
フランツ・カフカの
「変身」は、ある朝起きたら
大きな虫になっていた男の話だが、小生の場合は、今朝起きたら
昨日よりますますバカになっていた・・・という小説以上に怖い話である。
それが証拠に、またもや
「メッキ撲滅運動」と称して、美女木にある
オートウェーブに出掛けたのだった。
11時10分に到着。
本日の依頼は、ウインドウ周り
メッキモール部分の住友3M
フィルムラッピングである。
フィルムは数あるラインアップの中から選べるのだが、
前回の打合せの際にサテンブラックという種類のものを選択した。
センターピラーの色(艶あり)とメッキモール内側のゴムの色(艶消し)が同じ黒でも全く違い、少々悩んだのだが、艶ありと艶消しの中間色が
サテンブラックである。
以前のブログに記したように、ラッピングという作業はなかなかに
手ごわいらしく、オートウェーブ美女木店で施工できる人はいないとのことで、
外注である。
そんなこんなでオートウェーブのMさんから、本日作業に従事して下さる方の
紹介を受ける。
とても誠実そうな人当りの柔らかい方で、きっと
丁寧な仕事をして下さるだろうという印象である。
二階の待合室(といってもオープンフロアだが・・・)で持参した菓子パンを食べながら、これまた持参した
保坂和志の本(カフカ繋がりか・・・)を読みながら待つこと三時間余。
「お待たせしました」とMさんの
弾んだ声が聞こえる。
一階の身障者用駐車場に停まっているS4号を
真横から見ると、
親バカも手伝ってか、やや
精悍さが増したように見える。
あの細いメッキモールを
ブラックアウトしただけで、車とはこうも雰囲気が違ってしまうものなのかと少々驚く。
作業をして下さった方から、施工に関する
細かい説明を受け、小生の目で見て不満な点はないか尋ねられる。
こういった
心遣いも含めて大満足である。
お礼を言って帰途に就く。
しかし妙なことに、
12日(火曜日)の朝起床したときには、小生はさらに輪を掛けてバカになっていた・・・という
予感がしてならないのである。
Posted at 2013/11/08 20:32:33 | |
トラックバック(0) | クルマ