
S4号を入庫している小生は、ここのところ専ら
引きこもり初老ジジイである。
話はいきなり飛ぶが、
障害が進行し
社会的生産労働に従事することが適わなくなったので、とっくの昔に仕事を辞めたことは以前このブログでも申し上げたような気がする。
面白いことに、仕事を辞
めてもお天道様はついてくるのだが、
三度のメシはついては来なかった。
そこで、ケチな小博打うちに成り下がった・・・
というお粗末の一席。
それで何を言いたいか・・・というとですね
引きこもりは小生の
専売特許であるということ。
即ち、
小博打をうつのは勿論パソコンだし、午後3時に博打場が閉まったあとのやることといえば、読書に、やはりパソコンを使っての
ヘボ将棋に、野球観戦に、それからせいぜいケーブルテレビで好きな邦画や時代劇を観る位なものだから、一歩も外に出ないなんていうのは
日常茶飯事。
つまり
自慢じゃないが、引きこもりというのは小生のために存在するような日本語なのである。
ところがところが(大事なところなので二度使った)、8月にS4号が納車されて以来、車を転がすのが
楽しいの何のって。
だから博打場が
御開張の時間までも転がしに行っちゃう始末なのである。
したがって
大袈裟に言えば、S4号が我が家に来てくれてから小生は少しばかり元気になった。
妙な例えで恐縮だが、若いドイツ娘に惚れたジジイが、
青春を思い出したような心持ちである。
まぁ、S4号に乗るにはガレージまで松葉杖を使って
どっこいしょと歩かなければならないわけだし、ドアを開け
麻痺した足を上げないと車内には乗りこめず、乗ったら乗ったで
不自由な両手を動かさないとS4号は転がせず・・・とこう考えると、自動車という道具を使った
リハビリテーション(この場合は
OTという分類になるのかな・・・?)と言えるのかもしれない。
そのS4号も
秘密工場Yに入庫して5日目になる。
ガレージががらんとして、寂しさも増すばかりである。
しかしそんなことばかりも言っていられないので、アメリカ出身の電動車いす
ニュートロン号で今シーズン三回目の
歯垢除去のため歯医者に行く。
帰りにいつもの
駅前図書館に立ち寄る。
井上ひさしの本を一時間半ほど読む。
Posted at 2013/11/02 00:37:58 | |
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