
以前一度書いた気がするんだけど、[ユーザー内検索]をしても出てこないので改めて認めておきましょう。
歌ってる人は今やかなりのセレブリティをお持ちなんですが、これはブレイクする前…一介の女優さんとしては『暗黒史』に近いモノがありそうですけど(苦笑)、私はきっと一生忘れない。
既にゲームの内容は殆ど記憶から抜け落ちてるけど。(ぉ
という訳で本作は“ときメモ”の後継で沸いた『恋愛シミュレーションゲーム・バブル最盛期』の一端を担う、今時で言う“ギャルゲー”(笑)の主題歌でした。
なんでまた今頃そんな物が出てくるかというと、この年は私にとって結構なエポックがあったんですね。主に音楽的に…(笑)
DTM(デスクトップ・ミュージック)、いわゆる“MIDI”なんてものに手を染めたのもこの頃でしたし、90年代に入ってミュージック・シーンに陰りを感じてた(個人的にw)中で、新しい分野から色々な曲が流入してきたのもこの年でした。
先日何気にAmazonにアクセスしてたら、たまたまコレが出てきました。
ゲームのサントラは当然その頃買った物を持っていますが(爆)、シングルで、しかも別アレンジとカラオケまで入ってるのがあったなんて全然知りませんでした。マァ知ってたら買ってましたね。(苦笑)
つーか当時とっくにインターネットに繋いでいたのに、欲が無かったんでしょうか?
はたまたメーカーが広告メディアとして乗り出すには時期尚早だったのかも知れません。
改めて十数年ぶりにCDを聴いたら涙が出そうになりました。
特にカラオケに。(謎笑)
DTMというのは、創作を除けば或る意味二次的な表現芸術と考えます。
先ずオリジナルがあり、それを電子音源で再現するんですね。
古くは70年代に始まる電子音楽がその源流と思って下さい。
恰好良く言えば「表現手段」なんでしょうけれど、クラシック然り。
オリジナルを超える“何か”が無ければ、どんなに手を掛けても児戯の域を出ないと思います。
そんな私が実際に手掛けたのは両手に余る程度。
ぃゃ~ これが凄まじく手間暇かかるんですよ。
ぶっちゃけ各パート自分で演奏して合成した方が早いくらいに。(笑)
それ程に幾度となくオリジナルと照らし合わせながら、都度テイクを作り直しているもんですから、手掛けた曲は隅々まで頭に入ってる訳です。今でも…
ここらしく(笑)車に喩えるならサーキットランが一番近いでしょう。
走り込んで補修後なら各所のμまで熟知しているようなものです。
しかし残念ながらボーカル入りの曲ってのはどうしても歌がメイン。
音を採るには歌が邪魔で(苦笑)、流れの中で完全に埋もれてしまっているラインや、ともすれば「それは無いだろ?」な音は前後の構成やバランスから『だろう』で通してしまうのもまた現状。
されど“神は細部に宿る”の言葉通り、隠し味的な本当に微かな部分が出来を左右します。
マァそれが判るからと言って「その通り作れば完成か?」というと、そうじゃないのが音楽でして
特にクラシックなんかは譜面通り演奏出来るのが当たり前で、+αが無ければ凡作です。
けれどそんな音楽事情もインターネットに後押しされた凡庸な大衆が席巻すると次第に風向きも変わり、判らぬ者は“分かり易いもの”を求めます。そんな風潮に嫌気がさして、熱意が失速していったのは世紀が変わる頃でしたか…
音感素養があればMIDI以前に頭の中で音楽を組立られますから、携帯を使って「その場で着メロ」なんて馬鹿もよくやりました。ぃゃ、ウケたウケた。(笑)。
余り縁のない人からしたら「何でそんな事が出来るの?」というのはドライビング・テクニックでも同じですね。更に高位の別次元ともなれば既に“神”www
最後に少し所信を綴っておきましょう。
『ボカロなんてのはゴミだ!』
一応手掛けてはみたんですが、人の声を再生するのは楽器の数倍難しいんです。(´・ω・`)
でも巷ではボカロ真っ盛り。何枚か聞いてみましたが(^全部借り物でw)棒にも箸にもかからない。
「よくこんな物聞いてられるよナ?」と思いつつ、絶賛する人に水を差す訳にもいかず。
「そのうち飽きるだろ」と思ってたら大ブレイク、海外進出までやっちゃうしで、世界的に音楽水準が低下している事も併せて認識しました。ミ(ノ_ _)ノ
セールス・マネジメントの妙があり、踊らされた人が多かっただけなんでしょうけれど、今でもAKBだ何だで踊ってる人も多く居るので、音楽文化は風前の灯火だネェ。
ぁ、ボカロに罪はありませんから。元々医療にも生かす前提でのプロジェクトと聞いてますから、本腰入れてキチンと作れば秀作も不可能じゃないのに駄作量産に甘んじて、且つそれを受け入れる社会が嫌だ。(苦笑)
電制による発声は高校生の頃からの夢だったんだけどナァ ・ ・ ・ ( ゜゜)
「井上○久子さんの声でにエロエロトークして欲しいっ!」という志願理由ではつくばで拾ってくれないだろうな~(マテ
そんな感じでテクノロジーはこの四半世紀で進みました。
誰でも容易く音楽が表現できる時代になりました。
「でもその質は?」
問うまでもありませんね♪
「聞き手の質は?」
言うまでもありませんね♪
だからJ-Pop嫌いなんですぅ。(^^ヾ
さて、ゲームとしての評は中々のものであったと思います。
創世記だった事もあり、今では“大御所”と呼ばれる声優さんが多数参加していますし、
マドンナタイプから幼馴染、スポーツ少女に図書室の君、妹属性、クーデレ・ツンデレと盛り沢山。
フルコンプするまでやりましたから(笑)作中のBGMにも慣れ親しみ、ゲーム背景を織り込んだ主題歌は、今でもフルコーラスが歌える、私には珍しい一曲です。(^^;
しかし、、、やっぱCDは良いナァ…ヽ(^ー^)ノ
当時より奢って256kbpsで収録してましたが、やはりキレと艶が全然違う。
書き始めからずっと聞いてます♪
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2013/07/25 23:37:34