
日曜日で空いていることでもあり、一般道で行っても時間的にはさして変わりはないのだが、たまにはと思い
首都高で世田谷に出掛けてみようと思ったのである。
一昨日が父親の
命日で、両親と長兄が眠る墓は世田谷にある。
ガソリンを満タンにし、午前10時過ぎに出発。
いつものことながら、首都高の長い長いトンネルを転がしていると
些か憂鬱になる。
せっかくの好天の日に、山を切り開く訳でもない薄暗いトンネルの中を、何の因果かモグラのようにこそこそと
這いずり回っているイメージがする。
「大脱走」の中で、チャールズ・ブロンソンが演じていた
閉所恐怖症のトンネル掘りの言い分も理解できる気がするのである。
加えて、大橋ジャンクションのあの
変なカーブも好きになれない。
やはり一般道を使うんだった・・・と後悔する。
三軒茶屋で下りる。
下りた途端、246号線で小生の目の前に止まっている車は、
ショッキングイエローのS3である。
「黄色の3」を見たのは初めてである。
小生の勉強不足は今に始まったことではないが、果たして
スペシャルカラーなのだろうか・・・。
で、かようなこともあろうかと先週の日曜に
ブルーバードを撮り損ねた小生、今日こそは近くのコジマで買った
9800円のニコンCOOLPIXーS3500を右ポケットに忍ばせておいたのだった。
が、ジャンバーのポケットから愛機を取り出そうとした刹那、残酷にも信号は
赤から
青へと変わり、品川ナンバーの
黄色いS3は茶沢通りを下北沢方面に右折して行ってしまった(ところで、茶沢通りの歩行者天国って午後だけでしたっけ・・・?)。
菩提寺で駐車場から墓までの間を松葉杖を使い往復したため、ほぼ
体力を使い果たした感がある小生であったが、どうしても気になることがあり
府中方面まで足を延ばしてみる。
別にマイルチャンピオンシップの
勝馬投票券を買いに行くのではない。
8月のブログに書いたかもしれないが、30年来の知り合いが
音信不通になったため府中の自宅を訪ねたところ、隣家の姉上の家とともに
跡形もなく更地になっていたのだった。
あれからちょうど3か月。
「古い家だったから、もしかすると
建て直しするっていうことも考えられるでしょ・・・」と
下宿のオバサンが言うので、甲州街道を右に曲がり現地に行ってみた。
しかし、やはり更地のままであった。
変わったところといえば、きれいな更地から
草ぼうぼうの更地になったこと位である。
Posted at 2013/11/17 22:49:42 | |
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