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2015年10月19日

初代アリストの話(その1)

初代アリストの話(その1) CMやスクープ記事に寄り道をしていましたが、そろそろ本道に戻します。130コロナ以来の複数回にわたる特集。今回は、初代アリストでやってみます。

登場は、1991年(平成3年)10月ですから、ちょうど干支2回り前となります。ハチマル世代との対比で、近代車のように思えていましたが、四半世紀近くの時間が経過しています。そろそろ旧車の仲間入りと言ってイイと思いますね。

今回の引用は、登場時の簡易カタログ。こちらはウィンダムと違って、本カタログも普通のサイズなのですが、高級車らしく頁数も多いため、凝縮された簡易カタログの方がブログとしては扱い易いのです(笑)

そんなこんなで、ニュースリリース(リンクはこちら)を引用しつつで、以下紹介していきます。



最初の見開きは、森林の中を疾走してくる3.0Vです。
登場当初は、このフロントマスクが高性能車らしい獰猛さに思えましたが、最近のオラオラ系が台頭する中では、むしろ上品なぐらいに映りますね(笑)。

基本コンセプトは「新しい高級車のアイデンティティ」。
ハイパフォーマンス4ドアセダンに新しい高級車像を求めたわけです。





アリストの3つの特徴の一つに、
「心昻まる」、斬新で動感あふれるソリッドフォルム
が掲げられています。

カタログでこそ書かれていませんが、G.ジウジアーロ氏が主宰するイタルデザイン社のプロトモデルをベースとしたことが、ニュースリリースには書かれています。

これまた登場当初は、今までになかったロングルーフとハイ&ショートデッキから構成されるデザインが馴染めませんでしたが、世の趨勢がロングキャビンタイプになる中で段々見慣れていきました。ジウジアーロ氏の作らしく、時間の経過に耐えるデザインであり、あまり色褪せた感はありませんね。現在視点でも、もう少しホイールベースを伸ばして後輪を後ろに置きたい感があるぐらいでしょうか。





2つ目の特徴としては、
「走る楽しさ」を味わえる、力強くかつ滑らかな走行性能
が掲げられています。

その象徴となったのが、今でも名機の誉れ高い、新開発の直列6気筒3.0Lエンジンでした。
一つは、3.0Qが搭載する、2.5Lの1JZをベースにストロークアップされたノンターボの2JZ-GE。もう一つは、3.0Vが搭載する、2JZ-GEをベースにツインターボ化された2JZ-GTE。ノンターボはクラウンとの共用でしたが、ツインターボはこの時点ではアリスト専用。スープラ・ソアラは共に2.5Lのツインターボでしたから、トヨタ最強でもあったわけです。

このツインターボは、2.5Lとは異なり、低速時はターボを片方のみ作動させて中高速域では両方を作動させるタイプでした。この作動方式は、他社ではシーケンシャルツインターボという呼び方をされていましたが、トヨタは2ウェイツインターボという呼び方をしていました。





ハイパワーを支えて、楽しい走りを実現する足回りには、クラウンマジェスタと共用する、新開発の4輪ダブルウィッシュボーンを採用。

マジェスタはエアサスを採用しましたが、こちらはバネサスに、3.0VのみピエゾTEMSが組み合わされています。

ブレーキは、ツインピストンキャリパーとハイドロブースターで強化されています。まだ45扁平未満のタイヤサイズが認められていなかったため、ローターサイズが16インチに留まるのが時代ですね。

16インチといえば、3.0Vには、オプションで245/50R16サイズのタイヤが設定されました。今では特筆することもないサイズですが、当時は225サイズがほぼ最大でしたから、8.5Jというアルミのサイズと共にそのワイドさに驚いたものです。





安全性がアピールされる時代に突入しましたが、まだこの時点では全車標準はABSとサイドインパクトビームくらいに留まります。
エアバッグは、運転席のみ3.0Vに標準。3.0Qでは、それもオプション設定となります。

その一方で、今ではオミットされてしまった、フルエリアワイピングシステム、油膜取りウォッシャー、超音波雨滴除去装置付きドアミラーは全車標準装備でした。





3つ目の特徴は、
時代のテーマである、「やさしさ」を追求した、居住性、安全性、環境への配慮
が掲げられています。

外装はイタルデザインでしたが、内装はミニセルシオ風にまとめられています。このデザインは、兄弟車のクラウンマジェスタとも全く異なるものでした。

オプティトロンメーター、マルチアジャスタブルパワーシート、マイコンプリセットステアリングの組合せは、だいぶ現代的になりますね。






快適な空間の演出には不可欠なオーディオとエアコンにも工夫が凝らされていました。

オーディオは、後に簡素化されていきますが、この時点では全車8スピーカーのスーパーライブサウンドシステムを装備。フロントドアに4つとリヤドアの2つまでは他車の採用多数ですが、インパネ上のセンタースピーカーとリヤトレイの30cm(!)スーパーウーハーは特徴的と言ってイイと思います。
さらに、注文装備のCDオートチェンジャー仕様ではDSPも付加されていました。

エアコンは、フロントのみのマイコンオートでしたが、トヨタ初の代替フロン「R134a」を採用。これはクラウンには採用されず、アリストのみの採用でした。





木々をバックにする、3.0V。
当初は、ホワイトが設定されなかったこともあり、このスーパーシルバーIII(176)がイメージカラーでした。シルバーカラーのブームが訪れるより前の提案でしたが、そのソリッドなフォルムに似合うカラーだと思います。

アリストを紹介する時には、この画像が用いられることが多かった印象があります。キャビンの大きさを印象付けつつ、ちょっと気になる部分は隠れる、一番写真映えする角度ですね。





左頁には、同じく3.0Vの内装。(本革はオプション)
センターコンソールに、ディスプレイが入れば、現在車とも見間違えそうなデザインですね。

右頁には、主要諸元表と内外装色一覧。
全長4,865mm × 全幅1,795mmのサイズは、現行クラウンアスリートにかなり近いサイズです。日本で使う際に、駐車場で困ることの無い上限だと思います。この辺りも、現在車に近いのです。

外装色は前述のとおり、ホワイトを除いた6色で、内装色はグレーとアイボリーに加えて、針葉樹をイメージしたスプルースの3色から選択可能になっていました。内装色に合わせてガラスの色が各々設定されていたというのが、当時らしいと言えます。





グレードは、3.0V(東京地区価格:4,740千円)、3.0Q(同:3,800千円)の2つでした。
主要装備一覧と照らし合わせてみて、1,000千円近い差をどう見るかは、見解が分かれるかもしれませんね。

自分的には、3.0Qにお買い得を見出しますが、ツインターボに軍配を上げる理由も解ります。

この時代のトヨタの4ドアだと、クラウンマジェスタ3.0Bタイプ(4,660千円)、同4.0CタイプのVパッケージレス(5,070千円)、セルシオAタイプ(4,550千円)辺りが、3.0Vを選ぶ際の比較対象として浮上します。
これ、なかなか悩ましい選択に思えますね(笑)






おまけで、裏表紙も掲載。
こうして登場したアリストは、月販目標販売台数に3,500台(!)を掲げてオート店とビスタ店から送り出されます。カローラ店にはウィンダムを追加して不満を抑えつつ、チェイサーとクレスタからの上級移行希望組を他店に移行させまいとする仕訳は、トヨタならではですね。

もっとも、この目標は、バブル末期の時代ならではの台数でありましたが、登場直後に景気後退が顕著となって、お買い得モデルの追加を迫られることとなるのです。


以下、続編もあるので考察は軽く。

クラウンは、8代目となる130時代にそれまでの集大成的モデルを作り上げることに成功しますが、その一方でY31セドリック/グロリア、シーマが提示した新たなる高級車像や、台頭する輸入車への対応を迫られることとなります。さらに、クラウンの上級として、当初予定の無かったセルシオが国内導入されるという、何よりも大きい変化も起こりました。

マジェスタで従来路線を踏襲しつつ、新たなるクラウン像を模索し始める一方、マジェスタと多くのコンポーネンツを共用しながらも、クラウンから離れたモデルとしてアリストが誕生したのは、そんな背景からでした。だからこそ、トヨタの主流となるセダン像からは離れられた印象が強いですね。

またスポーツセダンを謳いながらも、ミニセルシオ風でもあるという戦略は正しかったようであり、当初は国内専売の予定だったアリストは、レクサスLS400が円安を理由とした値上げを余儀なくされたポジションを埋める役として、レクサスGS300・GS400の名で輸出が開始されることになります。

スポーツセダンであるアリストとレクサスのミドルサイズセダンであるGS、という2役を同一車種に背負わせることは難しかったようで、やがてはアリストの廃止という結論となるのですが、そんな未来を想定もしていない初期型は、そのピュアなコンセプトやキャラクターが魅力的に映ります。

90世代が浮上前の現在は、まだまだ注目されているとは言い難い状況ですが、このアリストは、やがて間違いなく注目されるようになると思っているのです。
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Posted at 2015/10/19 22:00:20

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この記事へのコメント

2015年10月19日 22:26
こんばんは。

初代アリスト、プログレとともに、あの時代のトヨタ車の中でとても輝いていた名作と自分も思います。
その主たる理由は、自分の場合、やはりエクステリアのデザインなのですが、あのカタチが日本のしかもトヨタから出てくるとは夢にも思いませんでした。

本文でおっしゃっているように、ジウジアーロのスタディであったジャガーのケンジントン、そもそもこのデザインコンセプトにゾッコンだった自分は、トヨタからアリストが発表されたときは卒倒しそうになりました(笑)

もちろん、ケンジントンとはかなり違うのですがクラウンの兄弟車とは思えない大胆なそのデザインは魅力に溢れていましたよね。

運転した感じとしては、外観のようなヨーロッパ車的味付けをあまり感じさせてはくれませんでしたが、それでも8代目のクラウンまでの、「純国産」風な味付けからは脱皮していて次への期待が膨らんだものです。

願わくば内装にも、斬新さを期待したかったですがそれは贅沢というものでしょうか(笑)
といっても、シンプルで機能的でクールな感じはBMW、とまでは言いませんが(当時の)ヨーロッパ車の一部よりも進んでいた、と言えるかもしれません。

自分もparl-siroさんと同じく、近い将来、初代アリストはかなり評価が高まり、注目されることと確信しています(^-^)
コメントへの返答
2015年10月20日 5:08
おはようございます

名作への共感をありがとうございます。プログレとはだいぶキャラクターが違うのですが、新しい高級車像への挑戦という根底が共通ですね。あの頃のトヨタは、こうして順を追って取り上げてみると、攻めていたなぁと。それに比べると今は・・・以下自主規制(笑)

ジャガーのケンジンドンについては、実は後年知りました。なるほど当時のジャガーのイメージを引き継ぎつつ、モダナイズされたスリークなデザインは、さすがイタル作という感想です。

そんなジャガー向けのコンセプトデザインが、トヨタの、ましてや純和風の権化であるクラウンの兄弟車で登場すれば、卒倒しそうになったというのも、納得です(笑)。

書かれているとおり、外装はイタルデザインなのですが、内装や走りに関してはどちらかというと、オーソドックスなドイツ車的なんですよね。インパネデザインのみで語れば、大胆な一体形状やヘッドアップディスプレイに挑戦したマジェスタの方がむしろ攻めている感があるかもしれませんね。

もっとも、そんな不統一感が初代アリストのらしさなのかもしれません。特筆はしませんでしたが、今では失われた直6の名機2JZをVVT-iなしで楽しめるクルマでもありますね。

将来の高評価は当確で異議なしですが、2JZ-GTE搭載車から輸出されてしまい、国内には残らない可能性を危惧しています。
2015年10月19日 23:30
こんばんは。

>最近のオラオラ系が台頭する中では、むしろ上品なぐらいに映りますね(笑)。
全く同感です。当時、トヨタ車でありながらイタリアンなルックスが堪りませんでした。懐かしいです。

>現行クラウンアスリートにかなり近いサイズです。日本で使う際に、駐車場で困ることの無い上限だと思います。
かなり大柄な車と思っていましたが、少し身近に感じました。

>3.0Qにお買い得を見出します
当時はノンターボ派だったので、こちらも同感です。

>当初は国内専売の予定だった
知りませんでした。あのルックスですから当然輸出向けと思っていました。何とも贅沢な時代でしたね。
4代目クレスタの時も感じましたが、屋外撮影なのか、カタログ1枚1枚の写真がすごく手がかかっていますね。
ジウジアーロつながりでは、アルシオーネSVXあたりと並べてみるのも一興ですね。
コメントへの返答
2015年10月20日 5:24
おはようございます

今だと、このマスクは威圧感が足らないと評価されるかもしれません(笑)
上記ケンジンドンから、フロントマスクをキャラクターに合わせて、だいぶ変えているのですが、それ以上に時代が変わっていますね。

サイズに関しては、当時としては大柄でしたね。横幅の1,795mmをずいぶん大きく感じたものです。これも、大柄なクルマが増えたという要素が大きいと思います。

凌志さんも、3.0Q派ですか。3.0Vに注目が集まりましたが、ノンターボでも十分走るクルマですから、こちらで雰囲気を楽しむというのに、一票を投じたくなる次第です。当時の雑誌でも見かけませんでしたが、私もSVXと2台並べてみたくなります。ちょっとモダンな家なら、えらく趣味的なガレージになりそうであり(笑)

月販3,500台の目標でしたから、国内専売で成立するはずだったようです。実際には1/3程度で推移していきますから、その点からも輸出に活路を見出したということでしょうか。

写真への指摘をありがとうございます。カタログにCGが入り込む前ですから、今よりもはるかに手をかけて撮影していますよね。
2015年10月20日 8:46
あー、コレ、見に来ました。
32を買ったとき ・・・ 1991年ごろ。

ちょい悪風の親父がうきうきして乗るCMが好きでした。
シルバーメタリックレディって言ってたな(曖昧)。
和訳は ・・・ 「銀髪のじゃじゃ馬」(曖昧ぃ~)。
コメントへの返答
2015年10月20日 19:02
こんばんは

P.N.「32乗り」さんをも引き付ける魅力を持ったクルマだったのですね。

コメントされているCMを確認しました。「走りを忘れた大人達へ」でしたね。

CM的な親父は、現在だと違う選択をしちゃうのかなと思うと、ちょっと寂しさを感じます。
2015年10月20日 13:10
アリストの初登場って1991年だったんですね。
そんなに古かったか?
って感じですわ。

就職して同期がこれ新車で購入したんですよ。
実家で家族兼用、支払いはお父さん!でしたが・・・。

自分もそのうちこういう車買えるのかな?
とか羨ましさ半分、羨望の気持ち半分で同期の車見てましたよ。

今見てもやっぱり高級車、憧れの車ですよ。
コメントへの返答
2015年10月20日 19:09
こんばんは

気が付けばアリスト登場から24年の時が経過しています。レクサスGSも含めて数えると、現在は4代目なんですよね。

家族兼用とはいえ、新車でこれは羨ましいです。自分的には、3.0Qでも高嶺の花でした。

今でいう、Eセグメントは当時も今も高級車だと思います。憧れはするものの、何となく現実味が無かったりするんですよね(笑)
2015年10月20日 20:43
本当に憧れた1台でした。
父も相当欲しかったようですが、近い友人が買ったことで選択できず140マジェスタのバネサスを購入した経緯があります。

後に、日本テレビの刑事ドラマで3.0Vのシルバーが覆面パトカーとして使われたのですが、その時の姿は本当にカッコ良かったです(ドラマ終了後に、カーセンサーで同車が五反田のディーラー系中古車としてナンバーそのままで売られていたのを発見しました)。

免許取得したら買うものだと思っていたのに、ご縁がなく現在に至りますwww
コメントへの返答
2015年10月20日 20:59
こんばんは

なるほど、翌年追加されたマジェスタのバネサスは、アリストに近い存在でしたね。私的にも、これがマジェスタのベストグレードだと思っていました。

コメントされている3.0Vの覆面パトカーは、オープニングの映像からしていいんですよね。クラウンと露口さんの組合せに憧れた私は、あれでアリストには地井さんと思うようになりました(笑)

保証付中古車が廉価だった時代にはちょっと考えたりもしたのですが、結局私も縁がないクルマでしたね。
2015年10月24日 23:58
こんばんは~。

アリストの登場は本当にセンセーショナルでしたね。スタイルは当時の保守的なトヨタ車の中でも少し奇抜というか妙な印象もありましたが、それがジウジアーロ氏によるものだったと知った時はなるほどと思いました。
そして何よりも衝撃的だったのがエンジンですね。これは度肝を抜かれるスペックで、こんなエンジンを大きな4ドアセダンに搭載してしまうところがトヨタらしいと言えばトヨタらしいなと感じました。
親子二人がガレージに収まるアリスト2台を走らせるCMがありましたが、マフラーの音振で水面が揺れるシーンが印象深かったです。確か「走りを忘れた大人たちへ」っていうキャッチフレーズだった記憶があります。

私の友人がグランドシビックから2代目アリスト3.0Vに買い替えたのですが、めっちゃかっこよかったし速すぎでした・・・。
コメントへの返答
2015年10月25日 7:26
おはようございます

クラウンの兄弟車の登場は予想されていたものの、ここまで志向の異なるモデルとはいい意味で予想を裏切られましたね。
主査の渡邉さんは、従前のクラウンからの新たな飛躍をされたかったようで、マジェスタで長年続けたフレームを外した一方で、クラウンの枠内では出来ない変化をアリストに求めたのだと推測しています。ジウジアーロのデザインとターボによるトヨタ最強のハイパワー、何れも当時のクラウン像とは相容れない要素ですよね。

アリストのキャッチフレーズはコメントされているとおりですね。同クラスでは威厳や贅沢を訴えたCMが多かったのに対して、走りを訴えるというのが新鮮でした。

私、アリストは縁のないモデルでした。近いモデルで乗ったことがあるのはクラウンのアスリートV。あれもアクセルを踏み込むのが怖いモデルでした。
2015年11月1日 20:47
ネット環境が整いました。
なかなかコメントできなかったのですが、
漸く初投稿?となりました。
ご無沙汰しております。

アリストが出た当時の私は9歳。
割り算を習い始めた少年にはその渋さが分からなかったのです。

今改めてカタログを見ると、めちゃかっこいいですね。
ビッグキャビンなのにスポーティ。
スープラと同じ6MTパワートレーンに対して4ドアセダン。
技術的にはスープラのようにゲトラグ社製6MTが積めそうですね。

2代目になったときは、分かりやすいデザインだったので
うわ、かっこいい!と思いましたが、
初代の方がシンプルな良さがあるともいえますね。

今発売されても、収入を考えると到底購入は出来ませんが、
憧れの一台になりそうです。

カタログ写真も丁寧に撮影された印象があり見ごたえがありますね。
コメントへの返答
2015年11月1日 21:19
こんばんは
心機一転の生活はいかがですか?
自分の経験からすると、初めはいろいろ大変だったりする一方で、それ以上にいいこともあるよなぁと思ったりします。

初代アリストの初見は、発表日にセールス氏からひっそりと見せて貰ったカタログでして、私もなんだこれ?という印象でした(笑)

もっとも、ジウジアーロ氏の作らしく、時間の経過に耐えるデザインですね。間違いなく今の方がカッコ良く映ります。スープラの6速流用は、改造車が実在していたんじゃないかと・・・

オーバーハングを縮めた2代目も凝縮感があっていいと思いますが、伸びやかさは初代ですよね。ディテール部もシンプルな初代に一票です。

登場当時、Qでもコミ400万に至らんとする価格は全く買える気がしませんでした(笑)。あの頃は300万ぐらいに見えない壁があったような気がします。21世紀初頭に気になる一台ではあったのですが、元々タマ数が少ない上に、上程度のクルマも少なかったように記憶しています。

自分には縁のないクルマでしたが、こうした意欲作は美しい写真共々、堆積する時間の中に埋もれさせていてはいけませんね。
2018年8月10日 15:48
91~92年にかけて、「最高速263キロ」という数字は、NSXタイプRも抜いて断トツでした。
外国人の爺さん社長の、「銀色のおてんば」CMも面白かったです。

最強の2JZ-GTEエンジンは、スープラやソアラには搭載されなかったため、当時は実にもどかしく感じていましたが、93年5月に2代目スープラに、ようやくリファインものが搭載されて溜飲が下がりまし。

このエンジンは、後期からはガンメタから不思議な緑色ヘッド化されています・・・(個人的にどうも緑色というのは・・・)。

「フルエリアワイピングシステム、油膜取りウォッシャー、超音波雨滴除去装置付きドアミラー」は、非常にいい装備だったのに、今ではなくなったのですね・・・。
コメントへの返答
2018年8月11日 19:41
「最高速263キロ」とは何ともスゴイ記録です。当時、ドイツ車でも250キロの紳士協定が存在していたと記憶していますが、その域の速度ですよね。

ソアラ・スープラが1JZ-GTEだったところに2JZ-GTEを搭載でしたから、驚かされたものです。馬力の方は、1JZ-GTEの時点で自主規制値の上限280に達していましたが、トルク44kgですからね。確かに3代目ソアラより2年近く待たされたスープラは、ようやくの感がありました。

当時、視界確保には積極的に新技術が投入されていました。フルエリアワイピングは、メルセデスのリンク式に対するトヨタ流解釈だと思っていたのですが、その後消えてしまいます。後者2つはコーティング技術の進化が影響しているかもしれませんね。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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