• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2021年07月02日

日産グローバル本社ギャラリーの展示車【令和3年7月編】

日産グローバル本社ギャラリーの展示車【令和3年7月編】 日産グローバル本社ギャラリーのヘリテージ系展示車は、先月取り上げたばかりなのですが、今回の入替はたとえ短期間であっても再訪するに値すると判断しまして。

結構個人的に琴線の3台なのです。
琴線に加えて、ギャラリーの来訪者は少なかったこともあって、つい撮影枚数を増やしてしまいました。

それでは、早速ご紹介していきます。

●ティーダ15S(2005年:C11)




これがもうヘリテージなの?の感が強いですが、調べてみるとこの秋で初期型登場から17年が経過。生産終了から数えても間もなく9年に達することが判り、時の速さに驚かされました。

そういえば、4ドアセダンのティーダラティオ共々、急速に街中で見る機会が減っているような。もうしばらく時間が経つと、懐かしい感が出てくるのでしょうね。

みん友さん含めた関係者界隈では、評価の高かった車でありまして、実際に買われた方も何人かいらっしゃいます。全てラティオの方かな。
私自身も最初の認識は「新生パルサー&サニーでしょ」ってなもんでしたが、実車を見て、乗ったら、これいいかも、と懺悔しつつで認識を改めています。

それまでのこのクラスって、上級車と比較すると、何となく我慢の感は漂っていた訳です。あるいは、着飾って背伸びをしたような車とか。ティーダにはそれがなかったですね。高さを生かした広い室内、サイズもクッションもたっぷりとしたシート。素直な走りetc。決して派手ではないですけれど、大人が乗るに足るというか、いい趣味のクルマに乗っている感があったのです。こうした成り立ちは、ダウンサイジング需要にも適していて。

展示車は、シートから15Gの間違いじゃないのと思ったのですが、エアコンパネルで15Sと納得(笑)。数多く出た特別仕様車の中の一つなのでしょうね。

最近出たオーラは、ティーダの再解釈的存在に映っています。


●ティアナ230JK(2004年:J31)





こちらも、もうヘリテージの一台。経過年数で驚くのも同じく。
初代は最終型の一部以外、既に重課税対象なのです。

懺悔半分で明かしてしまうと、当時私は最終セフィーロが好きだったもので、名前を変えたのも含めて、馴染めない一台でした。

これもみん友さんと登場直後に試乗車を借り出したことを思い出します。
確実にお洒落になっていたのですが、スペースとか使い勝手はセフィーロだよね、というのが当時の評。今、思い返すとお洒落とは中々言い難かった90年代までの日産車が、新しい世代の幕を開ける契機となった記念すべき一台だと言えます。

当時はキャビンの造形等、B5型のVWパサートの面影を重ねていました。この後紹介する初代セフィーロと並べてみると、先祖返りしたように映るのが興味深いところ。セフィーロはマキシマとの統合もあって、2代目以降、お洒落路線から実質的な方向に舵を切りますが、ティアナは新たな解釈で再びお洒落セダンをやりたかったのだなと。

展示車はイメージカラーだったファウンテンブルー。高級セダンはダークブルーがお約束だったところに、ミディアム領域のブルーを持ち込んだところが新鮮に感じました。ベースグレードとなるJKのようですが、シートはパールスエードということで、こちらも特別仕様車かなと。この外装色ならアガート内装と言いたいところですが、カシミア内装もいい趣味で。

年月を経るほど真価に気付いたというか、見直した一台です。セダンと言えば、判で押したようにスポーティに傾倒していく中で、貴重なキャラクターでした。

その他にも、大き過ぎないサイズ、愛でるに足る内外装のデザイン、過不足を感じさせないV6、これを上手く残せなかったことが本当に惜しまれてなりません。


●セフィーロ(1988年:A31)





今回の主目的かつ最大の目玉と思っています。

気が付けば登場から30年が経過。ドリ車改造された車が暴れまわった頃からも15年は経過しているぞと。同世代の81、C33、R32、皆長らくの間、あれは現在車と揶揄されてきましたが、今では旧車に類することに異論は少ないでしょう。

イベント等でなければ、中々見かけない一台でもあります。

これは、81の登場直後ということで結構記憶に残っています。
マークII3兄弟vsセフィーロ、販売の最前線の激突はもちろん、免許取得間近の高校生の間でも、どちらが良いか激論が交わされたものです。それはトヨタvs日産と同義でもあったのですけれども。

コンセプトは33歳のセダン。レビン・トレノ、シルビア、プレリュードを卒業したユーザーが主なターゲットでした。それまでは多くがマークII3兄弟に移行していた層ですね。セダンでありながらもファミリーではなく、DINKS想定を思わせたのも特徴。こちらは同時期に登場した170カリーナと重なる部分となります。
今のセダン難の時代からでは、当時の様相は想像すらも難しいのかもしれません。

プロポーションからして、後席を重視していないことは明らかで、カリーナED路線とは違ったスタイリッシュな4ドアを作りたかったのでしょうね。今の流行で作るなら、ルーフをもう少し伸ばしてリヤウィンドーもさらに倒し、トランクを短くするかな。私的には、トランクはこれぐらいの長さがあった方が安心できる、となりますが。

今でも語り継がれるCMを始め、すごく挑戦的でトレンディでもあったのですけれど、話題をパッと集めたものの、それが細く長くに転じることができなかったのは日産の誤算かもしれません。ローレル、スカイラインの世代更新が後に続いた中で、段々埋没していった感が強いのです。確たるファンを持たない新規名称であることに加えて、後続がC33、R32という歴代の筆頭と思える世代だったことも、先行したセフィーロにとっては不運だったかなとは。

81よりも一回り軽量でシャシーの素性が良かったセフィーロは、パーツ流用の容易さと改造範囲の広さが買われて、新車時とは異なる層に支持されることになります。元々の台数が決して多くはなかったこともあって、それは一時期のブームに過ぎなかったと言えますが、今でもセフィーロの名から、改造された姿を連想される方も多いのかもしれません。

展示車は、当時のイメージカラーだったブルーイッシュシルバー。シルビアのライムグリーンとの繋がりを連想させるグリニッシュシルバー(こちらは「あぶない刑事」の劇用車を思い出す方が多そうですね)と並べてのシルバーでの訴求は、ブームこそ一段落したものの、人気が根強かったホワイト主流の時代の中では新鮮でもありました。内装は、ボディカラーとセットで推奨されていたダンディではなく、希少と思われるモダンで少々驚かされました。大半はダンディとエレガントで売れていたように記憶しています。

初代セフィーロは、コーディネート名を表に出さないのが特徴の一つ(仕様名はセンターコンソールの蓋の裏側にあり)だったため、グレードの特定は難しい所ですが、紹介文とホイールからの推測ではクルージング。クルージングは、スポーツタウンライドと共に推奨グレードから外されていたため、これまた珍しいなと。さらに内装画像でお分かりの通り5速MTですから。幾多のコーディネートの中から、この選択。初代オーナーは、結構拘りの強い方と見受けるのですが。

この3台の中で、セフィーロを撮影されている方は一際多かったです。同世代くらいかなと。
私が81に特別な感情を持っているもありますが、佳きライバルとして好きな一台です。この1980年代、特に末期は日本車のvintage year、そしてそれは空前絶後と確信しています。老若男女を問わずでクルマに熱狂できた時代ですね。


セフィーロは3代でティアナを後継として絶版に。そのティアナも昨年ラインナップから落とされてしまいました。後継は、このV37スカイラインとされています。


伝統かつ伝説の名ブランド”スカイライン”の名が重すぎる感は拭えませんが、初代セフィーロの系譜と思えば、むしろ腑に落ちるような気も。

日本車の全体傾向としてセダンの廃止や縮小が続く中で、年々存在価値は上がっていると思います。時代の流れという激しい風雪に立ち向かう姿は、末期のマークXと重なるものもあり。

今世代限りであることがスクープされ、即日で否定されるという顛末が記憶に新しいところですが、今の販売台数、日産を取り巻く環境からすると、正直かなり厳しいかなとは。日本のセダンのもう一つの名ブランドであるクラウンも大きく変わると噂される中にあって、何とか残って欲しいと願わずにはいられません。

セフィーロの当時はセダンの全盛期であり、ティアナの当時だってセダンは残るものと信じて疑いませんでした。そこから20年足らず、未来は本当に予測できないものだと強く感じます。


余談以外の何物でもなく。


帰り道で85,000kmに達しました。
近場主体になっても順調に距離を伸ばしています。今一番の目標、100,000kmまで、あと15,000km。ここからは何となくカウントダウンの感が強くなりそうに思えます。
ブログ一覧 | お出かけ日記 | クルマ
Posted at 2021/07/02 21:49:12

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

雨の日☔️
chishiruさん

脂摂取タイム‼️
チャ太郎☆さん

2025.06.04 本日のポタリ ...
osatan2000さん

白老は雨です。
アンバーシャダイさん

✨BIG BOY BLUES✨
Team XC40 絆さん

冷たい雨の次の日に・・・少しだけ冠 ...
pikamatsuさん

この記事へのコメント

2021年7月2日 22:04
こんばんは。
ティーダ。ハッチバックは自分の居住地域では、結構な割合で今も現役で多く走っています。造りが良かったからでしょうか。
ティアナ。ファウンテンブルーが鮮やかで印象的な一台です。
セフィーロ。叔父が430グロリアターボブロアムから買い換えたタウンライド。頭上にプッシュボタンのサンバイザーが来る傾斜の強いウィンドウグラフィックが今では新鮮です。いずれは譲ってもらいたかったですが、さほど乗らずに隣の土地で作業中のクレーン転倒し下敷きになり全損(涙)私もいずれも好きな車達です。
コメントへの返答
2021年7月3日 5:33
おはようございます
ティーダラティオの方はフリートユースも多く、ハッチバックが残っている理由でもありますね。適当な代替先が見当たらないもあるのでしょうね。
ティアナは、前期:ブルー、後期:グリーン、(クールモダンの追加された)末期:パールホワイトのイメージが強いです。
当時の3ボックスがエンジンルーム、キャビン、トランクが各々存在を主張する中、一体的に見せたセフィーロのデザインは新鮮でした。今の風景を見慣れた目にはキャビンの小ささが印象的でもあります。
叔父様のセフィーロ、珍しい事例かつ壮絶な終わり方ですね。
2021年7月2日 22:43
こんばんは。

ちょうど一昨日、初代セフィーロを家の近所の路上で見かけて、懐かしいと思わず声を上げたところでした。
そのセフィーロはお年を召した方が大切に乗られている感じで、後期の3ナンバー仕様でした。しかし、初代セフィーロというと、私はご紹介の5ナンバー仕様、テールランプ下にオレンジのウィンカーがつながっている初期型が頭に浮かびます。

これが出た当時私は小学生でしたが、住んでいたアパートでこのクルマに替えた方がいて、当時初めて見たときは衝撃を受けました。セダンといえば、当時父が乗っていた70マークⅡのように、水平基調で角張っているものと思っていたので、丸みを帯び、しかもハイデッキでトランク部分が厚い形を奇異にすら見たものです。

その後ほんの数年で、そちらが世の標準になり、父の70マークⅡの方が急速に古臭く見えるようになっていったのですが…。

ティーダや初代ティアナは、書かれているように新生日産の象徴的なクルマですが、同時期の2代目キューブや3代目マーチとともに見かける機会が確かに減ってきています。
その代替のかなりの部分が他社(もしくは三菱と共作の軽)に流れてしまったのか、日産の登録車自体、セレナ以外は見かけなくなってきているのが気になります。

日産にはヘリテージ車に負けない、国内で売れるクルマづくりを頑張ってほしいですね。トヨタ1強のように見えても、初代ノートeパワーのように、出来と値段、デザインのバランスが取れたクルマを出せば、ちゃんと売れるわけですから。
コメントへの返答
2021年7月3日 6:11
おはようございます。

81と並んで、一時期は街角の風景の一部だった感もある車の筈が、いつの頃からか懐かしい存在となってしまいました。
見かけられたクルマ、最後の選択として熟成された末期を敢えて求めた、とかを想像させますね。
一般的には、初期型がシンプルで、年次変更等により加飾を加えるとなるのですが、初代セフィーロは逆をやっていますね。

セフィーロの3年ぐらい前まで、日産は直線で押していたことからすると、その変わり方が驚きでもありました。前年のY31やU12と比較しても、流麗な印象が強くて。シルビア、セフィーロと当時の日産は、新たな流行を作る的なデザイン重視の車を出せる力がありましたね。

長い間、トランクを高くするのは日本人には受けないと言われていました。この少し前ぐらいからトランクを高く見せるデザインが増えていきます。実は81も71比でスカットルを下げることで同じ効果を狙っていたりします。

新生日産とされている2004年から、もう17年も経過ですから、この期のクルマが減るのも仕方ないですね。新型車を揃える効果を知る日産が車種統合をやらざるを得ないのが、今の苦しさを象徴していると思います。一度他社へ流出すると戻すのは難しい筈なのですけれどね。

今のところ、国内で売れる車=輸出が効かないと同義ですので、グローバル化した中では中々力を注げずなのでしょう。もっとも先代のノートe-POWERは想定以上に売れた筈で、まだチャンスはあるとも思います。たとえ局地戦でも一強と対峙してくれないと、車は面白くない方向に進んでしまいますよね。
2021年7月3日 9:29
2006年頃、タクシーをやる前にとある事情で日産レンタカーでアルバイトをしていました。大型免許を所持していた(余談ながら大特2種とけん引2種以外はすべて持っています)ので回送を主にやっていました。ティーダもティアナもレンタカーとしてはどちらも基幹車種で回送でよく乗りました。

ティーダはCセグとは思えない出来の良いシートで、内外装の趣味も良く東京駅前の営業所だったこともあり、デモカー運用をされてた15GのフルOP車が特にお気に入りでした。ただ、走るとマーチ由来のシャシー故、リアサスの動きと電動パワステの感触が気に入らない点でした。

ティアナは、青青の内外装の車両もデモカー落ちで保有があり、これまた趣味が良くJ30マキシマの後継者と感じたものです。ただ、2300はトルクが細く古臭い4AT、3500はエンジンにシャシーが負けていてティーダ同様、走りの日産はどこにいったのか、とも思いました。

ティーダにせよ、ティアナにせよユーザーの乗り換え先はどこなんでしょうか?
コメントへの返答
2021年7月3日 20:34
タクシー一筋かなと思っていたのですが、他業界の経験ありでしたか。レンタカーだと乗用車に限らず、バス・トラックもとなりますから、大型免許の所持は強い武器となりますね。さらにけん引の資格までお持ちのようで。

ティーダは、先ずシートで驚きますね。当時ルノーとの提携の影響と言われたことを思い出します。調整レバーが内側というのも新鮮でした。まだ初期の電動パワステで、油圧との比較では違和感ありでした。電動の中ではまだいい方だった気もします。

ティアナ、やはり青青が象徴的ですよね。それまでの日産車とは異なる内装と書くと語弊がありそうですが。当時は2000と2500が主流でしたので、2300と3500の選択は謎でした。輸出はQR20もあったみたいで。同様の評価が多かったのか、2300は次世代で2500に拡大されていますね。

車種統合で、ティアナのユーザーにエクストレイルを勧めるとかでしょうか。如何にも無理筋で、他社に移行となってしまいそうです。
2021年7月3日 12:16
こんにちは。
ティーダがヘリテージとは、、個人的に凄く違和感があるのですが、登場年を鑑みると致し方ないですね。ティーダ、初代ティアナ、そして初代セフィーロと皆好きなクルマですね。
初代ティアナは、このイメージカラーかブラックの外装で、もしグラスルーフの設定があったら実際に買っていたと思います。前の会社に後期230jkがあり、何度か乗りましたね。

ティーダラティオに362,800kmまで乗った私としては、流石に思い入れがあります。P10プリメーラと全高以外はほぼ同じ大きさで、少し手を入れるとナカナカのハンドリングカーになりました。モダンリビングは、今のクルマよりも魅力を感じます。
初代セフィーロもとても好きですが、今現在アメリカ等で売られる後継のマキシマがとても好きで、少し初代セフィーロの面影も感じます、、と言うと少々大袈裟ですが(笑)

セダン衰退と言われますが、そう言われる理由は個人的には割と単純であると考えていて、カッコいいと思うもの・欲しいと思わせる内容、価格のものがないだけだと思うのですけれどね。
コメントへの返答
2021年7月3日 20:58
こんばんは
ラグジュアリーコンパクトのヘリテージなら、ローレルスピリットじゃないのと言いたくなります(笑)

ティーダ、ティアナ、セフィーロ、日産の中では傍流の感がありますが、通好みとも言えそうです。

ラウンド型のルーフにはグラスルーフが似合うというのは私感ですが、ティアナでは2代目まで待ちとなっていますね。

ティーダラティオは、そのまま教習車になるくらいで、意外と大きいですよね。なるほど確かにP10プリメーラとも重なるサイズで。趣味のいい内装が選択理由になり得ると思えた一台でした。

私的にセフィーロは2代目以降も好きで、これはマキシマの影響と思っています。セダンの人気がもう少しあれば、現行マキシマは、ティアナの上級で国内導入されていたかもですね。

今の国内は利便性重視に大分振れているので、それを戻せるだけの価値観の提示が必要と思ってしまいます。安全性と快適性ならセダン有利と思いますが、もう一・二手再び振り向かせるための押手が必要かもしれませんね。
2021年7月4日 0:39
こんばんは。

最近では、セダンやハッチバックといえばスポーティを売りにした乗用車らしからぬモデルばかりになってしまったように思います。
その様な意味で、J31やC11の頃までが、気負わずに乗れるセダンやハッチバックが商品として成立した時代と言えそうですね。

個人的には、C11ティーダも気になる一台でしたが、どうにも車体の細さが気になっており、あと50~60㎜幅を広げればデザインのバランスもよくなり、室内もゆとりが出ると思っていまして、国内に導入されなかった2代目では、そのようになりました。
もっとも、国内市場ではこのクラスは5ナンバーに収まらないと見向きされなくなるということで、ノートに統合になったわけですが、車の取り回しは僅かの幅ではなく、全長やホイールベースで決まる訳なので、オーラには国内のユーザーにそのことを思い知らせてもらいたいと思っています。

それと、V37スカイラインですがカタログ性能を考えれば魅力的な価格なのかもしれませんが、荒っぽい感じが拭えず、長く乗っていて、乗れば乗るほどに良いクルマと感じることはなさそうだと思いました。残念ながら、同じクラスであればCクラスセダンを選んでしまうだろうと思います。
コメントへの返答
2021年7月4日 6:35
おはようございます

セダンやハッチバックにおけるスポーティへの傾倒、全く同感です。素でもスポーティで、グレードが上がるほどさらにプラスですね。
気負わず快適に乗れる、J31やC11が好評だった理由かもしれません。このコンセプトが途切れたのが惜しまれます。

あの時代だと、4気筒2000以下は5ナンバーが当然という意識が根強かったかもしれません。90年代のワイドセダンが軒並み売れなかった影響もあったのでしょう。
バランスの点ではワイドボディが是であることは明らかで、輸出主体の車からワイド化されています。
国内だと、ミニバンのエアロ仕様が誘導して何とか定着、昨今はコンパクトに飛び火した形ですね。
ご指摘の通り、車幅は取り回しの一要素に過ぎません。一方でコンパクトがワイドになると軽自動車との差が大きくなりますので、ユーザーが受け入れるのか気になるところです。

スカイラインは歴代、特にR34まではどちらかというと荒っぽい感じでした。現行もそれに引き摺られて、あえてやっている感ありでしょうか。最初のスポーティにも通じる話ですが、個人的には快適やリラックスも大切な要素と感じます。走り一辺倒だと疲れてしまいますし、時に気を抜くのも必要です。
Cクラスは、モデルチェンジで価格帯が同じクラスとは言えない状態に転じてしまいましたね。
2021年7月4日 12:36
日産プリメーラP12に乗っていたので、ティーダやティアナが登場した時は、デザインが定着したと言う印象でした。

ティーダは、今までのサニースーパーサルーンとは違ったセンスで室内を演出してました。
乗った事がないので憶測になりますが、広い室内と静粛性などで、ライバルを圧倒していたと思います。
ティアナは、名前を聞いた時になんでこれなんだろうと思いましたので
海外のマキシマで統一してもいいと思います。

セフィーロのくうねるあそぶが印象に残ります。
初期型のヘッドライトが個性的なのか、マイチェンで一般的な異形になり、さらにマイチェンしてバンパーを大きくして3ナンバーになりました。

日産の悪い所は、せっかく素晴らしい商品なのに、アピールが弱いのか場当たり的な印象が残ってしまいます。
それがあるのか、海外で売っているパルサーやヴァーサが導入されず、ノートとエクストレイルでお客様を引き止めている印象ですね。

最近登場したノートのフロントが好みなので、あれを流用したセダンがあってもいいなと思います。




コメントへの返答
2021年7月4日 20:50
なるほど、ティーダやティアナの先兵がP12プリメ-ラというのは一理ありますね。やはりデザインが大きく変わった一台だと思います。

ティーダは、NCVカローラと重なる時期で、正直製品としての安定感はカローラと思ったのです。ティーダにはカローラとは異なる魅力があって、カローラの相似形だったサニーとは違う進化を果たしたという印象でした。

ティアナは、本文で書いた通り社名変更に否定的見解でしたけれど、日産的にはイメージ刷新を図りたかったのでしょうね。

”くうねるあそぶ”は流行語的扱いでした。コピーは後からで、新車名の浸透には役立ったものの、軽いイメージが付き纏った感は拭えません。
新車効果が一巡した以降は、一般的な方が売り易いという判断だったのでしょう。初代は結局最初の訴求が続けられなかった感が強いです。オーソドックス路線は2代目で花開く形となりますけれど。

日産は80年代後半にある種局地戦で快進撃を続けるのですけれど、その次に繋げなかった感はありますね。
今は国内を見切っていると言われても仕方のない状況です。売れ筋に特化も一理ですが、提案型の商品が出てこないのを残念に思います。

ノートはオーラだけとは思えず、更なる追加があってもいい気はします。5ナンバーサイズでセダンを出せれば独占となりますが、新型でフリートユースを大分見切っていることからすると、そちら方面に再アプローチとはならないかなとは。
2021年7月8日 23:52
いい展示内容ですね!

ティーダ。沖縄の方言で太陽を意味するあたりがサニーへの思いも感じさせて個人的には嫌いではありませんでした。マーチをベースとしながらリクライニングレバーを車両内側に寄せた大型シートの採用など想いが伝わるリッチな車だと思います。CMソングだった二人のシーズンは今でもカラオケで歌います(大人っぽい息遣いも再現します)。

そしてティアナは地元でもよく見かけるいい車です。中学時代、お父さんがMS-8に乗っているという同級生がおりました。卒業から20年以上経った数年前SNSで再会。既に2時の母でしたが、お父さんは初代ディアナを大切に乗っていると。内装にこだわるお父さんなんですね。難しい歌ですがWhat A Fool Believesもカラオケで(以下略)

そしてセフィーロ。私の記憶が確かなら、あの有名なキャッチコピーだけが先に発表されていました。父は「きっとステーションワゴンだ」と言っていましたが見事大ハズレ。私がセフィーロと聴いて真っ先にイメージする純愛ラプソディの方です。初代はドリ車のイメージが強くなりすぎてしまって・・・・。展示車はスッキリしていて良いですね。パーソナルカーとしての性格も強いですし、グレードが存在せず好きなように選べるあたりはプレミアムブランドが偉そうにやっていることを既に先取りしていたと。

スカイラインは、きっと社内に合理的で賢い方がいらっしゃって廃止を主張しているのではないかと想像していますが、いくらセダンが時代遅れと言われようともセダンが不要とまでは言えないはずで、スカイラインをやめるのは個人的に反対です。一度R34を以ってファンにお別れを告げた車であるから、多少のイメージチェンジはやむをえないですが、国産車として数えるほどになった古参ブランドとしての誇りを持ち、コレが日産の考えるセダンだ!と言えるスカイラインが見たいです。あざとくてもいいから、バッチだけでもGTとかTIとか着けれくれるだけでも嬉しくなるファンは居るのではないかと。(怒られそうですが、ブランド価値が下がりつつある今、ヘリテージを有効活用するのは大いにアリです。)

言いたいことばかりごめんなさい(笑)
コメントへの返答
2021年7月9日 20:33
時は流れているのですから、2000年代の展示もあっていいですよね。

ティーダは、クラスレスの大人向けを感じさせていた稀有な存在だと思います。ノートとの併存が一役買っていた感もありますけれど。マーチベースは端緒に持ちつつも、基本の部分は外していませんでした。あのリクライニングレバー、あるべきところになくて、ダイヤルかと思ったら、内側で驚くまでがお約束ですね。

ティアナ=凝った内装と連想させる時点でイメージ構築に成功していると思います。代替に足ると思わせる車は未だ存在せずなのかもしれません。だからこそ三代で終焉を迎えたのが惜しくもありまして。

セフィーロは、マークII3兄弟のモデルチェンジへの牽制でティザーキャンペーンをやっていますね。ニューネームを兄弟車より先行発売するやり方は、クレスタに倣ったともなるのですが。天然物も多かった3兄弟やローレルに対して、ドリ車率が高かったことがイメージに影響しているかなとは。
パーソナルカーとしての性格の強さは、初代レパードの再解釈と見れるかもしれません。ローレル・スカイラインから離れてのキャラクター構築をこの域に求めたのは理解できます。フリーチョイスは初代セリカを連想させますが、意外と人気が偏るようでやはり定着しませんでした。意欲的な取組だとは言えます。

日産はセダンの廃止を重ねたことで、スカイラインが最後の砦の感が出てきましたからね。何とか続けて欲しいと個人的にも思います。
Zで歴史の引用をやっているのですから、スカイラインでやってもいいと思うのです。プリンス販売の生命線でもあったことから、こちらの方がもっとアイコン的アイテムがありますし。偉大な名車故、ファンに限らず社内でも様々な意見がありそうだなというのは推測です。下手に従前のイメージを壊してしまうとクラウンの二の舞になってしまいますし、むしろ保守本流の方が選択としては正しい気がしますね。
2021年7月11日 17:58
初めてコメントします。
2021年7月期の日産グローバル本社ギャラリーの展示されている車両の記事に対する個人的な感想をコメントします。
1台目のA31系セフィーロについてはBNR32型からBNR34型までのスカイラインGT-Rに搭載されるRB26DETT型エンジンとMT載せ替え(NA/LNA31改)により公認3ナンバー化されたドリ車を含めた中期型アテーサクルージング(NA31)と大型バンパーにより3ナンバーに変更された後期型SE-4(LNA31)と言ったアテーサE-TS搭載の4WD車であれば年数回ぐらい見かけますが以前は見たノーマルFR車については前期型をはじめに中期型や大型バンパーにより全車3ナンバー(RB20系統搭載のLA/LCA31型は前中期型バンパーとサイドモール装着により5ナンバーに構造・変更可能)に変更された「LA31系」と言われる後期型を含めて平成21年から平成22年に行われたエコカー補助金により激減したようです。
2台目のJ31系ティアナは平成18年度と19年度に「私服用セダン型無線車」と言われる捜査車両(覆面パトカー)に導入されて個人タクシーでも使用されていた250JKFOUR(TNJ31)を含めた後期型であれば見かけますが前期型は少なくなっていてFFでもいいというユーザーであればティアナからすれば最終世代でU13系までのブルーバードSSS系統を引き継ぐ北米用Dセグメントセダン「アルティマ」のローカライズモデルに移行したL33型へ代替された顧客も多いようですが4WDにこだわる顧客はエクストレイル(NT/HNT32)へ代替される例も多く、4WDは必要でもSUVに抵抗のあるユーザーは他メーカーへの流出となるが現在では後期Ⅱ型から通称名が「6」に移行した中期型までのアテンザXDシリーズAWD(GJ2AP/W型)に代替される例もあると思います。
3台目のC11系ティーダはハッチバックをはじめにセダンモデルの「SC11系ラティオ」を含めて現行型のE13系を含めたE12系以降のノートをはじめに軽自動車でも抵抗のないユーザーは先代B21W型を含めたB40系デイズや先代B21A型デイズルークスを含めたB44/45/47/48A型ルークスと言った日産自動車と三菱自動車工業による軽自動車開発事業JV「NMKV」が開発する軽自動車への代替により少しずつ少なくなっていますが高齢ユーザーの多い自動車税重課算対象車全体の話ですが昨年以降から「COVID-19」と言われる新型コロナウイルスだけではなく今年に入ってから感染・発症が大きく広まった「SARS-CoV2」の一種でイギリス由来の「N-501Y変異株」やインド由来の「B.1.617」とΔ株の感染蔓延により高齢ユーザーを中心にマスメディア主導の通院時と買い物時の「3密」回避のためのマイカー復権論が高まったことにより自動車税15%重課算対象の初年登録平成20年3月以内の前期型と後期型最初期モデルの継続車検取得により予想以上に現存率が高く、15e-4WD(SNC11型)シリーズであれば個人タクシーとして多く使用されたセダン(サルーン)モデルの「SC11系ラティオ」については5ナンバーハイブリッドセダンで唯一4WDを用意するモデルだったが昨年の7月に生産終了となったグレイスハイブリッド4WD(GⅯ5)への代替が進み少なくなっていますがまだ現役営業車両も時々見かけます。
コメントへの返答
2021年7月11日 20:05
初コメントをありがとうございます。
A31系セフィーロは新車時の販売台数こそ初期>中期>後期の順ながらも、その後改造された車の多くが後期仕様を目指したこともあって、イメージとしては後期の印象が強いかもしれません。中期で追加されたアテーサE-TS搭載車は、元より販売台数が少なかったと記憶しています。仕様の違いを外観で表さないという基本方針もあって、4WDの方が見かけるは地域特性もあるのかなと思ったりです。ご指摘の通り、同世代の81やC33と同じくエコカー補助金で台数を減らした一台ですね。

J31系ティアナは、オーナーカー主体の販売と予想していましたが、Y31のタクシー専売化もあってパトカーも含めた公用車需要も担っていました。そちらの地方だと確かに4WDとなるのでしょう。ティアナの顧客には新型を勧めつつ、エクストレイルを新たな代替に勧めてもいるようですね。日産と余程親しい等でないと実際に移行するのかなと思うところですが。むしろカムリやマツダ6に流出の方が理解はし易く。ティアナの顧客が次に何を選ぶのか興味深くはあります。

C11系ティーダ、実はご近所の方が乗られていたのですが、その後デイズルークスを経て、今は先代ノートのe-POWERに代替されています。何れ、現行ノートを買われるのだろうと推測もしつつ。デイズ系の想定にコンパクトカーからの代替が含まれていたようですから、正しく想定通りに代替でもありまして。昔はクラス分けが明確で、クラスダウンにはかなり抵抗感があったのですが、今はあまり気にしなくなっているのでしょうね。ティーダラティオは、クルー等から代替された個人タクシーユーザーも一定数いたように記憶しています。このユーザーもまた、移行先が気になるところです。都内だと先代ノートe-POWERの法人タクシーを時折見かけますが、ラティオから代替するのだろうか、などと。

触れられている昨年からの情勢、移動に関しても回数・手段等大きな変化を感じます。これが新しい日常となるのかは判りませんが、だいぶ続いたこともあって、以前と全く同じ形への回帰はもう起こり得ない気はしますね。
2021年7月21日 20:40
おばんです&お久しぶりです。

遅ればせながら、この話題をば。実はティーダも出た当初に「これは欲しい」と強く思ったコンパクトカーでしたね。フロントシートが大柄で疲れづらいのが本当に魅力的でした。でも「日本市場でティーダ廃止が、日産のシェアを低下させた、ゴーン体制の失策」とは今になって思いますね。

あと初代のティアナは、後期型は「うちで乗り替えようか」となった車種でもあります。でも見送られて、現在のジュークになった経緯もあります。

でも、うちでも長らくセダンを乗り継ぎましたが、使い勝手からすると「HBやワゴンやSUVの方が便利だよなぁ」と。私がE101カローラワゴンとP12プリメーラワゴンを乗ってその利便性に気付いたのもありますが・・・。
コメントへの返答
2021年7月21日 22:29
こんばんは
コメントをありがとうございます

それまでは、コンパクトカーはシートもコンパクトというのが通例でした。上級車よりも大柄なシートというのは私も驚かされたものです。
ノートとの売り分けも出来ていましたので、ティーダの日本市場での廃止は残念でした。ちょうど日産が効率重視に走り始めた頃と重なりますね。

ティアナからジューク、だいぶ指向が異なるように見受けますが、使い勝手重視となるとなるほど納得です。
過日、今流行のライズやヤリスクロスにショールームで触れる機会がありましたが、サイズの割に荷物は積めるし乗り降りも楽と結構感心させられました。
クルマ選びは、どれが正解というよりは何を優先するかだと思います。利便性はその中でも上位に来やすい部分ですよね。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

1989年式マークII3.0グランデG感想文 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/08/05 19:34:14

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メルセデス・ベンツ Cクラス セダン
2013年9月14日納車 アドバンストライトパッケージ ボディカラー:988 ダイヤモン ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1995年12月登録(同型最終年月) 2001年6月購入 2013年9月譲渡 ボディカ ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1992年6月購入 2009年3月一時抹消 2009年6月永久抹消 ボディカラー:18 ...
トヨタ クレスタ トヨタ クレスタ
1991年7月登録 2000年11月購入 2001年6月譲渡 ボディカラー:27N パ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation