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2016年09月27日

1983年の東西車種別中古車市況(ギャラン・シグマ/ラムダ編)

1983年の東西車種別中古車市況(ギャラン・シグマ/ラムダ編) これまで、間を挟みつつ計10回に渡って掲載してきました33年前の中古車市況話ですが、いよいよ終わりが近づいてきました。

連載では、前回お送りした通り、ちょうどこの時期にモデルチェンジをしたモデルということでギャラン・シグマ/ラムダが取り上げられていましたので、そのままお送りすることにします。
このシリーズでは初めての三菱車でもありますね。


市況話に入る前に、ギャラン・シグマの簡単な変遷を本文から引用してみます。

引用ここから++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

○ギャラン・シグマの誕生は51年5月。初代はガソリン車だけで1600は121A型、
1850が122A型、2000が123A型。直線基調のボクシースタイルの斬新さが受け、空前のヒット作になった。ピークの53年3月には1万台の大台を突破するほどの勢いがあった。

○4年後の55年5月には、2代目にバトンタッチ。エンジンはガソリンが1600の161A型、1800が162A型、そして2000が164A型。同時に2300ディーゼルとそのターボ装着車である167A型を新しく設定。同年11月には、ガソリン2000にターボ車を追加した。

○57年10月にはマイナーチェンジを実施し、1800ターボを加えている。ところが、これら2代目はフルモデルチェンジにもかかわらず、スタイリングを初代とあまり変えずに踏襲したために売れ行きはさっぱり。そのために、わずか3年4か月で3代目にバトンタッチせざるを得なかった。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++引用ここまで

ギャラン・シグマについては、過去ブログでも取り上げていますので、合わせての参照としていただければ、幸いです。
 初代の回は、こちら
 2代目の回は、こちら


それでは、市況話に入っていきます。

引用ここから++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

○さて、これら初代と2代目が中古車市場に出回っているわけだが、主流は2代目の55年~56年式。初代は、52~53年式が50万円前後の格安人気でよく動いており、低年式と高年式の2極分化が進んでいる。

○タマ数は9月中旬まで少なく、ディーラー(三菱系のクリーンカーセンター)以外ではあまり見かけなかったが、9月末から10月にかけて豊富になってきた。3代目の新型シグマが9月から発売開始され、代替で旧型車が中古車として再販されるようになったからだ。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++引用ここまで

初代は排ガス規制に追われるライバル車に先んじる形でのモデルチェンジが成功して、人気車に成長するものの、モデル後半以降はライバル車の追い上げにあう形で、失速してしまっています。

2代目では中身重視のモデルチェンジを掲げて失地回復を図るものの、こちらも初期こそ、やや回復はしたものの、全体を通してみると、あまり成功しなかったというのは引用元のとおりです。

そんな販売状況が、中古車の構成に表れていますね。
2極分化の内、高年式に関する分析は・・・の前に、2代目のカタログからグレード別の頁を再掲しておきます。





画像を挟んで、分析は次のとおりとなっています。

引用ここから++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

○主流グレードは中グレードの2000スーパーサルーンないしは最上級のロイヤル。フル装備の割に価格が安く、程度のよいタマが多いためだ。56~57年の高年式車になると1800スーパーサルーンも2000に劣らず人気車となる。格安で手に入るようになるからだ。

○価格推移を2000スーパーサルーンでみると、52年:50万円、53年:66万円、54年:71万円、55年前期:81万円、同後期:90万円、56年前期:100万円、同後期:104万円、57年前期:116万円となっている。1800は2000よりも10万円、1600は15万円くらい安い。したがって1800も動きがよいわけだが、1600になると力不足を気にしてかあまり売れ行きはよくない。1600は、タマ数が極端に少ない。

○ボディカラーは、タマ数ではホワイト、パープルワイン、ダークブルー、シルバー、そしてブラックなどが目につくが、人気の点ではホワイトが他を圧倒している。大都市部ではうすむらさきの”ラベンダー”が静かな人気を呼んでいる。

○ミッションはオートマチックが半数を占めており、人気はこちらがマニュアルをしのいでいる。サンルーフ車も時々みられるがそれほど人気には関係がなく、ユーザーの好みで左右される。ファミリーユースの強いクルマであるから、ノーマルのほうがむしろ好まれるといった傾向があるためだろう。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++引用ここまで

モデルチェンジ当初は上級グレードが売れるという全体傾向はギャラン・シグマにも、当てはまっていました。

スーパーサルーンは、初代では最上級グレードでしたが、2代目ではその上位にロイヤルが加えられたことで、セカンドグレードの座に収まることになりました。パワーステ、パワーウィンドーに代表される装備は、当時の水準ではかなり豪華であり、価格もそれなりに高いものでしたが、三菱のオーナーカーとしては最上級ということもあって、販売比率としては高めに推移します。

この好評を受けて1800と1600にも、やや装備が簡略化されて追加設定された形です。追加後は2000に変わって1800の比率が上昇することになります。そんな推移が中古車市況にもそのまま反映していますね。

他社では人気装備となるサンルーフが、あまり人気に影響していないというのは興味深いところです。2代目登場時に比較的広い範囲で、電動式が選択可能とされたのですが、セールスポイントとはなりませんでした。

シグマはライバル車と比較した時に、やや屋根が低く、その影響で特に後席のヘッドクリアランスの難が指摘されていましたので、さらに頭上高が削られことになる、この装備が敬遠されたということはあるかもしれません。



2代目シグマはガソリンターボを追加以降、ターボをイメージリーダーにした宣伝を行っていました。
そんなターボについては、以下のように書かれています。

引用ここから++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

○ターボは新車で25~30%の販売比率を占めており、展示場にも、ちらほら見られる。しかし、前述のように55年前期にまずディーゼル、年末に2000ガソリン、そして57年後期に1800ガソリンといったように高年式での参入であるために、絶対的なタマ数は少ない。したがってさがすのに多少苦労しなければならない。

○ただ、あれば格安なことが魅力だ。小型ターボの中では最も安いターボ車といえるだろう。2000GSRターボで55年:115万円、56年前期:125万円、同後期:131万円、57年前期:142万円といったところ。ブルーバード、スカイラインは55年で125~130万円であり、10万円以上も安い。

○2000GTターボなら55年で98万円とすでに2ケタ台になっている。タマ数は少なく滅多にお目にかかれないが。ディーゼルターボだとGTターボよりさらに5万円くらい安く、56年前期でも100万円以下で買える。GTターボ同様、タマ数は極端に少ない。

○人気はそれほど高くなく、むしろノーマルのスーパーサルーンやロイヤルのほうが動きがよい。その分価格が安いといえる。今後は新型車への代替が進み、タマ数が豊富になり、さらに格安になることは間違いあるまい。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++引用ここまで

日産勢が先行したターボは他社も追随したことで80年代初期、一大ブームとなります。
この時期、ターボというだけで人気が集まったこともあって、新車販売段階ではターボ車はノンターボよりも値引きが絞られるといった商売が通例となっていました。

そんな中にあっても、ノンターボに近い値引きを出すのが三菱でした。今も続く月刊自家用車誌の値引きレポートでは、そんな状況が毎月のように報告されていたものです。

シグマ自身が、値引きに頼った売り方をされていたという背景もあるのですが。
そんな販売の影響が、中古車価格に表れていたという見方はできそうです。

引用ここから++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

○クルマを選ぶ立場から中古シグマを評価するとどうか。次の代替を念頭に置かないなら確実に買得車といえる。ノーマルなら大衆車とさほど変わらない価格で買えるし、装備も抜群によい。スーパーサルーン、ロイヤルクラスならパワステ、パワーウィンドー、エアコン、またカーコンポ付などもある。

○ただ、展示場まわりをして気をつけねばならないことは、専業店でのタマ数は少なく、三菱系のクリーンカーセンターに行かないと多くはお目にかかれない。専業店は動きのよいラムダに集中させて、シグマは敬遠する傾向があるからだ。

○同一ボディの姉妹車であるエテルナはフロントグリル、テールランプのデザインを違えただけでカープラザ店扱い。新車の販売台数が8対2くらいだから、中古車のタマ数もこれに比例する。人気差はまったくない。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++引用ここまで

人気度合を反映してか、報告されている価格は、お買い得感が高いものとなっています。
この場合、次の査定にもその影響は出るわけですが、乗りつぶし前提なら、売値は関係なく買値だけを気にすればいいとなるわけです。シグマの上級グレードは、他車比でも装備は充実していましたから、そんな面からも更なるお買い得感があったのです。

先にシグマの値引きが大きかったと書きましたが、その理由の一つにエテルナの存在が挙げられます。何せ、多少デザインが異なるくらいで中身も値段も全く同じ車が、違う系列から併売されているわけですから、値段の競争になるのも当然なのです。

当時の記事では、大抵後発となるカープラザ扱いのエテルナの方が値引きで先行して、元々の会社規模が大きいギャランがそれに対抗するという構図が繰り広げられていたように記憶しています。



シグマの兄弟車と言えばラムダ。

Photos of Mitsubishi Galant Λ 1980–83
引用元=FavCars
画像は、2代目ラムダのスーパーツーリング。

中古車としてはラムダの方が人気があったようです。
以下、当時の記事より。

引用ここから++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

○ラムダはシグマのスペシャルティバージョンとして、初代モデルは51年12月にデビューした。シグマより半年遅れである。2代目はシグマと同時に55年5月に登場、3代目はまだ出ておらず、来年の3月頃になりそうだ。

○シグマとシャシーを共用しており、ボディはハードトップの2ドアであり、シグマの4ドアセダンと差をつけている。ファッショナブルスポーツといった仕立て方をしているから、エンジンも2600ccを加えたり走りを重視した設計。このことはヤングファン、スポーツ派に好まれ、中古車市場での人気はシグマを上回る。

○シグマは専業店だとあまりお目にかかれないのだが、ラムダはターボあたりが最前列にデンと置いてあるケースをよく見かける。

○GSRターボ5速のブラックやレッドは、人気車のひとつにあげられよう。ノーマルは、2000スーパーツーリングの動きがよい。中心年式は55~56年式。

○ターボは全体の70%以上の販売比率と高率であり、シグマと違ってタマ数は豊富。価格は、GSRターボで55年:124万円、56年前期:134万円、同後期:139万円、57年前期:150万円とシグマより10万円くらいの高値だが、売れ足は速い。

○2600スーパーツーリングは54年5月に加わったが、不人気のために56年に生産中止した。展示場では、ほとんどお目にかかれない。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++引用ここまで

ラムダは、初代の登場したのが、コスモ人気が一巡したくらいという絶妙な時点ということもあって、たちまち人気車に駆け上がります。絶対的な台数はシグマよりも少なかったのですが、元々の市場規模はミドルサルーンよりも上級スペシャルティーカーの方が少ないですから、ある種シグマ以上の成功作ともいえる状況だったわけです。このラムダ人気を奪うことに成功するのが、先に紹介した3代目シルビアですね。

2代目でも再逆転はかなわず、さらにスタリオンに需要を奪われる形で失速してしまいます。
結局、ポジションとしては、この翌年に登場する、シグマハードトップが後を継ぐことになるのですが、その際にはラムダ名が使われることはなかったのです。

最後に、専業店の概況です。

引用ここから++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

○シグマほど専業店とディーラーで扱いの違うクルマは少ないといってよいだろう。都内や周辺地区の専業店の展示場を一回りして気がつくのは、タマ数が極端に少ないこと。とくに多数の展示場がならんでいる大都市部の中古車街にこの傾向が強い。

○販売担当者にその理由を聞くと「置いても売れるまで時間がかかり、もうけが少なくなってしまう」からだという。姉妹車のスポーティカーであるラムダはよく見かけるがシグマはさっぱり。

○新車の販売台数はシグマがラムダを圧倒しているのだが、中古車になると逆転してしまう。三菱ディーラーでは「シグマは一度購入すると何年も乗って手放さない。ラムダは割とあきっぽいユーザーが多くすぐ代替えしたりするから、中古車のタマ数が多く見えるのではないか」と分析する。

○しかし、実際は人気度合による差といった方が当たっているだろう。専業店は人気車を先行させたタマ揃えをする傾向があるから、人気のないシグマが少なめになると考えてよい。

○ただ、同じ専業店でも低価格で程度のよいタマを展示するところもあるので、こちらに出向けばかえって買得車を発見できるケースもあるから要注意だ。また、大都市部ではラムダ志向だが、地方に行くとシグマ人気が高くなるから状況は変わってくる。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++引用ここまで


これまでは、ディーラー・専業店共に大きな違いはないクルマが多かったのですが
シグマでは大きな違いが表れていたようです。

大都市部と地方による人気車の違いは、今でも見かける事象ですが、使用環境や用途の違いが反映されているようで、興味深い事象ではあります。


といったところで、いかがだったでしょうか。
クルマ自体の考察は、既にやった回の重複となりますので、ここでは深く触れないこととします。

確実に言えるのは、このクルマもシビック同様、初代のイメージが強くて、大きな変更を受けなかった(変えられなかった)2代目はイメージが薄い結果となってしまったということですね。

今では見かける機会が極端に少ないという状況も同じです。メーカーの力の入り方としては、とくにこちらは、かなりのものがあったように思うのですけれども。

やはり、メーカーとして意ある状態というのは、動機・経緯・結果はその何れもがどうであれ、あの時代はよかったと振り返れる気がするのです。


以上、10回に渡るシリーズをお届けしてきました。
もう一回だけ、おまけ的な回がありますので、それをお届けしてまとめとしたいと思います。
ブログ一覧 | 古の中古車情報 | クルマ
Posted at 2016/09/27 20:16:18

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こんばんは。
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この記事へのコメント

2016年9月28日 8:37
ディーゼル好きの小生にとって、16シグマは日本初の『ターボディーゼル』として外せない存在。
しかし『失敗モデル』の烙印でメディアやネットでの取上もほとんどありません。
個人的には60カリーナと同じく一世代限りのエンジン(3T-GTや4D55)等謎も多いモデルでした。
その意味でも昨年の16シグマのモデルの変遷の詳細は私にとって非常に価値ある記事でした。

さて混迷を極めたモデル変遷の中、最終版の構成はGSR/GEのスポーツ版、ロイヤル/スーパーサルーンの豪華版、スポーティ路線のSX、GL系、Lの廉価版と各エンジンという当時のミドルセダンのお手本のような構成で自分の中での一つの基準となっています。
見た目での差別化の功績か、当時まだまだ中下級グレードが販売の中心だったブルやコロナに比べ、豪華シリーズの中でロイヤルはまだしもスーパーサルーンが結構出ていた気がしますね。

この頃の三菱はRVブームの前で『フルラインターボ』の頃でした。
現在販売中の車種数が『フルライン』とは程遠いのは何とも皮肉ですが、当時でもフルラインとは言うものの、『トヨタ日産の一段下』と言う社会認知でしたから、安売りに走ったのは想像にかたくありません。
他社より装備を多めにする→その分価格設定は高め→でも大幅値引きで買い得感→中古相場崩れる
と言ったイメージですね。

ラムダは当時の引用記事中の『そろそろ3代目登場』との記述にはビックリ。シグマHTの事かもしれませんが、ラムダとはコンセプトも客層も随分違います。
新車の販売計画と相場が直結する中古業界でこの記述。
当時はまだまだのんびりしてたのかも知れません。(笑)
コメントへの返答
2016年9月28日 21:44
こんばんは

16シグマは、ニューギャランと並んで、見過ごされがちなモデルかもしれません。実は三菱の屋台骨的モデルの一つということで、エンジンや足回り等、かなり力は入っていたのですが、やはり販売成績が芳しくないことが大きいのでしょうね。
もっとも、いざ取り上げようとしたら、先に記載のとおり、とても収拾がつかなそうな変遷をしているクルマでもあります。自分で書いたものも、拾い切れているのかは自信がありませんし(笑)

この世代のグレード構成は、書かれている通り、本当に幅広いですよね。
シグマ単体で、コロナ・ブルーバードのみならず、マークII・ローレル級までカバーしなければならなかったというお家の事情が最大の理由ですが、数撃てばどれかは当たる的な感覚で必要以上に戦線を広げていたような気もします(笑)
その中でも上級グレードが多かったというのは同感で、三菱の上級モデルとして求められていたというのと、下級グレードはフリートユース以外はランサー・トレディアに流れていたのが関係しているのでしょうね。

このシグマは「フルラインターボ」の先駆け的モデルでもありました。他車との比較では、200ccのアドバンテージがあったブルーバードはもちろん、4気筒ながらも他社の6気筒以上のトルクスペックを誇るガソリンターボは、結構強力な援軍となりましたね。ここでの一定の成功が、三菱をフルラインターボ戦略に走らせたといっても間違いではないと思います。
あまり、ターボ効果は長続きせずで、結局はエテルナ共々値引きに頼った売られ方をされていってしまいますし、それに影響される形でリセールにも影響が出てしまうのですが。

ラムダの件、この時点ではシグマハードトップはもちろん、先々のモデル戦略も全く見えず、これまでの展開から推測で書かれているのだと推測します。
ラムダの前は、GTOとギャランハードトップだったことからすると、スタリオンとシグマハードトップに分かれた展開は元に戻ったと言えるかもしれません。ライバル車との関係もあって、三菱のモデル展開にはまだまだ一貫性がなかった時代ですね。
2016年9月28日 21:52
こんばんは。
おっしゃる通り、2代目シビック、2代目シグマ、6代目コロナ等、先代モデルのキープコンセプトの車たちは、揃って80年代的な直線基調デザインのライバル車の後塵を拝してしまった感がありますね。
特にこの型のギャラン/エテルナシグマは、関係者にとって重要なモデルだったと思いますが、後期型の「テンハチターボ」以外に深い印象はありません。
ギャランに興味を持つのはこの次の次、シグマが取れて「インディビジュアル4ドア」の型が今でもお気に入りのモデルです。
コメントへの返答
2016年9月29日 5:59
おはようございます
挙げられている3台は、何れも先代のヒットに恵まれただけに、次を作るのが難しかった感はありますね。当時、80年代という一つの節目を迎えて、新鮮なものを欲していた空気感があったかもしれません。
このシグマ、内容的には力が入っていても、ライバル車の一新が続く中では、厳しいものがありました。この次のFFも個人的には高く評価しているのですが、やはり「インディビジュアル」でしょうね。あれは、初代シグマと並ぶ三菱の名車として、屈指の一台だと思います。
2016年9月28日 22:00
今見るとカッコいいんですが、
当時売れ行きが思わしくないと言うのが意外に思います。

キープコンセプトでしくじった車とキープコンセプトでうまく行った車の違いは一体何だったのだろうかと思います。私が知るところ2代目ソアラはうまく行ったのでは無いかと思います。2代目レガシィやステップワゴンもまぁまぁうまく行った気がしますが、人気車をモデルチェンジさせることは難しいことですね。
コメントへの返答
2016年9月29日 19:25
こんばんは
ワイド&ローの元祖みたいなクルマで、プロポーションには恵まれていたのですが、時代はパッケージング重視の方向に進んでいましたから、厳しいですよね。

キープコンセプトの場合、大抵2代目の方が出来はよいのですが、歴史的観点からすると、初代のインパクトは超えられない気がします。商売としては、どれだけリピーターを囲いつつで潜在需要を掘り起こせるかですよね。金脈ありと判断された場合、ライバル車も参入してくる中で、どう変えるのか、難しい判断となるのでしょうね。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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