2025年02月19日
朝ドラを見ている。
橋本環奈さんが主演のドラマだ。
高校生の橋本環奈さんが同じ年の野球の球児の夢を叶えるために栄養について独学した。
その後、栄養士となり、管理栄養士となって病院に勤めている話しだ。
途中で主人公はギャルになっていた。
話しが急展開し、見ている者は取りのこされた。
一挙に4~7年進んでしまっている。
朝ドラは主人公の成長を丁寧に掘り下げ、共に成長を見守る事で共感を得る。
しかし、今回のドラマは時間軸が飛びすぎている。
また、主人公が不在のまドラマは進んだ。
脚本は根本ノンジさんで、「無能の鷹」を書いている。
これは、菜々緖さんが主人公であった。
彼女のコミカルな面を出していて面白かった。
一方、今回の朝ドラだが、橋本環奈さんがギャルになっていても意外性はない。
この女優さんがこんなことをするのか、こんなことを言うのか、という意外性がドラマを面白くする。
今回は意外性がない。
また、この役である必然性がない。
確かに、橋本環奈さんは美人で演技力がある。
どんな役でもそつなくこなす。
もちろん、橋本環奈さんは好きだ。
とっても、とっても大好きだ。
しかし、それが起用の根拠であれば、他にもたくさんいる。
例えば、広瀬すずさんがギャルだったら意外性がある。
他にも、上白石萌音さん、吉岡里帆さんがギャルになっていても意外性はある。
そういえば、妹の上白石萌歌さんは「パリピ公明」でギャルをやっていた。
今回のドラマの失敗は脚本家だけの問題ではなさそうだ。
制作側の安直さ、女優のスケジュールに問題があったのではないか。
制作側は紅白歌合戦の司会の成功で、この女優を使えば視聴率はいただきだと思ったのではないか。
長期にスケジュールを押さえなきゃならない朝ドラには、人気のある女優の起用には無理があったのでないのか。
スケジュールの都合で撮影が出来なくなったときに、出演できる役者で脚本を書いていたのではないのか。
無理を重ねた脚本ではドラマは破綻する。
そもそも、無理なんだ。
ある意味、脚本家に同情する。
しかし、依頼を受けてしまった脚本家にも問題はあった。
Posted at 2025/02/19 13:27:31 | |
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