自作ドライビングモニター！ミニモニ版！基板完成ぇ～♪

ミニモニ。です．試しに２枚基板作って、１個組み立ててみました！ ＤＤＭ＋、って作るのけっこう大変だったので、液晶画面／液晶用の電圧降下素子、放熱素子アレイをばっさり省略してみました．基板もちーさくなってコストダウン．ってか、軽っ．あとはアクリルの化粧パネルをど～するか考え中．

【追記】 化粧パネルはこんなかんじかな～？？ 1mm樹脂板（ﾎﾟﾘｶ？ｼﾞｭﾗｺﾝ？ABS？）に窓空けて、2mｍのスモーククリアパネルを重ねるかんじ． 車載で使うからPP（ﾎﾟﾘﾌﾟﾛﾋﾟﾚﾝ）がベストかな？それか、2mmのアクリルのみの方向で．

データ処理は一般的なデジタルフィルタ（FIR）です．

ちなみに、DDM＋ではタップ数をユーザーが設定できるようプログラムしましたが、 ミニモニではレスポンス重視の設定（固定）としました．PS：追記2011.12 やっぱり機能が欲しくなったので後日タップ数設定機能追加しました♪

センシングした信号のノイズ除去アルゴリズムとしては、メディアンフィルタも一般的です．これはデジタル画像のゴマ塩ノイズを除去するのに効果的な手法です． 原理はひじょうに簡単で、M×Nのうちm×nの部分マトリクス情報を昇順にならべてその中央値をマトリクスの代表値とする手法です．今回の場合は、離散的な1次元情報の突発的な飛びを除去することが目的です． DDMやミニモニで使ったプロセッサは非常に高性能なので、ΔTでサンプリングした離散データに対して、サンプリング毎にメディアン処理を施すことができます（＾＾ FIRフィルタではタップ数を増やすと時間遅れが生じますが、こちらは応答を犠牲にすることなく飛びを除去できます．そのためノイズ除去能力は非常に優秀．　ただ、メディアンフィルタだけではレスポンスがよすぎるので人間の応答にちょうどよい表現にするには、メディアンフィルタ処理値をFIRフィルタ処理すれば、いかようにもなりますね（＾ー＾ そうそう、メディアンフィルタと聞くとソートアルゴリズムが気になる方がいらっしゃるかと． N数が多くなるとアルゴリズムによっては処理時間が大きく変わってきます．が、ミニモニではせいぜい数個～20程度としているので基本的なバブルソート方式を使いました♪手抜き（笑） 比較回数は、n(n-1)/2．

バブルソートの視覚化（Wikipediaより）

※ＴＯＰ画像は、正面から撮影するとまぶしすぎてうまく撮影できないので、斜めから撮影してます．