
2010年12月に生まれ、2011年3月に我が家に来たチョコ。
東日本大地震の直後だった。
最近は落ち着き、ご飯とオヤツのクッキーが大好きで食事の時間には元気になる。
平日はチョコ父と散歩にでて、土日はチョコ母と散歩にでる。
チョコ母はチョコの体力を付けるためと自分の運動不足を解消するためにチョコ父の散歩より長い。
先週の土曜日は坂道を登るコースだったようだ。
途中で動きたがらなくなったが、引っ張って帰ってきたらしい。これも訓練だ。
チョコは家に着くと元気がない。
暑かったからなぁ。
ご飯を食べる事も水も飲まない。
肩で息をしている。
心配になりグーグルで調べた。
どうやら、熱中症らしい。
部屋にクーラーを入れて安静にした。
夕方には肩で息をする事もなくなった。
ベランダに出た時にホースの水をかけて冷やしてあげた。
しかし、夕食の時にも騒ぐ事なくご飯も食べない。水も飲まない。
少し心配になり、チョコの近くに布団を持ってきて寝た。
チョコはチョコ父の近くに来て寝ていたが、深夜にはチョコ父の近くに座ってチョコ父を見ていた。
日曜日の朝ご飯も食べない。
これは変だぞ。
病院に連れて行った。
熱中症も考えられるが、精密に検査をするそうで、夕方に迎えに行く事となった。
夕方に検査の結果を聞きに病院に行った。
先生「呼吸を楽になるように酸素濃度の高い部屋に入れてからレントゲン、エコー、血液検査をしました。心臓が大きくなってます。キャバリアの遺伝的な症状で心臓の病気です。僧帽弁閉鎖不全症。心臓が大きくなって心臓の弁が閉じ切らなくなり、血液が心臓で逆流するんです。心臓が動いても効果が少ない。肺に血液が回らなくなって呼吸が苦しいんです。座っているのは伏せると苦しいからです。肺に少しですが水が溜まってます。
血流を制限する薬や水分を排出して肺に水が溜まらないようにする薬を出します。来週に効果を見て次からの方針を決めましょう」
チョコ父「平たく言うと、キャバリアの遺伝的な症状で年齢としても仕方のない症状である。過度な運動は控えて、室温に配慮し、投薬で様子を見るって事ですね」
先生「そうです」
チョコ父「散歩は?」
先生「最低限に押さえて下さい」
チョコ父「訓練の為の散歩は?」
先生「論外です」
チョコ母「チョコ、ごめんね。無理に歩かせて」
チョコ父「チョコ、ごめんな。ホースで水をジャブジャブかけて。」
先生「なんて事をしてたんですか!」
今、チョコは静かに伏せて安心して寝ている。
Posted at 2022/08/01 21:11:08 | |
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