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イイね!
2024年07月30日

Over 800km in 2days(後編)

Over 800km in 2days(後編) 前回の続きとなります。

いつもより早めに眠気に誘われ寝床に入っていた筈が、本格的に目が覚めたのは平日なら遅刻となる時刻。就寝環境の違いからか、夜中何度か目が覚めたのが影響しているかもですが。遅めに予約した朝食まで殆ど時間の余裕はない様相に。

毎回美味しい和朝食をいただいた後は、前日見送った飛騨古川の街並みを散策。
朝から気温は既に充分に上がっていて、早起きできていれば・・・というのは後からの後悔でした。



一時期のブームも過ぎ、落ち着きを取り戻したかのような街並み。演出ではなく生活に根ざしている感が長所と感じます。

高山の観光は前日に済ませているため、チェックアウト後は飛騨せせらぎ街道経由で、郡上八幡へ移動。
移動時間だけなら高速道路の方が早いのですが、距離はこちらが短く料金ももちろん無料。何より信号が殆どなく適度な曲がりが連続する、楽しい下りのワインディングとなっているのです。

ハンドルで抉るでなくタイヤを鳴らすわけでもないマイペースは、途中で地元車に追い付かれこそしましたが、煽られるまでには至りませんでしたので、ご迷惑をおかけせずには済んだかなと。
意思に忠実に走り・曲がり・止まる。それらの性能の余裕。運転して楽しいと感じさせる自車をさらに好きになれる機会ともなりました。


郡上八幡の撮影から3枚

本町通り
この後入った、蕎麦正まついのお蕎麦は評判に違わず絶品でした。



郡上八幡旧庁舎記念館で見つけたGJ8マン
故さくらももこさんが「郡上八幡に魅了され、一方的に郡上八幡を愛し、頼まれもしないのに、郡上八幡のキャラクターを勝手に考え出した。」という出自が何ともユニークなのです。



郡上八幡楽藝館
この日はお昼時点で40℃近くに到達する暑さ。日陰も少なく、外に出ていると熱中症への第一歩、頭痛に襲われるくらいに。
本当はもう少し散策する筈が暑さに負けて、切り上げました。また、再訪したいと思っています。


当初の予定はここまでで、帰路は東海環状経由で中央道、あるいは東海北陸道を南下して東名、夜食は時間次第で、とか考えていたのですが。

ところが旅行決行の僅か1週間前にタイトル画像を見つけてしまったわけです。
こんなの見たら、実物を拝まずに東京に帰ることはできません。

展示されているのは、昭和日常博物館。一路北名古屋市に向かって東海北陸道を南下します。飛騨古川からほぼ下りの行程は、一宮木曽川ICを降りたところで普段は先ず見られない燃費数値を表示します。

外気温もまた驚く数値。冷房のファンがほぼ全開でも暑さが引かない状態ではアイドリングストップを使う気には全くなれず。撮影後は名古屋の街中に向かう下道、忽ち燃費は低下してしまいます。


日常博物館の名の通り、車以外の家電製品や日常品も多く展示されているのですが、ここでは地下駐車場の一角に設けられたクルマの展示に絞ることにします。




初代カローラ。一部改良後のII型ですね。


K360とミニカピックアップ


2代目サンバー、初期型のバンと中期以降のトラック。
フロントドアの開閉方向が変わっていたりします。並べてみると、その他ディテールも変更箇所多数。


スバル360とK360


初代クラウンと初代セドリック
トヨタより日産が台数で優勢だった時代の高級車2台ですね。


初代ブルーバードと3代目コロナ
年代は少し異なりますが、当時の高級ファミリーカーだったことは同じです。


3代目コロナと初代パブリカ
先に掲載した初代カローラも含めてほぼ同じ年代かと思います。


ここまでは、車以外の展示品も含めて、ほぼ昭和30年代から40年代前半の構成。
そんな世界からすると年代は少し新しく異端児の感もありますが・・・





昭和52年、MX41と書かれていましたので、53年規制適合後の2000グランデ。色は当時の売れ筋エクストラカッパー。
5MTか3ATかは外観からでもリヤエンブレムで判別可能なのですが、残念ながら後姿は拝めず。この世代、リヤクォーターからの姿も見所の一台ではあるのですが。

それでも私的には、いい状態で残ったフルノーマルがこうして展示され、その姿を拝めることが出来ただけで充分感無量です。
幼少時代、正しくこの仕様が一番の憧れであり、私のクルマ観の多くを形作った原点的存在でもありますので。後年、81セダンを購入したのだって、この車の直系である点は少なからず。一人だったら、思い出に浸りながらいつまでも眺めていられた筈なのです。


名残惜しくはありましたが、暑さに喉の潤いを求めて移動。
標識に引き寄せられるように立ち寄ったのが、県営名古屋空港でした。

市街地の近くに立地しながらも、地方のローカル空港並みのこじんまりさが少々意外でした。国内各地を行き先としていますが、羽田は見当たらず。名古屋から東京なら新幹線を使うよなと一人納得。

この後は守山で味噌煮込みうどんを食し、名古屋ICから一路東京へ。
新東名or東名の選択に迷ったのですが、巡航速度が低く自車への負担が少なそうなこと、交通量は確実に少なくマイペースを保てそうなことから後者を選択。

それでも音羽蒲郡辺りまでは結構交通量が多かったのですが、その先は交通量もだいぶ減り、しかも速度差の少ない乗用車が殆どと運転しやすい環境となりました。
最初に立ち寄った浜名湖SAでは、日没の時間と重なり幻想的な風景が撮影できました。



透きとおる夜のはじまり・・・といったところでしょうか。


浜名湖を出た後は、東京に向けて段々速度を上げつつで移動。足柄まで戻れば、日帰りのお出かけで見慣れた風景。庭先まで辿り着いたようなものでもあり。

名古屋では表示されていた渋滞も既に解消していて、日付が変わる頃、無事自宅に戻ることが出来ました。

自宅近くの給油で算出された燃費は、燃費計こそ16.9km/Lの表示でしたが、実測値は16km/Lには届かず。この暑さでは仕方ないと思えます。


帰宅時のメーターは上の通り。2日間で830km余りですから、よく走ったものです。
もちろん故障はなく、道中ハンドルを通して伝わってくる安心感は、長年慣れた自車だからこそ、と感じます。

週末には労をねぎらいつつで洗車し、来週の車検入庫に備えようと思います。
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Posted at 2024/07/30 21:32:39

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この記事へのコメント

2024年7月31日 8:44
楽しそうな旅で羨ましいです✨

19.2km/lなんて表示出るんですね😱
街中走る自車の3倍以上です💨
コメントへの返答
2024年7月31日 12:17
久方ぶりのお泊り旅だったりします

燃費計は通常1割くらい甘めに表示されるとはいえ、余程の好条件が揃わないと出ない数値と思います
街中だと10kmを割りますよね
2024年7月31日 17:52
長距離お疲れさまでした、愛車との関わりって長距離走ってこそ深まるんですよね。
高山から名古屋近郊までのルート、私も仕事ですがたまに使います。あのパタンですと、確かに驚きの燃費になりそうです。逆ルートで先代アクアで走ると、真逆の結果になったのを思い出します。
北名古屋の施設、私も知らなかったです。こんなキレイなMX41を眺められるなんて、これはチェックですねー
帰りの、敢えての東名ルートは私も好きですね。昔から見ていた景色とか、2車線で走っていく感じがまた心地よかったりします
コメントへの返答
2024年7月31日 21:19
単なる移動手段ではなく移動の間も対話を楽しめるのが愛車たる所以と感じます。
41号線でも美濃加茂辺りまでなら驚きの燃費が出たりしますね。逆ルートだとハイブリッドは電池切れが起こりそうで。
画像はより美しく映っているかもですが、MX41前期のフルノーマルでここまでキレイなのは希少だと思います。一見の価値ありです。
東名、昔はメインルートでしたが今は通行量も大幅に減り中央道に近くなった気がします。急ぐ必要がないなら敢えて東名を選択するも大いにアリですよね。
2024年7月31日 19:13
長距離を適度なペースで走る、という使い方はW204の良さが一番生きてくるシーンなのでしょうね。parl-siroさんが感じる安心感は長年の慣れも大きいとは思いますが、W204の優れた資質が成せる技も大きいのだろうなと想像します。

昭和日常博物館に展示されている車両の中で、仰る通りMX41だけは世代が新しくちょっと異質感がありますが、プロポーションからくる世代の新しさ感は覆い隠せないものの復古調なディテールのお陰なのかそこまで場違い感がないのは面白い所かも知れません。この個体が収蔵に至った、あるいは展示されるに至った経緯や理由はちょっと知りたい感があります。

ここの所の酷暑でエアコンが大活躍しているせいで燃費が落ちるのはどこでも同じ話ですね。LA850Sも数ヶ月前の平均値からは相当な落ち込みを見せています。アイスト非搭載車両ですしエアコンの能力不足は感じない所は幸いと言えますが。夏場にエアコンの効きが悪い車を運転して体調を悪くしかけた事があるので、悪化した燃費ぐらいは大袈裟でなく生命維持のために必要だと思っています。
コメントへの返答
2024年7月31日 21:33
用途で最適解は大きく変わりますね。W204のコンセプト自体が長距離を安心して走れるだと思うので、今回はベストな使われ方だったのでしょう。もう少し運転の刺激を求めるもアリかもしれませんが、その分疲れもしそうで、この歳に至っては自車辺りがいい案配なのかなとも。

MS80系に続いての復古調でしたね>MX41
僅か3年後のGX51では時代の違いがもっと明確となるでしょうし、ちょうどデザインの変革期にあったという見方ができるのかもしれません。
収蔵に至った理由は私も気になりました。市営ですから購入ではなく寄贈かなと推測するところです。

昔より効率が良くなっているとはいえ、エアコンが与える影響は決して無視できないと思います。とはいえ、この暑さともなると、エアコンの効きがクルマの選択条件となっても不思議ではないくらいですよね。
約20年前にエアコンが壊れた81クレスタを運転して熱中症になりかかりました。昨今だと熱中症を超えて生命にも関わりかねないくらいかもしれません。
2024年7月31日 21:12
こんばんは!

飛騨高山へのドライブ旅行お疲れ様でした‼️
前編の松本から158号線は、金沢と富山に行く際に2回ほど走りました☝️ 
平湯温泉の料金所を過ぎた屋根がある休憩場所が懐かしいです😉

後編に登場するマークⅡは、中学生の頃、友人の従兄弟が乗っていて、よく彼方此方連れて行ってもらいました。
エアコン無しでしたが、夏場も見栄張って窓を閉めて風全開で走ってた思い出深い車でした。
コメントへの返答
2024年7月31日 22:19
こんばんは

備忘録半分の旅行記をお読みいただきありがとうございます。
平湯から471号経由の41号は甲信越から日本海側に抜ける有力ルートですね。
平湯の休憩所は高山と松本の中間地点くらいで立ち寄り易いですね。

先代の不人気から人気車に転じた世代でした。ご親族や知り合い等含めて、思い出深い方も多いのかなと思ったりします。グランデ以外はまだエアコンがオプションだった時代ですね。
2024年8月4日 21:15
Mk.II…良い写真を見せていただきました。

コスモL の契約を母に却下された後に購入したのがこの型の2ドアハードトップでした。家族みんなが好きだったクルマで揃ってのドライブ旅行などでも2ドアの不便を誰も気にしていませんでした。私の仮免許の練習も友人との初ドライブもこのMk.IIでした。

ずっと大切な記憶の一部でしたが、その後暴走族風の改造を施されるものばかりになってしまい、オリジナルを維持する個体は皆無に近くなってしまったことが残念で仕方なかったです。

それからこの頃のトヨタ純正のアルミホイールがとても好きでした。セリカ/コロナ/カリーナ/XX/Mk.II…みな同じだった頃の。
コメントへの返答
2024年8月6日 19:00
多少遠回りでも実物を見に行きたくなった気持ちが伝われば幸いです。

セダンと前半分を共用しながらもむしろスペシャルティーカー寄りにリヤシートを狭めたパッケージングでした。
当時は2ドアをファミリーカーに用いる家族も割と多かったように記憶します。不便とか狭いへの許容は今とは隔世の感がありますね。

時折天然物の個体が出てくる時期が長く続いたものの、その多くは改造された末に消えていったように感じます。オリジナルで残る個体は確かに希少ですね。

13・14インチで同じデザインとはいえ、純正アルミの響きは特別でした。履き替えられる機会を見送ったのは正解だったのか、今でも答えに悩みます。初代クレスタで新設定されたメッシュアルミが新鮮に感じたものです。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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