カリフォルニアにはチャイルドシートが付いているのですが、チャイルドシートに乗せるどころか、車自体に乗るのも娘は嫌がるようになりました。
フォレスターではそんなことがないので、音が嫌なのか狭いのが嫌なのかはよく分かりません。
ということで家族でカリフォルニアで外出することは殆どなく、必然的に今年の走行距離も1500km程度にとどまっています。
もったいないですし、保険などの費用もバカにならないので、いっそのことマカンなどの1台にまとめてしまおうかと悩んでいます。
しかもマカンSに試乗した時にカリフォルニアの査定をしてもらったのですが、予想よりも高くてかなり心が動きました。
そこで車の評価が適切で信頼できる友人に試乗に付き合ってもらい、意見を求めることにしました。
改めてマカンを見ると、やはりナビの位置が低いですね。
左手でナビが隠れてしまいます。
一昔前のメルセデスのようです。
本国仕様は日本仕様とナビと小物入れの位置が逆です。
しかも本国仕様は小物入れに「PORSCHE」と刻印された蓋が付きます。
日本仕様の内装の質感を低く感じる一番の要因がこれですね。
友人にハンドルを握ってもらい、私は後席の乗り心地を試してみました。
広さはフォレスターの方がありますが、つま先が前席にかなり入るので足元の窮屈感はさほどありません。
車高が低い分だけ屋根も低く、圧迫感を感じるかも。
後部座席まで広がるパノラミックサンルーフのオプションは付けるべきかなと感じます。
走り出すと、シートの形状が良いのかそれほどリクライニングしているわけでもないのに、ゆったりと座ることができます。
突き上げも少なく、かなり落ち着いた乗り心地です。
走りのスポーティーさとの両立が見事です。
問題は結構低いエンジン音が車内に入って来ることです。
ハンドルを握った時にはあまり感じませんでしたが、特にスポーツモードですと重低音が腹に響きます。
マカン・ターボはもっと音が大きいとのこと。
車好きにとっては気持ちを昂ぶらせる心地よいサウンドですが、娘にとっては「怖い」以外の何物でもない可能性が高いので、一度乗らせて様子が見たい。
しかし、今のポルシェディーラーはとても混み合っていて、長めの距離の試乗はとても無理です。
できれば高速に乗ってみたいのですが…。
友人のマカンSの評価は上々で、アクセルの反応とステアリングの応答性が良いとのことでした。
ATモードで走らせた時のギクシャク感はDCTに付き物とは言え、それが気になるとのこと。
それを除けばオンロードSUVとしての完成度はとても高く、運転していて楽しいと言っています。
友人の評価が高いので、見積もりを出してみました。
ピンとキリを知りたかったので、マカンSに必要最低限のオプションのモノと、マカンターボに結構オプションを盛り込んだモノの2種類です。
マカンSは乗り出しが940万円、マカンターボが1320万円に達しました。
う~ん、差があるなあ。
ちなみにターボはエコカー減税対象です。
レクサス・NXも候補なので、友人の運転で後部座席に座りました。
最初は300hのバージョンLです。
一度見てみたかったソニックチタニウムの外装色。
期待通り、NXにとても合っています。
そこのディーラーでは1,2を争う人気だとか。
後部座席はマカンと同程度の広さですが、つま先が前席にあまり入りません。
意外とシートも足回りも硬く、路面のショックが結構伝わりました。
次は200tのFスポーツ。
こちらはシートも足回りも更に硬くなっています。
後部座席の乗り心地だけで言ったらマカンの圧勝です。
これは意外でした。
友人の評価は、走りを考えれば200tのレスポンスの良さが好ましいとのことです。
300hのノーマルモードは正直物足りない。
となるとスポーツモードで走ることになり、すぐにエンジンがかかってしまうので、期待ほど燃費は伸びないのではないかと予想していました。
まあそういう話以前に、NXはどのモデルでも納車が早くても来年6月以降で、Fスポーツですと来年9月以降になるそうです。
営業の方も「これではまともにお客さんに勧められません」と頭を抱えていました。
「来年9月にはRXのFMCも予想されるので、その状況を分かって下さる方にお話を進めさせていただいています」と正直に話してくださり、とても好感を持ちました。
売れそうなのに商品が無いのは営業さんにとってはツラいでしょうね。
あまり後部座席で試乗することはなかったので、新鮮な体験でした。
分かったことは、マカンよりもNXよりも後部座席の居住性に関してはフォレスターの方が良いと言うことです。
結論が出たようなまだ出ていないような、そんな心情です。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2014/11/23 23:46:30