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2015年06月05日

70カローラ後期の特別仕様車

70カローラ後期の特別仕様車 前回と年代はクロスするものの、ボディサイズはだいぶ小さくなりますね。

最初は特別仕様車のカタログだけを軽く解説するのみにしようかと思ったのですが、もう少し話を膨らませて書いてみようと考えを切り替えることにしました。


2ヶ月ほど前のブログで、現在の200万円前後のセダンは、厳しい競争関係とはなっていないと書いています。ところが今を遡る32~33年前は、同クラス内で、熾烈を極めた戦いが展開されていたのです。


現在、約150~200万円の価格帯に位置するカローラは、当時80~120万円前後。当時は大衆車という呼ばれ方をしていたこのクラスで販売台数を競った3台を最初に紹介します。


1.トヨタ カローラ







E70系と呼ばれたFRの最終モデル。
登場は1979年3月で1981年8月にマイナーチェンジを受けています。

東京地区の車両本体価格(1983年2月時点、以下同)
 ・セダン1300DX(4速マニュアル): 855千円
 ・セダン1500GL(4速マニュアル): 966千円
 ・セダン1500SE(5速マニュアル): 1,114千円




カローラは、1976年2月からマイナーチェンジ直後となる1981年10月まで、69ヵ月連続国内販売大衆車部門車名別台数第一位を獲得していました。一番売れているクルマというのがセールスポイントの一つだったのです。



2.ニッサン サニー





B11と呼ばれたモデルです。
1981年10月にそれまでのFRからFFに一大転換しています。
カローラの70ヵ月連続一位を阻止したのは、このサニーでした。

東京地区の車両本体価格
 ・セダン1300DX(4速マニュアル): 834千円
 ・セダン1500GL(4速マニュアル): 950千円
 ・セダン1500SGL(5速マニュアル): 1,079千円



3.マツダ ファミリア







BD型と呼ばれるモデル。
1980年6月にモデルチェンジしてFFに転換。
若干迷いつつも1983年1月にマイナーチェンジを受けた後のモデルを掲載してみました。
モデルチェンジ以降、人気は急上昇してカローラとサニーに割って入れる存在に急成長しています。販売の主力はハッチバックでしたが、このマイナーチェンジでセダンの存在感を上げるよう注力されています。

東京地区の車両本体価格
 ・セダン1300XC(4速マニュアル): 818千円
 ・セダン1500XT(5速マニュアル): 932千円
 ・セダン1500XE(5速マニュアル): 1,057千円



1982年における、この3台の販売台数1位をめぐる争いは、有史に残るのではと思うくらい、凄まじいものがあったのです。セールストークの白熱はもちろん、競合関係が判明した途端、値引きという実弾攻撃が飛び交う始末。

何せ、値引きのマツダをして、「カローラはクラウンで得た販売利益を投入しているんじゃないか」と言わせるぐらいだったのですから、当時の様相が想像できようというものです。そんな状況ですから、もちろんサニーも新型投入直後から、値引きの大乱戦に引き摺り込まれていました。


当時、月刊自家用車を読んでいたのですが、現在も続くX氏シリーズでは、100万円前後のクルマにも関わらず、20~30万円という値引きが常に誌面を飾っていたのです。
(それだけでなく、販売台数稼ぎの登録済未使用車が大量発生していたりもして)


この3車間の争いも空前絶後でしたが、実はカローラには、サニーとファミリアだけでなく、身内にも強敵がいたのです。

4.トヨタ カリーナ



1981年9月に3代目が登場。A60系と呼ばれたFRの最終モデル。
2代目は最小排気量が1600でしたが、この代から1500を積んで大衆車市場からの顧客獲得という販売戦略を立てます。
割安な価格設定が大いに受けて戦略は大成功、受注予想を上回る比率となり、1500がカリーナの販売の主力モデルになっています。

東京地区の車両本体価格
 ・セダン1500DX(4速マニュアル): 1,008千円
 ・セダン1500SG(4速マニュアル): 1,046千円
 ・セダン1500ST(5速マニュアル): 1,137千円

1981年11月にカローラの連続1位がストップしたのは、サニーだけではなくカリーナの影響という見方が出来るかもしれませんね。



こういった当時の背景を先に書いた上で、ここからカローラの特別仕様車を紹介していきます。

1983年1月のカタログからです。



新1300エクストラ。カスタムDXがベースとなります。
先にエクストラが出ていて、この時点では3点の装備が追加されながらも、価格が据え置かれています。





新1500エクストラ。GLがベースとなります。
こちらも先にエクストラが出ていて、この時点では4点の装備が追加されながらも、価格が据え置かれています。

右下は末期に追加されたLIMEが掲載されています。





新1500SEサルーン。SEがベースとなります。
ハードトップでは先に選択可能となっていた、初代ソアラ風のツートンカラーが特徴でした。





表紙と主要装備一覧・諸元表をまとめてみました。

上に挙げた4台の中では、最古参のモデルでしたから、こういったお買い得仕様車は必要とされていたのです。実際にこの特別仕様車を街中で見かける機会も多かったですから、販売に貢献していたのも間違いがないところでしょう。

1982年の販売台数では、サニー・ファミリアと月間1位を分け合いつつも、年間1位はカローラが譲りませんでした。FRの信頼性や実績を掲げつつで善戦したと言えますね。

もっとも、この販売合戦が1983年5月に登場するFFカローラの初期需要に影響したんじゃないかとも思えたりします。末期まで売りまくったクルマの次世代って、だいたい初期需要を集めるのに失敗するんですよね。



カローラに設定されていた特別仕様車は兄弟車のスプリンターにもあったのです。ということで、時期は前後しますが、1982年10月のカタログを掲載。







特別装備は異なりますが、ほぼ同じような位置関係の特別仕様車が設定されていたことがお解りいただけると思います。



こうして見返してみると、競争関係が各車を改良していたのかもしれないなと、当時を少し羨ましく思ったりします。当時の各車からどれか選択すると仮定したとしても、今のセダンのように人気が偏らず、分散するのではと予想するのですが。
ブログ一覧 | カタログ話(特別仕様車編) | クルマ
Posted at 2015/06/05 21:25:22

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この記事へのコメント

2015年6月5日 22:01
こんばんは。

当時の我が家に身近なクルマばかりで、大変興味深く拝見させて頂きました。

B210、B310サニーを乗り継いだ父親、FFになったサニーは「おもちゃみたいだ」と次に選んだのがA60系のカリーナ1500SGでした。小学生だった当時(昭和57年10月)の会話で、父親がカリーナを「70ウン万円だった」と聞いて内心「嘘ちゃうか?」と思ってましたが、今回こちらを拝見してあの話は「本当だったんだ」と今更ながら確証を得た感じでした。

・・・個人的な話ばかりで失礼しました。
コメントへの返答
2015年6月5日 22:26
こんばんは

思い出の琴線に触れたのであれば、嬉しく思います。
クロスロウバンバンさんのお父様がA60カリーナにお乗りだったのですね。
1500SGだと、当時の最多量販車になりますね。サニーはFF化により性能は向上したものの、軽量化を進め過ぎたためか、質感の点では同じような不満の声が出ていたようです。カリーナはそういった声に対して、ちょっと背伸びをすれば手が届くという存在でした。

本体価格に付属品とエアコン付けて、諸費用込みだと大体110~120万円前後だったのではないでしょうか。
2015年6月5日 22:11
こんばんは♪

一言、









伊武雅刀さんが若いwwwwww
コメントへの返答
2015年6月5日 22:33
こんばんは

確かに一言でありますw

当時の年齢を確認したところ、33~34歳ですから、そりゃ~お若いのも宜なるかななのですw

ちなみに若返りを狙った次世代のCMキャラクターは、さらに5歳ほど年齢が下がっていたりしますね。
2015年6月5日 22:57
はじめまして。コメント失礼致します。

70スプリンターのスーパーSEですが、父が新車で購入し、7年間乗っていました。

70カローラ、スプリンターは自分がクルマ好きになったきっかけのクルマで、理想は前期丸目4灯でベージュのカローラでしたが、親戚がトヨタオートに勤めていた関係で、モデル末期のスプリンターのSE、しかも特別仕様だったので、子供心ながら嬉しくてたまりませんでした。

その後、91後期スプリンターに乗り換えてから、度々夢の中に出てきまして、今でも夢に出てくるくらい記憶にあるクルマです。

しかし、ネットで検索してもカタログの表紙の画像があっただけで、その他の内容は全くヒットせず、トヨタのお客様相談センターに問い合わせても、当時の資料は無いと一蹴されてしまい、途方に暮れていましたが、今回のparl-siroさんのブログを拝読させて頂き、長年のモヤモヤが晴れました。

長文失礼致しました。
コメントへの返答
2015年6月5日 23:23
はじめまして
コメントをありがとうございます

らふぃーねさんのお父様が、今回取り上げたスプリンターのスーパーSEにお乗りだったのですね。私もそうなのですが、幼少時代に近くにあったクルマというのは、原体験として長く・強く記憶に残りますよね。

一般販売モデルでは、比較的流通量のあるカタログでも、特別仕様車となると、一気に流通量が減ってしまうようです。実は私自身、本掲載のカローラの特別仕様車は把握していたのですが、スプリンターの特別仕様車については、近年に入手するまで把握できていませんでした。

長年探されていたカタログだったようで、お役に立てて大変嬉しく思います。
2015年6月6日 6:20
おはようございます。
 カローラのバンパー(前後とも)は大きいですね。クラウン2000が気の毒になるくらい、ボディーとバンパーの大きさのバランスが良いように思います。(^^) もっとも、後座席足元の余裕は乏しかったですが・・・
コメントへの返答
2015年6月6日 6:56
おはようございます

コメントに書かれたカローラのバンパーは、5マイルバンパーの名残となるウレタンバンパーですね。大きいバンパーがセールスポイントになった時代でした。
同時代のクラウンも2800ならカラードウレタンバンパーが装備されたのですが、2000はまだスチールバンパーでしたね。

ホイールベース2400mmのFRですから、後席のレッグスペースは弱点の一つでした。ライバル車との比較記事では、必ず指摘される事項でもありましたね。
2015年6月6日 9:01
70カローラ ・・・
今でもスタイルはどのタイプもベストですね(私感です)。

ただ、セダンの丸目4灯が大型角目になったのは、
当時ショックでした(シミジミ)。
コメントへの返答
2015年6月6日 9:51
こんにちは

70カローラのデザインは、イタルデザインが関与しているという噂もあったくらいで、シンプルでありながらも全体的なバランスがいいですよね。

セダンの角目化は、前期スプリンターに似ているなと思っていました。セダン以外とのシリーズ統一は図れましたが、その後のモディファイの流行を見ると賛否両論かもしれませんね。
2015年6月6日 14:34
こんにちは。

確かにこの頃は、販売現場、荒れてましたね。
トヨタ内でも、カリーナVSコロナVSビスタ/カムリの血みどろの戦いが、毎週末ごとに
各ディーラーで繰り広げられていたような。そこにブルーバードとギャランΣ、でもってカペラが割って入ってきて、アコード/ビガーだけが高見の見物って図式でした。それが今では、すっかり値引きに頼るホンダですから、時代は変わるものです。

我が家、どうにもカローラ系には縁がなく、うちの親が、あの数の多さでカローラ系アレルギー。初代のカリーナや、FRのジェミニ、そしてここでも出てきたBD系ファミリア・・・も、あまりの数の多さに辟易したものの、評判の良さから選んだのはフォード・レーザー。とことん人と同じのは嫌な家でした。

しかしカローラ、特に30系からは顕著ですが、ある意味「自動車のメートル原器」と言っても過言ではないような気がします。突出した長所はない代わりに、すべてに渡って高品質。そのうえ作り手の思いやりがそこはかとなく感じられる作りこみ、にも関わらずの低価格。これ、やっぱりすごいです。たしかに世にベストセラーカーと呼ばれた車はいろいろありますし、仕事柄、いろいろ乗ってきました。ただカローラには、我が家に帰って玄関入った「お帰りなさい」が聞こえてくるような、そんなぬくもりが感じられる。私が日本人だからかもしれませんが、こんな工業製品、ちょっと無いんじゃないかと思っています。それゆえに、カローラを買うってのがクルマ好きとして一度踏まなきゃいけないチェックポイントであり、また、クルマ趣味打ち止めへの第一歩のような気がする両刃の剣的な存在で、非常に怖いなとも思うのです。
コメントへの返答
2015年6月6日 21:12
こんばんは

FF化で設備投資をする際に、市場拡大分まで見込んでいたのか、明らかに供給過剰気味でしたよね。さらに同メーカー内で複数系列を持たせていたのが、乱売に拍車をかけていたような気がします。販売台数を増やすには、拠点とセールスを増やせばよいと考えていた時代なので、自然の成り行きではあったのですが。
ホンダは在庫過剰のようですが(埼玉奥地の在庫置き場は転々としているような)、やはり値引きが拡大しているのですね。

確かにベストセラーでしたから、今のアクアやプリウスばりに見かける車でしたね。その台数を安心と見る人がいた一方で、あまりの台数の多さに敬遠したというのも解る気がします。

カローラは、オイルショックの最中に30系を出す際に、これ一台で全て賄えるを掲げていましたから、書かれている内容は良く分かります。100系までは、モデルチェンジの度に良くなったことが実感できてもいました。
近年は、高品質と低価格の優先順位が逆になった感もありますが、直接の上級車種が減ったことで、グレードアップの誘惑はむしろ少なくなったかもしれません。
これを乗り継げば、(クラウンとは違った視点で)生涯不満を持たないであろうというクルマに育て上げたことは、やはり偉大なことなのだと思います。
ただし、書かれている、クルマへの興味が減るという恐れについては、家にあった経験から、恐らくご推察のとおりだと言えそうです。
2015年6月8日 20:27
70カローラを取り上げてくださいましてありがとうございます。
70後期のカタログは私も持っています。
中学生当時、とあるマニアの方から頂いたもので今でも宝物です。

ただ、ライバル車のカタログは持っていなかったのでラインナップだけでも
見せていただいて感謝しております。

無茶苦茶ワイドバリエーションですが、
どうやってグレードを決めていたのだろうか・・・・
今ならセットオプションで済ませるところを1グレード用意していたのでしょうか。

当時の値引きはすごいですね。
売れているから値引きできると言うのもあったのでしょうね。

カローラ/サニー/ファミリアの戦いに
カリーナが割り込んできた話、興味深いです。

当時は色々と選び甲斐があってうらやましく思います。
コメントへの返答
2015年6月8日 21:04
こんばんは

ふと目に留まったカタログをあまり考えずで取り上げていますので、琴線に触れたのであれば、私も嬉しく思います。

私自身、主要装備一覧や主要諸元表が気になる人で、できるだけ掲載したいのですが、画像の圧縮が難しいのが悩みどころだったりします。ラインナップだと圧縮して掲載しても、比較的確認が容易だったりしますので。

ご指摘のとおりワイドバリエーションの時代なのですが、売れ筋は比較的絞られていたように思います。あと装備の要求が高くなる中で、低グレードが必然的に落とされたりとかで、結果現在に至ると言った感じでしょうか。これでオプションも多数だったりしますから、当時の在庫管理が謎ではあります。

値引きの背景は、上のコメントで書きましたが、80年代以降、大きな数字が飛び交う傾向にありました。おそらく販売奨励金が相当入っていてこそ可能だったと想像するところです。

3代目カリーナが1600に代えて1500で登場したのには驚いたものです。これで大衆車と小型車の区分が一気に曖昧になりました。当時、これを考えた方は、販売の最前線を知っていたに違いないと思います。
上でコメントされている方がいるとおり、同じような価格帯で、いろいろ選択肢があったいい時代ですね。
2015年6月8日 23:49
こんばんは。

この70カローラは私が小学生~中学生の頃ですね。懐かしい・・・。

仰る通り、この頃の1500ccクラスのセダンは大激戦だったでしょうね。70カローラが直線的だったのに対しサニーは丸っこくて私は好きじゃありませんでした。高校のクラブ顧問の先生がこれに乗っていましたが、小さく見えてカローラよりもクラスが下にさえ思えたほどです。逆にサニーはこのあとのトラッドサニーでしたっけ?日産のカクカク路線の中でもトラッドサニーは割と成功した方だったように思えます。

カリーナの1500に対しコロナの1500はどうだったのでしょうか。コロナはどとらかというと1800のイメージですかね・・・。
コメントへの返答
2015年6月9日 6:03
おはようございます

私も同世代でして、自動車雑誌を毎月買っては、値引き情報に驚きつつ、将来に思いを馳せたものです。

性能だけなら後発でFF化したサニーが勝っていましたので、カローラが善戦した理由は、書かれているスタイリングに負う部分も大きかったように思います。70カローラは、現在視点でも、自動車らしい素直なスタイリングに映ります。きっとトラッドサニーは、先代の反省から生まれたはずと思っていまして、70カローラをUPDATEしたようなスタイルを採用したのが興味深いところです。若干スペースでは、後退しているのですが、プロポーション良く見えたのが成功の要因と推測しています。

140コロナの1500は、販売比率やグレード構成からして触れなかったのですが、カリーナ同様、特に1500は大衆車との競合を想定して装備や価格を決定していたようです。
次世代となる150コロナは、1500の比率が上がって、よりカローラの販売に影響していたりしますね。
2016年3月13日 14:24
はじめまして。

このブログと出会ったのは、80年代の特別仕様車が気になって検索したからです。
小さい頃、父がカローラ70前期1500GLを乗ってました。
鉄バンパーと電動ミラーというアンバランスで周りにはない仕様となってました。
後で聞いた話では、オートマチックが譲れない条件で、特別仕様車を買おうとしたけどなかったと聞いたことがあります。
少しでも安くという気持ちがあったと思います。
この当時は数年で買い替えていた人が多かったです。
残念ながら我が家は11年乗り続け、最後はオートマチックが滑って廃車にしました。

今のムーヴよりも狭い室内空間ですが、実物を見たら運転したい気分になるのが不思議です。

コメントへの返答
2016年3月14日 2:48
はじめまして
コメントをありがとうございます

当時、(親御さんを含めて)乗っていたと、懐かしみつつで来訪される方の多いブログとなっています。

なるほど、カローラ70前期1500GLに乗られていたのですね。1500GLだと電動ミラーは後付のはずですし、電動ミラー標準の1500SEは、店頭付属品にウレタンバンパーを含めるケースが多かったため、周りにはない仕様というのも、頷けます。
買われようとした特別仕様車は、前期だとユニバーサルかスーパービクトリーあたりかもしれませんね。

確かに、当時は、査定0になるのも早かったですし、早期に錆も出るということで、代替サイクルは早かったですね。11年だとだいぶ乗られた方だと思います。

このサイズでFRですから、室内空間は今とは隔世の感があります。それでも当時は、普通にファミリーカーとして不満なく使われていたのですけれどね。
2017年2月3日 22:09
こんばんは。
2年近く前の記事にコメントをするのもどうかと思いましたが、60系カリーナに触れられているのを見て黙っていられなくなりました(笑)
月刊自家用車昭和57年2月号あたりで当時出たばかりのB11サニーとカリーナ1500を3人の一般人に試乗させて感想を語るという記事があったことを思い出しました。その記事では、走りではサニーが、質感や乗り心地ではカリーナが優れているという結論だったように記憶しております。
叔母が新車で買って今は私の手許にあるカリーナ1500SGですが、昭和57年のGW前の納車時に父のカローラ1500SEと散々見比べ、セミコンシールドワイパーとかアイドリング時の振動、騒音の少なさに感心し、電動ミラーとタコメーターがないけどカリーナの方がやっぱり一クラス上、というのが当時の感想でした。
走行性能については免許がない年齢だったため、乗り比べはできませんでしたが。
ちょっと後に出た140系コロナも月刊自家用車では1500を推していたように思います。
コメントへの返答
2017年2月3日 22:33
こんばんは
即時性のないブログが多いのでお気遣いなきよう(笑)
月刊自家用車誌の記事は覚えています。サニーセダンSGL、カローラライム、カリーナクーペSTの比較試乗でしたね。カローラのパワステが評価されていたりもしますが、書かれているとおりの結論でした。
カリーナは一クラス上と最新型の相乗ですから、カローラとの比較だとよく映る構図でした。当時のトヨタ店はカリーナが最小車種でしたから、拡販に力を入れてもいました。1500STやSGが当初想定以上に売れたために、パワステ付き・SE・ジュン・ロードランナーと矢継ぎ早にグレード追加も行われています。重量は大きい分、重たかったのですが、大人一人分の差という評価でしたね。
コロナの1500は、同系列のコルサへの配慮もあってGXまでの設定でしたが、仕様についてはカリーナ同様に一クラス下との競合を意識していたことが関係者から語られています。1500には税金や保険料の境があって、お買い得感が強かったですね。
2018年4月22日 7:08
はじめまして。
遅レスですが失礼します(^-^)
私が小学四年生だった時に、この70カローラの新1300エクストラが我が家の愛車になりました。
父が若かりし頃に軽を所有していたそうですが、それ以来の車でしかも新車で購入なので嬉しそうでした。

でも、軽の時の体験からか、クーラー付けたらパワー落ちるとかなんとか言ってクーラー無しで購入しました(笑)。
よく家族ドライブに連れて行ってくれましたが、真夏の高速での渋滞は辛かったですね〜。

あと、その後に親友となった同級生の家は、家の車に60カリーナのセダンの1.5、家業の塗装屋さんで使う車がカリーナサーフでした。

どっちも懐かしいですね〜。

その数年後、私が免許を取得した際に3年落ちのR31 スカイラインの4ドアツインカムになったので一気に高級になりました(笑)。

懐かしいものを見させて頂きありがとうございました(^-^)
コメントへの返答
2018年4月22日 8:09
はじめまして
コメントをありがとうございます

車の購入って、そう機会はない一大イベントであって、やはり嬉しいですよね。それが新車となると尚更となりますし。

年代と車種は不明ですが、軽のクーラー付というのがむしろ珍しいように思います。550初期のMAXクオーレが家にありましたが、当然のようにクーラーは無。この状態でもパワーはギリギリの印象でした。
クーラー無だと、走行中は何とか我慢できても、渋滞ともなると苦行の場と化しますね。経験からすると、窓の開閉どちらでも暑さは変わりませんし。

当時のワゴンって、やはり貨客兼用かつ客重視の使われ方ですよね。貨重視だとライトバンになると。セダンとの比較とはなかなかならない時代でしたね。

6気筒は高級車です(笑)。同級生界隈でも、いきなり新車とはならず、中古車か2台目でようやく届く存在だったように思います。

年齢が近いようで、私も当時のクルマを取り巻く空気感を思い出しつつのコメント返しとなりました。懐かしいは、大事なキーワードですね。
2018年4月22日 14:14
連続コメント失礼します。

早速のお返事ありがとうございます(^-^)
昭和12年生まれの父が若かりし頃の軽は360時代ですね。
よく、その時の愛車である360の軽で母とドライブに行ったと聞かされました。
父の実家は三島市なので、近くの箱根に向かったら坂を登らなくて引き返したと話していました(笑)。
登らなかったのはクーラーと関係のない理由の気がしますが、色んな経験からカローラはクーラーなしでという無謀な判断をしたのかもしれないですね(笑)。
あと、ワイパーに間欠機能がなかったので、いかにも間欠ワイパーのように作動させるのは助手席の私の仕事でした(笑)。

私自身の車遍歴が、父と共有とは言えR31 スカイラインのRB20DE搭載車、2台目がC33ローレルのRB20DET搭載車という始まりでしたので、贅沢ですよね(^-^)

いま、懐かしくて端から過去ログを拝見させて頂いてます(o^^o)
コメントへの返答
2018年4月22日 21:33
360時代のクーラーとなると、かなり奮発されていますね。本体価格との価格割合も相当なモノだったのではないでしょうか。

父がやはり同世代で、同じく360を初めての新車として購入しています。父の周囲も同様でしたね。そんな中でもクーラーを追加しての購入はなかったように記憶しています。

間欠ワイパーは、父が2代目マークIIで社外品を後付けした装備です。付けた当時は比較的珍しい装備で、ちょっとした自慢でもありました。あれを手で真似るのは難易度が高く(笑)

私はトヨタの方でしたが、6気筒&3ナンバーに憧れ続けて、ようやく買えたという経緯でした。クルマに注力できたイイ時代でしたね。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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