2025年07月04日
血糖値を下げる薬が減ってきた。
多分、来週には無くなるだろう。
少し早いが病院に行った。
玄関のロボは相変わらず、「もう少し、前に出てください。38度です。」
などと言っている。
「いやいや、高いだろ。」
ナースが駆け寄り、体温計で測っている。
ナースA「あら、チョコ父さん、いらっしゃい。体温は36.5度ね。このロボのお陰で仕事が増えているわ」
待合は健康診断の客が多くて賑わっていた。
医者はバタバタと走り回っていた。
ナースも手分けして採血、血圧などの検査をしていた。
そのほかにロボの手伝い。
しばらくすると、検査室で呼ばれた。
見知らぬナースがいる。
チョコ父「ナースを増やしたの?」
ナースA「今日はお手伝いに来てもらっているの。私の友達よ。美人でしょ」
チョコ父「・・・まあ・・・君ほどではないが・・・」
ナースA「あら、そんなことを言っても、採血はしますからね」
チョコ父「・・・否定はしないんだな・・・」
ナースA「えいっ。うふふっ」
チョコ父「今日は体重は測らないの?」
ナースB「あっ。測るんだった」
ナースB「体重計に乗ってね。それから今日は身長も測るんだった」
待合に行くと、さらに客が増えている。
やはり、この時期は健康診断が収入源なんだな。
診察室に呼ばれる。
いつものようにナースが勢揃いだ。
お手伝いのナースもいる。
チョコ父「今日は健康診断で超、忙しいんだろ。検査室に戻れよ」
医師「いいんです。この憩いのひと時は大切なんです」
チョコ父「患者を待たせるだけの価値があるとでも?」
医師「患者さんには笑顔で対応するためにも、このひと時が必要なんです」
チョコ父「今日も「俺って、いい事を言うだろ』みたいな雰囲気を出してますね」
医師「そうだよ。で、最近は変化がありましたか」
チョコ父「相変わらずです」
医師「結果は少し悪くなってきていますよ。思い当たる節は」
チョコ父「そういえばチョコモナカジャンボを食べています」
ナースB「私もバリバリのチョコモナカジャンボは好きよ。でも、ポロポロと溢れるのよね」
チョコ父「そうだ。床に溢れて、踏みつけると、あちこちに残骸が広がる」
ナースA「私はアズキバーが好き」
チョコ父「あれは、硬い」
ナースA「そう、硬い。私、硬いのが好き」
チョコ父「・・・そうなのか・・・」
ナースA「・・・ん? ・・・ 私、何言ってるんだろう・・・」
医師「これ以上は・・・お薬を出しておきます」
今はインスタントラーメンを食べてビールを飲んでいる。
Posted at 2025/07/04 14:39:27 | |
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