• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2015年05月04日

1990年のカーオーディオのカタログから(SONY)

1990年のカーオーディオのカタログから(SONY) GWも後半に突入しています。

昨日は、昨年同様佐原まで出かけてきましたが、行きの首都高は、事故原因の渋滞に巻き込まれることに。出かけた先も人混み、帰路も交通集中による渋滞と昨年と違った様相となりました。

今日一日は休息しつつで、明日はまた出かける予定でいます。
混雑や渋滞の中では、難解な行動をするクルマも増えますので、より一層の注意が必要ですね。


そんなGW中日のUPです。

今回は少し前に、1992年のSONYのカタログを掲載した際に、81関連の話が出ましたので、当該部品のある1990年に時計を戻してみようと思います。

それでは、1990年10月発行のカタログから抜粋しつつで紹介していきます。



先ずは、CDプレイヤーの紹介です。
CDがカーオーディオに入り込んで、普及しつつあった時代ですから、日進月歩で新製品が投入されていました。

自分は1年前に、CDX-A30RFという機種を登場直後に購入しましたが、それほど時間を置かずで同機能の価格引き下げ版である、CDX-A15RFが登場。また、高機能版である、CDX-A40RFも登場します。

ここまではCDチェンジャー本体は同一でしたが、CDチェンジャー本体の新製品として、CDX-A50が登場しています。





そんなCDプレイヤーの中から「RF SYSTEM」を紹介します。
「CDの音声をFMに変換します。これならFMラジオさえ付いていればCDが聞けますよ。」というこの方式を提唱したのはSONYが最初でした。
瞬く間に大流行し、他社にも同様の方式が乱立することとなります。

RM-X1に見られるとおり、最初の機能としては、”再生&停止”・”前後頭出し”・”前後早送り”・”DISC交換”だけでしたが、それでもカセットを使っていた身としては、かなり便利に思えたものです。

もっとも、後発のCDX-A40RFには、ワイヤレスリモコン・イントロスキャン・ランダムプレイ機能が付いたのを羨ましく思っていたのですが。





続いてはデッキの紹介です。
SONYのデッキは、ボタンの数が整理されている上に、誤操作防止の観点からボタン形状が工夫されていて、好感を持っていました。

さらに主力機種となるXR-747は、ライバル機種よりもお安い上にワイヤレスリモコンまで添付。
この機種は、知人でも購入する者がいましたし、私自身ターセルのデッキとして指名することとなります。

心配されたSony Timerは、ことデッキ部分に関する限り、廃車まで発動することはなく、大変重宝しました。





続いては、グラフィックイコライザーの紹介。
私自身は装着しませんでしたが、先述の知人は、XR-747との組み合わせで購入。
純正オーディオに慣れた目には、うねうね動くスペクトラムアナライザーが新鮮でした。同印象の人が多かったのか、比較的装着率が高かった印象があります。





続いては、スーパーウーファー。
セダンやクーペがまだ多かった時代、あまり注目を集めてはいなかったように記憶しています。





パワーアンプの紹介です。
ワンボディ全盛期では、外付けパワーアンプまで組まれることは希でしたが、高出力化&コンパクト化が進んでいます。
確かに、デッキ内蔵よりもイイ音がするんですよね。



2015/5/5 埋込型と据置型スピーカーを追加しました。



埋込型スピーカーの紹介です。
XS-7070とXS-7040が新機種ということで、大きく取り上げられています。
共に埋込型ながらも18cm×25cmの楕円ウーファー採用ですから、かなりの大型スピーカーですね。リヤトレイに余裕のある車種のみ装着可能だったはずですが、その制約を超えられれば、いい音に恵まれたはずです。





据置型スピーカーの紹介です。
主流はトレードインに移りつつありましたので、XS-330以外は従来モデルが並びます。
XS-777は、高密度複合樹脂を採用しているため、独特の質感となっています。
XS-605は、他社にも採用事例のあったトランクをスピーカーボックスとして利用できるタイプです。





この時期のSONYは、メーカー別のトレードインを推進していました。
左頁は、トヨタ車用、右頁は、日産車用となります。

81マークIIは、音響特性を配慮してダッシュスピーカーのステーが他車と異なるのですが、専用品が用意されていました。

これだけに留まらず、左下段には、81マークII系用6スピーカー、右下段には、セフィーロ用4スピーカーの設定もあるのにご注目くださいませ。
登場自体は、この前年ですが、当時の人気ぶりを裏付ける商品展開だと思います。
81マークII系用として6スピーカーセットでの専用設計品は、このXS-65Tだけだったはずです。





左頁は、前頁に続いてホンダ車用トレードインと欧州車用トレードインが紹介されています。

右頁はトゥイーターと車種別対応表となります。





この後4頁は、まだ先駆的試みだったカーAV商品の紹介です。
PIONEERは、カーナビとの組み合わせで液晶モニターを展開し始めていましたが、こちらはまだブラウン管が主流でした。

確かこのモデルは、日産車の純正オプションとしても採用されていたと思います。





同じくカーAVに関する商品の紹介です。
VHSビデオと8mmビデオデッキ、モニターは全てブラウン管ですから、25年前という時代を感じずにはいられません。

主に、ワンボックスワゴンに使われていたモデル群です。





「FITTING」として装着事例が紹介されています。
デッキ類の装着事例は、当時の最新人気車種が並びます。

その一方でスピーカーは、ホンダの2車以外、GX71マークIIHTに7thスカイラインHTと一世代前になるのが不可思議ですね。





アクセサリー類が3頁に渡って紹介されています。
ソニーのチェンジャー接続ケーブルは、この後一度モデルチェンジしただけで、多くのモデルが共用できました。この時代は、13pinの末期となります。CDチェンジャーのマガジンも21世紀初頭までは、このXA-10Bが現役。このあたりは、ユーザーに配慮した良心的な設定だと思っていました。

3頁目には、81マークII系用と当時の日産車用純正リモコンアダプターとして、XA-57TとXA-56Nが初登場しています。
こちらも当時の81人気を物語ると共に、同種では唯一の珍しい製品だと思います。前期と後期ではサテライトスイッチのコネクタ形状が異なるため、XA-57Tの適用時期からして、おそらく前期専用品でしょうね。





最後はシステムチャートです。
バブル期とはいえ、1992年のチャートと比べればシンプルですし、さらに同時期のPIONEERと比較するとかなりの差があります。

まだまだSONYのカーオーディオの商品展開は発展途上だったのです。


以上、当時を懐かしみながらで紹介してみました。使っていた人は結構多かったように思うのですが、メーカーの国内撤退もあって、当時の資料が殆ど見つからないんですよね。これがLonesomeやCarrozzeria、他社でもKENWOODだと熱心なファンが見つかるのですが。
ブログ一覧 | カタログ話(用品編) | クルマ
Posted at 2015/05/04 20:45:51

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

【スズキ GT125】 機械の力を ...
エイジングさん

2025.4.26 第3回神奈川 ...
のにわさん

深夜徘徊。真ん中編です。(*´▽` ...
KimuKouさん

🚗備えて安心☝️オススメアイテム✨
エーモン|株式会社エーモンさん

ドッグイヤー予防接種の春来る
CSDJPさん

復活の兆し
OFFBOYさん

この記事へのコメント

2015年5月4日 21:03
こんばんは。

当時友人がXR-747とCDX-666の
組み合わせを使っておりました(^^
ホンダ インテグラに装着したのも、
ボクですが、ホンダ独特の取り付け方法に
涙したものです・・・・

また?何故かタイマーが1年経たずに発動!
結構泣かされた思い出が有ります(^^;
コメントへの返答
2015年5月4日 21:40
こんばんは

XR-747は、本文で触れたとおり、他社比でかなりお買い得でしたから、人気モデルでしたね。
それにしてもCDX-666との組み合わせは珍しいような気がします。

当時のホンダ車は、取付が難しかったと記憶しています。ラジオレスが多かったはずなんですけれどね。

そちらは1年経たずのタイマー発動でしたか。自分もCDチェンジャーでは、結構泣かされましたね。
2015年5月5日 11:47
初めましてm(_ _)m

突然にすみませんm( _ _ )m

C33に取り付けしていた懐かしSONYオーディオでしたので|壁|ョД゚)オジャマシマス

自分はXRー787・XEー747・XMー3040・XSー46N・XSー7040とフルセットをディーラーで注文、取り付けしてもらいました。
ディーラーで注文した方が一番安くて 取り付けが無料でしたね\(^^@)/

しかしSONYは寒冷地には向いてなかったですね(´・ω・`)ガッカリ・・・
ー20℃なるとSONYのみ電源が切れました。他のメーカーは大丈夫でしたね(´;ω;`)
キャンセルボタン押して復活!!復活の度に時間修正しましたね(笑)
コメントへの返答
2015年5月5日 14:42
はじめまして

初コメントをありがとうございます。
懐かしんでいただき、嬉しく思います。

C33にフルセットを取り付けられたのですね。81で同じことをやろうとすると阻害要因が多くなるあたり、メーカーの考え方の違いを感じます。

うちもターセルへの取付はディーラーにお願いしました。購入時のサービスとして、安く取付けますということも多かったですね。

寒冷地には、向かなかったというのは、使われていた方ならではの感想ですね。
私もキャンセルボタンは何度か使いました。時間調整が面倒なので、できれば押したくなかったのですが(笑)

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/4 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

リンク・クリップ

1989年式マークII3.0グランデG感想文 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/08/05 19:34:14

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メルセデス・ベンツ Cクラス セダン
2013年9月14日納車 アドバンストライトパッケージ ボディカラー:988 ダイヤモン ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1995年12月登録(同型最終年月) 2001年6月購入 2013年9月譲渡 ボディカ ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1992年6月購入 2009年3月一時抹消 2009年6月永久抹消 ボディカラー:18 ...
トヨタ クレスタ トヨタ クレスタ
1991年7月登録 2000年11月購入 2001年6月譲渡 ボディカラー:27N パ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation