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2015年05月26日

70マークII GRサルーン と 70クレスタ スーパーカスタム エクストラの話

70マークII GRサルーン と 70クレスタ スーパーカスタム エクストラの話 70チェイサーのXGエクストラとXLエクストラ の話をしたところ、かなり好評でしたので、おまけ話的扱いで兄弟車の4気筒豪華仕様も掲載してしまおうと思います。

こちらはコロナやビスタというミドルサルーンを同系列内で扱うため、チェイサーほどには力が入っていないのは明白でありまして、本カタログの見開きで登場することもありません。

それでも潜在需要を掘り起こす的な感じで登場していますので、チェイサーと比較しつつで見ていただければと思います。
・・・ということで順を追ってご紹介


・マークII GRサルーン

 前期でもGRエクストラのグレード名で1985年10月に特別仕様車として発売されているのですが、カタログが見つからないため、当面は省略。

 後期ではGRサルーンが、セダンは1986年8月に特別仕様車として登場の後、一般グレードの扱いに転じていて、ハードトップは1986年12月にグレード追加されています。
それまでハードトップはLG以上の6気筒のみ構成されていましたので、初の4気筒搭載。追加は1.8Lのみで、最後までディーゼルは搭載されませんでした。






ハードトップ追加時となる1986年12月のカタログです。
本カタログにも追加されているのですが、GRサルーンのみのカタログも発行されたようです。
セダンとハードトップの発売時期に差があるため、ハードトップのみカラードマッドガードとカセット一体AM/FM電子チューナー式ラジオが追加されています。

ボディカラーはスーパーホワイトIIのみ、インテリアカラーはマルーンのみに絞られています。

この時点ではチェイサー新XGエクストラの登場前のため、ハードトップは兄弟中、一番豪華な4気筒でした。


なお、チェイサーにオートエアコン付特別仕様車が追加された1988年4月に、ハードトップのみ”GRサルーン オートエアコン特別仕様車”が追加されています。特別装備は、グランデ用ホイールキャップとグランデ用トランクキーオーナメントということで、ステレオ分だけXGエクストラより豪華仕様となります。

2015/5/27追記&訂正 オートエアコン特別仕様車は、ステレオがカセットレス&2スピーカーに格下げとなるそうです。



・前期クレスタ スーパーカスタム エクストラ





1985年3月に限定2000台で発売されています。
スーパールーセント以外は、カラードバンパー&スーパーホワイトIIが選択不可の時点でしたので、両アイテムが選択可能というだけでかなり価値ある仕様でした。

XGエクストラとほぼ同内容ですが、こちらはインテリアカラーがベージュのみとなります。
シート形状はスーパールーセントと同形状ながら、本皮革部分が高級ファブリックの専用シートを装備していました。



・後期クレスタ スーパーカスタム エクストラ





1987年8月に特別仕様車として発売されています。
ボディカラーはスーパーホワイトIIのみ、インテリアカラーはマルーンのみとなります。
マッドガードと大型ロッカーモールは備えますが、スーパールーセント用樹脂フルホイールキャップとスーパールーセント用トランクキーオーナメントは未装備。

前期と違ってスーパールーセント用部分本皮革シートとなりますが、リヤセンターアームレストの「Super Lucent」エンボスが省略されるため、この部分のみ専用部品が起こされています。


こちらも、1988年4月に、エアコン・スーパーカスタム エクストラが追加。
特別装備は、先述のホイールキャップとトランクキーオーナメントということで、先行したXGエクストラと同仕様に揃えられています。



モデルライフも後半になると、低グレードの販売比率が上がってきますので、こういったお買い得グレードは必要不可欠だったのです。あと新型投入時期の関係によりコロナやビスタの値引きが厳しい時期には、「一クラス上が買えますよ」と誘導する役目を担ってもいたのでしょう。


それにしても、ホント兄弟車のグレード間相違で悩みそうな微妙な違いなのです。
こうしてブログにしておけば、備忘録代わりにもなって一石二鳥と(笑)
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Posted at 2015/05/26 22:22:46

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この記事へのコメント

2015年5月26日 23:49
こんばんは♪

兄弟車の間でも微妙に違う造り分け、こうなると殆ど間違い探しの様相ですねぇwww

部品共用化が当たり前の今じゃあ出来ないでしょうねぇ。

走りが悪くても良いから見栄えが!って言う購買層に、このグレードは一定の支持有りましたよねぇ。

まぁ、カリーナやコロナの上級グレードを検討してたら、後ちょっと頑張れば1ランク上のクルマに乗れるんですから、走りは二の次になっても良かったんでしょうねぇ。

こう言うグレードが有ったから、詐称して遊んだりできたのに、今はあまり出来ないのがつまらないと思うのは重篤?www
コメントへの返答
2015年5月27日 6:12
おはようございます

量販グレードと違って、販売店の意向が強く働くと、こういう差が出るということなのでしょうね。その意向には、あっちと同じのを出せっていうのもあるでしょうし。正しく間違い探しの様相でありますw

この時代だと排ガス規制で走らなかったクルマからの代替も多かったでしょうから、1Sでも十分だったのでしょうね。豪華な内・外装は味わえるわけですし。グランデ系とは30~40万円ぐらいの差がありましたから、一定の支持は有りましたよね。

リヤトレッドが厳しいですけれど上級グレードのエンブレム交換されているクルマは結構多かったような記憶があります。逆にツインターボにこの種のエンブレムを付けると詐称も極まる訳ですがwww
2015年5月27日 8:55
実家近くで、当時GRサルーン オートエアコン特別仕様車を購入した家がありました。見た目や価格差を考えると2000EFI グランデにしたほうが良いのではないかって子供ながらに思ったものですが、排気量の大きさが車格を印象付ける”絶対値”みたいな感じが当時はありましたから、1,800ccを選ばざるを得ない状況というのもあったのでしょうか。

父の仕事車は、GX81セダンの前はC32ローレル 後期セダンのRB20Eメダリストでした。ローレルは、1,800ccでもグランドエクストラリミテッドを選ぶと見た目は2,000ccと殆ど変わらなかったですよね。GRサルーン等の特別仕様追加は、ローレル1,800ccシリーズの対抗という意味もあったのかも知れませんね。
コメントへの返答
2015年5月27日 22:08
こんばんは
私なら、GRサルーン オートエアコン特別仕様車よりコロナEXサルーンに目移りしそうですが、マークIIのネームバリューはそれほど効き目があったのも事実ですよね。6気筒2000だと燃費が・・・みたいな感覚が何となくありましたから、4気筒1800をあえて、だったのかもしれません。

書かれているとおり、ローレルはグランドエクストラリミテッドが、ほぼメダリストの見た目でしたね。ローレルの取扱系列であるモーター店もオート店同様、ミドルサルーンを持っていませんでしたから、1800を充実させていたのでしょう。
お互い1800で、いかに豪華かの勝負をしていた感が強いですよね。
2015年5月27日 10:31
おはようございます。

上級グレード詐称常習者が来ましたよ(笑)
この手のグレード、我が家はディーゼル・ユーザーでしたので、非常に重宝していました。
確かに走りっぷりは何とも・・・でしたが、見た目の豪華さ、押し出しの強さは何ら上級グレードと変わらない・・・ありがたいことでした。基本的に「ディーゼル=ケチ」の構図でしたから、SC33を手に入れたのも、メカはエンジン以外ガソリン6気筒と一緒、グレード呼称も一緒ってところに非常に惹かれたってのもあります。4気筒が充実していたってのは、130位からのローレルの良き伝統で、230の新聞広告で1800GLセダンが確か128,9万円って広告を打っていて、「これなら我が家でも買えそう!」と、初めて日産ディーラーに行った記憶があります。あまりの立派さに、おふくろがビビッて買わず仕舞いだったのですが。
コメントへの返答
2015年5月27日 22:18
こんばんは

営業部長さんのクルマでエンブレム未交換だったクルマの記憶が殆ど無いのですが(笑)
SC33は、当時のインタビュー記事を見ると、1800とディーゼルはリヤリジッドで進んでいたようです。ところがリヤリジッドの試作車を見た主査が、「みっともない。こんな車が街を走ってもらっちゃ困る。」ということで急遽変更したらしく。これ、正しい判断&変更だったと思いますね。

書かれているとおり、ローレルは130時代から4気筒が充実していましたね。230の1800GLやSGLって、結構売れていた気がします。同じGLでもマークIIより装備が充実していた感が強いですし、ブルーバードのちょっと上という設定が実に絶妙でした。
マークIIがGSLを止めてGRに変更した理由はきっとローレルの影響だと思います。
2015年5月29日 23:58
70のマークⅡセダンにこんな顔のモデルが存在していたなんて初めて知りました・・。もしかして後期型からフォグがグリルに収まるようになったのですか?

この3兄弟は、とにかくスーパーホワイトⅡとカラードバンパー、それにワインレッドの内装が組み合わされば最強でしたね。正直エンジンは4気筒でも見た目がグランデやアバンテ、或はスーパールーセントであればそれでいいって客は多かった気がします・・・。
コメントへの返答
2015年5月30日 8:56
70セダンの顔ですが、ご推察のとおり、後期型からフォグがグリルに収まるようになりました。ユーザー要望にフォグ追加と全長の延長が多かったため、こんなデザインになったようです。

書かれている、スーパーホワイトII・カラードバンパー・ワインレッド内装が代名詞でした。後期から白でもブルー内装が選択可能となりましたが、圧倒的にワインレッドが選ばれていましたし。FFモデルが曲線基調になる中で、このデザインに魅せられたユーザーが多かったということなのでしょうね。
2020年2月27日 3:55
当家では当商法にまんまと乗せられ(?)、SX70クレスタ スパーカスタムエクストラを購入した者です。
当時、私は小学生でしたがスーパールーセントがものすごく羨ましかったです。なんで2000cc車を買わないのかと!
ですので、免許を取りまして初めて手にした車はスーパールーセント エクシードでした。
しかしながら、新車で購入しましたスーパーカスタムエクストラの方が愛着や思い出があり、手放すことなく今でも所有しています。

コメントへの返答
2020年2月28日 5:34
スーパールーセントやビスタと比較の上でスーパーカスタムエクストラを選ばれたのだろうと推測しております。
今より遥かに排気量や車格の壁が高かった時代にあっては、皆選択する理由がありました。6気筒、2000や2500って私の中では憧れでしたし、同じ想いを持たれていた方も大勢いたはずで。
長い時間で作られた愛着や思い出は、何よりの理由になりますよね。
初めて愛車紹介を拝見した際、驚かされまして。今となっては本当に貴重な一台だと思います。
2020年3月1日 3:52
再度登場させて頂きます!

地元モータースでの購入のため、購入時の他候補はトヨタ車ではありますが同ディーラー(ビスタ店)車ではなく、20系カムリプロミネントのV6、当時新登場したばかりのカリーナEDでしたが、私がどうしてもクレスタが欲しくて懇願した次第です。

その昔は上級グレードがイイに決まっている、という具合でしたが、前述のように71エクシード(1G-G)や71後期グランデ(1G-E)に乗っていましたが、30年も経つクルマとなります昨今、ほぼ全ての純正部品の新品供給が皆無でして、逆にローテクで装備の簡素なクルマの方が、故障・壊れる要素が少なく細々と長生きするのかな?、とも思ったりしています。

「初めて愛車紹介を拝見した際、驚かされまして。」とありますが、どのようなことでしょうか?(謎)

コメントへの返答
2020年3月2日 18:06
プロミネントのスタッフマニュアルに掲載されていた比較対象車にはクレスタが含まれていたことを思い出します。
カリーナEDとだとあまり金額差がなかったのではないかと想像するところです。

リーマンショックまでは、71・81の部品はあまり苦労した記憶がないのですが、以降は一変となりました。81を手放した理由が部品の供給困難です。
それでも内外装は壊れなければ何とかなりますが、当時のCPUが意外と曲者ですね。その点は書かれているように簡素な仕様の方が延命できる可能性は高いと思います。

3兄弟の内、クレスタが一番1800の台数が少なかった筈でして、純正仕様のまま綺麗に残されていることに驚いた次第です。
私事となりますが、90年代末期、同じ仕様が100系に代替されるのを店頭で偶然目撃しまして、オーナーさん、余程大切にされてきたのか、とても名残惜しそうだったことが今でも印象に残っている次第です。
2020年3月5日 22:05
大変恐縮であります!

71が現役当時、我が1800cc車は日の当たらない存在でして、今にして2000cc車と対等に張り合えるのは光栄です!

最近、gooやカーセンサーに1800cc車がそれなりにイイ値段で出ていることに驚かされます!

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU3163280830/index.html?TRCD=100001
↑こちらのカーセンサーの出物は、恐らく年配の方が乗られていらしたのではないでしょうか?、と勝手に推測します。
コメントへの返答
2020年3月7日 22:24
中古車としての相場が形成されない年代となると、年数を経る程にオーナーさんとの歴史が貴重になる、そんな気がします。

リンク先のGRですが、確かに年配オーナーの返納放出を想像させられます。30年以上の時間が経っていますから、時折こうしたタマが出回りますね。

この種の店頭価格は、きっと言い値の領域。同店のR31もイイお値段が付いていたりしますし。

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「12年目の1年点検に入庫 http://cvw.jp/b/1984303/48573850/
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