いつもの病院に行った

昨日は、いつもの病院に行った。
相変わらず玄関のロボはポンコツだ。
ロボ「35.5度です。正常です」
チョコ父「いやいや、低すぎるだろう」
相変わらずの突っ込みを入れる。

受付に行き診察券と健康保険証を渡す。
受付「これ、ここでは使えませんよ」
チェコ父「えっ？」
受付「これは図書館のカードよ」
チョコ父「あっ、失礼」
受付「チョコ父さんって読書が好きなんですか？」
チョコ父「まあ、好きです。無職になってからは本を買う事が少なくなりました」
受付「そうなんですか。でも、健康保険証は？」
チョコ父「はい、ここにあります」
こうして通常の診察となるのだ。
待ち時間が40分程あるので、一旦、家に帰る。

再び、病院に行く。
ほどなく、検査に呼ばれる。
ナースA、B、Cが揃っている。
ナースA「あ〜ら、チョコ父さ〜ん。まずは体重を測りましょうね〜」
完全に老人扱いだ。
まあ、仕方がない。
ナースB「次は血液検査ですよ〜」
これまた、老人扱いだ。
チョコ父「君達。今日は変だぞ」
ナースB「だってチョコ父さん、受付で図書館のカードを出したでしょ。おつむがチョット・・・」
チョコ父「・・・なのか・・・聞かれていたか・・・」
ナースB「ここは受付の隣だから、みんな聞こえちゃう」
パチン。
チョコ父「無防備な会話中にいきなりパチンですか」
ナースB「はい、チョコ父さんは往生際が悪いから」
ナースB「結果は良さそうよ。詳しくは先生に聞いてね」

診察室で呼ばれる。
いつものようにナースは勢揃い。
チョコ父「君達、検査室を空っぽにしてえ」
医師「まあ、良いんですよ。たまには、こんな時間があっても」
チョコ父「今、『俺って良いことを言ったろ』みたいな顔しましたよね」
医師「・・・まあ・・・」
医師「連休があるので、たくさんのお薬を出したのですが、来るのが早いですね」
チョコ父「薬はたくさん残っていますよ」
医師「なのになんで?　まあ、いいか」
チョコ父「実は、週末から友達と九州を車で旅するんです。当てのない旅でござんす」
ナースA「良いなあ〜。でも、免許証と図書館のカードを間違えないようにね」
ナースB「私も行きたいなあ」
ナースC「私は・・・九州は・・・行かない・・・」
(彼女はユースケ以外にも闇があったのか・・・これも触れないようにしておこう)
医師「君たちはお仕事」
チョコ父「まあ、友とは宿が一緒だけで、別々に行動しますが・・・」
医師「では、宿に着いたら飲みまくるんでしょうね」
チョコ父「・・・まあ、ほどほどに・・・」
医師「・・・飲むんだろうなあ・・・まあ、良いでしょう・・・結果は物凄く良いですよ」
チョコ父「では、薬はもう要らない?　もう、パチンもなくなる?」
医師「それは、無いです。薬がバッチリとあっているのでしょうね」
チョコ父「・・・そうですかあ・・・」
医師「今回も、たくさん、お薬を出しておきます。お大事に・・・」
ナース達「また、来てね〜」