麺屋 魔裟維のブログ一覧

久しぶりにお送りするシリーズ『日本の名車』第211弾は、初代がFR、二代目がトヨタ初の横置きFFという経歴を持つミドルクラスセダンの三代目の登場・・・時代が80年代半ばとあってまだバブル絶頂期でした(^.^)
もうお判りでしょうがその車とは1986年8月発売の3代目【カムリ】（V20型）ですね！







3代目カムリは国内はボキシーなデザインの4ドアセダンのみで登場・・・海外向けには5ドアステーションワゴンが用意されていましたが結局国内投入はありませんでした(^-^;







エンジンはガソリンが直4DOHC2.0Lはハイメカツインカム3S-FEとスポーツツインカム3S-GE、1.8L（1S-i）。ディーゼルが直4SOHC2.0Lターボ（2C-T）を搭載・・・ハイメカツインカムは吸気と排気のカムをギヤで直結した構造のDOHCエンジンでした！







1987年4月に上級仕様として専用のフロントグリル、そして新開発された1VZ-FE型2.0LV6エンジンを搭載した【プロミネント】が登場・・・







広い居住空間は先代以上ですが時代が時代だけに高級感あふれるインテリア・・・ワインレッドのインテリアはこの頃の高級車のトレンドでしたね(￣▽￣)







今では世界戦略車のカムリですが1987年オーストラリア、88年アメリカ・ケンタッキーで現地生産開始・・・国内で88年にプロミネントに追加された4ドアHTはアメリカでレクサスES250として発売されました！







国産上級FFセダンとして登場した3代目カムリですが実際には世界戦略車でまだまだアッパーミドルではFR全盛の日本では販売は芳しくなかった・・・1990年7月国内専用車&海外仕様と分岐した4代目とバトンタッチする形でその生涯を終えました(T_T)

ボディサイズ 4520㎜×1690×1390mm ホイールベース 2600mm 車重 1220kg





それでは懐かしい田中邦衛が登場するCMをどうぞ・・・