会議に出る。
会議といっても、障害が進行し社会的生産労働に従事することが適わなくなった小生なので、当然ながら
仕事の関係ではない。
実は、縁あってこういうものを
拝命したのである。
区民会議委員という無給の
ボランティアのようなものである。
構成委員は20名。
地元の商工会議所、農業団体、自治会連合会、社会福祉協議会、民生委員協議会、中央青年会議所、PTA連合会など団体推薦の方々15名と、小生のような
一般公募5名からなっている。
事務局は市のお役人さん達である。
作業の内容はといえば、年に6回程度集まって、区長から提案された地域の諸課題について協議し、区に
政策提言する・・・というミッションである。
ところで、地方の衰退が叫ばれて久しい。
御多聞に漏れず、我が町も残念乍ら
シャッター街があちらこちらに散見される。
言い古されたことだが、マクロ経済の視点からいえば、その大きな原因が
グローバリズムの台頭に伴う産業構造の変化にあることは明らかである。
即ち、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組がウエスタンラリアットとキングコングニードロップで全日本プロレスの選手を破壊したのに対し、
小泉・竹中組は、新自由主義と市場経済万能という
必殺技で地方を疲弊させ、都会と地方の
格差を絶望的に拡大させたのである。
しかし、だからといって地方の窮状に対して、全て政府が
責任を取れというのは恐らく筋違いな論理なのだろう。
それに、あの凶悪タッグチームが大暴れしなくとも、
遅かれ早かれたぶんグローバル化はやって来たに違いない。
なので
暇な小生は、
大嫌いなグローバリズムに抵抗する手段として、わずかながらでも地域の意思決定に参加しようと考えた。
自分が生まれた、あるいは自分が長い年月生活してきた
地域の未来に責任を感じるということは、子どもや孫、そのまた子ども達の将来に大きな影響を与えるはずだと思ったからである(小生、子どももいないくせにネ・・・)。
13時半にこの愛車で自宅を出発。
コックピットもご覧召されよ・・・。
13時55分、区役所に到着する。
本日の議題は、子どもからお年寄りまで「
多世代交流を楽しく推進するまちづくり」についてである。
あと1~2回の会議を経て、1冊の
提言書にまとめなければならない。
Posted at 2013/12/03 23:59:22 | |
トラックバック(0) | 旅行/地域