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2015年08月24日

RAV4パーソナルセレクションのカタログ

RAV4パーソナルセレクションのカタログ ようやくお仕事が落ち着いてきましたので、書庫からの発掘ネタを上げてみましょう。


RAV4と書くと、ここのところ取り上げていた車種よりも、だいぶ新しく感じますが、それでもこのカタログの発行は1996年2月ですから、間もなく20年。時の経つのは早いですね(笑)

RAV4は、現在に続く乗用車ベースのSUVの始祖的存在ですが、ここでは全く別の視点から取り上げることにします。このパーソナルセレクションは、当時こそ結構話題になったのですが、今では覚えている人も少ないのではないかと想像するところです。

それでは紹介していきます。



「大人のぬり絵」この一言がこの先を全て表しています。
要するにRAV4をあなた色で塗ってくださいというわけです。





先ずは外装色の選択。
鋼板部(上半分)は、12色から、樹脂部(下半分)は11色から選択可能でした。この場合、上下色の選択に制約はありません。

この全パターンを列挙すると・・・




12色 × 11色 = 131通り となるわけです。
組合せとしては?のものも当然含まれますが、この場合はパターンがあることが大切(笑)









この辺りがまぁ無難な組合せということなのでしょうね。


続いてはシートカラーの選択です。


左のパターンセレクションは計15パターンから、右のカラーセレクションは10色で各シートごとに違ったカラーコーディネートが可能でした。
さらにヘッドレストも5色から各シートごとに違った色が選択可能。



さすがにこちらは組合せが多すぎて、代表的な物のみ掲載されています。



さらに、ドアトリム・カップホルダー・ドアグリップ・フロアカーペットのカラーも選択可能でした。




先のシートとの組み合わせでこんなコーディネートが可能になります。
インテリアカラーの違いだけで、まるで別のクルマに化けますね。




さらなるオプションとして、ブッシュバー、サイドロッカーガード、マッドガード、リヤステップバー、スペアタイヤカバーもボディカラーにあわせて全15色から選択可能でした。フロアマットはフロアカーペットと同色の4色が選択可能。





今の基準からすると、この車両本体価格は驚異的な安さに映りますが、その点も一応省略。これだけの選択の自由に必要となる金額は・・・車両本体価格に90,000円のプラスだったということが、ここでは大切なのです(笑)。


このパーソナルセレクション、RAV4の生産体制が比較的自由度が高いことを生かした提案であり、自分だけのRAV4を作れる金額としては十分リーズナブルに見えたのですが、発表時の反響程には台数が出ることもなく、あまり時間の経たないうちに店仕舞いとなってしまいました。

当時はPCが普及する前で、一度アムラックスを訪れる必要があったというのが普及を妨げたということもありそうですが、意外と一般ユーザーは選択の自由は求めていないという可能性が高そうに思います。

この前に初代セリカや初代セフィーロでもユーザーに委ねるコーディネートが可能だったのですが、どちらも長続きとはならずであり、こちらも同じ結果に終わったということなのでしょう。

私自身、内外装色の選択範囲は広い方がいいと考えていますが、こうしていざ選択権を委ねられると、散々悩んだ末に無難な物を選んでしまいそうな気がします。かくも内外装のコディネートとは難しいものなのだなぁなどと実感したりもして(笑)


さて、ここをご覧になった方は、どのような色選択をされますか?
ブログ一覧 | カタログ話(雑談編) | クルマ
Posted at 2015/08/24 22:35:46

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この記事へのコメント

2015年8月24日 22:52
こんばんは

二枚目の一番左の上から四段目でしょうか・・・ちょっと明るく・・・ってこれアムラックス行かないとダメと言うのは地方民にはかなり大きいですね(汗)少し前のコルトも似たような企画でイマイチだったと聞いております  あまりあると自分の選択に自信なくなりそうですよ(苦笑)
コメントへの返答
2015年8月24日 23:07
こんばんは

選択をありがとうございます。
自分的には上紺の下シルバーとかで選んでしまいそうだったものですから、イエローの選択がなるほどと思いまして、確かにクルマの性格的にもあっているなぁと。
今なら、オンラインでどこのディーラーからでもとなりそうですが、当時の限界ですね。

外装だけでも迷うのに内装もあるのですから、散々迷った末に標準でイイとなりそうな気がします。
2015年8月24日 23:07
こんばんは。

ボクもRAV4のパーソナルセレクションのカタログ
前期と後期両方持っております(^^

初代セリカのフルチョイスシステムと同様!?
時代が早すぎた!のでしょうねぇ・・・・(^^;;;;

今だったら?ソコソコの需要も見込めるとは、
思うのですが(^^;
コメントへの返答
2015年8月24日 23:14
こんばんは

後期のパーソナルセレクションって選択範囲が狭くなっていたような?というくらいの記憶だったりします。
やはりこの前の年代が得意のようです(笑)

今ならオンラインで仕様を作成して、そのままディーラーへ注文とかも出来そうですよね。
今だとプリウスのマイコーデが近いのかもしれません。これ、ハリアーとかで選択させたら面白そうに思うのです(笑)
2015年8月24日 23:12
こんばんは♪

アムラックスに行って実際にコーディネートした事のあるオイラが通りますよwww

内装に関してはモックアップを組み合わせて実際に再現出来ましたねぇ。

で、実際に組み合わせたのは極々平凡な組み合わせだったとw

カップホルダーに差し色入れた位でシートも地味、外装もただのブラック/グリーンの組み合わせの3ドアと言うモノでした。

で、購入するか?って時に家族の大反対で頓挫すると言う事にwww

選択肢が増えるのは賛成ですが、世の中には考えるのは面倒だからツルシでイイって人多いんでしょうねぇ。
コメントへの返答
2015年8月24日 23:23
こんばんは

経験者のご意見は大変貴重であります。

カタログを貰ってきて、頭の中で散々検討はしたものの、実践にはとても至らずでした(笑)

自分の検討の過程でも、色々悩むものの結局は同系色でまとめるのが無難という結果になってしまうんですよね。

洋服とも違って、クルマの内外装は難しいですね。生産車には趣味が今一つなどと文句の一つも言うものの、イザ選択を投げられると難しいと実感したりします。
ツルシは趣味云々を問わなければ、確かに考えずに済むのが最大の利点ですよね。
2015年8月24日 23:16
こんばんは

RAV4がもう20年落ちになるとは?!
時が経つのは早いものですね。

こんな素晴らしい自由選択ができたなんて知らなかったです。
どうしてウケなかったのでしょうかね・・・不思議です。
私だったら9万でも絶対食いつきますよ(笑)

SUVは門外漢なのでイメージが付きにくいので直感ですが・・・
上部:イエロー 下部:スーパーブライトイエロー
なんてのはどうでしょう?? 思い切り明るく楽しくアクティブに!みたいな(笑)

内装は一転して、ぐっと落ち着かせてBのGRADATION。
カップホルダー・ドアグリップ・フロアカーペットもブラック又はグレー系
ドアトリムだけは外装と合わせて差し色でイエローとか・・・

以上超適当に選んでみました(笑)
コメントへの返答
2015年8月24日 23:31
こんばんは

そう、もう20年になるんですよね。CMキャラクターもその分年齢を重ねて、他車に出演したりするわけです(笑)

簡単に、続かなかった理由を考えたのですが、選択が広過ぎたのかなと思っています。クルマのコディネートは難しいと実感したりもして。
その内容からして、9万円自体は、リーズナブルだと思いますが。

黄色に2票ですね。RAV4の性格を素直に反映した選択だと思います。
内装は、グレーを混ぜるか迷いどころですが、黄色に黒の組合せはあいそうですね。

適当と書かれながらも、パパッと違和感なくコディネートできるのは素晴らしいです。私、最初の仕様を組み立てるまでに散々悩んだ挙句、最初から組み立て直すこと数度でした(笑)
2015年8月26日 16:35
話には聞いていましたが、写真として具体的に目の前に出されると、本当に驚きます。
RAV4とはこんな車だったのですね…。
当時は自動車、それもSUVにはほとんど関心がなかったせいで、全然知りませんでした。

僕だったら、「SUVは漢の車!」という先入観から、
 ●外装はグリーンの濃淡
 ●シートはパッチワーク迷彩
 ●内装もグリーン
ですかね。
でも、RAV4の性格を鑑みて、黄色×黒も良いなあ…。


人間とは、選択肢が多すぎれば多すぎるほど、散々迷った挙句何も選ばず、選んだとしても無難な定番物をチョイスするといいます。
小売店側としては「一人でも多くのニーズに応えるために」と商品を豊富に取り揃えても、定番しか売れない理由です。
文中でも仰っているように、セリカ・リフトバックやA31型セフィーロが思ったほど振るわなかった、その轍を踏んでしまったように見えます。

最近では、アクア・Xアーバンや、二代目シエンタが、フルチョイスシステムを採用していますね。
流石に、往時からの反省からか、ここまで選択肢は豊富ではないようですが。
よく保守的だの無難の極みだのと揶揄されがちなトヨタですが、本当は結構意欲的な試みをよくやっていますよね。
コメントへの返答
2015年8月26日 21:29
こんばんは

初代RAV4は、今改めて見ると、成り立ちは現在のSUVそのものながら、佇まいはだいぶ、クロカン系に近く映りますね。

選ばれた色の組合せは、クロカン系の佇まいを尊重した組合せですね。これをファンカーとして捉えるなら、黄色×黒もありだと思います。そういう意味では、間口の広いクルマだったのかもしれません。

チョイスの解説をありがとうございます。クルマについては、一番イイ仕様が欲しいという希望がある一方で、並列並びの中からセンス勝負になるような選択をさせるのは難しいのかもしれませんね。

アクアやシエンタには、プリウスのマイコーデの反映があるように見ています。マイコーデも段々選択肢が狭くなっていったので、この両車の選択肢あたりがちょうどいい所という思いがあるのかもしれません。
もっとも近日中に登場する新型クラウンでもチョイスの幅を広げるようですから、セダンでそういう要望が成立するのか、その行方に注目しています。
そう、無難に徹しているように見えて、密かに市場模索するのがトヨタですよね。クルマ好きなら、その動きを見逃してはいけないよなぁと思ったりします。

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「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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