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イイね!
2020年12月30日

2020年最後の投稿の話

ここ数年、年末には埋もれた画像で振り返りとしてきました。

今年もそれで…と言いたいところですが、秋にちょっとした不手際から画像データを消失してしまいまして。失くして解るバックアップの重要性。正しく後の祭りですね。

そもそもコロナ禍の影響から、今年は観光地には殆ど出かけてなくて、目ぼしい画像はあまりなかった気もする、というのは多少強がりも込めつつ。

COVID-19が巻き起こしたそのコロナ禍が、今年、いやここ数十年単位でも最大級の出来事であったことは間違いありません。

今回書くのにあたり、昨年末のブログを一度読み返したのですが、この一年で変わったと思えることがいくつもあることに想いを馳せました。もちろん、自分のお仕事も大なり小なり影響を受けています。

今の状況はまだしばらく続くことが確実で、未だ光明すらすら見えてこない状況ですが、それでも一刻も早い収束を願って止みません。

コロナ禍とクルマの関係で少し書くと、個人単位の移動手段であることの良さや安心を改めて感じる機会になったように思います。通勤や仕事で公共交通機関を選択せざるを得ない身としては、時に乗る自家用車というのはほっと息をつける場所でもありました。

そんなクルマを走らせる環境、少なくともハード面は自分が免許を取得したころに比べて、はるかに良くなったと感じます。あとは利用者のマナー、理想は法規や罰則抜きで改善が進むことだと思いますが、こればかりは個の主張のぶつかりあいでもあり、中々難しいものがありますね。


今年、その他にクルマ関連で個人的に気になったのは、「脱セダン」と「電動化」でしょうか。

前者に関しては、売れ筋に作り手の資源を集中させる選択は仕方ないと思いつつ、その背景にあるのは流行を作るや流行に乗る、その結果大量に売るというだけなのが極めて残念です。「愛車」、「文化」、「伝統」etcといった文言を発信する経営層はいても、実態は「商売第一」だなと。何より今やフルラインの様相となっている売れ筋のクルマ達も、先々は何台残れるのか、うすら寒いものを感じざるを得ません。

後者は、そもそも目的からして不明瞭で。最近の言葉だと「カーボンニュートラル」とかでしょうか。そもそも車が大きく重くなる一方、さらに今の売れ筋がそれを加速させている中で、動力源に的を絞って変革を求めるというのは本末転倒。裏側には、政治や投機が絡むからこそでしょうね。
賛否両論のあるディーゼル規制は、規制に理由がありましたが、今回はそこまでの切実感があるとも思えずで。だからこそ、新規・代替・既存利用の皆が不便・不利益を被らない誘導を望みたくあります。


年末ということもあり、少し真面目に書いてみました。

クルマが変革の時代を迎えていることは明らかなのですが、だからこそ作り手・売り手・買い手の皆がいたずらに流されることなく、情報の真贋の見極めと慎重な選択がより一層必要になっている、そんな風に思います。


ここは何とか変わらずで続けることができました。
訪問された方、読まれた方、コメントをくださった方、全ての方に御礼申し上げます。

今年も残すところ、あと一日半と少々となりました。
皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
ブログ一覧 | 徒然私的話 | クルマ
Posted at 2020/12/30 10:47:49

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この記事へのコメント

2020年12月30日 15:40
今年も様々な興味深い内容をありがとうございました。お世話になりました。

セダンについては、今年はマークX、プレミオ・アリオン、ティアナ、シルフィー、グレイスと、コンパクト~ミドルクラスの身近な国産セダンの淘汰が一気に進んでしまいました。

なかなかこの流れが変わるのは難しいのかもしれませんが、今はセダンに乗っていない自分も、選択肢が狭まるのは寂しい気がします。
トヨタのホームページでは、50プリウスもセダンと分類されているので、広い意味では自分もセダン乗りなのでしょうが、キャビンと荷室に隔壁がないクルマをセダンと分類するのはちょっと不思議な気もします。

電動化は政治の「姿勢」ですよね。発電時のCO2まで考慮すると…とはよく言われますが、なにしろ電動化は万人に分かりやすい。

EVバッテリーの性能向上と低廉化も徐々に進んでいますし、コストが厳しい軽自動車にも、ダイハツが軽自動車用ストロングハイブリッドを開発しているというニュースが出ましたが、もともと燃費のいい軽自動車にストロングハイブリッドを入れてコストに見合うのか…。

もっとも、スズキの軽自動車などは、形式上は5"A"Aなど、すでにハイブリッド車なわけで、オルタネータをモータ駆動させるタイプで電動車でよければすでに軽自動車でも「電動化」の実現は出来ているんですよね。そう考えると、2030年に全車電動化も難しくない気がします。

しかし、こちらもセダンの削減同様寂しいですよね。
自分はハイパワーな車を所有したことはありませんが、10年以上前、山坂道でチェイサーの1Gエンジンを回して走った気持ちよさが懐かしいです。ATでもレッドゾーン近くまで淀みなく回る直6エンジンの伸びが感じられたものでした。

これまでも、キャブの方が味がある、FFなんてつまらん、MTの方が楽しい、ABSなんて不要、電動パワステは人工的…等々、新しい技術が出るたびに大なり小なりアンチテーゼ(回顧主義?)はあったように感じますが、技術の進歩もあって乗り越えてきました。でも、エンジンが無くなるっていうのは根本的な変化ですからね。

来年も引き続き楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
コメントへの返答
2020年12月30日 20:30
こちらこそ多くのコメントをありがとうございました。毎回、コメントのやり取りでブログの内容がより深くなっているように感じています。

セダンというボディ形状が、合理性より感性の部分で買われるようになってだいぶ年月が過ぎました。前者の比率がより求められるミドルクラス以下では、セダンが残れないのも仕方ないのかもしれません。

ただ動きが性急すぎる感は拭えずでもあります。根絶やしにしてしまうと、ノウハウ・文化・伝統etc多くのものが失われてしまうのではないか、そんな危惧は持っていたりします。歴史から学ぶが中々できていない感もあるのが、そんな思いを加速させてもいまして。

「変化」はやった感が出ますからね。対象がクルマという大きな影響を持つものだけに、政治が絡みたがるのも解る気がします。
既に目的と手段の主従関係が逆転している。皆気付いている筈なのに気付かない振りで突き進んでいる。そんな印象もありますけれど。

電動化にHVが含まれるかは未だ不明確ですし、HVの中でも線引きが行われる可能性が少なからずあります。ここも政治的な駆け引きの材料となるのだろうなと。

これまでも補助金漬けで売れ筋が変わっていますし、所有車の使用制限をされた歴史もあります。進むべき方向に加速させるではなく、進行方向を恣意的に定めるようにはなってほしくないと心底思います。

セダンの淘汰と電動化、両者に共通するのは選択の自由が奪われるかもという危惧ですよね。まだまだ有数の自動車大国なのに、欲しいものが選べない。そんな未来にはなってほしくないのですけれどね。

嘆くばかりでは何も始まりませんから、ここでやれることをやるは、何とか続けたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。
2020年12月30日 18:05
今年一年、ありがとうございました。車関連の情報が多数あるなかで、parl-siroさんのブログは私にとって大変貴重なものであり、他では得られない情報と考え方を与えて頂けるので毎回楽しませていただきました。
今年はクルマというツールが見直された年でもあり、色々政治利用されてしまった年でもありましたね。個人的には、脱ガソリンになってもトヨタ式HVやPHVが残るのであればギリギリ大丈夫ですが、脱セダンとなるのはホントに厳しいです。

来年も、引き続きよろしくお願いします。
コメントへの返答
2020年12月30日 20:43
こちらこそ、ありがとうございました。私は私で、tteeさんが時に呟かれる個人的琴線が、私にもツボなものが多くて共感しつつで安心してもいました。メジャー、マイナーの如何を問わずで隠れた名品が存在しますよね。
クルマは元来個人の移動手段ですから、政治が絡むのは望ましくないんですけれどね。選択肢が広がるのは歓迎しますが、選ぶのも使うのも完全に管理されていて、制約ばかりで自由がない、そんな未来は勘弁願いたいと思っています。

相変わらずで続けていく所存です。来年も引き続きよろしくお願いいたします。
2020年12月30日 22:11
本年も小生の拙い割に長い(笑)コメントにも返信くださり恐縮です。
以前書かせて頂いたのですが、コロナ影響甚大とそれほど影響が無かった二つの職種に就業しておりますが、そこから見えるのは立場の違い、言い換えると被害の違いでこうも人のマインドも違うものかと。
わかってた話ではありますが、イザ当事者になってみると思い知らされるハナシです。

さて、私感としては私の免許取得時より今の方が環境が悪くなったとの認識です。
仰るのは多分道路整備や安全性向上の事で、死亡事故の減少は何よりですが、今は細かい事まで規則規制でがんじがらめ。
ネット社会のマウンティングがもたらす同調圧力からくるルールやマナー、更にはその制裁。
当時は世間にはあまり知られずで非難の対象とならずとも、現在じゃここに書けない車遊びも、学生の自分が出来ましたからねえ。
あ、そうそう車社会にも夢と希望がありましたし。
自分の趣向と違うだけと言えるかも知れませんが、昨今のCASEには一向に楽しみや希望は見出せません。

そんな中で貴兄が提供してくれる、懐かしの、しかも奥深い情報は、辛い現状の小生にとって本当に楽しみであります。
来年も貴ブログには大変期待しております。
ありがとうございました。
コメントへの返答
2020年12月31日 10:02
長い≒視点が広く深いでもあります。返信する方も毎回楽しみつつでやっております(笑)
病は万人分け隔てなくの筈ですが、感染リスクや公私への影響には大きな違いが存在します。さらに従前は見えなかった・見えない振りをしていた不公平が、明らかになったということも大きいのでしょうね。

交通環境に関して、書かれていることは解ります。ご推察の通り、道路整備が進んだことで安全に早くの移動は昔より容易になったと感じるのです。その反面道路が使い易くなったかというと首を捻らざるを得ない状況ですよね。個々の折り合いが収まらずで、結局罰規制を絡めた法規制により管理が強化されるの繰り返しだったように思います。クルマに限らずですが、大義名分はともかく不寛容が根底にあると、段々息苦しくもなり。

クルマ本体も各種性能が向上した反面、失われた部分もあるという点で、道路環境と共通するものがありますね。もっと自由な乗り物から出発しているのですけれど。
全体の流れは変えられないにしても、書き手・読み手が楽しみつつで何か共感できるものがあれば嬉しく思います。
書こうかなと思う候補はいくつかあり、相変わらずで続けようとも思います。
来年もよろしくお願いいたします。
2020年12月30日 22:54
こんばんはー。

私は毎年正月にPCの画像を外付けHDDに移動していますが、更にもう一つバックアップ用にHDDを買わないといけませんね。2005年からの画像が紛失したらと思うと…。

トヨタの社長も2030年カーボンニュートラルには苦言を呈してましたが、世界に向けてのアピールでしかない印象ですね。ガソリンエンジンをまともに作れない中国は積極的でしょうけど、日本は副作用が相当ありそうですね。とりわけ軽自動車はどうなるのか、なんちゃってハイブリッドでもOKであればそれなりに進みそうですが、本格的な電動化でないと数値的な達成も難しそう…。バッテリー要領、インフラ、火力発電…、色々と問題が大ありですね。

今年もお世話になりました。来年もコロナは落ち着きそうにありませんが、お互い感染には充分注意していきたいですね。来年も宜しくお願いします(^^)
コメントへの返答
2020年12月31日 10:38
こんにちは

PCのバックアップは割としていたのですが、スマホは油断していまして。消えた時の喪失感は結構堪えるものがありました。

カーボンニュートラルが目的ではなく、大義名分と化していますよね。自国有利があからさまにも感じます。政治に投機も絡んだ話ですから、無視はできないのでしょうけれど。
軽自動車の小さく軽いという特徴と電動化をどう融和させるかは大きな課題と見ています。価格の制約もありますしね。
インフラ整備と普及の連動は燃料電池でも明らかですから、国家的なプロジェクトと化しそうですが、官民で綱引きと押し付け合いが生じそうな心配もあるかなとは。

こちらこそお世話になりありがとうございました。コロナ禍の一刻も早い収束を願いながら、当面は自己予防ですね。来年もよろしくお願いいたします。
2020年12月31日 1:30
こんばんわ。

今年も parl-siro さまのブログを毎回楽しみに拝見させて頂きましてありがとうございました。
parl-siro さまのクルマに纏わる知見や知識、そして何より文才の凄さには本当に頭が下がる思いであります。

来年もよろしくお願いいたします!

コメントへの返答
2020年12月31日 10:43
こんにちは

当ブログをお楽しみいただけたとのこと、大変励みになるお言葉です。お褒めに預かり光栄でもあります。
クルマに関することは日頃活用することもなくでして、何かしらが伝わり、またコメント等から引き出してもらえるとありがたく思います。

来年もよろしくお願いいたします。
2020年12月31日 20:43
ちょくちょくブログ等拝見でお邪魔しています者でございます🙇
アップされるネタ等ワタシのツボに嵌まりましてとても楽しみにしています。

さて、ワタシとうとう?某ディーラーを退職後から恋い焦がれていたクルマを通勤の脚に運行開始しました😅
世間的にはクラウンとは思われていないかとは思いますがフォーマル系の末裔として大切に運行したいと思います😊
来年もよろしくお願いします!
コメントへの返答
2020年12月31日 21:12
多くのイイねをありがとうございます。楽しみにしているのお言葉がありがたく思います。

新規導入車種、拝見いたしました。公用車としてはかなり減りつつある車で、いい時期に確保されたように感じます。
直6・2000の名機1Gを搭載した末裔でもありますね。伝統的セダンのスタイル共々、今となっては記念碑的にも感じるとても貴重な存在です。末永き運行を祈念しております。
来年もよろしくお願いいたします。

プロフィール

「12年目の1年点検に入庫 http://cvw.jp/b/1984303/48573850/
何シテル?   07/31 22:03
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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