以下は6月27日付、毎日新聞の記事である。
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安倍晋三首相に近い自民党の若手議員約40人が25日、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合を党本部で開いた。安全保障関連法案に対する国民の理解が広がらない現状を踏まえ、報道機関を批判する意見が噴出した。講師として招いた作家の百田尚樹氏に助言を求める場面も目立った。
◇議員「マスコミこらしめるには広告料収入なくせばいい」
出席者によると、百田氏は集団的自衛権の行使容認に賛成の立場を表明した上で、政府の対応について「国民に対するアピールが下手だ。気持ちにいかに訴えるかが大事だ」と指摘した。
出席議員からは、安保法案を批判する報道に関し「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい」との声が上がった。
沖縄県の地元紙が政府に批判的だとの意見が出たのに対し、百田氏は「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と主張した。
懇話会は木原稔青年局長が代表で、首相側近の加藤勝信官房副長官や萩生田光一・党総裁特別補佐も参加した。
出席者の発言について、自民党中堅は「自分たちの言動が国民からどのような目で見られるか理解していない。安保法案の審議にマイナスだ」と指摘。公明党幹部は「気に入らない報道を圧力でつぶそうとするのは情けない」と苦言を呈した。
◇報道・表現の自由への挑戦
琉球新報社の潮平芳和編集局長の話
百田氏が何を論拠にしたのか明確ではないが、「つぶさないといけない」という発言は沖縄2紙のみならず、国内のマスメディア全体の報道・表現の自由に対する重大な挑戦、挑発である。沖縄の現状を全く理解しておらず、残念である。琉球新報は今後とも不偏不党、言論の自由を重んじ、公正な取材活動と報道に努める。
◇断じて許すことできない
沖縄タイムスの崎浜秀光編集局次長の話
安全保障関連法案は「憲法違反」との指摘が相次ぎ、反対する世論の広がりに対するいら立ちが(百田氏の発言に)出たと言わざるを得ない。70年前の沖縄戦で、沖縄は本土の「捨て石」にされた。「中国に取られれば目を覚ますはずだ」との発言は、再び沖縄を捨て石にしようとする発想で、断じて許すことができない。
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幼かった頃、母は小生に
2つのことを守らせた。
1点目は、茶碗についた
米つぶは一つ残さず食べること。
2点目は、ゴムまり以外の
物を投げてはいけないこと。
である。
ルールを破れば、容赦なく
平手打ちが待っている。
子だくさんの貧乏農家に生まれた母は、
米のありがたさを誰よりも知っていた。
また、物がない時代だったから、ノートや鉛筆を買ってもらうには、
前の月から親に申告しなければならなかったそうだ。
即ち、米を残したり、物を粗末にし放り投げたりすることは、母の
人生観を全否定することに等しかったのだろう。
だから母は、汗まみれ・油まみれになって労働する人に常に
敬意を払っていた。
ところで、最近特に感じるのは、作家・評論家といったいわゆる文化人と称する人やエセ政治家に対し、世間が
過度に品位を求めることである。
この手の人たちは、本質的に
汗をかいて働くことが大嫌いであり、忍耐や協調性や社会常識といったものをほとんど持ち合わせていないため、組織の中で円滑な生活をおくることが難しい。
そういった手合いに品位やら品格やらを要求することは、
目で煎餅を噛めというのと同義である。
『その昔、大多数の人々は米を作り、畑を耕して生活してきた。
しかしある時、そんな
地道な暮らしは真っ平御免というごく少数の
不埒者が現れた。
やがて、腕力の強い不埒者は
博打うちと呼ばれるようになり、一方、歌舞音曲が得意な不埒者は
河原で芸を見せるようになった・・・とさ。』
この
言い伝えを信じるなら、現在の文化人やエセ政治家などは、まさしく博打うちか河原乞食だ。
自称小博打うちの小生が自信をもって断言するのだから、もはや間違いようがない。
そして、汗をかいて働くのがイヤなら、おとなしく本でも読んで勉強の真似事でもしていればまだ殊勝なのに、こういった輩に限って沖縄の歴史など
まともに知ろうともしないから困ったものである。
が、よくよく考えれば、こういった
手合いの書いた本をベストセラーにしてしまうのは我々だし、こんな脳ミソの調子の悪い
エセ政治家を国会に送ってしまうのもまた、我々自身なのである。
さらに言えば、つぶれた方がいいといわれた大新聞のお偉方が、時の政権の中心人物と料亭でちゃっかり食事していた・・・などというまるで
昭和のプロレスを彷彿とさせるような噂も聞こえてくる。
いずれにせよ、小生などは生きてもせいぜいあと10年か15年といったところ。
良識ある若者たちに、この国を託すことになるのである。
若人よ、
本を読め!
そして
歴史を学べ!
さてさて、超音波検査の結果、すい臓がんに関しては
無罪判決という結果が下されたので、そういうことならS4号の
2年点検でも行ってみるかということになり、昨日出向いたのであった。
9時10分、自宅を出発。
ポルシェ・パナメーラの背後に迫る不気味な影・・・。
月末の首都高はやはり混んでいた。
10時5分、トウチャコである。
優木まおみ似のチャーミングなスタッフが、ホットココアをいれて下さる。
相も変わらず、下手な写真を撮る。
12時45分、点検終了。
ブレーキパッドは現在のiSWEEPが気に入っているので、交換をお断りした。
洗車してもらい、S4号も気持ちよさそうである。
13時25分、帰宅。
タロウは出迎えもせず、昼寝に専念。
23時過ぎから、下宿のオバサンといっしょに録画していた
水戸黄門を観る。
ノンクレジットではあったが、
福本清三氏が2つのシーンで(恐らく別人の役)登場。
下宿のオバサンも大騒ぎである。
断っておくが、彼は決して河原乞食ではない。
日本が世界に誇る
労働者である。
Posted at 2015/06/30 21:00:45 | |
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