2013年10月02日
W204の日常の使い勝手について
画像撮影は苦手ですが、長文ではない文章なら書けちゃいます。
・・・ということで今晩もツラツラと
当方、典型的な日本車からの乗換になります。そろそろ自車にも慣れてきましたので、日常的な部分での使い勝手について、日本車との違いを書きつつ、論じてみます。要は、日本車からの乗換えた時に違和感なく乗れるのか、ということなぞ。
(意外と、評論家を名乗る方々は、この辺りを書かないんですよね)
1.ターンシグナルスイッチ
日本車からの乗換だと最初の関門ですが、使っている内に慣れてしまうものですね。今では9割5分の確立で左手が反応します。5部の確立で右手を操作しても、空振りするだけなので、あまり実害はありません。W204に関しては、むしろターンシグナルと近接するクルコンスイッチとの間違いに注意が必要です。クルコンスイッチにはOFFスイッチがないので、間違えて上下させると、どちらもスピードセットとなります。
2.ライトスイッチ
ダッシュボード右側に設置されていて、さらに消灯位置はありません。(消灯できない点は批判も多いようですが、)メーカーとしてはユーザーは車に任せて基本的に触るなという考えのようです。車にお任せと決め込んでしまえれば、スイッチに触れる機会は、進路を譲る時にあえて消すくらいしかありませんので、位置の違いは気になりません。日本車と違い、車内照明と車外照明は独立制御なので、車外の早期点灯に伴う影響は少なくても車内ではありません。
3.ワイパースイッチ
ターンシグナルスイッチと一体で組み込まれています。こちらも基本はオート制御なので、車にお任せとしてしまえば、スイッチ位置の違いは気になりません。1点、ウォッシャースイッチだけは注意が必要です。軽く押しただけではワイパーが一回作動するだけとなり、さらに深く押し込んで初めてウォッシャー作動かつ連動してのワイパー作動となります。(最初ウォッシャー液の入れ忘れと誤解しました。同様の疑問を持たれる方は多いようで、この件、営業氏は即答でした。)
4.シフトゲート
W204では、左右ハンドルでゲートの刻み方を変えていません。手首の動きに沿う動きとすると、日本車に見られる刻み方が自然に思います。A・B・Eクラスではシフト位置自体を変えてきましたので、現状の仕様は過渡期的なものなのかもしれません。
ただし、ATですのでシフトをする機会自体が、バックをしたい時と駐車したい時ぐらいですから、決定的な不便とは思えません。
5.サイドブレーキのリリース方法
現行Cクラスの右ハンドル車はインパネ右側に設置されていて、右手でのリリースとなります。サイドブレーキは足踏み式です。使用と解除は近い方が自然ですし、右手はハンドル、左手でシフト後サイドブレーキ解除という流れからすると、この位置にあるのは疑問です。理由があるとすれば、緊急時等で車外からのリリースが容易という点を重視したのかな、などと。
ただし、こちらもブレーキのホールド機能を使用すれば、リリースの使用は発進時のみとなり・・・以下同文(笑)。
6.フロントシートのアジャスト機能
運転席と助手席は同一機能となります。日本車のように、助手席の機能を省いたり、運転席のみパワーシートという仕様の設定はありません。後者から推測すれば、作り分けるのが面倒くさいとかじゃなくて、同機能であるべきという主張に思えます。私自身は、助手席の座面角度が合わないなんてこともなくなりますし、前席は同格という主張に同意しますが、隣が指定席の奥様は、せっかくの機能を使いこなせていないというのも、もう一つの現実です(笑)。
7.ドアロック解除
昔の自動車雑誌には、「外国車は事故発生時に外部からの救助を妨げないよう、あえて車速感応ロック機能を設けていない」なんて書いてありました。時代は流れてW204では、車速感応ロック機能が使用可能です。(解除も可能)
日本車と違うなと思うのは、解除のトリガーで、運転席ドアと助手席ドアの両スイッチの他に、どちらかのドアオープナーを引いた時に全ドアのロックが解除されるよう、仕組まれています。日本車では、運転席スイッチ以外はシフト位置をPポジションにするとロック解除という仕組みが多いです。着座者の意思尊重、あるいは緊急時の車外脱出という点からするとW204のトリガーで正しいと思います。
8.カーナビ
散々文句を書いてきましたが今回も(爆)。タッチパネル式に慣れていると、何より違和感を感じる部分かもしれません。私自身は、もう慣れて(馴らされてor諦めて?)しまいましたが。ナビ機能はアクセサリーの一つという割り切りは必要です。車の基本機能として何よりナビの性能を重視するという人には全くお勧めしません。
以上、長文は苦手と書きながらも、ダラダラと書いてきましたが、現行で販売される車ですから、大きな違和感はなくて、慣れで解消できる範囲と結論します。納車前はWeb上の取扱説明書を何度も確認したのも事実ですが(笑)、習うより慣れろの実例かと。
例えば、国産車からの代替にW204が候補に挙がったとして、使い勝手の面を心配して候補から外す必要はない、と思いますね。
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W204 | 日記
Posted at
2013/10/02 20:12:17
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