
思い出のクルマ第10回その5です。
最初は、特別仕様のカタログを載せつつ少し解説するのみのつもりが、またもや凝り性が顔を出して、後期エクシードをまとめてみようと気が変わりました。他には、スーパーカスタムエクストラもあるのですが、エクシード系で手一杯でしたので、略とさせていただきます。
それでも、またもや印象記は次回送りに。まぁ資料だけは・・・以下前回と同文。
そんな特別仕様エクシードの一覧です。引用元は「特別仕様車パーツカタログ」からとなります。
先ずは、スーパールーセントツインカム24ベース
○生産期間:1986.12 ~ 1987.2
外装色:スーパーホワイトII(040)
内装色:ダークベージュ(GT43)
(特別装備)
A1.カラードフロントスポイラー
A2.カラードドアミラー(スーパーホワイトII)
A3.カラードバンパーモール(ファインベージュM)
A4.カラードサイドモール(ファインベージュM)
A5.カラードアルミホイール(ファインベージュM)
A6.ゴールドエンブレム
A7.EXCEEDエンブレム(フェンダー及びリヤ)
A8.デジタルメーター
A9.パワーシート
○生産期間:1987.5 ~
外装色:スーパーホワイトII(040)
内装色:ダークベージュ(GT43)
(特別装備)
A1~A8 (A9はOP設定)
A10.ラジエターグリルゴールドエンブレム
A11.本皮革巻ステアリングホイール&センターパッド
A12.フロント&リヤシートEXCEEDワンポイントマーク
○生産期間:1988.2 ~ 1988.4
外装色:ホワイトパールマイカ(042)
内装色:ダークベージュ(HZ43)
(特別装備)
A1.カラードフロントスポイラー(ホワイトパールマイカ)
A2.カラードドアミラー(ホワイトパールマイカ)
A3~A11
A13.トップシェード付ブロンズガラス
A14.オートドライブ
A15.専用シート
A16.専用ドアトリム
続いて、スーパールーセントベース
○生産期間:1987.5 ~
外装色:スーパーホワイトII(040)
内装色:ダークブルー(GS80)
(特別装備)
B1.カラードフロントスポイラー
B2.カラードドアミラー(スーパーホワイトII)
B3.カラードバンパーモール(シルバー)
B4.カラードサイドモール(シルバー)
B5.EXCEEDエンブレム(フェンダー及びリヤ)
B6.デジタルメーター
B7.フロント&リヤシートEXCEEDワンポイントマーク
B8.グレーガラス
B9.合皮革巻きシフトノブ(MTのみ)
B10.合皮革巻きステアリング&センターパッド
B10.ファブリック巻きコンソールボックスドア
B11.ハイファイスピーカー
B12.アルミホイール
○期間:1987.11 ~ 1988.6
(外装色)スーパーホワイトII(040)
(内装色)typeA:ダークブルー(GS80)、typeB:ダークベージュ(GS43)、
(特別装備)
typeA
B1~B12(15インチアルミOP設定追加)
typeB
B1・B2
B3.カラードバンパーモール(ファインベージュM)
B4.カラードサイドモール(ファインベージュM)
B5~B7
B9~B11
B13.カラードアルミホイール(ファインベージュM)(14インチ標準・15インチOP)
それでは、1987年(昭和62年)12月のカタログからです。
2015/4/24 画像を全て更新しました。


スーパールーセントツインカム24をベースとするエクシードです。
ベース車両では、外装色がスーパーホワイトIIの場合、マルーンかダークブルーのみ選べましたが、エクシードでは、ダークベージュとしたのが特徴となります。ホワイト外装&ベージュ内装の組合せは、次期モデルとなる81の先行リサーチだったのではないかというのが推測。
追加装備に伴い価格もそれなりに上昇していますが、好景気の追い風もあり結構好評でした。81のスーパールーセントGの需要模索だった感もありますね。

スーパールーセントをベースとするエクシードです。
データのとおり、ブルー内装&シルバーモールが先行発売されて、ツインカム24エクシードに準じたベージュ内装&ベージュモールが後から追加されます。便宜上、前者がtypeA、後者がtypeBとされています。
こちらも、ツインカム24との隙間を埋める形となり好評。特別仕様とされていますが、ほぼカタログモデルと同等の扱いでした。
主要装備一覧表です。
上の記載と矛盾等ありましたら、そっと教えてください(笑)。
登場後3年目ともなると通常は販売台数が頭落ちとなります。ましてやビスタ店には、初代クレスタを再現したかのような2代目ビスタが登場。その影響で、かなりの落ち込みとなるかと思いきや、前年よりも若干減の台数に留まり、ビスタ店のトップ台数の座を守ります。(クレスタ62年:76,803台、同61年:81,994台、ビスタ62年:51,981台、同61年:30,997台)
以上、販売台数は月刊自家用車誌に掲載された自販連調査の新車販売台数から引用
これは、3兄弟が根強い人気を保っていたことが根本にありますが、魅力的な特別仕様の適宜導入が支えたというのも、大きかったのです。
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カタログ話(思い出のクルマ編) | クルマ
Posted at
2014/07/02 21:06:27