
パラオのイミグレーションは窓口が2つしかなく、かなり混み合っています。
日本人の親子連れが何らかしらの事情で揉めて、パスポートを取り上げられていました。
パスポートの残存期間ミスかな。
南国特有のモアっとした空気。
ホテルはニッコー系のパラオロイヤルリゾートで、送迎を頼んであります。
パラオはタクシーがあまりないので、ホテルか旅行会社に送迎を頼んでおく必要があるそうです。
右ハンドルの日本車での右側通行なので違和感があります。
パラオは古い日本車がとても多い。
街灯もなく、フィリピンの離島のような雰囲気。
30分ぐらいでホテルに着きました。
部屋はデラックスオーシャンビュー。
広くて快適です。
バスタブもあり、シャワーブースは分かれていました。
次の日の朝、部屋からの景色が素晴らしいことが分かりました。
朝食のビュッフェもそれなりの品数で美味しいです。
娘は海よりもプールが好きなのですが、グアムのオンワードと違ってプールが少ししかないのが残念そう。
そこで、ホテルのビーチでシュノーケリングデビューしました。
怖がるかと思いましたが、気に入ったようでずっと楽しんでいます。
ホテルの池では魚に餌をあげられます。
ウミガメもいて驚き。
昼食はホテルのレストランにしましたが、ボリューム満点で美味しい。
ニッコー系は無料で発行できるハーモニーカードを持っていると10%オフに出来ます。
妻はマンダラスパに行き、ここも10%オフになりました。
ちなみにここのスパは見晴らしが最高でとても良かったそうです。
お土産を買いにダウンタウンに行きました。
ホテルからタクシーで15分ぐらいで6ドルです。
スーパーはホテルよりは安いとは言え、観光客対象としているのか、値段はちょっと高め。
ビールは安いです。
この辺りの雰囲気もフィリピンに似ていますが、タクシーやスーパーでボラれる心配が薄い分だけ、パラオの方が良いです。
多くの人が体験するであろう、シュノーケリング・カヤックツアーに参加しました。
美しい風景の中、ボートがシュノーケリングポイントに向かいます。
娘には水中メガネが合わず、ゴーグルになりましたが、シュノーケリングの練習の成果を活かし、多くの魚たちを眺めることが出来たようです。
日本人のガイドさんが優しく娘を連れてくれたのも良かったです。
青い珊瑚が見られたり、ニモやサメもいました。
とても魚の種類が豊富です。
島に上陸して昼食。
この島はとてもビーチが美しく、グラデーションが最高です。
足元まで魚が寄って来ました。
次はカヤックに乗りました。
先頭は妻、真ん中に娘、後ろが私です。
娘は最初は疲れたのか寝っ転がっていましたが、そのうち後ろを向いて私のオールを奪いました。
狭いトンネルを抜けた先にある入り江は「静寂」がピッタリと当てはまるような神秘的な空間。
周りを緑の崖に囲まれているところなども、フィリピンのエルニドを思い出させます。
現在、ジェリーフィッシュレイクには入れませんが、同じタコクラゲを見ることが出来ました。
ただし外敵がいるため、ここのクラゲはわずかに毒を持っているそうです。
最後はミルキーウェイ。
泥遊びが大好きな娘は自分で体に塗っていました。
ですが、顔に塗るのはちょっと怖かったようです。
前に行った伊豆の日帰り温泉では嬉しそうに顔に塗っていたのですが。
海に飛び込めばあっという間に泥は落ちます。
とても楽しく大満足の7.5時間のツアーでした。
夜中の1時45分のフライトなので、最終日はあまり無理の無いスケジュールにしました。
午前中はグラスボートツアー。
3人で一緒に珊瑚を眺められるのは良いですね。
ボート上から餌もあげられました。
ガイドさんの話が面白く、パラオの珊瑚は温暖化の影響よりも珊瑚同士の縄張り争いのために死ぬことが多いそうです。
外貨獲得のために国交を結んでいない中国からの観光客を受け入れたため、様々なトラブルが起きているとのこと。
他人事とは思えません。
昼食はツアーとセットで申し込んだレストラン。
眺めも良く、ボリューム満点でとても美味しい。
娘もアイスに満足そうでした。
昼寝して、午後からはプール遊び。
妻はビーチでシュノーケリング。
泳ぎの達者な中学生ぐらいのお姉ちゃんと仲良くなっていました。
夕食はホテルのレストランで済ませ、荷物をまとめ、いよいよ旅も終わりです。
娘をなるべく起こさないように空港に連れて行きました。
空港の預け荷物検査では機械が壊れたのか、手でチェックするアナログぶり。
パラオ人は魚を土産に持って行く人が多いそうですが、クーラーボックスも開けられていました。
空港の待合室にはちょっとしたお土産物屋もありますが、品揃えは悪いです。
グアムまでの便はやたら早く搭乗させたかと思ったら、またしても離陸の許可が下りないとかで、機内で1時間以上も待たされました。
ただでさえ狭いのだから、あまり早くに乗せないで欲しい。
娘は大爆睡です。
離陸後は2時間弱でグアムに到着。
グアムは乗り継ぎで使うだけなのに入国書類を渡されたから不思議に思っていましたが、なんと一度入国し、そして出国審査を受けなければならないとのこと。
アメリカ国内便への乗り継ぎはありましたが、他の国への乗り継ぎでアメリカの空港を使ったことがなかったので知りませんでした。
アメリカは他の国の審査を信用していないということでしょうか。
寝ている娘を抱っこしながら、長蛇の列の入国審査を終え、ビジネスクラスのゴールドレーンを使って出国審査をやっとのことで終えました。
1時間以上掛かったぞ。
UAのラウンジに着いた時は疲れ果てました。
ラウンジで娘は目を覚まします。
グアムからは行きと同じくB777-200のビジネスクラスの一番前の席。
娘も私もすぐに爆睡。
到着40分前ぐらいに起きて機内食をお願いしたら、オカマっぽい日系のオジさんのCAさんに「食べるの?? 今?? すぐに??」と首をかしげながら言われました。
私も妻もツボにハマって爆笑。
何でUAの男性のCAさんはオカマっぽい怪しげな日本語を使う人が多いんだろう。
過酷な乗り継ぎで疲れ果てましたが、帰省した人が多いためか、東関道も首都高もガラガラだったのが救いです。
期待以上にパラオは楽しかったです。
ホテルがニッコー系だったからか、日本人のスタッフの方が多く、ハワイやグアムよりも日本語が通じます。
やれなかったツアーがたくさんあるので、近いうちにまたパラオに行きたいと思います。
ですが、今度はJALのチャーター便かデルタの直行便にします。
旅行後もしばらく休みが続くとは言え、真夜中の乗り継ぎはさすがにキツかったです。
今後は出来る限りアメリカの空港で乗り継ぎをしないと心に誓いました。
本年もお世話になりました。
皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
