
同僚が瀬戸市の病院に入院したので、お見舞いに行った。
同僚「おお。来てくれたかぁ。暇でも暇で、退屈を持て余していたんだ。」
チョコ父「どうしたんだ?」
同僚「骨折だよ。」
チョコ父「どこで?」
同僚「現場」
チョコ父「労災?監督が現場止めちゃ」
同僚「違うわ。現場からの帰りに駅の階段から落ちた。そして、救急車で、ここに運ばれた。」
チョコ父「そうか。良かった。」
同僚「良くはないけどね。」
チョコ父「まあ、そうだな。普段、骨が折れる仕事ばっかりだって言ってたけど、本当に骨、折ったゃったのね。」
同僚「他に言う事はないのかよ。」
チョコ父「ちょっと思いつかないねぇ。」
同僚「大変だったねとか災難だったねとか。」
チョコ父「そうか。災難だったねぇ。」
同僚「心底から言っているようには聞こえない・・・。」
チョコ父「これ、お見舞い。皆さんでどうぞ。」と包みを渡す。
同室の皆さんからお礼を言われる。
(骨折とかの整形外科は暗くなくて良い。)
同僚「・・・なごやん・・・。」(名古屋のお土産の定番のお饅頭)
チョコ父「どした?」
同僚「俺、右腕を骨折してるの・・・。ご飯食べるときは腕が曲がらんから、トングで挟んで食べてるの。」
チョコ父「するってぇと何かい?君は蟹の片方だけ手が長いシオマネキのように食事してるの?」
(同室の患者さんたちの押し殺した笑い声が聞こえる)
同僚「そうだよ~。なごやんの包みを開けることも難儀だし、なごやんのパサパサのアンは喉が渇くだろ~。水が飲みにくいんだよ。」
チョコ父「君には、まだ、負傷していない左腕があるじゃないか。」
同僚「そうか。左があった。」
チョコ父「今頃、気づいたの?チョコ父は左手で箸が使えるんだぞ。麻丘めぐみさんの歌で左手を使う練習した。『私の私の彼は・・左利き』今からでも遅くないぞ。練習。」
同僚「そうだな・・・『まだ』ってのが気になるが。」
(同室の患者さんが声を出して笑いだした)
チョコ父「そろそろ、帰るわ。お大事に。」
同僚「今日は、ありがとう。久々に笑った。」
そして、近くにある豆腐の料理屋さんに行った。

豆腐がメイン。
基本は豆腐屋さんだ。

お腹いっぱいだよ。
彼は月曜日に手術だ。
また、なごやん持って行ってやろう。
お茶と一緒に。
Posted at 2021/12/11 14:28:07 | |
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