約一週間ぶりとなりますので、近況報告から。
昨日、ようやく自車が戻ってきました。
一か月以上も尾を引いた一件でしたが、ようやく収束(のはず)。
引き取りの際にも、つい笑ってしまった出来事がありましたが、それは関係者のみ限定ということでご容赦ください。
戻った自車は、いつもながらにこれだよなぁと(笑)
トルコン式ATと(駆動こそ電動ですが)油圧パワーステの組み合わせは、効率の観点から、現在では古式に属されつつありますが、乗り味の観点では、まだまだ捨てがたいと思います。
それにしても、今回は、イロイロと本当に勉強となりました。
確実に言えるのは、ドライブレコーダーは大変に有用だったということですね。知らなければよかったことまで、知ってしまったとも言えますが、効用はまざまざと。検討中の方には、意外なところで役立つかもしれないから、などと装着をお勧めする次第です。
あと、ここ数年、時折襲いくる偏頭痛に悩まされるようになりまして、昨日夕方から今朝方までずっと臥せておりました。一度来ると、頭痛に欠伸の連続、さらに強い吐き気の相乗でして、部屋を真っ暗にして極力刺激を避けることを強いられます。軽く調べたところでは、特段の病気ではないようですが、我ながら困ったものであります。
といったところで、本編に入っていきます。
前回の話題、如何にも私らしい一方で、さすがに偏っている感は否めませんので、これを他メーカーに広げてみようかと。
今回は、日産とホンダの2社としてみます。
自分で選ぶなら、どうしてもセダンとなりますので、根っからのセダン好きが選ぶ「間違いだらけのセダン選び」といった観点で、ご笑納いただければ幸いです。
1.グロリア セダン V20Eターボ ブロアム
最後まで迷ったのは、実はこれでした。
ほかの候補は、C31ローレルセダンSGLターボ、910ブルーバードSSS-Xターボ、430セドリックセダンSGLターボ。特に、内外装のデザインが当時としては出色の出来のローレルとは迷ったのですが、出来の良さでこちらを選択。
Y31でモダナイズされる以前の内外装の仕立ては、アメリカ車からの影響はあるものの、絶対に再現不可能な繊細さと相まって、今取り上げる価値は大いにアリだと思っています。
Y30セダンの中では、ディテールの処理から、後期グロリアを選択。色は後期で追加されたクリスタルホワイト。意外とドアミラーが似合うということでこの画像の仕様に一票なのです。
2.セドリック セダン V30E ブロアム
画像はブロアムVIPですが、私的にはエアサスもターボも不要ということでブロアムを選択。
Y31は、いつも3ナンバー最終と悩むのですが、登場時の衝撃は今でも鮮明なので最初期型を選ぶことにします。Y30は2000、Y31は3000という選択は、下半身が安定したY31では、大型バンパーがマストかなと思うのがその理由です。
色はこの画像のダークブルーに、ブルー内装を選びますが、できれば外装は最終型のダークブルーにしたいところです。・・・好みがうるさいという批評はごもっとも(笑)
3.プリメーラ 2.0 Tm ”Lセレクション”
ミドルセダンの選択では、U12ブルーバードの最終で追加された2.0スーパーセレクトと悩みましたが、やはりこちらかと。プリメーラは、901運動の申し子ですよね。
プリメーラの私的ベストは、中期型のTmのLセレクションということで、これを抜粋。ボディカラーは、グレーやシルバーであの頃を再現したいと思う一方で、今からなら、ダークグリーンやラズベリーレッドをあえてというのもいいですね。
4.スカイライン セダン 2.5 GT-X
R32を歴代ベストとする一方で、自分で所有するならR34なんですよね(笑)。こちらはR32の世界観を継承する一方で、進化した&敷居が低くなった印象がありまして。みん友さんで乗られていた方も多い名車ですね。
こちらもターボまでは不要で、2.5NAの豪華版を選びます。ボディ剛性の高さ等、らしさは十分継承していますので、トルクの余裕を買いつつという選択です。画像は、都合から後期ですが、前期のディテール処理とスポイラー類のレスに一票を投じます。
5.セフィーロ エクシモG
J30マキシマ → 2・3代目セフィーロ → ティアナと続く、日産のラージサルーンは高く評価しています。トヨタとはまた違ったサルーン達ですよね。
この一群からは、A33セフィーロと2.0エクシモGの組み合わせで選んでみました。A32からの熟成を買うのと、内装カラーが私の好みというのは些細な理由(笑)。Diは敬遠したいので、2.0。リーンバーンからストイキに戻された最終型とは悩みどころですが、取り回しの良さでバンパーの短い前期としてみました。
これ、営業部長さんが乗られていた、内外装ベージュにY33レパードの16インチアルミの組み合わせが、ちょっとUS風味を感じさせて、本当にカッコイイと思っていました。
続いてはホンダ編です。
1.アコード 2.0 Si(画像はビガー)
それまで意識していなかったホンダのセダンを、一瞬にして虜にした名車です。そのインパクトの強さは、私的には歴代ホンダ車でも最高位にあります。
当時、EXL-Sも評価が高かったですが、今から選ぶならSiに一票です。
後に追加されたCAのフロントマスクもいいですが、リトラとセダンの組み合わせにらしさがあるのでは、ないかと。
色は、外装ホワイト&内装ブルー、外装グレー&内装ブラウンもよくて、実際この両者が多かったように思うのですが、私的には外装シルバー&内装グレーの組み合わせがお気に入りでした。
2.アコード 2.0 Si
アコードが続きます。同時に登場したインスパイアを評価する声が多そうですが、私的にはこちらに軍配です。
内容的には先代の熟成版であって、インパクトは先代なのですが、こちらも一台のセダンとして高く評価したいと思います。何となくトヨタ風味かもしれませんが。
メッキモールの多い前期に一票で、メッキが映えるダークグレーやダークブルーで乗りたいですね。一台ということでSiを選択しましたが、これは2.0EXL-iもいいと思います。
3.シビック フェリオ 1.6 EXi
同年代だと、アスコット/ラファーガもいいのですが、先代からの大変身に驚いたこちらに一票を投じます。シビックの大型化が鮮明になったという意味では評価が分かれるかもしれませんね。
このシリーズだとドマーニもいいのですが、スタイルの明確さでこちらを選びました。途中から追加されたEXiは、豪華装備の旦那仕様という位置付けで、この種のクルマ好きが挙げないわけにはいきません(笑)
4.セイバー 25V
インスパイアシリーズでは、この世代を挙げます。
RVブームの時代に登場したこともあって、大きな話題とはなりませんでしたが、今見てもイイスタイルだと思います。
実は、ご近所にこれの32Vがありまして、目が馴染んでいるというのもその理由の一つ(笑)。さすがにこのご時世だと、私的には25Vの方ですね。
5.アコード 2.4TL
ここで、アコードに戻ります(笑)。何とか取回せる最後の世代だと思います。
この世代もミニバンブームの中で見逃された感が強いですね。中身は間違いなく大変な力作です。その後の推移からして、ここから乗り換えようとしても候補に困るのではないかと。
これ、画像はホワイトですが、ニュートラル領域にいいカラーがあった記憶があります。
といったところで、いかがだったでしょうか。
我ながら節操がない感はありますかね(笑)
それでも、何となく私の好みの傾向は見えているじゃないかと思っています。
現在は、セダン受難の時代だなぁというのは、こうして取り上げた時の改めての感想でありますね。