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2020年04月02日

2代目タウンエース/マスターエース サーフ(III型)の特別仕様車

2代目タウンエース/マスターエース サーフ(III型)の特別仕様車 年代を1980年代に戻して、今回も特別仕様車のお話です。

今回取り上げるのは、2代目タウンエースとマスターエースサーフのIII型からとなります。

タウンエースは、初代ライトエースをベースにしたワイド版として1976年(昭和51年)に登場。同時にダイハツ版となる兄弟車、デルタワイドも登場しています。
当時は、全ての乗用車が排ガス規制への適合に四苦八苦していた時期となり、この種のワンボックスも、48年規制まではその多くが多人数乗車を主目的としたワゴンが設定されていたものの、50年規制導入時には全廃。規制の緩かったバンのみを継続する状況の中、タウンエース/デルタワイドはワゴンもシリーズ設定されているのが目新しくありました。

目新しいといえば、多人数乗車だけでなく、2列目・3列目でのフルフラット化や3列目の折り畳み等、多用途を謳っていたことも挙げられます。このことを以てすれば、従前のワゴンとも異なり、現代に続くワンボックスワゴンのフロンティア的存在とするのも、あながち間違いとは言えません。

このワゴンがこの頃から盛り上がりつつあったレジャーブームの波に乗り善戦。後を追う形となった、同セグメントのバネットシリーズ、ボンゴ、デリカ、一回り大きいハイエース、キャラバン/ホーミー、ファーゴが激戦を繰り広げながら、第一次ワゴンブームを盛り上げることになります。

この激戦、次々導入される新装備が実に刺激的でありまして、初代タウンエースの主なものだけでもハイルーフ・サンルーフ、カーコンポ、フロアシフト・AT、回転対座シート、2段ベッド等、ほぼ毎年のように改良&新装備の追加が行われてきました。

2代目タウンエース/デルタワイドは、1982年(昭和57年)に登場。この時に新たな兄弟車マスターエース サーフが従前ワンボックスワゴンを取扱車種に持たなかったトヨタ店の取扱車種として追加されています。

この頃には、第一次ワゴンブームも沈静化。度重なる豪華装備の追加で車両価格が上昇。比例して車両重量も増加し、動力性能と燃費への影響が出始めたこと。FF化が一気に進んだことで、乗用車でもスペースへの不満が減ったことがその理由と考えられます。

と書きつつも、多人数乗車が可能となるのは、ワンボックスにほぼ限定されていました(プレーリー、シャリオ等も登場しましたが、5人以上の常用となると困難でした)から、そうした需要に向けて、各社のワンボックスはロングライフモデルへの道を歩き始めることとなります。裏では、ミニバンと呼ばれるようになるポストワンボックスを模索しつつ。

タウンエースを筆頭とするこの3兄弟は、途中でマスターエースを廃止すると同時にライトエースを新たな兄弟車に加えるという変更も受けつつ、結局1996年(平成8年)までの足掛け約15年の長期に渡って、作られ続けています。

後で再度触れようと思いますが、小変更を除いた中規模以上の変更としては、1985年(昭和60年)、1988年(昭和63年)、1992年(平成4年)の3回行われていて、この変更を区切りにI型からIV型で分けるのが妥当だと考えるところです。

今回取り上げるのは、その中のIII型という事で。

III型の特別仕様車は、1989年(平成元年)に集中的に設定されています。
ベースとなったのは、タウンエースがスーパーエクストラ、マスターエース サーフがスーパーツーリングの共にスカイライトルーフ付ということで、当時の最多量販グレードとなります。

装備設定の模索をしつつ、更なる量販を狙ったというところでしょう。
それでは、前置きがかなり長くなりましたが、以下紹介していきます。


【タウンエース スーパーエクストラ リミテッド】

(販売期間)
・1989.03

(ボディカラー)
・X63(ライトブルーM(8D8)/ホワイト(045))

(インテリアカラー)
・グレー(HF12)

(特別装備)
・1.カラードドアミラー
・2.専用ステッカー(2WD)
・3.専用テープストライプ(4WD)
・4.外板色共色フルホイールキャップ(2WD)
・5.4WD専用ホイール(4WD)
・6.「LIMITED」リヤエンブレム
・7.専用全面ファブリック張りシート
・8.角度調整式アームレスト(前席)
・9.AM/FM電子チューナーラジオ(2SP リヤスピーカー用ハーネス対応)

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春の特別仕様車ということで、ライトブルー/ホワイトのツートンという、明るいボディカラーを特徴とします。

カローラ店が前身となるパブリカ店からの累計販売台数で1,000万台を達成した記念も兼ねているため、ボディサイドやシートには、10millionが描かれています。


(販売期間)
・1989.09~1989.10

(ボディカラー)
・グレイッシュブルーM(8D6)

(インテリアカラー)
・グレー(HJ12)

(特別装備)
・1.カラードドアミラー
・3.専用テープストライプ(新意匠)
・6.「LIMITED」リヤエンブレム
・7.専用全面ファブリック張りシート(新意匠)
・8.角度調整式アームレスト(前席)
・10.ドアトリム表皮変更
・11.室内蛍光灯(ロイヤルラウンジ用)
・12.リニアモーター式電動カーテン(専用カーテン生地)
・13.カセット一体AM/FMマルチ電子チューナーラジオ4SP

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続いての特別仕様車は、夏を飛ばして秋に登場。
特別仕様車としては唯一のモノトーンのボディカラーです。

春の特別仕様車と比較すると、電動カーテンやカセットステレオ等の追加が見受けられます。

先に書いたとおり、ワンボックスワゴンは、第一次ブームの中でカーコンポの台数増にも貢献しました。比較的若いユーザーが多かったこともあり、広大なスペースを良い音で鳴らすには、高価なシステムが必要とされた訳です。
しかしながら、今回の特別仕様車は、あまりオーディオに凝った設定ではなく。恐らく、想定はファミリーカーユースという事で高価なものは不要と判断されていたのでしょうね

これは余談となりますけれど、今のモニターの大型化なんかは、第一次ブームの時のカーコンポへの要求と重ねて見ていたりします。



(販売期間)
・1989.12~1990.01

(ボディカラー)
・27R(グレーM(168)/シルバーM(148))

(インテリアカラー)
・グレー(HJ12)

(特別装備)
・1.3.
・6.~ 8.
・10.~ 13.
・14.メッキドアハンドル

冬の特別仕様車です。
これまで同様、グレーを基調色としながらも、再びツートンに戻りました。

仕様等は前回と殆ど変わっていません。



以上がタウンエースの特別仕様車となります。
一方、兄弟車となるマスターエース サーフにも並行して特別仕様車が設定されていました。

追加装備としては、若干の違いはあれどほぼ同様。
そんな中でのマスターエース サーフの特徴としては、カラーリングの違いとなるかと思います。

タウンエースのグレーに対して、マスターエース サーフはベージュ。標準仕様では、両車がどちらも選べる形でしたが、特別仕様車では特化したということで。

【マスターエース サーフ スペシャル】

(販売期間)
・1989.03

(ボディカラー)
・X62(ライトベージュM(4K1)/レディッシュブラウンM(4K6))

(インテリアカラー)
・セーブル(HG45)

(特別装備)
・1.
・3.~ 5. 
・7.~ 11.



(販売期間)
・1989.09~1989.11

(ボディカラー)
・21L(ライトレディッシュブラウンM(4K7)/レディッシュブラウンM(4K6))

(インテリアカラー)
・セーブル(HG45)

(特別装備)
・1.
・3.~ 5.
・7.~ 8.
・10.~ 13.

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(販売期間)
・1989.12~1990.01

(ボディカラー)
・28R(ウォームシルバーM(169)/レディッシュブラウンM(4K6))

(インテリアカラー)
・セーブル(HG45)

(特別装備)
・1.3.
・6.~ 8
・10.~ 14.

この3仕様、ロワー側のボディカラーは同じという事で、見分けられたら、やはり達人の域だと思うのです。


以上、いかがだったでしょうか。

先に書いたとおり、この時期は、第一次ブームとミニバン登場の狭間であり、ワンボックスに注目が集まるとは言い難い状況でした。しかしながら、ゆとりのあるファミリーカーとしてワンボックスを求める層も根強く存在していました。

個人的な話で恐縮ですが、この型のタウンエースは、今回紹介した特別仕様車でこそないものの、お隣がロイヤルラウンジの2WDディーゼルターボ、叔父がスーパーエクストラの2WDディーゼルターボ ツインムーンルーフに乗っていたこともあり、懐かしい存在だったりします。この2台共、子供たちの成長を見守りながら、ディーゼル規制に影響される時期まで、長く使われていました。商用車ベースということもあり、耐久性では優れた存在だったように思います。

あと、カローラやマークIIを乗り継いだ父も、ワゴン車は心の片隅にいつもあったようで、それを滲ませる会話は時折ありました。タウンエースはその筆頭。私も含め、父以外の家族はセダンを望みましたので、数年前にヴォクシーに代替するまで、夢の実現には時間がかかることとなるのですけれど。

この兄弟車も、ワンボックスとしては最後の世代、次世代以降はセミキャブのミニバンへと進化していきます。進化の過程で、走行性能や安全性能は飛躍的に向上した反面、スペース効率の点では後退することになります。末裔となるノア3兄弟は、今や5ナンバーフルサイズですし、近いサイズのシエンタとは空間の広さの違いは歴然ですから。

今では機構も含めて再現は望めない存在。だからこそ当時のワンボックスを求めるマニアが存在するというのも、理解できるのです。


最後にまたしてもの余談です。
この兄弟車、登場時点で他のワンボックスが全て一気に古臭く見えるくらいのモダンな装いに先ず驚かされました。後続となる、1983年のボンゴ、1985年のライトエース・バネット、1986年のラルゴ・デリカもスタイリングに注力したワンボックスですが、それらと比較してもスタイリングで見劣りは感じませんでした。今でもワンボックスのgood lookingの一台だと思います。

見劣りしなかったもう一つの理由に、その長い歴史の中で、外観を中心に比較的大きな改良が行われていたことも挙げられます。特にIII型からIV型への変更は、ルーフ以外は面影こそ残すものの、ほぼ別物という有様。当時、ニューモデルマガジンX誌は、モデルチェンジとしてスクープしてもいましたから、実はマイナーチェンジというのには驚かされました。これが認可され、140クラウンロイヤルでは認可でもめたというのも難解な話ではあります。

話が脱線しましたので戻します。
さて、I型からIV型まで兄弟車含め各種ある中で、一番グッドルッキンなのはどれなのだろう。これまた、私の中では悩ましい問題です。

以下、これまで紹介したIII型以外を並べてみます。
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左上から順に、タウンエースI型、同II型、同IV型、マスターエースI型、VAN(輸出仕様)I型、同II型、ライトエースIV型、デルタワイドI型

先ず、5マイルバンパーに萌える気持ちは理解しますが、私的には小型バンパーの方が好み。次に、他車の例にもれず、このクルマもまた初期型の良さは感じるのですが、II型にそれを上回るものを感じていまして。もっとも、初期型がベストと思う時期も長かったのですけれど。

従って私の(今の)ベストは、タウンエースII型。さらに条件を加えるなら、VANの装いを見てしまうと、スカイライトルーフに惹かれつつも、スタイルならミドルルーフと書いてみます。

恐らく意見が割れるだろうなと予想しつつ。ここを読まれたあなたのベストは、どのモデル、どの世代ですか?


【カタログ以外の画像の引用元】
FavCars.com
ブログ一覧 | カタログ話(特別仕様車編) | クルマ
Posted at 2020/04/02 18:47:35

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この記事へのコメント

2020年4月2日 19:05
こんばんは。
このカタログに写っている男の子が、まさに私の世代になりますね。
ラストの写真の3台目(犬が右端に写っているやつ)が好きですね。2台目を街中ではかなり見かけました。
コメントへの返答
2020年4月2日 21:19
こんばんは
なるほど、この男の子の世代ですか。そこから約30年という年月が過ぎると、大きく変わりますね。
IV型はトヨタが丸に向かっていた時期らしい変わり方で、それと比べたII型はまた違った印象だったのではないのかな、なんて想像したりします。
2020年4月2日 20:48
こんばんは。

この型、14年も作っていたんですね。現役時代は私も未就学~高校に当たりますが、途中でインパネも全く変わっているので、当時はそれぞれがフルモデルチェンジをした別物と思っていました。

ホイールベースやAピラーの角度などは変えられないんでしょうけど、ノーズがスラントしたり、4型はドアまで作り変えてBピラーの形状がモダンに作り替えられていて、フルモデルチェンジと言われても納得してしまいますよね。同じくご長寿の現行ダイハツアトレーも、ビッグチェンジでイメージが一新しましたが、カネがかかるドアまでは変えていないようですので。

私の一番ですが、私も同じく、フロントフェイスがクレバーで車格が上に見える、2型に1票です。
コメントへの返答
2020年4月2日 21:37
こんばんは

現行のハイエースは更に長く作り続けていますけれど、当時としてはかなり長く続いた感がありましたね。
そう、II型からIII型も大きな変更でした。Bピラーから前とリヤゲート周辺の変更ですから、マイナーの割には大掛かりであり。

I型とIV型で改めて比べてみると、基本構造の部分だけが変わっていなくて、その他はパネル類の大半はもちろん、ガラス類までの作り替えが行われていて。仰る通り、フルモデルチェンジの方が馴染むくらいに感じます。
ドアの変更は、周辺部品への影響もありますから、変更は容易ではないのでしょう。ガラスも含めての変更って、あまり例がないようにも思います。

II型へのマイナーチェンジは、上手くいった事例の一つですよね。初期型のイメージを保ちつつ、リデザインで高級・高質に映ります。
2020年4月2日 22:31
こんばんは。

懐かしすぎて涙が出そうです。
近所の叔父さんによく乗せてもらって遊びに行ってました。

トヨタ店贔屓の我が家。
投票するのならば、兄弟車なのに何故かワンランク上のイメージ。
マスターエースに一票です。
コメントへの返答
2020年4月2日 22:49
こんばんは

幼い頃に乗せて貰ったクルマは強く印象に残りますよね。思い出の琴線に触れられれば、と思いつつで書いていたりします。

取扱店への配慮もあってか、装備等はほぼ等しい兄弟車ながら、確かにマスターエースはワンランク上のイメージでした。今のエスクァイアとノアが踏襲する関係の始祖ですね。
2020年4月3日 0:56
街の風景に必ず居る車でしたね。91年ごろ、我が家で3列ワゴンの購入検討が会った際はクラッシャブルゾーンの無さを敬遠してバネットセレナになりました。当時、親エスティマが高すぎて手が出ず、かといってフルキャブは嫌だったのでセレナしかなかったんですよね。我が家は2000年にIII型のライトエースノアになったんですが、見た目はがらりと変わって2Lハイメカツインカムエンジンになったけれど、サスペンションやシート、給油口周りにフルキャブ時代の面影を多く残しており、恐らくアンダーボディに取り付く主要コンポーネントは殆どが流用でしょう。15年作った車を更に流用する巧みなモデルチェンジだなと後年感心しました。

スギレンさんが一時期、II型のスーパーエクストラの屋根着きに乗っており、よく乗せてもらいました。私は子供の頃絶対やらせてもらえなかった後席の屋根を空けて(自主規制)しましたが、余りの気持ちよさにスギレンさんと運転を換わり(自主規制)しました。当時は悲惨な事故も多く、親になった現在は絶対子供にそれをやらせたくありません。

一度、そのII型のタウンエースをお借りして320kmほどドライブしましたが、OHVの穏健なE/Gはトルクが豊かで回さなくても速い車でした。逆に高速でキックダウンすると騒がしい割りに加速せず遅く感じましたが、実はアクセルをじわっと踏んでやればゆっくりとトルクが立ち上がって上り坂も元気に走れる実用的なE/Gでした。

この時代のフルキャブはセダン感覚を売りにしていたので、I型はカリーナ、II型はカムリ(後期)、III型はコロナ(後期)?、IV型はスプリンター/コロナ風のオーラを感じました。時代に合わせた改良が巧みでしたね。(次のタウンエースノアはコロナプレミオ的だと感じています)

グッドルッキン選手権ですが私はI型の80年代的明るさに惹かれるものがありますが、II型に一票です。後期カムリ風のデザインがうまく調和しています。(III型はRRが旧くIV型はエスティマを見てしまった後は・・・・)

懐かしく、長文になってしまいました。
コメントへの返答
2020年4月3日 19:43
長期に渡って一定数が売れ続けたクルマですね。今回は取り上げませんでしたが、バンも見かける頻度が高かったように記憶します。
安全性が注目される契機となったNHKの特集では、フルキャブも批判の対象でした。あれはミニバンへの流れを加速させたと思っています。確かに91年頃だと小エスティマや2代目シャリオが出る前で、バネットセレナしかない、となりますね。
FRのノアは、それまでと同様、ダイハツとの共同開発でもあり、フルキャブのコンポーネンツを全て一新とはならなかったのでしょう。中々巧みなパッケージングで興味深かったのですが、結局一世代で終わってしまいました。過渡期レイアウトを最初から意識していたのか、今の謎の一つです。

II型のスーパーエクストラ、乗っておられましたね。買われる少し前、EDをお持ちだった頃かな、探していると話されていたことを覚えています。
後席の屋根開けで…は、当時少なからず見かける光景でした。どう考えても、危険以外の何物でもないのですけれど。2列目以降をフルフラットにしたまま、お座敷感覚で移動なんてのもワンボックスではありましたね。

商用車との共用ありきだと思うのですが、エンジンの高さを抑えるため、あえてOHVのY型を選択したと見た記憶があります。初代は12T・13Tでしたから、3Y-Eが追加された時は、パワフルなエンジンが載ったなと思ったものです。
また、2C・3Cも実用的なエンジンで。ターボが立ち上がってからの加速は、その音と共に爽快だった記憶があります。

そう、書かれているように、同時期のセダンをあえて意識した雰囲気ですよね。初代はカローラなので、2代目は少しクラスアップ。将来、まさか、そんなセダン達を駆逐してしまうとは想像もつきませんでした。

原型らしい明確さが感じられ、長い間I型が好きだったのですが、近年II型がいいなと。両者の関係は、初代FFカムリ/ビスタを前期・後期どちらで選ぶかに繋がる気もします。
III型・IV型の時代に合わせたリデザインも巧みではありますが、オリジナルを超えるのは難しいですね。
2020年4月3日 7:04
おはようございます。

この兄弟はとにかく容姿と立場の入れ替わりがややこしかった印象ですね。
仰るとおり3型から4型への移行はフルモデルチェンジかと思いましたし、気がつけば小さいと思っていたライトエースが兄弟になって居るし・・・。

スタイルはやはりマスターエースサーフの1型が好きです。
オーバーハングが長過ぎな気もしますが、やはりデカイバンパーに憧れる世代です(笑)

因みに、近所の外車屋さんの社長さんはタウンエース1型を多分新車から乗られていて 多分まだ車庫の中に要ると思います。
家族との思い出が沢山詰まっているであろうワンボックスをずっと所有されて居るのはなんだかほっこりします。
コメントへの返答
2020年4月3日 19:58
こんばんは

この兄弟、長く作られたことで販売の都合と開発の都合が凝縮されている気がします。後発の3代目ライトエースを併合するからこそのモデルチェンジと予想したのですけれど、実態は違っていましたね。

マスターエースは、他車の兄弟車にも見受けられた輸出仕様を意識したディテールですよね。あのバンパーがあれば多少は安全にも感じたものです(笑)
ラルゴやデリカへ影響を与えたデザインでもあります。

長く作られたとはいえ、I型だとパーツの確保も結構大変と想像するのですけれど。家族との思い出が長期所有の理由、推測だとしてもほっこりする話ですよね。
2020年4月3日 12:48
こんにちは(*^^*)
毎回楽しくブログを拝見しています(^-^)

2型のマスターエースサーフ2WDで
1800ガソリンのスーパーツーリングを
6年位前に手に入れて遊んでましたが
今年の2月に4型の兄弟車の
デルタワイドワゴン4WDで
2200ディーゼルSEを加えて
ドップリハマってます(笑)

この型で1番好きなのは?
とブログ内に書いてあったので
初めて?のコメントで…

私は1型に途中追加された
ツーリングSと言う
ミドルルーフでフロントだけムーンルーフ、
専用カラーの
オレンジと黒のツートンカラーのが
カタログ眺めてると
毎回見入ってるので1番気になります(*^^*)






コメントへの返答
2020年4月3日 20:20
こんばんは
初コメントをありがとうございます。楽しくのお言葉を、心強く感じます。

そう、II型のマスターエースに加えて、IV型のデルタワイドも買われていましたね。デルタワイドでも驚きなのに、さらにRVパッケージという(トランスフィールドで検索してしまいました(笑))。

ツーリングSは、3Y-E追加と同時でしたね。ライトエース・タウンエースにも同様のグレードがあって、新しい潮流となるのかなと思いましたが、II型では継続されず比較的短命に終わってしまいました。ミドルルーフという事もあって、輸出仕様に近い雰囲気が感じられるグレードですね。
2020年4月3日 12:52
3型の頃は、世間でも徐々にCOEの衝突安全への懸念が高まり、トヨタではエスティマを出す事で対応する直前故、その噂も広がってCOE型ワンボックスはコレが最後と言った閉塞感もあって、このクラスは全体的に盛り下がっていた頃と記憶しています。
ピッチングの酷さにもそろそろ皆気付いてきた頃とも。
軽やハイエースなどのクラスは、セミキャブ化は別と考えていたのも、当時らしいですが(笑)

この頃のワンボックス=多人数乗車が基本でしたからトヨタに限らず8人乗りが主流、その中での最上級グレードで売筋の「スーパーエクストラ/スーパーツーリング」に装備を加えて・・と言うのは自然な流れでしたね。
アル/ベルの7人乗りが主流なのはこの時代を知ってる者には隔世の感があります。

サンルーフやオーディオと言った目立つ装備とは裏腹に細かい装備の未装備があって、例えばエアコンは平成であってもマニュアル、レバー式、シートも回転こそするものの、セダンにはある前後調整ヘッドレストやランバサポートなどのギミックや、シート地も背面はビニールなどセダンより一段下の印象が強かったです。
コスト面で少しでも抑えたかったんでしょうけどね。

年式型式によるルッキングは、デヴュー時が衝撃でした。
それまでのワンボックスやその後のハイエースとも違う未来的プロポーションは、当時保守的だった小生には逆に違和感が強く、当時のお気に入りは初代ラルゴか、デリカ4WD、ファーゴでした。
以前書き込みした古谷一行主演の「ザ新撰組」が劇中乗ってたのもFMCしたばかりのタウンエースでした。
という訳でFMC直後のタウンエース、しかもロイヤルラウンジサンルーフにOPのルーフレールが付くと最高ですね。
ビックバンパーも捨てがたいので、デルタのSQになりますか?(笑)


コメントへの返答
2020年4月3日 21:22
衝突安全が注目されるようになったのが、III型の時ですね。乗用車がFFへの一大転換が収束していたのに対して、ワンボックスは改良こそ行われていたものの、基本構造は昔ながらでしたから、バンは継続するとしても、ワゴンはこの先どうなるのかといった閉塞感が拭えませんでした。
ピッチングは、レイアウトからして仕方ないとしても、セダンやワゴン等とは歴然とした違いがありましたね。
バンは、何より積載最優先ですから(笑)

この当時は8人乗りが望まれましたね。I型では、7人乗りにグランドエクストラ/ツーリングサルーンがあったものの、II型で廃止。結果、最上級とは差が大きくなりましたから、こうした特別仕様車はその補完的役割も兼ねていたのでしょう。
そう、今はノア/ヴォクも7人乗りが主流のようで。2列目もセパレートじゃないと、シートポジションで兄弟喧嘩になると聞いたことがありまして、使われ方も変わったという事なのでしょうね。

サンルーフやオーディオは、第一次ブームの時に注目された装備で、その名残かなと見ています。エアコンやシートは逆に力が入っていなかった類で、これでも進化していたということなのでしょう。
推測のとおり、主はファミリーユース想定ですから、価格設定はシビアだった筈と推測します。もっとも、それならスカイライトルーフ無も設定したらとか思ってしまいますけれど。

デビュー時の衝撃、全く同感です。フラッシュサーフェスは乗用車が先行していたとはいえ、ワンボックスでやったのは驚きでした。
運転席のポジション改善目的もあり、フロントウィンドゥの傾斜が強くて、プロポーションもそれまでとは異なっていた。私が1985年のライトエースで感じたことに近いかなと推測するところです。
「ザ新鮮組」がタウンエースを劇用で用いたのには、ハングマンのボンゴからのオマージュを感じます。大勢乗れるし、機材は積めるしで撮影にも便利だったのだろうなとは(笑)
I型のルーフレールは、1984年の追加装備ですので、II型までの約1年のみだったりです。デルタワイドのSQの時点で希少種のツーペア。これにルーフレールが加わると残存数が気になるところです(笑)
2020年4月3日 21:21
こんばんは。

この型は当時のワンボックスの中でもスタイリッシュでカッコイイと思いましたね。
特にOHVのエンジンながら、3Y-Eが追加された時は驚きました。
それまではキャブレターで始動性も悪く、走りももたつき気味だったのが改善されましたしね。
と同時に、一クラス上のハイエースワゴンと同じ3Yエンジンでなぜタウンエース/マスターエースがEFIという高価な?物を使っているんだろうと疑問に思いましたが(笑)
ハイエースの方がさらに重い車なのにと・・・

↑の方も書かれていますがが、当時の売れ筋のグレードの8人乗りに上級グレードの7人乗りの装備や仕様を付けたものがこの辺りの特別仕様車ですよね。
当時は上級グレードの7人乗りとその下の8人乗りで装備面でも結構差が付いていましたね。
実勢価格との兼ね合いもありますし、やはりファミリーカーとして見ると特にセカンドシートの広さ(3人掛け)やサードシートを倒した時の乗車人数などもあって、あのグレードが売れたのではないでしょうか。

親戚がⅡ型のスーパーエクストラの1800、ツインムーンルーフのMTに乗ってました。ATは好きではないとの事でMTでしたが。
その影響ではないですが、私もⅡ型が一番いいかなと。
それと屋根はツインムーンルーフが好きですね。
スカイライトルーフは解放感はありますが、実際に開く部分として見ると少ないですし、センターの部分は脱着というもの大変かな、と(笑)
確かⅡ型あたりでスカイライトルーフが出てきたと思いますが、
当時は7人乗りにツインムーンルーフの設定が無くて、
その影響もあって8人乗りのスーパーエクストラ/スーパーツーリングが売れたのではないでしょうか。
コメントへの返答
2020年4月3日 22:06
こんばんは

この型が登場するまで、ワンボックスとスタイリッシュは無縁と思っていたものです。
バンとワゴンの主従関係が逆転したようにも映りました。
そう、3Y-Eの追加も驚きでしたね。バネット系は2000で先行していましたから、当初からの想定だったのでしょうけれど。ハイエースとの逆転も同感でした。ハイエースはこの先代からディーゼルの比率が高くて、あまりガソリンに力を入れる必要はなかったのかな、なんて推測しています。

元々ロイヤルラウンジ/グランドサルーンは、量販を狙わない新設定のイメージリーダーでしたからね。上にも書きましたが、それに加えて、間を埋めるグランドエクストラ/ツーリングサルーンが抜けたことで、尚更差が大きくなってしまいました。
価格差を調べたところ、約30万円と結構大きく、最上級だと6気筒FRに近い価格でもあって。書かれているシート構成も含めて、当時の空気感は、ファミリーカーとしてはスーパーエクストラ系かなと思わせるものがありました。

この型のフロアシフトも登場時は驚きでした。それまでは、バスを連想させる長いレバーが、乗用車に近い配置となりましたから。
前に書いたかもですが、美ヶ原でII型の登場直後にメーカー試走車と偶然遭遇しまして。開発者の方だと思うのですが、嫌がらずに見せて貰えました。車内は計測機材が積まれていたように記憶しています。発表すら知らずで初めて見るスカイライトルーフは、スゴイ屋根だなと子供心に衝撃を与えた一方で、脱着は確かに一手間でした(笑)
初期型はサンシェードも脱着式でしたから尚更で。
III型でロイヤルラウンジ/グランドサルーンにもツインムーンルーフが復活するようですが、当初はスカイライトルーフが一押しでしたね。
2020年4月3日 21:21
タウンエースとマスターエースの特集ですが、1型はどちらかと言えばスポーティーでセリカXXと同じホイールを履いているのがみそです。
2型 3型ラグジュアリーになってますが、4型では内装にコストダウンが見え隠れしてます。

ディーラーで働いていた時代ですが、デルタワイドのバンとワゴンを運転した経験があります。
3型のバンはY型ガソリンとC型のディーゼルが有名ですが、4Kを搭載したバンがありました。パワステ無しコラムマニュアルです。
現行のハイゼットより遅かったので、アクセルをベタ踏みしてました。
ディーゼルエンジンは、ベルト交換するときは、運転席を外してサイドブレーキワイヤーを外してから土台を外してやっと作業になります。
オイル漏れや燃料漏れがあったので、良い印象がありません。
その点、ガソリンエンジンはコンパクトなので、運転席はずさなくてもベルト交換が出来ます。
C型はタイミングベルトですが、Y型はタイミングチェーンなので、交換時期を気にしないで済みます。
燃料代節約でディーゼル車を買っても、その後の修理代で高くつくのが特徴です。

個人的に好きな車は、3型の3Yエンジン搭載車です。オートマとマニュアルどちらも運転しやすいです。
1型はボディの腐食が早いので、2型以降のガソリン車が維持しやすいです。
コメントへの返答
2020年4月3日 22:20
書かれているように。I型はセリカ系のホイールが13インチ共々設定されていましたね。モダンな装いに貢献していたようにも思います。
II型からIV型への変遷については景気との連動となるのでしょう。同年代のセダンと軌跡を同じくする変遷ですよね。

ライトエースのワイド版という出自から、バンにはK型も長く設定されていましたね。さらにバンはフロント3人が要望されたこともあって、コラムシフトが続いていて。
軽量なバンとはいえ、あのボディで4Kでは、絶対的にパワー不足となりますよね。
メカニックの経験をお持ちのようで、経験からのお話になるほどと思わされました。当初から商用車を想定したY型と違い、C型はどちらかというと乗用車からの流用に近い出自でしたから、整備性の点では違いが生じることになるのでしょうね。まだまだ当時はディーゼルの排ガス規制が緩かった時代。特に距離を走ることの多い商用車では、ディーゼルも多かった印象があります。

基本骨格は共通ながらも、腐食性の向上が見られるのですね。ここも乗用車と同じかなと思います。全般的に80年代後半から著しく錆びにくくなりましたね。
2020年4月3日 22:44
こんばんわ。

いつも非常にマニアックなお話に只々感心させられております!

まさか、I型とIV型がマイナーチェンジ車でしたとわ!(爆)

私は角張ったⅡ型のマスターエースサーフが好きでした!あのヘッドライトが特に!
コメントへの返答
2020年4月3日 22:54
こんばんは

書いている私自身に限らず、コメントされている方もマニアックなお話を楽しまれているのかなと。一般的な解説は他にあるでしょうから、ここでは深海の域で(笑)

I型とIV型がマイナーなら、カローラ/スプリンターの100と110もマイナーになるんじゃないかと思うのです(笑)

II型の角4灯の内側にフォグは、日本車ではあまり見られないデザインではないでしょうか。マスターエース サーフはどの型も差別化に成功していると思います。

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何シテル?   03/16 21:58
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