
昨日の話である。
昨年の冬に続き、
血行障害で右足の甲に
穴が開いたので、近くの総合病院の皮膚科に行き診てもらう。
早い話が
、「重症のしもやけ」による直径10ミリ程の
潰瘍ができ、その部分がグチャとなって血液やら体液やらが浸み出してきて、これがそこそこ痛い。
毎年9月も下旬になると、途端に両足の
末端部分が冷たくなり血行の流れが悪くなる。
血の巡りが悪いのは、どうやら
頭だけではなかったのだ。
そこで秋口になると、血行の流れを促進する二種類の薬を服用するのだが、今回
もまたしもやけの圧勝に終わったようである。
アメリカ生まれの電動車椅子Nutron-R51LXP号で12時25分に病院に到着。
2時間待ちは
日常茶飯なのだが、待合室には小生を含めて4人のみ。
この時間帯でこの人数の少なさはいつ以来だろう。
10分程待って病室に呼ばれる。
「あー、また潰瘍になっちゃいましたね・・・」
と先生。
先生は傷口を丁寧に消毒し、
棒アイスの棒のようなヘラでお馴染みの軟膏を塗布する。
上からガーゼを乗せ、かぶれにくい材質のテープを巻くのは
看護師さんの仕事である。
飲み薬・消毒薬・軟膏の
処方箋を窓口でもらい、薬局に持込む。
歯医者の予約時間は15時30分なので、2時間以上
どうやって時間をつぶそうか考え込む。
いつもなら
迷わず図書館に行くのだが、生憎月曜は休館日である。
仕方ないので、歯医者が入っている駅の真ん前のビルで
暇つぶしすることにした。
まずは地下の食品売り場に行ってみる。
まだ1か月以上もあるというのに、店内の一部は何やら
X'masムードである。
小生と我が儘犬タロウの好物である
安納芋を探したが、見つからなかったので諦める。
そこで、同じフロアにある
100円ショップに行ってみる。
下宿のオバサンの肩こりが酷いのを思い出したので、棒の先に
ゴルフボールのようなものがスプリングでくっついた肩たたき器を買う。
ついでに、紳士用の手袋と防寒用の
耳当ても買ってみる。
ユニークな文房具や他人様をビックリさせる玩具を探すなど、ゆっくり見物したつもりだったが、まだ歯医者の時間までは
1時間半以上もある。
2階に上がると、
アウトレットの家具屋と問屋直送が
謳い文句の衣料品の店が入っていた。
家具屋を覗くと、昔懐かしい
桐の箪笥がずらりと並んでいる。
「引出しは両手でお開け下さい」と書かれた紙が貼ってある。
にわかには信じられない程の値段なのだが、よく見るとなるほど結構
目立つ疵がある。
アウトレットなので当然と言ってしまえばそれまでだが、面白いもので、同じ値段の桐の箪笥でもやたらと派手な疵とそうでないものとの差が
極端である。
よくよく目を凝らさなければわからない
疵物の「ブツ」を探してみる。
すると、店のおばちゃんが
「中に入ってきなさいよ」
と
声を掛けてきた。
「いや、運転が下手だから車椅子で品物にぶつかっちゃうと悪いからね」と言うと、
「その時はお客さんに
引き取ってもらうよ・・・(笑)」とおばちゃん。
しばらくの間、この気さくな妙齢のご婦人と世間話をする。
お蔭で、
有益な時間を過ごすことができた。
次に衣料品店で冬物のジャンバーを探す。
「RS6」のような色(わかりますよね・・・笑)のジャンバーがあったのだが、Lサイズしかなかったので断念する。
そうこうするうちに15時20分になった。
3階に上がり、ちょっと早いが歯医者に入る。
今日は
左下の歯垢除去である。
15分ほどで終了。
今シーズン最後の歯医者への通院である。
Posted at 2013/11/19 21:18:44 | |
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