• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2016年07月17日

150カリーナ マイロード他のカタログ

150カリーナ マイロード他のカタログ ブログカテゴリが増えてしまったこともあって、「久方ぶり」という言葉が枕詞になりつつあります(笑)

そんな今回の久方ぶりは、トヨタ自動車発行の特別仕様車パーツカタログとにらめっこしながらの特別仕様車編です。

どうにも、このカタログ、モデルの網羅性にしても、追加装備にしても、掲載されている内容が今一つ信憑性に欠けている感がありまして、悪戦苦闘を強いられます。

このため、150カリーナのパーツカタログを確認しつつの照合作業を行っています。それでもなお、今回はカタログが不足していることもあって、今一つ自信はなく。

そんな状態での掲載は、他の情報も疑われてしまうこととなりそうですが、そこは30年近く前ということでご容赦いただくこととします。

前段はこのくらいで、今回は150カリーナの後期編です。


【「40周年記念特別仕様車」SGエクストラ】
●生産時期 198608 - 198612
(ベースグレード)
 SGエクストラ

(特別装備)
 A1.カラードウレタンバンパー
 A2.カラード電動リモコンドアミラー
 A3.幅広サイドプロテクションモール
 A4.パワーステアリング
 A5.EXTRA刺繍入りフロントヘッドレスト

(外装色/内装色)
 a1.スーパーホワイトII(040)/ダークベージュ(FD42)
 a2.ウォームグレーM(165)/ミディアムグレー(FD12)
 a3.ベージュM(4G8)/ダークベージュ(FD42)

この年、トヨタ店は開設40周年記念ということで、カリーナの他にもカリーナED、クラウン、マスターエース等にも同様の40周年記念車がリリースされていました。

ちょうどトヨタが軽自動車を除いた乗用車のシェアで50%獲得を目指した「T50作戦」を発動した時期(1986年1011月に達成)でありまして、量販車のカリーナはその一環を担う役割がありました。

ベースとなったのは、この年の5月に行われたマイナーチェンジで追加されたばかりの1500SGエクストラ。SGエクストラ自体、ユーザーの好みを反映した最多量販グレードでしたし、そこから僅か3ヶ月での追加ということで、販売への意気込みを感じずにはいられない特別仕様車なのです。



【マイロード】
●生産時期 198612 - 198709
(ベースグレード)
 SG(1500・1800・2000ディーゼル)

(特別装備)
 B1.カラードウレタンバンパー
 B2.カラード電動リモコンドアミラー
 B3.幅広サイドプロテクションモール
 B4.パワーステアリング
 B5.フルホイールキャップ
 B6. ブロンズガラス
 B7.ハロゲンヘッドランプ
 B8.タコメーター&ツイントリップメーター
 B9.MY ROADエンブレム 
 B10.高級ファブリックシート
 B11.パワーウィンドー(オプション)
 B12.電磁ドアロック(オプション)

(外装色/内装色)
 b1.スーパーホワイトII(040)/ダークベージュ(F?42)
 b2.ベージュM(4G8)/ダークベージュ(F?42)
 b3.レッド(3E6)/ダークベージュ(F?42)

カリーナお馴染みのマイロードは、150前期型にもありましたが、後期型はここで初登場しています。

40周年記念車の後を受けての登場ですが、今回から1800と2000ディーゼルも対象となったこともあってか、ベースグレードはSGエクストラからSGに変更されています。そのため、1500には40周年記念車で設定のあった5速マニュアルと4速ATに加えて、4速マニュアルと3速ATも新たに追加されています。

サイドストライプやシートアンダートレイ等、一部外された装備がありますので、SGベースで正しいのですが、どちらかというとSGエクストラに近いため、追加装備が増えた形となります。



【Newマイロード】
●生産時期 198709 - 198712
(ベースグレード)
 SG(1500・1800・2000ディーゼル)

(特別装備)
 B1.~ B9.
 B10.高級ファブリックシート(マイロードとは別生地)
 B11.パワーウィンドー(標準装備)
 B12.電磁ドアロック(標準装備)
 B13.ウレタンステアリングホイール&ウレタンシフトノブ&ウレタンパーキングレバー

(外装色/内装色)
 b1.スーパーホワイトII(040)/ダークベージュ(FP42)
 b2.ベージュM(4G8)/ダークベージュ(FP42)
 b3.レッド(3E6)/ダークベージュ(FP42)


この年の5月には、クラスの枠を超えたと謳った90カローラ&スプリンターが新登場。一クラス上のカリーナとコロナは、その影響を受けずにはいられないわけで、ちょうどいいタイミングだったのでしょうね。

マイロードとの比較では、パワーウィンドーと電磁ドアロックの標準装備化が大きいですね。1500ccクラスでも、ファミリアのS-XEを皮切りに、サニースーパーサルーン、カローラSEリミテッド/スプリンターSEサルーンと両装備を標準装備にするグレードが増えつつありましたから、その流れに乗ったと言えそうです。



【エアコン付Newマイロード】
●生産時期 198712 - 198804
(ベースグレード)
 SG(1500・1800・2000ディーゼル)

(特別装備)
 B1.~ B13.
 ただし、パワーウィンドー&電磁ロックはアームレスト一体型に変更
 B14.エアコン&クールボックス

(外装色/内装色)
 b1.スーパーホワイトII(040)/ダークベージュ(FP42)
 b2.ベージュM(4G8)/ダークベージュ(FP42)
 b3.レッド(3E6)/ダークベージュ(FP42)

兄弟車のコロナが一足先に170型へモデルチェンジしたことを受けて、カリーナはエアコンを特別装備に含めることで、更なるお買い得感を強調します。

このエアコン、販売店装着オプションでしたが、確か別買いよりも、割安だったと記憶しています。


以下、1987年12月発行のカタログを掲載。







後で掲載するベースグレードとの比較が判りやすいのですが、カラード化、フルキャップ、ブロンズガラス等による豪華な印象が売りとなっていました。

ロッドアンテナ等、細かい仕様こそ違いがありましたが、一見最上級のSEエクストラ風の外観がお買い得価格で購入できるという構図です。

ここまでやるなら、エアコンはオートが欲しくなるところですが、ベースグレードには設定がなかったことが影響しているのでしょうね。



150後期では、マイロード以外の特別仕様車として、マイライフが2代目の前期以来、久方ぶりに復活しています。もっとも、これが最後ともなってしまうのですが。

2016/07/17 特別装備の内容に誤りがありましたので、修正を行いました。


【マイライフ】
●生産時期 198709 - 198712
(ベースグレード)
 DX(1500)

(特別装備)
 C1.ドアミラー(手動式)
 C2.ドアサッシュブラックアウト
 C3.サイドプロテクションモール
 C4.フルホイールキャップ
 C5. リヤ大型バンパー(PP)
 C6.MY LIFEエンブレム
 C7.クリアランスランプモニター
 C8.パワーステアリング
 C9.タコメーター
 C10.トランクオープナー 
 C11.2スピーカー(ベースグレードは1スピーカー)
 C12.フタ付リヤコンソールボックス
 C13.パワーウィンドー

 C14.SG用のシート&ドアトリム

(外装色/内装色)
 c1.スーパーホワイトII(040)/ミディアムグレー(FA12)
 c2.ウォームグレーM(165)/ミディアムグレー(FA12)

ベースが下から2番目のDXということもあって、SGに近づけようとするだけで、これだけの追加装備となってしまいます。SGで良かった気もするのですが、価格訴求力のあるグレードが必要とされていたのかなと思わせる特別仕様車です。マイロードが豪華になったことから、その隙間を狙ったのかもしれません。



【エアコン付マイライフ】
●生産時期 198712 - 198804
(ベースグレード)
 DX(1500)

(特別装備)
 C1.~ C4.
 ただし、サイドプロテクションモールは幅広タイプにアップグレード
 C6.~ C12.
 C14.SG用のシート&ドアトリム 
 C15.カラードウレタンバンパー
 C16.ラゲッジトリム
 C17.エアコン

(外装色/内装色)
 c1.スーパーホワイトII(040)/ミディアムグレー(FA12)
 c2.ウォームグレーM(165)/ミディアムグレー(FA12)

同じく1987年12月のカタログ画像です。



Newマイロードと比べても、マイライフへの追加は多くされています。
ここまでやると、一つ上のSGとは逆転となる仕様も散見されます。

しかも、元はDXですから、価格競争力はかなりのもの。競争相手はむしろ、一クラス下を想定していたと思われます。

カラードウレタンバンパーとフルキャップで見た目を整えつつも、ロッカーパネルはモールレスのボディ同色というあたりで、鋭い人にはベースを見抜かれそうな気はします。
また、この装いは、当時の中古車特別仕様っぽくもあり(笑)





左頁には、1500の標準グレードが掲載されています。
先述のとおり、特別仕様車とこれらで比較すると、外観の見栄え向上が実感できると思います。何せ、ビジネスグレード然としたDX(これはこれでファンがいそうですが)がマイライフに化けているのです(笑)


右頁は、メカニズムや主要装備一覧です。
既にカムリやカローラ等では、ハイメカツインカムが売りとなっていた時期ですが、一世代古いカリーナは、SOHCのままとされていました。
主要装備一覧で、ベースグレードとの軽い対比は可能です。実は掲載されていない仕様差があるのが、深みに嵌りたくなる理由でもあります(笑)





裏表紙には、諸元表と内外装色の設定一覧が掲載されています。
1800のATやディーゼルだと、車重1トンを超えてしまいますが、それ以外は1トン以下。1500は、自動車税がワンランク下がることもあって、維持費の面でもお買い得でした。

それをユーザー側が見抜いていたからこそ、1500を中心にして売れたのですけれどね。





当時の埼玉地区の価格表です。
全国統一価格が導入されるまで、埼玉は東京よりも5,000円程度高かったと記憶しています。

参考までに、ベースグレードの東京地区の価格を掲載すると、

 ・1500DX(4MT):1,050,000円
 ・1500SG(4MT):1,113,000円
 ・1800SG(5MT):1,261,000円
 ・2000D SG(5MT):1,366,000円

となります。
ベースグレードではオプションとなる、エアコン代184,000円とパワーステ代46,000円でしたから、追加装備を含めて勘案すれば、「まぁ、お買い得」となったわけです。


ちなみにカローラの価格は

 ・1500TX(4MT):1,006,000円
 ・1500XE(4MT):1,116,000円
 ・1500SE(5MT):1,230,000円
 ・1500SEリミテッド(5MT):1,299,000円
 ・1800D SE(5MT):1,342,000円

でした。

カリーナは、モデルライフ後半特有の大幅値引きも可能でしたから、1500はもちろん1800ですら、価格的にはカローラ/スプリンターと競合可能でした。この時期のトヨタセダンでは、最大の敵は身内にあるというのが、ここでも当てはまるのです。


余談ではありますが、父の知人から「ATで予算は150万円+。適当なクルマは?」と問われた時に、1800マイロードをお勧めしたことがあります。最初はカローラSEリミテッドをお勧めしたのですが、「ゴルフ場へ行くのに、人を乗せるには狭い」となりまして。
このカタログも、その商談の際に貰ったものですね。

実際の価格交渉では、1800マイロードにステレオと付属品を付けて、160万円ぐらいで収まっていたと、おぼろげ乍らに記憶しています。確かにモデル末期でしたが、1800の小型車が1500クラスと同等価格なら、悪い選択ではないと思ったものです。



といったところで、いかがだったでしょうか。

カリーナというと、特に3代目以前は、どうしてもGTのイメージとなってしまいますかね。
ところが、当時の最前線では、GTはあくまでもイメージリーダーであって、実際の最多量販は、2代目だと1600のDXやスーパーDX、3代目でも1500SGだったわけです。


このカリーナFFの設計陣は、当然この辺りを理解されていまして、

 ・「性格的には、コロナの豪華指向に対して、カリーナはシンプル指向。簡素ですっきりしており、ある意味ではスポーティ」
 ・「カリーナのユーザーはやはり調べてみますとコロナよりは少し若めです。が若い人ばかりではないわけで、結構お年の方も、ユーザーの方としております。」
 ・「女性が意外と多いのです。特に小型車として考えますと非常に多いのです。小型車は確か13%くらいだと思うんですけれども、カリーナは18%です。18%というのは大衆車の平均くらいです。」

(以上、月刊自家用車誌の車種別総合研究より、当時、製品企画室の主査だった和田明広氏の発言を引用)

といったあたりを、開発の際の位置づけやユーザー像として、話されています。

コロナとのデザインの違いについては、同じく車種別総合研究より、当時、デザイン室主担当員だった梅田晴郎氏の解説を引用してみます。

 ・「カリーナは国内だけしか売らないですが、コロナは世界の各国に輸出しているわけですね。そういう点でコロナは、どちらかというとまろやかな、今の欧州車のような形で作り、それに対してカリーナは、「日本人の感性というのは、もう少し違ったところにもあるんじゃないか」というところを狙ってみました。
 ・「それから広いユーザー層をもっているけれど、コロナよりはむしろ若い人にもっと売れるかもしれない、ということがありまして、軽やかに見せる、そういう意味でのおしとやかさ、健康さを持ったスポーティですね。」


FR時代は、カリーナ、コロナ共に輸出をされていたのですが、FF化にあたって、カリーナは国内専売セダンとされています。カリーナを日本人の感性に沿って作れるし、両車のイメージ構成もしやすいしというこの戦略、和田氏が整理をされたようですが、なかなか巧みなものでしたね。(そんな経緯を知る身としては、末裔にあたるアリオンとプレミオが、先日のマイナーチェンジであそこまで近付けられたのには、感慨深いものがあります。)


スポーティの解釈は、いろいろあると思うのですが、シンプル指向のユーザーに向けて、最適と思えるものとして、FFカリーナを作ったというところだと思います。スポーティ志向の強いカリーナと言えども、ファミリーカーの大勢がFFに移行する中では、決して無視ができる情勢にはありませんでしたし。

その分、GT特に2000級との相性は、決して良くはなくて、当時流行したホワイトのエアロパーツを纏うことも可能だった2000GT-Rも登場の翌年に追加されていますが、結局これが、カリーナの最後の2000GTとなってしまいました。

GTが持っていた上級指向の部分は、GT-Rと同時に登場したカリーナEDの方が受け持つことになったという点も大きいところではありますが。


この時の路線変更は、FF化以降のカリーナの性格付けを決定付けて、現在のアリオンに至ったことを思えば、決して間違いではなかったと思います。まぁ、それは突出した特徴の類ではありませんので、FR時代の旧車人気をFF化以降は受け継いでいない辺りも含めて、賛否は分かれるのかもしれませんね。

話を今回の特別仕様車に戻すと、そんなシンプル指向のユーザーに向けて、当時のちょっと豪華と思わせる装備を厳選して、お買い得価格で提供したグレードとなります。
非常に勘所は掴めていて、後期は殆どがこのグレードじゃないかと思えるくらい、売れましたね。今でも強い印象ではないものの、こうして掲載してみると、当時(近しい方も含めて)乗っていたなんて方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

・・・といったところで、今回のちょっと長い話を閉めることとします。
ブログ一覧 | カタログ話(特別仕様車編) | クルマ
Posted at 2016/07/17 09:56:41

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

この記事へのトラックバック

カリーナマイライフ From [ のんびり行きましょう! ] 2016年7月17日 18:19
この記事は、150カリーナ マイロード他のカタログについて書いています。 実は、今日のブログネタでカリーナマイライフの内容ありました。 この当時は、車齢が10年以上になると車検が一年毎になるので、 ...
ブログ人気記事

CO7△焚き火オフ2025〜in ...
のりパパさん

5/14いすゞ自動車(株)(720 ...
かんちゃん@northさん

作業予約完了です。
つよ太郎さん

ダム活しました1日目(滋賀県・三重 ...
TOKUーLEVOさん

🍽️グルメモ-974- ジャスミ ...
桃乃木權士さん

帰ってきたアドマイヤフジ(笑)~北 ...
フリームファクシさん

この記事へのコメント

2016年7月17日 11:16
こんにちは!
いつも、ありがとうございます!

この後期型マイロード&マイライフのカタログ私も持ってます。
当時、父親が2代目シャレードディーゼルからの買い替え検討の時もらったものです。おねだん的にも1500SGあたりが可能みたいでして、私としてはセダンもいいなと思ってましたが、マニュアルの5ドアハッチバックという父親自信のポリシーは崩さず、事後にファミリア5ドア1500XGに決められたことを思い出します。ただ、最上級グレード(5ドアでは)だったので、救われました(笑)
コメントへの返答
2016年7月17日 17:07
こんにちは
コメントをありがとうございます

ミドルサイズセダンの最小排気量は1600が多い中、カリーナ/コロナは1500だったことから、一サイズ下のクラスとの競合が多かったようですね。
ファミリアの5ドアXGというのは、一見?だったのですが、そういえばBF型から追加されていたなと。ファミリアのXGは3ドア→4ドア→5ドアという順序での展開でしたね。BF以降は、5ドア自体が少なかったですし、その中でもXGとなると、当時でも希少だったのではないかと思ったりします。
2016年7月17日 12:57
こんにちは。

今回の特別仕様車のカタログですが、後期型のマイライフでブラックバンパーの時はパワーウィンドウが装備されていたのが印象的です。
その次のマイライフがカラードバンパーとSGシートとトリムに変更した時は、手回しのウィンドウに変わっていたのが印象的です。

今の価値観で見たら、バランスの取れた良い車ですが、当時は車に興味がない人が安いから買ったという感じに見えたのが悔やまれます。
コメントへの返答
2016年7月17日 17:40
こんにちは
ご指摘をありがとうございます。

1987年9月のカタログが書庫から発掘できなかったもので、パーツカタログを確認しつつの作業だったのですが、掌握しきれていませんでした。
実は、特別仕様車パーツカタログでは、1987年12月発売のマイライフにもパワーウィンドーが含まれていまして、どうやら発売に至る過程で外した経緯があるようです。(誤記と判断した理由でもあり)
新たに追加となったSGトリムには、パワーウィンドー用がないですから、新たにトリムを起こすわけにもいかず、マニュアルに戻されたというあたりかもしれませんね。

170コロナの時に引用しつつで記載しましたが、実用車としてはウェルバランスですよね。この種のユーザーは、何でもいいように見えて、実は結構厳しい目を持っていたりするという話を聞いたことがあります。数が売れていますから、お買い得価格に惹かれて購入という事例も相当数あったとは思うのですが。
2016年7月17日 19:06
すいません。勝手にトラックバックしました。
ブラックバンパーの画像を載せたかったのと、もっとカリーナを高く評価すれば良かったと後悔してます。

しかも値段がノンターボの軽自動車と同等ですが、エアコンやエアバッグにABSやVSC、自動ブレーキまで装備してカーナビやバックモニターが当たり前。
ツインカムや可変バルタイと30年前には考えられなかった装備が軽自動車についてます。
ハイテク装備が少ない分、考えて運転する部分が多かったです。
車に興味ない人が多いと思いますが、関心持つことも安全運転には欠かせないと思います。
コメントへの返答
2016年7月17日 20:17
トラックバック、こちらこそありがとうございます。おかげで、仕様の違いがよく理解できました。

そう、1500は150万に壁があると言われたのも今は昔となってしまいました。クルマはより便利に、より安全にと進化した形ですが、その分お値段は高くなり、反作用的に運転に対する意識が低くなったのも事実ですね。
日本で使う以上、好き嫌いだけで選んでも十分以上のクルマが入手できるのですが、クルマ趣味人的にはもう一歩踏み込んで関心をもっていたいと思いますね。
2016年7月17日 21:10
このカリーナは以前の会社の(ちょっと嫌いな(笑))先輩が乗っていました。
たしか1500マイロード。

2000GT-R等はかなり希少で見かけるのはマイロードばかりだった記憶があります。


マイロード、昔は眼中にありませんでしたが、今の年齢になってあらためて見たら結構魅力的なグレードです。

さらにマイライフとなればちょっと心動きそうです(笑)。
ベースからの豹変ぶりはなかなかのものですね。
と、言いつつモールレスの黒バンパーには萌えますが(笑)。

コメントへの返答
2016年7月17日 21:29
こんばんは

量販車の量販グレードですから、当時よく見かけたという類のクルマですよね。

記憶にある姿としては、スーパーホワイトII、カラードバンパー、ブロンズガラス、フルキャップのマイロード仕様がデフォルトかなと(笑)。やはり1500が多くて、1800以上は、カリーナEDに需要が移行していますね。

当時は、どこといって特徴のない平均的なセダンの一台ですが、今みたいな時代になると、その大人しさがかえって新鮮だったりします。
そんなセダン道の中でも、モールレス黒バンパーは一つの究極でしょう(笑)。ファミリーユーザーが求める下限でもSGあたりでしたから、ことDXとなると、カタログには掲載されていても、実車は中々見かけないグレードでしたね。
2016年7月17日 22:26
こんばんは。

〉「性格的には、コロナの豪華指向に対して、カリーナはシンプル指向。簡素ですっきりしており、ある意味ではスポーティ」

今のプレミオ/アリオンにも同じことが言えて、大変興味深く感じました。この両車、フロントは大幅に変わり共通化されましたが、リアは相変わらず別々のデザインが与えられているのと、価格も微妙に違うのが気になるポイントだったりします。
カタログで、リアのトランクスルーに積まれている物が画材だったりバイオリンだったり、毎回変わるのも、ニーズを探っているようで気になります。
コメントへの返答
2016年7月18日 8:48
おはようございます

元々は別車種だったのですが、シャシーを共通化するにあたって決めた性格付けが、そのまま今に生きている2台ですね。もっとも、片方だけに設定があると、他方から追加設定の要望が出たりして、なかなか作り分けが難しかったりもするようです。
価格差は、プレミオだけにあるサイドプロテクションモール代と、松グレードのマッドガード代と推測しています。
セダンには珍しくリヤシートの可動機能を重視しているのですが、個人的には必要とされているのかなと疑っていたりします。あることが必要なのかもしれませんが(笑)
当初は、トランクトリムも内装色に合わせていて、主張を感じさせたのですが、内装色統合もあって、一般的なトランクトリムカラーとなってしまったのが、残念だったりします。
2016年7月18日 9:08
 今から30年前と云うと当時12歳ですが、それを考えると当時の親の年齢になったかと思うと感慨深いものがあります。

 当時、家のクルマは120クラウンワゴンでしたので点検の代車で出てきた記憶があります。周囲でも家のクルマにこのカリーナと云うのは結構あったように思います。家業の事情とはいえ、パールツートンのクラウンワゴンなんて乗っているのは相当ヘンな家でした。クルマ好きの友人ですら???で、値段を聞いて理解不能…(ターボDのスーパーサルーンエクストラにフルOPだと300万近い金額でした)

 そんな状況ですから、タウンエースやライトエースに乗っているとヘンな家と映っていたようです。それが今や、普通の40代ですとミニバンが当たり前、輸入車は別ですがセダンを選択する人はかなり少なくなり、コロナやカリーナの後継のプレミオ、アリオンはコロナ、カリーナのユーザーがそのまま移行しているように感じます。

 この頃の特別仕様車は実質装備に重点が置かれていますが、今はドレスアップモデルが中心なのが興味深いですね。
コメントへの返答
2016年7月18日 10:04
こんにちは

そう、今の自分の年齢を親の年齢で逆算してみると、意外とそう遠くない過去だったりするんですよね(汗

80年代のトヨタ店では、カリーナが一番小さい扱い車種でしたから、代車がコレという例は多かったでしょうね。まだワゴンへの認識が確立する前でバンと混同されていた頃ですから、書かれているエピソードも納得です。同じ金額出すなら、一般的にはロイヤルかアスリートが選ばれていたでしょうし。

80年代初頭にはワゴン車のブームが一時的に訪れるものの、中頃にはやや収束していて、ファミリーカーではセダンが盛り返していますね。
それが逆転したのは、2000年以降という認識で、コロナ、カリーナの代替にノア、ヴォクシーが選ばれることが多かったように感じます。その時代に移行しなかったユーザーは、プレミオ、アリオンを選んでいる気がしますね。

当時の特別仕様車とは違い、今ではその名のとおり付加価値で売るのが中心ですよね。モデル末期には、お買い得仕様も出るものの、むしろ値引きという実弾で勝負している感が強いですね。
2016年7月19日 22:16
こんばんは。

カリーナーといえばマイロード。FRの最終型だったA60系でも確かありましたよね。

しかしマイロードだけでもこれほど色々な特装車があったなんて驚きです。マイライフってのもあったなんてびっくり。どうしてもGT系しか目がいかない私ですが、カリーナーに限らず売り上げに貢献しているグレードはやはりこういった中間グレードやお買い得グレードなんですよね~。そこにしっかり目を向けられ深い考察を記されるparl-siroさんは、やはり視野が広い方だなぁと改めて感心させられました。

この時期のトヨタ車から疎くなってしまい、カリーナもコロナもグレード構成など分からずの状況でしたが、最終型だけは結構好きで、確か赤いエンブレムのGTが存在していましたよね。
コメントへの返答
2016年7月19日 22:57
こんばんは

実は歴代で一番使われたグレード名は、GTではなくマイロードだったりしましてカリーナEDと同じように、カリーナマイロードが車名と思われている方もいるのではないかと(笑)

この時期のトヨタは、販売台数が盛り上がる時期に特別仕様車を出して、商戦を盛り上げるのが恒例でした。販売側主導の感もあるのですが、台数を稼ぐには必要なグレードだったのでしょう。
このシリーズは、仕様の変遷がかなり複雑なものですから、備忘録を兼ねていたりします(笑)。見ている方もその複雑さを喜ばれているように感じますね。

FF化の時点でキャラクターを再定義していますから、FR時代とは見方が変わってくるかなと思います。最終のGTは、リバイバル的な復活だったのですが、途中で消さずに続けていれば、もう少し違った印象だったかもしれませんね。
2016年7月20日 7:48
この『マイロード』、近所のおじいちゃんが大切に乗っておられます。

質実剛健な、良いクルマですね(^^)
コメントへの返答
2016年7月20日 20:19
こんばんは

30年近く前のクルマですから、それなりの思い入れがあるからこそ、乗り続けられているのだろうと思います。
パーツの供給等で相当な苦労をされてもいるのだろうなとも。

今とはだいぶ違う当時を物語る、貴重な一台ですから、これからも乗り続けられることを願ってやみません。
2016年7月20日 23:19
お疲れさまです。

おじいさんが若い頃に購入されたと思われるカリーナ、先ほどもガレージで次の出動を待つ姿を見ました。日常の足として使っておられるので、『一緒に過ごしてきた証』である多数の傷や凹みがあります。
この小さなセダンには、今後もおじいさんともども現役で頑張っていただきたいものです。
コメントへの返答
2016年7月21日 20:42
うちの父もかなり長く乗っている人でありまして、きっとご当人にとっては、代わりのない相棒のようなものなのだと想像するところです。
先々、自分がそう感じられるようなクルマと巡り合いたいとも思いますね。
2016年7月29日 17:16
マイライフ!
私もかつてカメラ小僧であったときは
「ヤヴァイ」とか言いながらガーニッシュを撮影しました。

今回改めてマイライフのおさらいをさせていただいて
DXベースであったことを忘れておりました。
何故わざわざDXをベースにせざるを得なかったのか・・・。
SGに比べるとロッカーモール、ブラックアウトが省かれているようで、
心なしか写真も上から(ロッカーフランジが目立ちにくい)

恐らく、内部構造的にもインシュレーター類の仕様が異なっていたり
微妙なSGとの差があったのかもしれませんね。
コメントへの返答
2016年7月29日 19:49
こんばんは
エンブレムではなくガーニッシュというのが一つのポイントですね。この場合、あくまでも「ヤバイ」ではなく、「ヤヴァイ」がキーワードにもなると(笑)

マイライフの追加装備からすると、SGベースでもよかった気がします。SGベースなら5速と4速ATの設定も可能だったはずなのですが、この辺りは大人の事情を推測させますね。

この年代のクルマは、グレードによって想像外の仕様差があったりしますから、ロッカーモールの例のように、ベースグレード横引きの特別仕様車も、意外と油断ならなかったりしますよね(笑)

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

1989年式マークII3.0グランデG感想文 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/08/05 19:34:14

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メルセデス・ベンツ Cクラス セダン
2013年9月14日納車 アドバンストライトパッケージ ボディカラー:988 ダイヤモン ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1995年12月登録(同型最終年月) 2001年6月購入 2013年9月譲渡 ボディカ ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1992年6月購入 2009年3月一時抹消 2009年6月永久抹消 ボディカラー:18 ...
トヨタ クレスタ トヨタ クレスタ
1991年7月登録 2000年11月購入 2001年6月譲渡 ボディカラー:27N パ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation