2020年09月26日
最近、水道の使用量が増えていた。
トイレからは謎の水音。
屋上の排水だと診断したが、違和感を感じていた。
トイレ自体に問題があるのではないか。
重い腰を上げて便器に向き合う事とした。
便器の水は接続されている水道管に端を発している。それはボールタップで開け閉めの制御がされている。水を流すレバーを操作すれば、便器への排水ボールが引き上げられ、一気に排水される。
排水されると排水ボールは排水口に落ち、蓋として働く。
その後は給水口から水が供給され、ボールタップが浮力により浮き上がり、給水口を閉じる。
極めて簡単な構造だ。
ここで最も怪しいのは排水ボールだ。
排水ボールて排水口に異物が挟まり隙間が出来れば水はチョロチョロと漏れ出す。
チョコ父はこれが原因だと見立てた。
排水ボールを清掃すれば完了だ。
オペを始めます。
まずは水を止めます。
給水バルブを閉鎖。
これを行わなければオペ中にトイレは水損してしまいます。
次にタンクを開けます。
ん?
なんだ。この管は。
ボールタップで制御される配管から分岐している。
そうか。
便器周辺から流れ出している水は、この配管から来ていたのだな。
事前のカンファレンスでは無かった。
説明書には無かった。
オペを続行。
排水ボールを清掃。
これで良い。
全てを元どおりに復元。
給水バルブを開く。
給水タンクに給水が始まるが、止まらない。
なぜだ。
なぜなんだ。
給水バルブの開度を調整するが、症状は変わらない。
、、、。
ボールタップだな。
ボールタップの浮力で操作している弁を密閉できなくなっている。
終わったな、、、。
修理の依頼の電話をかけた。
回答が来るのは月曜日だ。
2階のトイレはしばらく使用できない。
間違って入らないようにトイレに鍵をかけた。
この辺りは水圧が高い。
ボールタップの調整は難しい。
チョコ父は電気設備には強いが、便器設備には弱い。
Posted at 2020/09/26 16:57:08 | |
トラックバック(0)