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2015年05月05日

1991年のクレスタ(Super Lucent・Super Custom Extra)のカタログ

1991年のクレスタ(Super Lucent・Super Custom Extra)のカタログ 本日は、出かける気満々で、準備も済んでいたのですが、諸事情により突如中止になってしまいました。

止むを得ずながら、無念の一言であります。思う所あって、これを急遽上げることにしました。


このクレスタ自体は、ツインカム24を中古車で購入して乗っているのですが、実はそれ以前にも購入しようとしたことがある、という話は後述するとして、先にカタログを紹介してしまいます。

本カタログは、以前に掲載していますが、今回紹介するのは、タイトルどおり、2グレードのみに特化したもの。

私自身、後年実物を見るまでは存在を知りませんでしたし、姉妹車であるマークIIとチェイサーには、同様のカタログは存在しなかったようです。
量販グレードとは言え、珍しいケースだと思いますね。

発行は1991年(平成3年)7月となります。



最初の見開きで、スーパールーセントを紹介。
本カタログのグレード一覧では、ベージュマイカメタリック(4J1)という少数派の色でしたが、こちらは最多量販のスーパーホワイトIV(050)が掲載されています。

この端正でさり気ない佇まいに憧れたのです。最近まで、Fスポイラー&15インチ純正メッシュアルミがMUSTだと思っていましたが、素の状態も、これはこれでイイと思います。





続いては、スーパールーセントのリヤビュー。
この画像は本カタログからの流用のようです。

本カタログ編で触れたとおり、この角度からの眺めがお気に入り。

14インチのアルミは前期からの継続で、この後センターキャップ部分だけを変えて、コンフォートにも採用されています。フィン部分を少し捻ったエアロディッシュ形状なのですが、私自身はあまり好みではありませんでした。





スーパールーセントの紹介が続きます。
左には、インパネ画像。右には、内装の画像が配置されています。

シートの一部に本皮革を使用したシートマテリアルは、クレスタ専用。
今なら合成皮革とされてしまうでしょうね。ただ、この本皮革は、運転席の右側部分が乗降が増えてくると、傷んでしまうんですよね。





続いては1800スーパーカスタムエクストラ。
この画像も本カタログのグレード一覧からの抜粋のようで、同じダークモーブマイカメタリック(3K1)で掲載されています。

現在視点では、高級感のある色だと思いますし、内外装共ワイン色の組合せはお洒落にも見えますが、当時それだけの卓見は持ち得ませんでしたね。





スーパーカスタムエクストラが続きます。
こちらは2400ディーゼルターボで、ボディカラーはダークブルーイッシュグレーメタリック(183)。

ホワイトブームが一段落した後に、濃色のブームが到来して、意外と多かったカラーです。前期ではダークブルーの内装色との組み合わせでしたが、後期ではミディアムグレーに変更されています。

元来、濃紺好きの自分が欲しかったのも、このカラーでした。マークIIセダンで実際に購入していますが、クレスタとの組み合わせもイイと思いますね。





装備類の紹介です。
本カタログから流用しつつで、カラードプロテクションモールやシート等、一部箇所はこのカタログ専用となっています。





左頁は、メカニズムの紹介です。
2グレードのみの紹介のため、本カタログと比較すると実にあっさりとした内容となります。

右頁には、安全装備の紹介。
この後スーパールーセントに選択可能となるエアバッグは、この時点では未設定のため、それ以外の内容が再構成されて掲載されています。




左頁は主要諸元表、右頁は主要装備一覧表となります。

寸法図は、サイズこそ2000に変えてあるものの、2500の図になっていますね。





裏表紙は、このカタログが発行される少し前に追加された、特別仕様車エクシードが掲載されています。
エクシードには、スーパールーセントのところで書いた、Fスポイラー&メッシュアルミが組み合わされています。僅かな差なのですが、意外と見た目が変わるというのが、クルマのスタイリングならではですね。



ということでいかがだったでしょうか。
2グレードに絞った結果、メカニズム・主要装備・主要諸元あたりは、何となくマークIIの最終セダン風だなぁと思いながらの解説でした。


ここからは、最初に書いた、購入しようと思った話を記します。

実は妹のクルマとして、EL43ターセルを購入する際、自分のクルマとして使用していたAT170コロナを妹に譲って、自分はこのクレスタを購入しようと目論んだことがありました。

職場の先輩が乗っているクルマに、71と81クレスタの両方があって、羨ましく思っていたのが大きかったのです。当時一番欲しいクルマを問われたら、コレと即答できましたね。

本当は2500が欲しかったのですが、まだまだ予算が足らず密かなターゲットとして考えていた仕様は・・・
  ○グレード:スーパールーセント(1G-FE)
  ○カラー:ダークブルーイッシュグレー(183)
  ○追加装備:ABS、ハイマウントストップ、スーパーライブサウンド(CDチェンジャー)
  ○付属品:フロアマット、シートカバー、サイドバイザー、ドアエッジ他多数
でした。


当時懇意にしていたビスタ店のセールス氏が、前期10周年記念エクシードに乗っていため、同車に試乗もさせてもらい、かなり当人的には盛り上がったのですが、家族の反対とまだ2年しか乗っていないコロナの譲渡に逡巡したため、結局目論みだけで終わることになりました。

その翌年には、その頃は微塵も考えなかったマークIIセダンを自車として購入することになるのですから、巡り合わせとは実に不思議なものです。巡り合わせの話をすれば、後期クレスタツインカム24の購入は、もっと不思議ですが(笑)

私とクレスタはあまり相性が良くなかったようですし、マークIIセダンの経験からすると、こちらを購入していたら長くは乗れなかったような気もしますが、想い出というものは、美化されて残るものなのです。
ブログ一覧 | カタログ話(身近にあったクルマ編) | クルマ
Posted at 2015/05/05 21:55:54

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この記事へのコメント

2015年5月5日 22:23
こんばんは。

このカタログは現在も持っていませんが当時も持っていませんでした。
初めて見る物じゃないかと思います。

平成3年というと私はGX81クレスタからY31グロリアに買い替えていたので、恐らく貰う事も無かったのかと思います。

Bカタログとも違うグレードを絞った専用カタログが有ったなんて今では考えられませんね。
コメントへの返答
2015年5月6日 6:26
おはようございます

クラウンだと2000特化のカタログが長くありましたが、こちらはツインカム24も外されているわけで、珍しい専用カタログだと思います。
ビスタと競合するハイメカ系の販売比率を上げたかった裏事情等がありそうですが、書かれているとおり、今ではあり得ないですね。

私も、特別仕様のカタログは幾度か貰ったものの、これは貰えませんでした。
2015年5月5日 23:01
今夜はBARからコメントカキコさせていただいてます(笑)

ハイソブームの頃は若い人でも三兄弟に乗る人が多かった気がしますが、クレスタはちょっぴり大人の雰囲気があってあなたにはまだ早いでしょ?!と羨ましさ半分な気持ちで見ていました。
91年頃のは大人びた端正さがに更に研きがかかってますね(^^)

酔っぱらいの戯言失礼しました(--;)
コメントへの返答
2015年5月6日 6:32
おはようございます
飲み過ぎませんでしたか(笑)

当時の開発者のコメント等を見ると、初代は3兄弟で最もユーザーの平均年齢が若かったそうです。そこで上の年齢層にも選んでもらえるように、配慮したようですが、配慮のし過ぎでこの頃には平均年齢が一番高くなっていたようですね。

でも、そんな大人びた雰囲気が大好きでした。
2015年5月6日 0:39
こんばんは♪

当時の量販グレード専用カタログってところですかねぇ。

今では特仕以外の通常設定仕様でこう言うカタログは作って無いですから、貴重な資料になりますねぇ。

フォーマルなセダンに対し、パーソナルセダンを謳ってましたが、デザインは流麗で良いんですよねぇ。

その代わりと言ってはなんですが、居住性はハードトップ同等になってセダンの良さはスポイルされてしまいますがwww

初代の5#、6#系はハードトップだからまだ諦めついたんですが、セダンになった7#系はちょっと違うんじゃないかなぁって思ってました。

今じゃセダン自体がフォーマルもパーソナルもごっちゃになって訳判んないですがwww

セダン本来の端正なデザイン持ちつつ、居住性も兼ね備えたセダンがセンチュリーだけってどうなんでしょ?w

まぁ、ニーズが無いって行っちゃえばそれまでですがw

やっぱり市場が極端に歪んでるからしょうがないのかなぁ?
コメントへの返答
2015年5月6日 6:53
おはようございます

書かれているとおり、量販グレード専用カタログなのですが、今だと量販グレードを主としたカタログ構成にしますから、こういうのは作られませんよね。
当時の2500追加が要因だったのだろうと思うのですが、それでも兄弟車では作られていませんし。同時期の30カムリでは、量販グレードのみのカタログも存在していたようですが。

クレスタは「トヨタの最高級パーソナルセダン」を謳っていましたね。パッケージは、HTそのものでしたから、マークIIセダンと比較すると狭いのが実感できました。
当時のトヨタは、EDの影響もあって大きなキャビンを問えなかったと思います。マークII系も個人ユースでは、HTばかり売れましたし。

現在のセダンはあの頃とまた違った意味で居住性が重視されないのだと思います。そのためか、段々パーソナルとかスポーティの方に寄りつつありますね。
その隙間を狙って、(外装意匠は全く別として)フォーマルなミニバンとやらが成立しつつあるのでしょう。

リヤシートの居住性とは、空間の広さだけでは成立しないものであると言いたいところですが、シートだけ立派なミニバンがニーズを満たしつつありますね。
2015年5月6日 7:49
おはようございます。

LX80を前/後期新車購入したアホが来ましたよ。

これを導入したのは、前車SV21・ハードトップVXを、非常に気に入って乗っていたのですが、
ガソリン代がオヤジの会社の給与天引き。これに乗り始めて半年後から、私も免許を取り、
親子でガンガン使いまくり。ドンドン上昇するガソリン代請求にどうにかしろとカミナリが(笑)
そこにデビューしたのが8系3兄弟。これ幸いと「ディーゼルなら文句あるまい」とばかりに
商談の日々。しかし当時電格ミラーが付くのは、チェイサー・ラフィーネのみ。おふくろが
どうしてもチェイサーが嫌いとのことで、しょうがなくクレスタのスーパーカスタムを発注。
その4~5日後、やはりというか、「エクストラ」の追加。すぐに発注変更でエクストラに変えてもらった
のですが、ノーマルのスーパーカスタム、それも8E3のダークブルーマイカは、生産停止が
間に合わず、その後しばらくV東京の不良在庫にさせてしまいました。

で、その後SC33ローレル・RD28メダリストを挟んで、前/後期と使い倒すわけですが、
なにしろツインカム24をはるかに超える大トルクを、あの華奢な足回りで受け止めるのですから、
そりゃぁ怖いのなんのって、雨の日の交差点なんかの発進は、えらく気を使って記憶があります。
後期型導入時には、同店のお客様から、2,5用のアルミ/タイヤセットに入れ替えましたね。

でもこのカタログ、V東京では入れてなかった気がするなぁ・・・
コメントへの返答
2015年5月6日 8:40
おはようございます。

LX80を前期と後期の2台、しかも真ん中にSC33を挟むというのが、さすがの車歴であります。

ラフィーネ相当は、中間車種が無くて4気筒の比率が高かったチェイサーだけに、当初は設定されていましたね。クレスタも70末期には、スーパーカスタムエクストラが設定されていたのですが、ビスタに配慮したのか80当初にはなく。書かれているとおり、間もなくスーパーカスタムエクストラが追加されることになりますね。
スーパーカスタムのディーゼルターボ、しかも(8E3)では、北国ならいざしらず、東京では売り辛かったことでしょう。

そう、2L-Tの最大トルクは1G-GZに近い値、しかも低速トルクのあるディーゼルの2.4ですからね。何故か70以降は、リヤリジッドの設定が90まで続いてしまうのが不思議です。
その点、SC33はリヤ独立の設定が良心的に見えました。こちらは6気筒ながらノンターボを通したのがもったいなく感じましたが。

もしかすると、このカタログは地域限定でしょうか。だとすると当時貰えなかったのも納得できたりです。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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