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イイね!
2019年01月01日

2019年最初の投稿

明けましておめでとうございます。

細く長くを目指してという事で、相変わらずのマイペースを続けていこうと思っています。本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

自車ともマイペースの付き合いというのは、きっと変わらずでしょうね。今年は車検の谷間の年ですが、タイヤやバッテリー等の消耗品は2巡目に入りそうな予感アリ。


さて、今年の干支は「己亥(つちのとい)」。

と書きつつも、改元を絡めての方が今年のネタに相応しいでしょうね。そこで今年の初回は30年前となる1989年に話題となったクルマ達について、猪らしい蛇行しながらの駆け足で紹介していくことにします。


この年は、年初早々の改元とほぼ時を同じくして開催されたデトロイトショーで、この2台に大きな注目が集まりました。

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レクサスLS(セルシオ)とインフィニティQ45。
センチュリーやプレジデントといったVIPカー以外は存在しなかった大型セダンで世界に打って出る。
それは、日本車の新境地であると共に、ホンダに続いてプレミアムブランドを新たに立ち上げるという、トヨタと日産という二大メーカーがその総力を挙げた戦いでもありました。

結果は書かずともですが、その成否はメーカーの歴史にも影響した気がしてなりません。
また、輸出専用の想定が空前の好景気を受けて日本市場にも投入されたことで、多かれ少なかれ、国内のセダン達にも影響を与えていくこととなります。


続いて、夏前には日産よりスポーツカー版の超弩級が相次いで登場。

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スカイラインGT-RとフェアレディZ。
その凄さは、280馬力規制を導入させる要因ともなりました。
特にGT-Rは、レース・ストリート共にそれまでの歴史を変革し、新たな伝説を作り上げることとなります。Zの方は国内よリも海外の方でしょうね。

この2台、Y31セドリック・グロリア以降続いていた日産の快進撃の総仕上げとも言えると思っています。その後、継続は叶わず、一時消えることとなりますが、日産リバイバルプランの中で見事復活。その大きな理由は、この時の成功があったからこそだったのではないでしょうか。



ここまででも過年度比で十分以上ですが、長年開催された晴海から幕張に場所を移して、秋に開催されたモーターショーではこのクルマ達が出品され、注目を集めることとなります。

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NSX、ユーノスコスモ、GTO、SVX。
数年前なら、コンセプトカーとしても通用したようなこれらも、市販前提という肩書が掲げられていました。実際、翌年以降、相次いで登場することとなります。

スポーツカーあるいはスペシャルティカーが、作り手であるメーカーの企画力・技術力をアピールするのに最適であるというのが、ユーザー共々当然の了解事項だった時代ならではクルマ達ですね。



このモーターショーでは、2ドアのフラグシップカー以外にも平成日本車の歴史の一頁を
構築したこの2台が、同じく市販前提で参考出品されています。

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プレビア(エスティマ)とディアマンテ。
前者は、今に続くミニバンの発火点であり、外からセダンに影響を与えた存在だと思います。後者は、新たなミディアムセダンの在り方を提起し、内からセダンに影響を与えました。

私自身は、幕張に移ったことで足が遠のいてしまいましたが、モーターショーとしては大成功を収めた回となりました。華々しさの点では、長い歴史の中でも上位に位置するからこそだろうなと今視点で感じます。


モーターショーが華々しく開催されているのとほぼ時を同じくする頃、市販車でも、歴史を語る上では欠かせないであろうこの2台が登場しています。

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ロードスターとレガシィ。
共に新たなカーライフを想像させる、既存車種・車型とは異なる提案型の商品でした。この提案への賛同が多く集まり、一つの財産というかアイデンティティが確立されることになります。後に成功を横目で見たライバルも参入しますが、元祖兼開拓者はやはり強かったですね。



こうして振り返ってみると、今のクルマ達を見慣れた目には”特濃”に映るクルマ達ばかりが登場してきます。バブルに浮かれていたという冷めた見方もありそうですが、それ以上にクルマが熱かった時代と言いたいところですね。

この年に、170コロナでカーライフを始めた私は、これらのクルマについて、雲の上と感じながらも、やがては・・・と明るい未来を夢見ることができました。特にセルシオは、この時の想いが忘れられず、後年本当に買おうかと真剣に検討したこともあったりするわけでして。


新年の冒頭に30年前を振り返った形ですが、新たな時代の到来という共通のキーワードがクルマに対して、形は様々であってもまた新たな夢を見させてくれることを願って止みません。

そんなことを祈念して、初日の挨拶に代えさせて頂きます。

                                平成31年 元旦

-------------------------------------------------------------------

【画像の引用元】
・FavCars.com
ブログ一覧 | 徒然私的話 | クルマ
Posted at 2019/01/01 07:01:20

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この記事へのコメント

2019年1月1日 12:35
あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

今となっては日本車黄金期頂点の年も30年経過なんですよねぇ。

この頃は新しく出るクルマをワクワクしていたのが懐かしいです。
コメントへの返答
2019年1月1日 13:40
あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします

日本車黄金期の頂点の年に同感です。その後の経過を含めて、1950年代のアメリカ車の姿と重ねてしまったりします。

最新型が華で、しかも次々出る分、その期間は短くて。それでも新型車に夢中になれた、クルマ好きにとっては古き佳き時代でしたね。
2019年1月1日 15:53
あけましておめでとうございます。

私が免許を取る1年前で、まだ高校生でしたので雑誌による情報がほぼ全てでしたが、次々と発表される各メーカーの力作達に熱狂していたのが30年も前だと言う事実に時の流れの早さを感じられずには居られません・・・。

勝手ながら、内容の濃いネタに期待しております(笑)。


本年も宜しくお願い致します。
コメントへの返答
2019年1月2日 7:08
あけましておめでとうございます

あの頃は自動車雑誌も充実していましたね。定期購読が数誌で、他誌もついでの立ち読みをほぼ欠かさず。書店で一番人が集まっていたコーナーかもしれません。思い返すと30年前ですから、時の流れは早いですね。段々加速している感もあります。

濃いネタは、仕込みにも手間がかかったりですが、またやってみたいという思いは持っています(笑)

本年もよろしくお願いいたします。
2019年1月1日 21:41
あけましておめでとうございます。

30年前のクルマよりも現在のクルマの方が様々な性能は上回っているわけですが、書かれているように当時のクルマの方が華があり、惹きつけられるものがありますね。

その後、90年代後半からはモデルチェンジのテーマが「居住性」「安全性」「燃費」等、見栄え→華に与しないものに移っていきました。まさに、先日の110スプリンターも然りです。

その上、モデルチェンジのスパンも伸び、例えば、コロナの末裔のプレミオ、アリオンは現行12年目になり、130系クラウンワゴンの販売年数と同じところまで来ています。

130クラウンワゴンがモデルチェンジする前の99年当時、セドリックほどではないにしろ随分と古めかしく見え、自動車雑誌でもシーラカンス的な扱いをされていましたが、今のプレミオ・アリオンはさほど古くは見えませんので、デザイン・フォルムについてはもう変えようがないところまで来ているのか…とも思わされます。

もっとも、国内専売車で台数が出ないからモデルチェンジしたくてもできない…のでしょうが、古く見えず、売れるならば下手に変えて失敗するリスクを負う必要もない。というのも、あるんでしょうかね。
コメントへの返答
2019年1月2日 7:41
あけましておめでとうございます。

技術の進歩がありますから、性能が向上しているのは歴然とした事実ですね。反面、最適化が進んで非効率と判断される部分が容易に削られるようにもなりました。クルマ好きは、その非効率に惹かれるんですよね。非効率の裏に作り手の思い入れを見出したりすると尚更。美味しいものほど体に悪いと判っていても・・・的なものかもしれません。

書かれているプレミオ・アリオンに関しては、直接交わるライバル車の不在が古く映らない理由の一つと思っています。30年前のコロナ・カリーナは、(プレミアムを外した)Dセグメント内で輸入車との比較が可能なクルマでしたが、今のプレミオ・アリオンは比較どころか、ガラパゴス的位置となってしまいました。
インプレッサやアクセラとの比較でも世代違いの遅れはありますし、次世代カローラセダンが登場すれば、この辺りはより鮮明になってくるのではないでしょうか。

ボディサイズの拡大が付随してきますので、5枠を尊重するという見解は理解できる(私自身、ボディサイズの無秩序な拡大には否定的です)のですけれども。縮小し続けている国内のミドル級セダン市場には、ワールドワイドのカローラセダンを投入し、プレミオ・アリオンを統合するのが精一杯というのが実情なのでしょうね。
2019年1月1日 22:48
あけましておめでとうございます。

気が付けば私の乗っているクレスタの型が、もう30年前の発売になるのですね。

今とは車に要求される要素が違っていて、新しい車は現代の基準(需要)にマッチしていて、それはそれで大変な事だと思います。

ただ、それでも何か引っかかるのも事実でして、
だからまだクレスタに乗っているのだ、
という言い訳にもつながったりします。

またブログも楽しみにしています。

本年もよろしくお願いします。
コメントへの返答
2019年1月2日 8:01
あけましておめでとうございます

81は、今でも時折見かけるクルマですから、経過年数に少々驚かされたりします。60年前だと観音クラウンとかになりますし。

当時は、フラグシップに注力出来たり、新たな提案ができる余裕があったとも言えますね。各社、儲けのタネは別に抱えていて、それを廻すことができたのでしょう。
今は、基準も厳しくなりましたし、新技術には桁違いの投資が必要ですから、今の姿というのはある種必然なのかもしれません。

私は降りてしまいましたが、何かしらの形で残したいという気持ちは通じるものがあると思っています。ブログからそんなことを感じ取っていただければ幸いです。

本年もよろしくお願いいたします。
2019年1月2日 23:46
あけましておめでとうございます!

確かに濃い面子ですね(笑)。こんな車たちが自分が免許取得後の若かりし頃に登場したのですから、ある意味幸せな時代に身を置いていたんだなと思いますね。

中でもセルシオは本当に凄い存在でしたね。ハンドリングは別にして、静かさや滑らかさといった面ではメルセデスを置き去りにするほどのレベルだと言われ、2ドアにばかり目を向けていた自分も憧れの存在でした。

ディアマンテは日本車に6気筒2.5Lというジャンルを切り開いた存在というイメージがありますが、それも4気筒2.4Lに移り、その後は4気筒ダウンサイジングターボとなり、消えてしまいましたね・・・。私はV6の2.5L車にいつか乗りたかったので残念です・・・。

ここに挙がっている車を話し始めるといくらでも話せそう・・・、今回はそんなネタですね(笑)

今年もよろしくお願いいたします♪
コメントへの返答
2019年1月3日 17:57
あけましておめでとうございます

速くて、カッコ良くて、というクルマの魅力の源泉を追求したクルマ達ですね。如何にも美味しそうな反面、環境等の健康に関わりそうな部分は後回し(笑)。それらを後先気にせずに楽しめた佳き時代ですね。

実は私、初見の時にはインフィニティの方がカッコイイと思ったんです。セルシオはその凄さが喧伝されるようになって、スタイルも良く映るようになったという方が近い気がします。きっと、自分の理解が後から追いついただけなのでしょうね。

6気筒2.5Lは、初期の3ナンバーの普及に貢献しましたね。2LNAと比べるとかなりトルクフルで、ちょっとした贅沢を求めて買われる方が多かったのも理解できます。そんな6気筒も今ではV8に続いて、手の届かない所に去ってしまいそうな状況に至ってしまいました。

魅力的なクルマが多いだけに派閥は分かれそうですが、朝までファミレス談義が出来そうですよね(笑)

本年もよろしくお願いいたします
2019年1月3日 21:12
あけましておめでとうございます。本年もよろしゅうm(_ _)m

あ~ディアマンテは、本当に衝撃でしたねぇ~。しかもこのクラスのセダンで4WDが用意されたのも雪国のユーザーの心を掴んだのも大きいですね。

本当にトヨタと日産のエンジニアも、その作り込みで驚かせたとか。
コメントへの返答
2019年1月4日 5:27
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

三菱は、マグナというワイドボディの前例があった分、ディアマンテはやり易かったとは思います。あのサイズながらも、国内を見切らずに当初からワイドバリエーション展開をしたことは、三菱の大英断であり、商売上のアドバンテージとなりました。

何回か前に、ディアマンテの登場が価格体系を崩した、なんて話を書いていたりもします。
2019年1月3日 22:44
明けましておめでとうございます。


ブログで書かれている車達が、登場からもう30年も経つのかと感慨深く読ませて頂きました。


当時はまだ小学生でしたが、R32GT-RやZ32の登場にはとても驚きましたし、セルシオとQ45の対決の行く末が気になったりと、今でも記憶に残る年でしたが、ただ単純に「カッコいい」と思える車が多かった頃だったなと振り返っていました。


今後もブログを楽しみにしておりますので、本年もよろしくお願いします。
コメントへの返答
2019年1月4日 5:42
あけましておめでとうございます。

当時の自分の年齢と合わせて逆算していくと30年となるのですが、出来事としては昨日のように思える不可思議ですね。

R32とZ32は、メーカー謹製でここまでやるのかと思わされたものです。セルシオとQ45は、登場時点も驚かされましたが、秋になり世界のトップクラスサルーンとの比較でも対等という記事が、さらに輪をかけていたような気がします。
当時の気分は、日本から次々スーパーカーが登場したというのが近かいかもしれませんね。

相変わらずで続けていこうと思っています。本年もよろしくお願いいたします。
2019年1月4日 22:01
本年もよろしくお願いいたします。

1989年は私が小学校に上がった年でも有り、
愛車カローラの初年度登録の年でも有ります。
1989年断面ではカローラは既に旧時代に属しているように感じます。(私はそこも大好きですが)
ここで挙げられた車種は今も輝きを失わないスゴい車が揃っておりますね。

30年後にも「あの車は凄かった」と言えるような素晴らしい車が世に出て欲しいと期待したいものです。例えばスカイアクティブX→ミラーサイクルみたいなキワモノ扱いになるか次世代エンジンの先駆けに慣れるかどうか注目しています。(直噴リーンバーンのようになってはいけませんね)
コメントへの返答
2019年1月5日 8:04
本年もよろしくお願いいたします。

私、今年で運転歴30年ですから、年齢差を実感します。
当時の90カローラって、本当によく売れていましたし、あまり古さは感じなかったように記憶しています。その分、車種限らず、世代落ちで一気に陳腐化といった感じでしょうか。
今回挙げたクルマ達は、未知への挑戦や夢をカタチに的部分があるから、輝いているのでしょうね。

凄いクルマってその時代の代名詞にもなる訳で、登場を期待したいですよね。個別での新技術はイロイロ出てくるかなと思っています。新車時点では良くても経年で評価が一変した技術も多いので、真価は時間の経過が必要でしょうね。

プロフィール

「12年目の1年点検に入庫 http://cvw.jp/b/1984303/48573850/
何シテル?   07/31 22:03
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