
移転して新装オープンしたBMWディーラーから連絡がありました。
試乗車リストに未だ乗ったことがない435カブリオレがあり、友人と行って来ました。
カタログスペックを紹介します。
全長4640mm×全幅1825mm×全高1385mmで、車重は1840kg。
3.0Lターボエンジンが306ps/40.8kgmを発揮。
8速ATを組み合わせ、燃費は12.5km/L。
最小回転半径は5.4m。
価格は856万円(売れ筋のMスポは895万円)。
試乗車はMスポ専用のエストリルブルー。
これが綺麗な青で、青好きの私の心はときめきます。
先代の3シリーズカブリオレも屋根を閉めた状態がどことなくカマボコっぽくて違和感がありましたが、今回もやはり屋根を開けた状態の方がはるかにカッコ良いです。
リアに向けての流れがもっと緩やかだと良いのですが。
内装はシルバーに青のラインがマッチしていてまあまあの質感。
後部座席は一度乗り込めば背もたれが立っている点を除いて、意外と前後の幅もあり、座り心地が良い。
2時間位なら我慢できそうです。
トランクもハードトップのカブリオレとしてはトップレベルの収納力です。
荷物を取り出しやすいように、屋根を開けた状態でトランクの蓋を上に移動させることもできます(口での説明が困難ですが…)。
最初は友人が運転し、私は助手席へ。
長い試乗コースを取っていただいたこともあり、乗り心地を確かめることができました。
足回りはしなやかで良いですが、シートが若干硬め。
屋根を開けても、Aピラーが寝ていることもあり、ちょっと頭上にかぶさる印象があります。
次は私の番です。
先日435クーペを長い時間運転し、まだその印象が残っています。
さすがに200kg重いため、特に発進時では一瞬鈍く感じます。
走り出せば速度上昇がとても自然で気持ちが良い。
折角のカブリオレですから、エンジン音にもっと味付けが欲しいところですが。
ハンドリングの素直さ、見切りの良さがあるため、とても運転がしやすい。
ブレーキの効きは多少甘目ですので、オプションのMスポーツブレーキを付けた方が良いかも。
やはりBMWは私に合うことがよく分かりました。
気を張らずに楽に乗れるのが最高です。
あれやこれやとオプションを付けたら、乗り出しで1080万円でした。
アルピナB4カブリオレにあれやこれやとオプションを付けて乗り出し1560万円でしたから、500万円近くも安いことになります。
アルピナの雑味を消した最高級アイスクリームのような吹け上がりや、素晴らしき足回りは確かに魅力的ですが、435カブリオレで十分な気もします。
C63AMGエディション1のワゴンが買えなかった時の第一候補車です。
M4カブリオレが日本に導入されるのが一番だと思っていたのですが、435カブリオレの後にM4を試乗したところ、ガツンガツンと来る足回りが結構ハードです。
M4はサーキットでしか試乗したことがなかったのでよく分かっていませんでした。
「カブリオレは優雅にマッタリ乗りたい」と思う年齢と身体に、いつの間にか成っていたのでした。
Posted at 2015/07/18 23:24:42 | |
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試乗記 | クルマ