2025年02月17日
血糖値を下げる薬が残り2日分となった。
仕方がない。
病院に行くか、、、
不摂生は自覚しているので、今は行きたくない。
でも、冷静に考えると今日でも明日でも大差はないのだ。
9時に病院に行く。
結構、混んでいる。
玄関にある体温を測るロボは「もう少し近づいてください」「34.5度です。正常です」と言っている。
「いやいや、低すぎるだろ」と聞こえないような声で突っ込みを入れる。
受付に診察券と保険証を渡す。
受付「チョコ父さん。いつもの検診ですね。今日は混み合っていますので1時間後になりますが、中で待ちますか?」
チョコ父「お家に帰って、また来ます」
待合にいる客が羨ましそうにチョコ父を見る。
皆さん、遠くから来ているようだ。
心なしか検査室が、ザワザワした気がした。
一旦、家に帰り、ホットスポットの録画を観てから病院に行った。
待合の椅子に座っていると、検査室から呼ばれた。
検査室にはナースA、B、Cが待ち構えていた。
何かニヤニヤしている。
ナースB「こちらに座ってください」
採血のようだ。
チョコ父「体重は、どうしましょう」
ナースB「そうでした、そうでした。測ります」
体重を測り、採血。
ナースA「お姉さん指でしたよね」
はい、と言う間もなく、パチン。
チョコ父「いきなりですね」
ナースA「まあ、、、そうですねえ」
チョコ父「っていうか、しれっと担当代わってましたねー」
ナースB「分かっちゃいました?」
ナースCはニヤニヤしている。
ナースA「結果は良いですよ」
チョコ父「問題はこっちですなあ」
ナースA「1ヶ月の答え合わせのほう?」
チョコ父「そう。こっちがダメなんだよなぁ」
ナースA「どうして?」
チョコ父「この頃、はしゃいじゃったからなあ」
ナースC「待合室で待ってね」
ナースCはクールだ。
診察室から呼ばれた。
ドクター「チョコ父さん」
診察室にはいる。
チョコ父「君達ー。今日もいるのー」
ドクター「今日は朝からナースがソワソワしていて」
チョコ父「今日は忙しいんじゃないの?」
ドクター「まあ、いいじゃないですか。楽しみは必要ですから」
チョコ父「いま、俺っていい事言ってるだろって感じでしたよね」
ドクター「いや、そうでもないですよ。結果は良いですよ」
チョコ父「良いんですか?!」
ドクター「良いですよ。何か不満でも?」
チョコ父「不満はないですが、」
ドクター「何か生活に変化は?」
チョコ父「、、、」
ドクター「、、、無いんですね、、、」
チョコ父「無いです」
ドクター「、、、」
チョコ父「正月は飲みまくり、最近はバレンタイン祭りでチョコレート食べまくり」
ドクター「最悪ですね」
ナースC「じゃ、このチョコレート、、、チョコ父さんに、、、私達から、、、」
手にはチョコレート箱の包みが。
ドクター「それは?」
ナースC「チョコレートです。チョコ父さんに私たちから」
チョコ父「君達。用意していてくれたの?」
ナースA「そうよ。そろそろ、来る頃だから準備していたの。私達からの感謝のしるし!」
ドクター「ダメだよ!私にはもらえなかったのに!」
チョコ父「もらえなかったの、、、?」
ドクター「、、、うん、、、」
チョコレートを手に病院を後にした。
血糖値を下げる薬は薬局で手に入れた。
Posted at 2025/02/17 13:50:41 | |
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