、1時間近くもお話が聞けたのはまさに幸運であった。
宮大工をなさっていた頃の貴重なお話も伺えた。
感謝感激のひと言である。

とんぼをひとつ買い求め、お店を後にする。
16時10分、木更津を出発。

途中、またもや大渋滞の醍醐味をたっぷりと味わう。
3時間経ってもまだ千葉県を抜けられないので、ひょっとしたら小生、千葉の子になってしまうのではと不安になる。

20時40分、ようやく自宅にトウチャコである。
早速、下宿のオバサンにブツを見せる。
どうやら気に入ってくれたようだ。




ご覧召されよ、この見事なバランス感覚!


オシマイです。
Posted at 2014/03/18 23:46:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行/地域

プロフィール

野分の藤蔵と申します。 還暦+4歳の偏屈オヤジです。 家族は下宿のオバサンと二人暮らし。他人様に言えない稼業で、何とか糊口を凌いでおります。 趣味...
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