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2025年02月08日

自車帰還

自車帰還 タイトル画像は引取りの際に、混雑するショールームで注文したホットのカフェラテに感心させられまして。急ぎこっそりと撮影した次第。

さてさて、2週間半近くに及んだ入庫期間も終わりを告げ、本日(ようやく?)自車を引き取ってきました。

期間中にどんな作業をお願いしたのかは、パーツレビューや整備手帳に記した通りでして、ここではそれらに書ききれなかった内容を披露してみることにします。


今回、想定外もいくつかありまして。
一番はやはり、ここまでの出費になるとは入庫時は想像もつきませんでした。

入庫時には「バッテリーは2週間で比重が下がると要交換となる可能性が高いと思います。その際は交換で。(今回のメニューの他)一旦リセットする意味でもルームクリーニングも。」とか、言っていたのです。

後から概算金額を聞いたら、さすがに全部続行とは言えませんでした。
私的見解で構いませんのでと前置きした上で、「優先順位が一番なのは何ですか?」とお聞きした結果は、燃料ポンプでした。で、これはやろうと。


自分的に譲れなかったのは、リヤフィルムの貼り替え。
入庫前には「リヤの熱線も大丈夫だと思います」と言っていた筈が、外注先のフィルム屋さんに確認されたようで、「熱線が剥がれる可能性が高くリスキーと言っています。それでもやられますか?」となりまして。リスクを覚悟でそれでもお願いしますと。

HCN-60Gの特性に経年劣化が加わって、夕暮れ時のルームミラー越しの視界は見過ごすことが出来ずとなっていました。このまま放置すると、視界の劣化も剥がしにくさも進行するばかりですから、今が決断するラストチャンスという思いは強かったのです。

万が一熱線が剥がれ過ぎとなった場合は、ガラスを取り寄せようかという覚悟までしていました。こればかりは本当の幸いで、剥がれは生じずで済んだそうです。作業者の力量、元のフィルムの品質、使用環境等、何れかが欠けても剥がれは生じていただろうと思います。熱線も大丈夫でしたと聞いたときの安堵感と言ったら。

リヤサイドはともかく、リヤウィンドーに貼るのは時限で確実に炸裂するリスクも抱えることになる、そんなことを改めて実感させられもしました。今回は貼り替えを選択しましたが、次車があるとするなら、プライバシーガラスの有無に関わらず、貼るとしてもサイドのみでリヤはもう貼らないだろうなとは。


当初は見送ったのにも関わらず、追加作業をお願いしたのはブロアファンの交換です。
先方の見解も自分的にも、まだ初期の症状であり、気になるようなら夏の点検時に交換するで十分間に合うという認識でした。
でも交換を主張された奥様の見解「今回予防整備ばかりでは良くなった実感がないのでは?(この段ではフィルム貼り替えは秘匿・笑)」も一理あるなぁと。決め手は「助手席の住人からすればあれは気になる音。高額であれば一部は面倒見るから。」で思い切った次第です。

引取り時の帰宅の際には、これは交換して良かったかも、だったのですけれども。立場の異なる3者の優先を満たした、という視点もありそうですね。


これまで部品の入荷待ちとなったことはなく、ブロアファンの追加をお願いした際にも部品の入荷に日数は要しないと聞いたこともあり、引取り時の清算の際に、補修部品の供給状況を軽く聞いてみました。
曰く「204後期はポツポツと出始めた程度でまだしばらくは大丈夫だと思います。一方、前期は欠品が増えてきました。」とのこと。

メルセデスと言えども、永年に渡って部品供給される時代ではないということなのでしょう。
それでも日本車よりはまだ長い気はしますし、何より純正に拘りさえしなければ、サードパーティー製はもっと長くに渡って入手できそうなのが強み。リビルトも含む純正以外は、ディーラーだと作業お断りとなるようですが。

前車の経験からしても、部品の供給が先々の継続維持の判断の分岐点となる気がしています。


受取の際に長期間に渡って預かっていただいたことのお礼を述べたところ「とても綺麗な状態で維持されて、さらに要所はきちんと手を入れていただいています。こうした乗られ方は整備する側としても嬉しい限りです。」というお言葉を賜りました。
お世辞込としても、まだまだ乗ろうという気持ちを後押しするものを感じた次第です。



予想していた以上に出費が嵩んだこともあり、預けている最中はレンタカー等を借り出すことはしませんでした。決定的な不便こそ感じなかったものの、いないと寂しい感は拭えず。ずっと先であろう免許返納までマイカーライフを満喫しようと改めて決心しました。

久方ぶりのタイトな車庫入れに些かの戸惑いも感じたりして(笑)
直ぐに勘を取り戻すのでしょうけれどね。
ブログ一覧 | W204 | クルマ
Posted at 2025/02/08 23:03:39

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この記事へのコメント

2025年2月9日 9:03
フィルムの経年劣化問題は気になるところですよね。
実は、とある建築メーカーと塗布するフィルムを車用に改良を加える仕事が現在進行形です。メーカー曰く、遮光遮熱性能は10年保証とのことですが、熱線のあるリアガラスにそれが通用するのか、また保証対応の場合に熱線はどうするのか、など検討中です。
本業の方は辞めたわけではありませんし、辞めることもないのですがほぼやり尽くしたので、クルマ周りで何か新しいこと考えてます。
コメントへの返答
2025年2月9日 17:03
フィルムの耐久性も上がっているのでしょうが、まだ経年劣化の克服とまではいきませんね。
使用期間中の性能保証を優先となると、交換時の剥がし易さは二の次となるのも仕方ない気がします。クルマ側も剥がれない熱線は難しいでしょうし。
ライトレンズといい、クルマの使用期間が長くなったことで生じている課題はありそうです。様々な模索がされているものの、まだ決定的な克服方法は見出されておらず、探求の余地はありそうですね。
2025年2月9日 21:56
メカニックの方の話を聞くと、やはりメルセデスを扱っているディーラーは一日の長があって、フロントだけでなく、メカニックの方も高級品を扱っている方達だなぁと思わざるを得ません。BMWやアウディだと、こうは行かないんですよね。
コメントへの返答
2025年2月9日 23:30
新任早々から、研修以外の各場面でも取扱う製品や顧客の特性について、伝授されているようです。
販売店の親会社が流動的だと取扱う人も根付かずとなってしまいがちで、その辺りはメルセデスの強みだろうと思います。入庫の機会が増えてくると、サービス体制の安心・確実は大きな要素となってきますね。
2025年2月9日 23:28
こんばんは。

当方のPBY32グロリアも、内装の劣化防止のためフィルムを貼りました。ガレージ保管なので未だに目立った劣化は出ていませんが、貼り替えは熱線を痛める可能性がありますね。

まあ、熱線が必要な状況ではあまり乗らないだろうとは思うのですが、元からある機能は可能な限り残したいですし、新品のリヤウィンドウは社外品の入手が容易なフロントウインドウよりも値が張りますので、悩ましいところです。
コメントへの返答
2025年2月9日 23:41
こんばんは

内装の劣化防止もフィルムの効能の一つですよね。
直射日光が当たるか否かが大きくて、屋外保管であれば張替は既に困難だったろうと思います。

私も熱線は殆ど使わずなのですが、機能が使えないだけでなく、剥がれると見た目もみすぼらしくとなるようです。
フィルム屋さん的には、熱線のリスクを負うくらいなら中古でもリヤガラスを別に用意した方がなんて聞きます。解体だとリヤガラスは破砕処理が大半ですね。
2025年2月11日 18:15
こんばんは。ご無沙汰しております。

仰せの通り、代えがきかない純正部品の供給の有無は、維持を継続するかどうかの重要な判断基準になりますよね。

以前、ネット上で、三菱だったと思いますが、エンジンマウントが手に入らないために気に入っているクルマを手放すことにした。という記事を見たことがあります。

去年、下請けに金型保管を不正に維持させていたと問題になったこともあって、今後ますます部品製造の維持が厳しくなるかもしれません(特に国産)。

204のCクラスは、メーカーも車格も異なりが、当方が以前乗っていたDEデミオと製造時期が重なる(2007~14年)ため、このあたりですでに欠品が出始めているのかなぁと、考えさせられました。
コメントへの返答
2025年2月11日 19:09
こんばんは
コメントをありがとうございます

複数所有の趣味車とかであれば部品を発掘するor出て来るまで待つとかもアリでしょうが、実用車だといつ直るか判らないは厳しいですよね。
仮に一度目は我慢できたとしても次の欠品は致命的な部位で生じるかもしれませんし。

金型や在庫も資産に類されているとなれば、保管場所共々自社では持ちたがらないですよね。部品が段々必要となってくる身からすると、貯蔵品的な類別が出来ないものかと思ったりします。

専用部品or共用部品でも異なるのでしょうが、製造終了後15年前後が部品保管の目安と推測しています。ユーザーも一般的には市場価格と修理費用を天秤にかけるでしょうから、この辺りで見切りが生じることで、部品需要自体も少なくなる、そんな関連性を感じたりします。

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「12年目の1年点検に入庫 http://cvw.jp/b/1984303/48573850/
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3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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