ただいま。
仕事で東京に一泊したので、空いた時間にお台場のmega webに行ってきた。宿泊は最近何かと話題の働き方改革を具現化した無人風(笑)ホテル、エイチ・アイ・エスグループの”変なホテル”を利用した。ロボットおねえさんのフロントはいかに?
まずはやってきましたクルマのテーマパーク、トヨタmega web。
昨日今日は時間によってはまとまった雨の降った東京、とにかく濡れないように乗り継ぐのに苦労したものの、ちょうどこの時間は曇天でゆりかもめ青海駅から濡れずにアクセスできた。
最新車台のTNGAがお出迎え。
このトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャはトヨタに言わせると理想の車台追求らしいけれど、その実、全世界共通のスケールメリットを盾に部品メーカにコストダウンを要求するのが目的としか思えない節がある。まあそれがクルマを買う人のメリットになるならしかたがないが。
愚痴はさておき、お目当てそのイチのヒストリックガレージへ移動。
ここは基本的にはトヨタ博物館の出張所みたいなものだ。それにしてもポルシェ356Aとコスモスポーツが並ぶのはなんとも不思議な光景である。
展示風景は20世紀の、’60’sの街並みかな。夕暮れをイメージしてか薄暗い中でも存在感のある名車たちが並んでいる。クルマのディテールをチェックするにはちと暗すぎるが、雰囲気を楽しむなら満点だ。
イギリス、イタリアの名車もそろう。
手前はアストンマーティンと並んで品のあるイギリスの高級スポーツカー、ジャガー。執事の中ではジャガーといえばtypeDだが、もちろんこのtypeEのボディーも美しいと思う。
奥はフェラーリ・ディーノGTS。2.4L、V6、ミッドシップ、スペックだけみたらMR2(SW20)相当だけれど、デザイン・仕上げは最上級。つまりベリーエクスペンシブだ。
そっと置かれたフォルクスワーゲンのtype1も。
なんとも表現のしづらいブルーメタリックが美しい一台。通称ビートルのメタリックというと、どうしても地元で見かける薄いゴールドメタリックが忘れられないが、この青も新鮮でいいな。
もう一つのお目当て、歴代ラリーカーのもとへ。
サファリラリーを制した最初のトヨタ、TA64だ。トヨタはF1にしろル・マンにしろ世界のサーキットで惨敗してきたが、なぜかラリーでは結果をだしてきた。このセリカも、あのグループB全盛時代の’84~’86にサファリを3連覇している。
美しさはまったくないが、武骨で質実剛健なこのボディーも魅力的だ。まずい、そういえばこれもプラモデルがあったなぁ・・・
執事も今から数えること6台前に乗っていたST185。
リヤスタビのブラケットが折れまくった印象が強いが、当時山奥に通勤していた執事にとっては初めての4WDで、雪山でなんども助けられた。執事はその後ST205も乗り継いで、あわせて6年ほどお世話になったGT-Fourである。
このセリカもWRCを2連覇。とにかくサーキットレースで惨敗続きのトヨタにとっては栄光の時代だったであろう。
こうして楽しんだmega web。時間が許せば試乗コースも走ってみたかったが、今回はここまで。暗くて名車のディテールが写真に残せなかったのがココロ残り、次回来るとしたらやっぱりOLYMPUSを持ってこないとと反省する。
さあ引き続き変なホテルに移動してみよう。
やってきました変なホテル西葛西。
普通のビジネスホテルよりは洗練された印象。かつ新しいのでキレイ。第一印象はなかなかよろしいが、さて巨大な恐竜ロボットやフロントのロボットおねえさんはどうだろう?
入ってみた。
こじんまりとしたフロントに並ぶ恐竜ロボット。ハウステンボスの?ラグーナテンボスのような??巨大な恐竜ロボットはいなかった。そしてロボットおねえさんもいなかった。
なおロボットのお声は渋い低音で聞き取りづらかったが、画面の案内だけでもじゅうぶん簡単にチェックインできた。ただし、画面入力は若干の長押しが必要でコツが必要だった。とりあえずホッとする執事、次は噂の顔認証のルームキーだな?
単なるタッチキーだった。
ここは顔認証には対応していないようだ。いちおう携帯を設定すれば携帯をタッチキーとして使えるそうだが、必要性を感じなかったので執事はスルーした。
綺麗な内装。
あたらしいホテルだけあって室内はキレイ。そしてお部屋のセンスは和モダンで良い雰囲気である。目測60インチのテレビや、携帯でテレビやエアコンの設定ができるシステム、さらには無料で使える携帯端末が用意されていて、なんとなく先進的な雰囲気は味わえる。
いちばん使えたのはこのLGスタイラー。
スチームと、たぶん紫外線除菌の簡易洗濯機といったらいいのか、とりあえずジャケットのシワはとれたし、パンツの汚れも気にならなくなった。なかなかな出張の味方である。
こうして一泊した変なホテル、思ってたのと違ったが悪い印象はない。しかしチェックアウトの際に、バックヤードの扉が開いていて、スタッフの話声を聞いてしまった。なんというか、ベッドメイクもあるし、そりゃ無人ではないんだろうけれど・・・なんか残念な気持ちを胸に宿を後にする執事であった。
さて、明日は大阪だ。
Posted at 2018/05/10 23:36:58 | |
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